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30《ロギア視点》魂
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ユトに愛を伝えたものの、寝室に一人置いて出なければならない私を許してくれるだろうか。ここから先は人間の身であるユトには危険すぎるから、仕方ないが・・・。
魔獣の背に乗り辿り着いたのは帝都の南に引っ越して来た孤児院だ。ここにはユトが世話になった者が居る。早朝でまだ子供達は寝ているだろうが、扉を開けて中へ入る。当然ながら誰も居ないが、気配のする方へ迷わず歩いて行く。やがて光の漏れる扉が見えると躊躇いもなく開けた。
「ドアぐらいノックして下さい」
「気付いているだろうと思ってな」
「それでも人間らしくして下さい」
「お前は人間らしいな」
「人間ですから。今は」
サライ・レイフォードは、穏やかに笑う。どうぞと座る事を促されソファーに座ると、彼も反対側のソファーに座った。
「単刀直入に言う、ユストゥエルの魂の半分を渡せ」
「それは穏やかじゃない案件ですね。初めて会った時、我々はお互い知らない振りをしていた。今さら親しくして来てなんのつもりですか?」
「サライ・レイフォード・・・いや、ユストゥエルの魂の転生した半分。お前が必要だ」
「ユトのためですか?」
「そうだ」
「一応私もユストゥエルではあるんですけどね。あの子が大事ですか?」
「大事だ」
「ふぅ・・・・先日、あの子には全てお伝えしました。私とユトは同じ魂とね」
「・・・そうか」
サライはユストゥエルが折れた際、分離した魔族としての魂の部分だった。ユトは神族として分離した魂。お互い人間として転生し、まさか一緒に暮らしていたとは驚きだったがあの時は素知らぬ振りをした。その方が何も知らなくていい。
見た目や中身こそ違うが、ユトと同じ魂を持つサライにも新しい生を自由に生きて欲しかったのだ。ただサライの方は、私の好みではなかったな。
「ユトが自身の神力で作った赤い羽にくるまれながら空から降りてきた日の事を今でも忘れません。同じ時代に生まれて来たのは運命だと思った。当然父には言わなかったけど、私はユトとして育てると決意しました。彼も私も、もう同じ存在ではないのだから」
「・・・ああ」
「ユトの神族としての魂も持って行くのですね?」
「聖剣を折るために必要だ。ユストゥエルの魔族の魂の方にはオレの魔力を付加させたからな。それを神族の魂と合わせ封印を解除しなければ、聖剣は折る事は出来ない」
「またおおがりな事をしましたね。いつかこうなるとわかっていたのですか?」
「どうだろうな・・・ただ、またユストゥエルに会えればいいと思ってはいた」
「そうですか・・・・わかりました。ユトを助けるためです」
「サライ、いいのか?」
「私には、今ここの子供達も大事な存在ですからね」
「・・・・すまない」
「謝るなら来世はやらないで欲しいです。貴方はもう十分代償を支払った」
サライが祈りを捧げる仕草をすると、心臓辺りからフワッと赤い炎が飛び出す。炎は近づいてくると、私の心臓へと戻った。私の力の一部が戻って来るのを感じる。
その瞬間、溢れる魔力の波動が流れ部屋や窓を振動させた。
「魔獣王復活ですか?」
サライは穏やかな顔で私を見る。ユストゥエルの魂はもうないから、普通の人間だ。それでもまだユストゥエルとしての懐かしさは残っていた。
「いや、魔獣王はやめた。私は、ただのロギア・ヴァルハーゼンだ」
「そうですか」
ニッコリと笑うサライは相変わらずだが、彼をやっと解放出来ただろうか・・・?
