英雄の息子だし軍に入ったけど、戦う気がないから追放、最新鋭機を操縦できる最強の存在だからって、また期待されても、悪いけど今は整備士だから。

ちちんぷいぷい

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着任

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宇宙そらの騎兵が真空の空間を引き裂いて、音も無く、突き進んでいく
銀河連合、最新鋭小型戦闘宇宙船ファルシオン。

誇り高き勇敢な撃墜王エースの個性的で鮮やかな白い機体は
戦闘機のような形をしており、機体後方の2つの垂直尾翼には
髪を後ろで一つに束ねた祈る女の子の横顔を描いた黒いシルエットが
ノーズアートとして刻まれている。

機体の最後尾にある美しいまでの真円を描くノズルから
漆黒の闇を照らす光を放っている
その後方には副数人が搭乗可能な小型宇宙船が
1機のみ先行するファルシオンを自動操縦で追尾している。

「こちら マリア・ルカ、特務艦ネフィリムへ、着艦許可を願います」

全身が機体と同じ白い宇宙用のパイロットスーツに身を包まれたその身体から
発せられたのはたしかに若い女性の声だった。

「マリア・ルカ大尉、着艦を許可します。

そして我が軍の英雄の着任を全艦をあげて、心から歓迎いたします」

特務艦ネフィリムからの歓迎の意思を示すように
機動要塞とも称される巨大な艦体の後方下部に開かれた艦内格納庫へ続く
着艦用ハッチから誘導灯 ガイドビーコンが鮮やかに深淵の宇宙に描かれる。

「ありがとう、歓迎を感謝します」

先ほどまで後方に従属するように続いていた小型戦闘宇宙船が
立場を変えるように主となって、特務艦ネフィリムのハッチに先に吸い込まれたあと
それを見守って警戒する様に周囲を旋回していた鮮やかな白い機体も
続いて、宇宙を航行する巨艦の胎内に静かに吸い込まれ消えていく。


艦内格納庫では複数の整備士達が忙しく整備の業務に追われている。
中にはAIで動作する遠目から見ると人間と見間違うようなヒューマノイドも
多数いて、整備している機体のほとんどがAIが操る無人の自動操縦機だ。

「おーい、ユウキ、ユウキー」

目の前の何もないはずの空間に突如として
現れた電子的に描かれたウインドウに一人の
白い整備服を着た少年整備兵が
宇宙船の整備をしている姿が映し出されている。

中年の整備士がウインドウに向かって、はっきりとした
響くような大きな声で整備士の少年の名を呼ぶと
映像に映っていた少年は顔色を変え
すぐに整備の手を止め慌てたようにして
顔をむけて映像に映っている。

「新任大尉のは新型機だそうだから、
特にしっかりと反物質アンチマター ドライブの調整しとけよ」

ものわかりが良く、気がやさしそうな顔をした少年兵は
気難しそうな口調の中年整備士から先ほど着艦したばかりの白い機体に
ついての指示を受けたようだ。

「はい、兵曹長、じゃない・・・、えっと~、おやっさん」

兵曹長の指示が終わってしばらくして、ウィンドウの中にいる
自らの姿が消えると少年は何かに追われるように忙しく、宇宙船の整備を再開していた。

中年の整備士にとって、この少年整備士である整備兵は
子供同然の扱いのようで、少年に話しかけたときと同じように
必要に応じて空間に浮かぶウィンドウの中に映る他の整備士に
ぼやくようにときどき、この話題が始まる。

「父親が英雄だったからって、勝手に期待されたって
本人が戦場での人殺しに向いてるかは別だからな、全くよ」

もう一人の整備士のユニフォームを着た若い男性がウィンドウの中で
黙って話を聞いている。

「あいつの性格にあった場所ってもんがあるし、パイロットでなくても
整備士としてやっていける特殊な能力もあるんだし、それでいいじゃねえか」

少年はパイロットとしての操縦の腕は英雄だった
父親譲りの優れた資質があっても、その気のやさしさから
戦場で人を撃つという事ができず、パイロットになる過程から
落ちこぼれてしまったのだ。

軍隊は戦争をやっているのだから
戦場で人を撃つ覚悟が無く、それを一瞬でもためらえば
自分だけでなく仲間まで、危険にさらしてしまうので仕方がない事だ。

この少年兵だけではなく
軍隊では昔から入隊した兵士が自分の意思で
人を撃つ事を簡単にできないのは
当然の話で普通に生きてきた人がそう
簡単に人を撃てるなら、人を殺す為に
人格すら変えるような厳しさのある訓練もしないでいいし、苦労はしない。

