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33戦いの終わり
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端の方から下を覗くと、すでに開戦していたのか帝国兵と魔物が平野でひしめき合っていた。ロギアを探そうと必死で目を凝らすけど、数が多すぎる。
「ファランレイさん、オレを乗せて飛んで下さい。上からロギアを探します」
「私は構わないが、何も知らせずにドラゴンの私が飛んでは狙い撃ちされるぞ。お前に何かあったらどうするんだ」
「その時はファランレイさんが代わりにお願いします。役目はオレじゃなくてもいい」
「ユト!」
「お願いします!500年前のように何も失いたくない!」
「お前・・・わかった。しっかり掴まっていろ」
「はい」
ドラゴンになったファランレイさんにしっかり掴まると、天空城から急降下していった。
────ロギア、どこだ
その時、魔獣姿のロギアが遠目に見えた。その近くには人影・・・多分、ルシエスだ。どんどん近付くとルシエスがまさに岩の上に置いた聖剣を、目的通りどさくさに紛れて破壊しようとしている所だった。
何回か打ち付けてるから、多分まだ破壊されてないはず。
間に合わない!
「ファランレイさん、スピードあげてそのまま二人の上を通過して下さい!」
「何をするつもりだ!」
「いいから早く!」
ファランレイさんは言う通りにスピードを落とさずに二人の上を突っ切っていった。オレはその途中ファランレイさんから飛び降りた。
なんていうか、世界がゆっくり動いてるみたいだった。だってロギアと目が合う余裕すらあったんだからな。
聖剣の欠片を掴むと、当然ながらそのまま地面に叩き付けられる覚悟をしてたけど、何かふわふわしたものに包まれながら回転していった。
「うわあぁぁぁぁぁぁぁー!!!・・・・あ?」
やっと回転が止まると目の前のふわふわを鷲掴みして感触を確かめた。ちょっと固い突起があるな?
ムギュッ
「ウッ・・・ユト、そこは私の乳首だ」
「えっ!・・・ぁ、ロギア!ロギアー!」
「クフフ・・・くすぐったいぞ」
オレはロギアの乳首ごと頬ずりした。あ、ちょっと気持ちいいな・・・。それ以上動かれないようにか前脚で頭を抱え込まれたけど。
「ユト、なぜ空から降ってきた」
「おお、そうだった!実は天空城へ行ったんだけど、神族と魔物の誤解なんだよ。とにかく聖剣を破壊はやめて戦いを止めないと」
「なに?」
「ユト!大丈夫か!」
そこにルシエスが慌てて走って来た。この戦場真っ只中で説明は難しい。魔導騎士団の本陣まで何とか連れて行ってもらう。
すでに本陣ではウルベル君と人の姿になったファランレイさんも待機していて、無事でよかったと抱きしめあった。さすがにテントの中ではロギアも人型になってたけど。
オレは一部始終を指揮していたフェリア様に伝えると、完全には信じてないだろうけど停戦を受け入れてもらえた。ただ、外で暴走している魔物を抑えないと、やっぱりこの場はどうにもならない。
その時、テントの中へ慌ただしく兵士が走って来た。
「ご報告申し上げます!南方より魔王軍が出現!魔物の鎮圧をしている模様」
「さらに西方から風の大神殿の巫女兵が魔法による援護を展開中!」
「それは・・・何とまた」
「フェリア様!東方より、獣人共和国の連合軍が!」
魔王軍、巫女兵、連合軍と各国の戦力がまさか現れた。
フェリア様達も本陣から外に出ると遠目に各国の兵が戦闘を開始しているのを目の当たりにする。それを真意と受け止めたみたいだ。
「各国に通達を!これより共同作戦に入る。魔物の鎮圧をします」
「ハッ!」
伝達兵達は各々の方向へ散開し、オレ達も近くの魔物の侵攻を止めるべく向かう。ロギアとルシエスには本陣に残れと言われたけど、魔獣化したロギアにしがみついて離れないと溜息をつかれる。
ファランレイさんの側から離れないのを条件に戦場へと向かった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
たった数時間の事なのに何年も経ったみたいに感じる。やっと魔物も鎮静化したらしく、魔王軍と神族に諭されて戦場から去って行った。
するとファランレイさんが、ちょっと挨拶に行ってくると飛んで行くと魔王軍の上に飛んでた銀色のドラゴンを尻尾で叩き落とした。
えええええぇ!?!?