「私の事は気にしないで下さい。むしろ想われても気持ち悪いだけなので。あ、ユトは嫁にやりませんからね?」
「・・・・お前はやはり、サライ・レイフォードだな」
「ええ、もちろんです。さて、早く行った方がいいのでは?」
「そうだな。長居した、また来よう」
「また・・・ですか。今度はユトと一緒に来て下さいね」
「ああ」
また次がある。ユトと一緒に迎える明日がある。自然と笑みがこぼれた。サライは気持ち悪いです、とからかって来たがさらに笑みを返してやりその場を去った。
ユトの元へ急がねば。
魔獣をなるべく急がせてユトの匂いがする方へ走らせると、森の中で魔獣が方向を変えた。近いのだろうか。
森が開けた場所で向こう側から馬が近付いて来た。背には誰か乗っている。私はそれが誰かかを瞬時に察した。だんだん近付いてほぼ同時に足を止めた。
「ロギア!!!」
「・・・ユト」
ユトは馬から降りると真っ直ぐに向かってきて、私の身体へとしがみついてきた。私はそっと抱きしめる。
「やっぱり黙って行くのはなしだ!」
「すまない」
「しかも・・・あの状態で放って置くな!」
「すまない、フフ」
「笑い事じゃないぞ!」
「そうだな。次からは起きるまで抱きしめて離さない」
「ついでに毛繕いもな」
「わかった、そうしよう」
「どこ行ってたかは聞かないけど、もういいのか?」
「ああ、あちらの用は終わったが・・・ユト、今からお前にとって重要な選択肢を迫るがいいか?」
「うん?」
「お前の中に眠るユストゥエルの魂を離し、もう一つの魂と合わせ封印の解除をする」
「う、うん」
「ただお前は普通の人間となり、魔力は程なくしてなくなる」
「・・・・」
「魔導騎士団には居られなくなるだろう」
「ロギアは側に居てくれるんだろ?」
ユトが顔を上げて私を見つめる。その顔には迷いも魔力を失う哀しみもないように思えた。
「この身が朽ちてもずっと一緒だ」
「ならいいよ。魔力がなくても生きていける。知ってたか?ィアーリウェアではどこでも生きていけるんだぞ」
「・・・・知っていた、あぁ・・ずっと知っていたさ」
彼の信じる言葉が魂に響いた。私も迷うのはやめよう。ユトや私の屋敷の者達を信じよう。今度は拒まない。
「ユト、魂を取り出す」
「うん」
私はユトに口付けながら、そっと彼の心臓に手を当て魔力を流し込む。ユトは少し苦しそうにしたが、ほどなくして心臓から炎が出て来た。ユストゥエルの神族としての魂だ。
ユトの身体を少し離すと、今度は私の心臓からユストゥエルの魔族の魂を取り出し合わせる。2つの炎は絡み合うように一つの蒼い炎になった。
「これがユストゥエルの魂?」
「そうだ。これで聖剣を破壊できるが、ユトは精霊の方は上手くいったのか?」
「もちろん!ルシエスが持って南の領土へ向かったよ」
「ならば急ごう。ユトは屋敷か騎士団へ戻れ。しばらくはまだ魔法が使える」
「一緒に行ったらダメなのか?」
「普通の人間のユトは連れて行けない」
「足手まといか?」
「いや、もう何も失いたくはないんだ。私の願いだ、頼む」
「わかった。屋敷はアラデア君が守ってるから、一度魔導騎士団へ戻るよ。魔物鳥で伝達出来るだろ?」
「ああ、気を付けてな」
「うん、ロギアも・・・・あのな・・あの」
「なんだ?」
ユトは頬を赤らめながら目が泳ぎソワソワしている。可愛いが何が言いたいかはわからない。
「時間がない、後で聞いてやるから」
「ま、待て!今言うから!・・・・ロギア、あ・・・あぃ・・・してる」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すまないが、突然耳が遠くなったようだ。もう一度愛してると言ってくれ」
「聞こえてるじゃんか!!!」
「愛してるんだな?ユトは私を愛してるだな?」
「そうだよ!」