しかし、少数精鋭でなければならない
パイロットである操縦士ともなると、やはり少年兵相手でも
人材育成にかける軍のそれなりの負担を考えると
必要以上に責められるべき大問題という事だ。

この少年兵の事を昔から知っている仲で関係が深い
おやっさんと呼ばれる兵曹長の中年の整備士は
ユウキがこれまで受けた責め苦を知っており
そう言う事に理解をしめせない軍の背景にある、世に対してか
自分の中の憤りを納得させるため、はき捨てるように始める。

「人間てのは徒党を組むと、昔からろくな事しやしないからな」

ウィンドウに映っていて、先ほどから話を黙って聞いていた
整備服を若い着た男性が心情を察してか
作業の手を止め、歯に衣着せぬものいいをする相手に対して
しょうがなさそうな、少し呆れたような顔をしている。

「また歴史好きで、社会派のおやっさんのウンチクがはじまったよ」

整備士の中年男性はいつもの若い男性の気の効いた
表情と返答に少し満足した様子で話を続ける。

「自由、平等、友愛か・・・。 まあ希望なんてものは
それが無きゃ生きていけない弱い人間の作り出した幻想にすぎないのさ」

若い男性は、この話にどこか納得し
何かを諦めたような表情を浮かべている。

「そうだな、おやっさんの言うとおりだ、
お次のセリフは現実はどうだ、ずっと人同士で殺しあっているか・・・」

整備をする小型戦闘宇宙船の機体内部を覗き込みながら
中年男性は部下である、この若く気が合う話し相手に気をよくしている。

「だから人は宇宙に出た、でも今もずっと争って、殺しあっている」

おやっさんと言われる中年男性は整備を続けながら
その希望のない内容とはうらはらに
力強い口調でそれを肯定して受け入れたように言葉を続けた。

「人は見たいものだけしか見ない弱い生き物さ」


最新鋭小型戦闘宇宙船ファルシオンは
銀河連合が機動要塞と誇るにふさわしい巨艦ネフィリムとともに
技術の粋を結集し開発された
軍の最高機密に属するスクエア計画に属した機体だ。

ハイパーテクノロジーと総称される
大型艦船上でしか実現できなかった技術を
小型の宇宙船として、制限はあるものの
初めて、搭載することに成功した、革新的な新鋭機。

ハイパーテクノロジーは、太陽から遠く離れた恒星ベガにある惑星で滅んだ
異星人のものだと言われている正体不明の謎の遺跡から発掘された技術で
光速を超える航行や通信、従来型を超越した高性能のステルス性や
慣性制御までをも実現している。

ファルシオンは、スクエア計画のプロトタイプ機で
エースパイロットの中から超 スーパーAIによって
異星人文明のものと言われる技術との
同調 シンクロが可能な特殊能力を持っているとして
選ばれたマリカ・ルカ大尉が実戦でのデーターを取るための
テストパイロットとし、その主として搭乗している。

従来の大型宇宙船中心の宇宙での戦闘のあり方を一変させる
能力を有している革新的かつ戦略的な新兵器であり
銀河連合軍第9世代の新型機体は計画の名を冠して
特別にスクエアと呼ばれている。

スクエア0号機、ファルシオンに搭乗して戦うマリカ・ルカ大尉の戦績からも
選ばれた戦士として、スクエアのパイロットとなり最前線で戦う事は
軍を象徴する英雄の資格でスーパーエースの証明だという認識は
操縦士パイロットの間だけでなく軍全体の中でも日々、高まっていくばかりだ。

最新鋭の小型宇宙船でありながら、機体から車輪が出て格納庫に
着艦している姿は21世紀初頭のステルス戦闘機を
髣髴させるようなデザインからノスタルジックな雰囲気があり
人間が自由な空に憧れてきた理由でもある、空の先にあるだろう
遠くにある決して届かない何かを思いださせてしまう。

機体の前方にあるキャノピーが開きコクピットから
巨艦ネフィリムにはじめて降り立った白いパイロットスーツを着た女性が
ヘルメットを慣れた手つきで取り外し、素早く敬礼をした先には
艦内でも最上級の役職である指揮官を現す、黒い兵科色の軍服を着用している
男性2名の姿があった。