スッキリした顔で戻って来ると、「私の不肖の弟だ。魔族でナンバーツーを気取っているが、今はすっかり魔王に骨抜きな腰巾着だな不甲斐ない」と言っていた。
魔族ナンバーツーを叩き落としたファランレイさんが、ナンバーワンなんじゃって一瞬脳裏によぎる。
戦場から魔物が完全に居なくなった頃、伝達兵から三国からの申し入れがあると伝えられる。
本陣の手前で集結する事になり、最初に西大陸の風の大神殿の巫女兵が到着した。武装した女性ばかりだけど、鍛えられた勇敢な兵士だ。そして皆、オレより背が高いな・・・・。
次に到着したのは、東大陸の獣人連合軍。3つの種族が共存する建国は浅いけど、統率力が高い。ちなみに国王とかは居なくてそれぞれの種族が代表だ。やっぱりオレより皆、デカい。
最後に北大陸の魔王軍・・・魔族だ。三人か・・・多分、白い髪のすごい美形が先代魔王のアーディフィエルかな?特徴的に。
頭にたんこぶ浮いてる銀髪に竜の角と尻尾・・・竜神族の男前。間違いなくさっき叩き落とされたファランレイさんの弟だ。
そして真ん中に黒髪のイケメン・・・これが新しい魔王か。元勇者って聞いてるけど、普通の人間なんだよな。マジマジと見ていると、イケメンな笑顔を向けられてなぜかちょっと照れてしまった。イケメン力スゴイな・・・でも頭にヒヨコが乗ってるのはなぜ?
こうして集結した4大勢力に加えて、フヨフヨと天空城から降りてきた光の玉もとい神族が揃った。難しい話はフェリア様達がしていたから、一介の見習い騎士のオレは話に参加出来なかったけど。しばらく話し合って解決したのか、各国の兵は去って行った。フェリア様によると、また新しい停戦協定を結ぶためにクラリシス王国も交えて会合が行われるとか。
とにかく、今はやっと戦いが終わったみたいだ。ちなみに神族が帝国領土の村を占拠したのは、魔物が村へ入り込まないようにしてたとか。あまり被害もなかったみたいだ。
『ユト』
「・・・あ、神族さん」
『あなたには色々とご迷惑おかけしたようです』
「そんな事はなかったけど、やっぱり失わなくてすんだ命もあったのは確かだ」
『はい・・・もし輪廻の輪に戻った時は来世こそ幸せな時に生まれるよう私達も尽力致しましょう』
「来世・・・」
『ィアーリウェアの命は巡るもの。あなたも分かっているのでしょう?神王様の魂のあなたには』
「記憶はもうないけどね・・・。そうだ、神王の魂を返さないとね」
『よいのですか?』
「神族だってこの世界の大事な種族だよ」
『・・・ありがとうございます』
「いいよね、ロギア」
「ユトの好きにするといい」
「ありがとう、ロギア」
オレはロギアから受け取った神王様の魂を手に乗せて差し出した。炎はフヨフヨと神族さんの方へ飛んで行くと吸い込まれるように消える。
「どう?」
『はい、紛れもなく神王様の魂。これでまた新しい王が誕生するでしょう』
「よかった」
『さて、名残惜しいですが私達は天空城へと戻りましょう。また長い時を得て神王様の誕生を見届けないといけませんからね』
「うん、またいい王様が生まれるといいね」
『はい。次はあなたのように可愛いらしくちょっとくらいやんちゃな方が閉鎖的な神族にならなくていいかもしれません』
「それは困る。あちこちフラフラ飛び回ると掴まえるのも大変だぞ」
「オレ、そんなにフラフラしてないって」
『では貴方のように好奇心旺盛で、命を重んじる王となるよう願いを込めて見届けましょう』
「真面目だなぁ」
そして神族さんも天空城へ戻ると、城ごと蜃気楼のように消えてしまった。
やっと全て終わり、魔導騎士団も帝都へ帰還する事になった。オレ達も、みんなの待つ屋敷へと帰るのだった。
「ファランレイさん、オレを乗せて飛んで下さい。上からロギアを探します」
「私は構わないが、何も知らせずにドラゴンの私が飛んでは狙い撃ちされるぞ。お前に何かあったらどうするんだ」
「その時はファランレイさんが代わりにお願いします。役目はオレじゃなくてもいい」
「ユト!」
「お願いします!500年前のように何も失いたくない!」
「お前・・・わかった。しっかり掴まっていろ」
「はい」
ドラゴンになったファランレイさんにしっかり掴まると、天空城から急降下していった。
────ロギア、どこだ
その時、魔獣姿のロギアが遠目に見えた。その近くには人影・・・多分、ルシエスだ。どんどん近付くとルシエスがまさに岩の上に置いた聖剣を、目的通りどさくさに紛れて破壊しようとしている所だった。
何回か打ち付けてるから、多分まだ破壊されてないはず。
間に合わない!