「私も愛してるぞ、ユト!」
「ぐわっ」
思わず力加減を忘れてユトを抱きしめてしまった。ユトが私を愛してるのか、とてもいい気分だ。私の愛し子、離さない。
だが、ユトはぐいぐいと私の胸を押さえて突き放そうとする。
「はやくいけよ」
「ああ。続きは帰ったら聞こう」
「ぅ・・・・・・」
もう一度ユトに口付けすると、名残惜しいが魔獣に乗る。ユトは私を見上げて精いっぱい笑顔を向けた。その笑顔を目に焼き付けると、走り出す。振り返りはしない、決心が鈍るからだ。
早く帰ろう、ユトと私を待つ者達の所へ・・・私の帰る場所へ。
魔獣の背に乗り辿り着いたのは帝都の南に引っ越して来た孤児院だ。ここにはユトが世話になった者が居る。早朝でまだ子供達は寝ているだろうが、扉を開けて中へ入る。当然ながら誰も居ないが、気配のする方へ迷わず歩いて行く。やがて光の漏れる扉が見えると躊躇いもなく開けた。
「ドアぐらいノックして下さい」
「気付いているだろうと思ってな」
「それでも人間らしくして下さい」
「お前は人間らしいな」
「人間ですから。今は」
サライ・レイフォードは、穏やかに笑う。どうぞと座る事を促されソファーに座ると、彼も反対側のソファーに座った。
「単刀直入に言う、ユストゥエルの魂の半分を渡せ」
「それは穏やかじゃない案件ですね。初めて会った時、我々はお互い知らない振りをしていた。今さら親しくして来てなんのつもりですか?」
「サライ・レイフォード・・・いや、ユストゥエルの魂の転生した半分。お前が必要だ」
「ユトのためですか?」
「そうだ」
「一応私もユストゥエルではあるんですけどね。あの子が大事ですか?」
「大事だ」
「ふぅ・・・・先日、あの子には全てお伝えしました。私とユトは同じ魂とね」
「・・・そうか」
サライはユストゥエルが折れた際、分離した魔族としての魂の部分だった。ユトは神族として分離した魂。お互い人間として転生し、まさか一緒に暮らしていたとは驚きだったがあの時は素知らぬ振りをした。その方が何も知らなくていい。
見た目や中身こそ違うが、ユトと同じ魂を持つサライにも新しい生を自由に生きて欲しかったのだ。ただサライの方は、私の好みではなかったな。
「ユトが自身の神力で作った赤い羽にくるまれながら空から降りてきた日の事を今でも忘れません。同じ時代に生まれて来たのは運命だと思った。当然父には言わなかったけど、私はユトとして育てると決意しました。彼も私も、もう同じ存在ではないのだから」
「・・・ああ」
「ユトの神族としての魂も持って行くのですね?」
「聖剣を折るために必要だ。ユストゥエルの魔族の魂の方にはオレの魔力を付加させたからな。それを神族の魂と合わせ封印を解除しなければ、聖剣は折る事は出来ない」
「またおおがりな事をしましたね。いつかこうなるとわかっていたのですか?」
「どうだろうな・・・ただ、またユストゥエルに会えればいいと思ってはいた」
「そうですか・・・・わかりました。ユトを助けるためです」
「サライ、いいのか?」
「私には、今ここの子供達も大事な存在ですからね」
「・・・・すまない」
「謝るなら来世はやらないで欲しいです。貴方はもう十分代償を支払った」
サライが祈りを捧げる仕草をすると、心臓辺りからフワッと赤い炎が飛び出す。炎は近づいてくると、私の心臓へと戻った。私の力の一部が戻って来るのを感じる。
その瞬間、溢れる魔力の波動が流れ部屋や窓を振動させた。
「魔獣王復活ですか?」
サライは穏やかな顔で私を見る。ユストゥエルの魂はもうないから、普通の人間だ。それでもまだユストゥエルとしての懐かしさは残っていた。
「いや、魔獣王はやめた。私は、ただのロギア・ヴァルハーゼンだ」
「そうですか」
ニッコリと笑うサライは相変わらずだが、彼をやっと解放出来ただろうか・・・?