黒い軍服を着た2名が素早く敬礼を返した後
一人の落ち着いた様子の年長の男性が
ヘルメットを外して、その容姿を全て見せた銀髪赤眼の若い女性に言葉をかける。

「護衛任務終了につき、マリア・ルカ大尉に新たな任務を与える」

女性は軍人でありパイロットという職務にありながら
以外にも女性らしい華奢な身体をしていた。
アルビノの身体的特徴である神秘的な透き通る白い肌の可憐で美しい女性は
うさぎの様な赤い瞳で、上から見下ろすような口調に緊張した面持ちで注目をむける。

「着任早々だ、君はパイロットなんだし休息も必要だ。そう気負わないで、少し休みたまえ」

女性はその言葉に敬礼の姿勢を解き
腰まである神秘的で美しい銀髪を少し揺らして、緊張した勇ましい口調で復唱する。
軍人として日常のやりとりだが、その姿は女性のその可憐な容姿から
どこか可愛らしさを感じさせてしまい緊張の張り詰める空気感を良い意味でやわらげてしまう。

「艦長のご指示に従いマリア・ルカ大尉
護衛の任を解かれ、着艦手続き終了後に休息を取らせて頂きます」

可愛らしい容姿の女性にしては意外性があるとしかいえない
戦場にのぞむ中世の貴族のような勇ましく、潔い良い口調に対して
黒い軍服を着た、もう一人の男性が困ったなという顔をしている。

「いや違うよ、艦長は君の身を案じて直ちに休みなさいと言っているんだ。
我々は君に護衛をされる立場だったからね。」

黒い軍服の男性は艦長と呼ばれる年配の男性に自らの言葉に
了解を取るように視線を投げかける。

「副長の言うとおりだ。
我々は自動操縦だったから休息を十分に取っているが
君はずっとここまで睡眠もとらず護衛のため緊張して、飛び続けていたんだからね」

巨大な質量のある恒星や惑星の影響力を受ける圏内では
周囲の巨大な天体の質量を巻き込んでしまうためか
大型艦船によるハイパーテクノロジーによる超光速航行の実現はできてはいない。

艦長である威厳に満ちた年配の男性は肩幅の狭い女性特有の
か細い肩を掌で軽く叩き、無言で感謝の意を示し
副長である自分より一回りは若い男性に目線を送り足早に立ち去っていく。
残された壮年の男性も気遣いは忘れない。

「我々は着任早々、班長達との会議があるから、ありがとう大尉」

副長はそう言って、艦長の背中に続きエレベーター乗り込む
とすぐに扉が閉り、その直後に副長は、艦長に少々砕けた口調で語りかける。

「我が軍のエースは艦内のアイドルとしてはどうですかな艦長」

副長の真面目なだけではない、少しおどけた性格を理解して
自らの片腕に据えた初老の艦長は動揺も無く、少し考えた後

「アイドルか、副長の提案を受け入れて
パイロットを解任して歌でもしこみますかな」

艦長の期待に応じた見事な返答に副長は気をよくしている。
艦長と呼ばれる人物は決して、信頼する部下の軽い冗談を
責めたりはしないで受け流せる人格者でもあるようだ。

「それは大変な戦力ダウンです艦長
ご命令は御承認いたしかねます、復唱は致しません」

機動要塞の最高指揮官である艦長は自らが信頼している、表面的な
おどけの中に隠された作戦参謀としての明晰な頭脳を持つ
副長の深い思考能力を引き出す為にあえて
艦内管理の長として、合理性に徹した、冷徹な表情で雰囲気を引き締める。

「副長の提案どおり文化的な観点から
艦内を組織的にまとめていく事は
艦内統治として、重要な事だとは理解はしているよ」

艦内統治の頂点にある艦長が全ての前提を理解している事に
安心した面持ちで副長はおどけてみせた理由として
当初から口にしたかった想いを少し詰まるような口調で吐き出した。

「やはりそれはできません、マリア・ルカ大尉
いいや、銀髪の魔女、ブラッディ・メアリー血まみれのマリアはね」

艦長は副長の作戦の要として、戦いの先頭に立たねばならない若い女性を思いやる
人としての力量を感じるだけのやさしさを見抜き
心境を悟ったように副長にまなざしを送る。

「我々が直面しているのは戦争だからね、
 我々は船出をしたばかりだ、若い乗組員達も
 訓練中で艦にまだまだ十分に馴れてはいないのだ。 
 問題点が続出する会議ではあらゆる面で
 忌憚きたん無く、問題解決のため提案をしてくれ副長」

副長は戦いにのぞむような、気の引き締しまった
軍人らしい軍服に似合った、頼もしい指揮官の表情に変っている。

「ええ、我々は常に大戦の象徴であった
エリュシオンで再びの勝利をせねばなりません」
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