「ファランレイさん、スピードあげてそのまま二人の上を通過して下さい!」
「何をするつもりだ!」
「いいから早く!」
ファランレイさんは言う通りにスピードを落とさずに二人の上を突っ切っていった。オレはその途中ファランレイさんから飛び降りた。
なんていうか、世界がゆっくり動いてるみたいだった。だってロギアと目が合う余裕すらあったんだからな。
聖剣の欠片を掴むと、当然ながらそのまま地面に叩き付けられる覚悟をしてたけど、何かふわふわしたものに包まれながら回転していった。
「うわあぁぁぁぁぁぁぁー!!!・・・・あ?」
やっと回転が止まると目の前のふわふわを鷲掴みして感触を確かめた。ちょっと固い突起があるな?
ムギュッ
「ウッ・・・ユト、そこは私の乳首だ」
「えっ!・・・ぁ、ロギア!ロギアー!」
「クフフ・・・くすぐったいぞ」
オレはロギアの乳首ごと頬ずりした。あ、ちょっと気持ちいいな・・・。それ以上動かれないようにか前脚で頭を抱え込まれたけど。
「ユト、なぜ空から降ってきた」
「おお、そうだった!実は天空城へ行ったんだけど、神族と魔物の誤解なんだよ。とにかく聖剣を破壊はやめて戦いを止めないと」
「なに?」
「ユト!大丈夫か!」
そこにルシエスが慌てて走って来た。この戦場真っ只中で説明は難しい。魔導騎士団の本陣まで何とか連れて行ってもらう。
すでに本陣ではウルベル君と人の姿になったファランレイさんも待機していて、無事でよかったと抱きしめあった。さすがにテントの中ではロギアも人型になってたけど。
オレは一部始終を指揮していたフェリア様に伝えると、完全には信じてないだろうけど停戦を受け入れてもらえた。ただ、外で暴走している魔物を抑えないと、やっぱりこの場はどうにもならない。
その時、テントの中へ慌ただしく兵士が走って来た。
「ご報告申し上げます!南方より魔王軍が出現!魔物の鎮圧をしている模様」
「さらに西方から風の大神殿の巫女兵が魔法による援護を展開中!」
「それは・・・何とまた」
「フェリア様!東方より、獣人共和国の連合軍が!」
魔王軍、巫女兵、連合軍と各国の戦力がまさか現れた。
フェリア様達も本陣から外に出ると遠目に各国の兵が戦闘を開始しているのを目の当たりにする。それを真意と受け止めたみたいだ。
「各国に通達を!これより共同作戦に入る。魔物の鎮圧をします」
「ハッ!」
伝達兵達は各々の方向へ散開し、オレ達も近くの魔物の侵攻を止めるべく向かう。ロギアとルシエスには本陣に残れと言われたけど、魔獣化したロギアにしがみついて離れないと溜息をつかれる。
ファランレイさんの側から離れないのを条件に戦場へと向かった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
たった数時間の事なのに何年も経ったみたいに感じる。やっと魔物も鎮静化したらしく、魔王軍と神族に諭されて戦場から去って行った。
するとファランレイさんが、ちょっと挨拶に行ってくると飛んで行くと魔王軍の上に飛んでた銀色のドラゴンを尻尾で叩き落とした。
えええええぇ!?!?