「私の事は気にしないで下さい。むしろ想われても気持ち悪いだけなので。あ、ユトは嫁にやりませんからね?」
「・・・・お前はやはり、サライ・レイフォードだな」
「ええ、もちろんです。さて、早く行った方がいいのでは?」
「そうだな。長居した、また来よう」
「また・・・ですか。今度はユトと一緒に来て下さいね」
「ああ」
また次がある。ユトと一緒に迎える明日がある。自然と笑みがこぼれた。サライは気持ち悪いです、とからかって来たがさらに笑みを返してやりその場を去った。
ユトの元へ急がねば。
魔獣をなるべく急がせてユトの匂いがする方へ走らせると、森の中で魔獣が方向を変えた。近いのだろうか。
森が開けた場所で向こう側から馬が近付いて来た。背には誰か乗っている。私はそれが誰かかを瞬時に察した。だんだん近付いてほぼ同時に足を止めた。
「ロギア!!!」
「・・・ユト」
ユトは馬から降りると真っ直ぐに向かってきて、私の身体へとしがみついてきた。私はそっと抱きしめる。
「やっぱり黙って行くのはなしだ!」
「すまない」
「しかも・・・あの状態で放って置くな!」
「すまない、フフ」
「笑い事じゃないぞ!」
「そうだな。次からは起きるまで抱きしめて離さない」
「ついでに毛繕いもな」
「わかった、そうしよう」
「どこ行ってたかは聞かないけど、もういいのか?」
「ああ、あちらの用は終わったが・・・ユト、今からお前にとって重要な選択肢を迫るがいいか?」
「うん?」
「お前の中に眠るユストゥエルの魂を離し、もう一つの魂と合わせ封印の解除をする」
「う、うん」
「ただお前は普通の人間となり、魔力は程なくしてなくなる」
「・・・・」
「魔導騎士団には居られなくなるだろう」
「ロギアは側に居てくれるんだろ?」
ユトが顔を上げて私を見つめる。その顔には迷いも魔力を失う哀しみもないように思えた。
「この身が朽ちてもずっと一緒だ」
「ならいいよ。魔力がなくても生きていける。知ってたか?ィアーリウェアではどこでも生きていけるんだぞ」
「・・・・知っていた、あぁ・・ずっと知っていたさ」
彼の信じる言葉が魂に響いた。私も迷うのはやめよう。ユトや私の屋敷の者達を信じよう。今度は拒まない。
「ユト、魂を取り出す」
「うん」
私はユトに口付けながら、そっと彼の心臓に手を当て魔力を流し込む。ユトは少し苦しそうにしたが、ほどなくして心臓から炎が出て来た。ユストゥエルの神族としての魂だ。
ユトの身体を少し離すと、今度は私の心臓からユストゥエルの魔族の魂を取り出し合わせる。2つの炎は絡み合うように一つの蒼い炎になった。
「これがユストゥエルの魂?」
「そうだ。これで聖剣を破壊できるが、ユトは精霊の方は上手くいったのか?」
「もちろん!ルシエスが持って南の領土へ向かったよ」
「ならば急ごう。ユトは屋敷か騎士団へ戻れ。しばらくはまだ魔法が使える」
「一緒に行ったらダメなのか?」
「普通の人間のユトは連れて行けない」
「足手まといか?」
「いや、もう何も失いたくはないんだ。私の願いだ、頼む」
「わかった。屋敷はアラデア君が守ってるから、一度魔導騎士団へ戻るよ。魔物鳥で伝達出来るだろ?」
「ああ、気を付けてな」
「うん、ロギアも・・・・あのな・・あの」
「なんだ?」
ユトは頬を赤らめながら目が泳ぎソワソワしている。可愛いが何が言いたいかはわからない。
「時間がない、後で聞いてやるから」
「ま、待て!今言うから!・・・・ロギア、あ・・・あぃ・・・してる」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すまないが、突然耳が遠くなったようだ。もう一度愛してると言ってくれ」
「聞こえてるじゃんか!!!」
「愛してるんだな?ユトは私を愛してるだな?」
「そうだよ!」
「私も愛してるぞ、ユト!」
「ぐわっ」
思わず力加減を忘れてユトを抱きしめてしまった。ユトが私を愛してるのか、とてもいい気分だ。私の愛し子、離さない。
だが、ユトはぐいぐいと私の胸を押さえて突き放そうとする。
「はやくいけよ」
「ああ。続きは帰ったら聞こう」
「ぅ・・・・・・」
もう一度ユトに口付けすると、名残惜しいが魔獣に乗る。ユトは私を見上げて精いっぱい笑顔を向けた。その笑顔を目に焼き付けると、走り出す。振り返りはしない、決心が鈍るからだ。
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