スッキリした顔で戻って来ると、「私の不肖の弟だ。魔族でナンバーツーを気取っているが、今はすっかり魔王に骨抜きな腰巾着だな不甲斐ない」と言っていた。
魔族ナンバーツーを叩き落としたファランレイさんが、ナンバーワンなんじゃって一瞬脳裏によぎる。
戦場から魔物が完全に居なくなった頃、伝達兵から三国からの申し入れがあると伝えられる。
本陣の手前で集結する事になり、最初に西大陸の風の大神殿の巫女兵が到着した。武装した女性ばかりだけど、鍛えられた勇敢な兵士だ。そして皆、オレより背が高いな・・・・。
次に到着したのは、東大陸の獣人連合軍。3つの種族が共存する建国は浅いけど、統率力が高い。ちなみに国王とかは居なくてそれぞれの種族が代表だ。やっぱりオレより皆、デカい。
最後に北大陸の魔王軍・・・魔族だ。三人か・・・多分、白い髪のすごい美形が先代魔王のアーディフィエルかな?特徴的に。
頭にたんこぶ浮いてる銀髪に竜の角と尻尾・・・竜神族の男前。間違いなくさっき叩き落とされたファランレイさんの弟だ。
そして真ん中に黒髪のイケメン・・・これが新しい魔王か。元勇者って聞いてるけど、普通の人間なんだよな。マジマジと見ていると、イケメンな笑顔を向けられてなぜかちょっと照れてしまった。イケメン力スゴイな・・・でも頭にヒヨコが乗ってるのはなぜ?
こうして集結した4大勢力に加えて、フヨフヨと天空城から降りてきた光の玉もとい神族が揃った。難しい話はフェリア様達がしていたから、一介の見習い騎士のオレは話に参加出来なかったけど。しばらく話し合って解決したのか、各国の兵は去って行った。フェリア様によると、また新しい停戦協定を結ぶためにクラリシス王国も交えて会合が行われるとか。
とにかく、今はやっと戦いが終わったみたいだ。ちなみに神族が帝国領土の村を占拠したのは、魔物が村へ入り込まないようにしてたとか。あまり被害もなかったみたいだ。
『ユト』
「・・・あ、神族さん」
『あなたには色々とご迷惑おかけしたようです』
「そんな事はなかったけど、やっぱり失わなくてすんだ命もあったのは確かだ」
『はい・・・もし輪廻の輪に戻った時は来世こそ幸せな時に生まれるよう私達も尽力致しましょう』
「来世・・・」
『ィアーリウェアの命は巡るもの。あなたも分かっているのでしょう?神王様の魂のあなたには』
「記憶はもうないけどね・・・。そうだ、神王の魂を返さないとね」
『よいのですか?』
「神族だってこの世界の大事な種族だよ」
『・・・ありがとうございます』
「いいよね、ロギア」
「ユトの好きにするといい」
「ありがとう、ロギア」
オレはロギアから受け取った神王様の魂を手に乗せて差し出した。炎はフヨフヨと神族さんの方へ飛んで行くと吸い込まれるように消える。
「どう?」
『はい、紛れもなく神王様の魂。これでまた新しい王が誕生するでしょう』
「よかった」
『さて、名残惜しいですが私達は天空城へと戻りましょう。また長い時を得て神王様の誕生を見届けないといけませんからね』
「うん、またいい王様が生まれるといいね」
『はい。次はあなたのように可愛いらしくちょっとくらいやんちゃな方が閉鎖的な神族にならなくていいかもしれません』
「それは困る。あちこちフラフラ飛び回ると掴まえるのも大変だぞ」
「オレ、そんなにフラフラしてないって」
『では貴方のように好奇心旺盛で、命を重んじる王となるよう願いを込めて見届けましょう』
「真面目だなぁ」
そして神族さんも天空城へ戻ると、城ごと蜃気楼のように消えてしまった。
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