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レレレンジャー・ブラックとグリーンのバカップル愛
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(怪人と戦う正義のヒーロー、レレレンジャー。彼らの所属するレレレンジャー株式会社のK町支部・会議室にて。
リーダー・レッドが椅子に座っていると、ドアが開きブラックとグリーンが入って来る)
ブラック「リーダー、オレたちに」
グリーン「リーダー、あたしたちに」
(同時発話)
ブラック「何か用っスか~?」
グリーン「何か用ですかぁぁ~?」
(同時発話)
レッド「のっけからウザいな‼︎ ……まぁ座れ」
ブラック「ほらハニー、上座には君が座りなよ」
グリーン「ダァ(ダーリンの事)ったらぁ! 今日もエスコートは完璧ね‼︎」
レッド「それだよそれ‼︎ 今日は公私を混同するなと言いたくて呼んだんだ。同僚同士で付き合うのは自由だけど、仕事中にイチャコラするのはやめなさい!」
ブラック「……オレが全部悪いんス。オレのことは嫌いでも、ハニーのことは嫌いにならないで下さい!」
グリーン「ダァッ! 漢の中の漢だわ! 好き‼︎」
ブラック「オレも‼︎」
レッド「だからそれをやめろって! 市民の皆さんからも『怪人よりむしろあいつらを爆破して下さいよ』ってご意見が殺到してんだよ!」
ブラック「おかしいスね、こんなにイカしたコスチューム来て頑張ってんのに」
レッド「イカれたペアルックの間違いだろ! 背中にデカデカと『愛羅武勇』って刺繍を施ほどこすな!」
ブラック「俺のもハニーが縫ってくれたんだよな……ハニー、いい妻になりそうだぜ」
グリーン「やだ、ダァったら! こんな所でプロポーズ⁈ 末永くよろしくネ♡」
レッド「コスチュームの勝手な改造による再発注は自費になりますのでよろしくね‼︎ まずお互いの呼び方を変えなさい。戦闘中に『ダァ』って言われたら、『リーダー』と聞き間違えるから紛らわしいの!」
グリーン「じゃあリーダーの事は何て呼べばいいんですかぁ?」
レッド「いや、『ダァ』の方を変更しろよ! 昨日もグリーンが『ダァッ! 今よっ‼︎』て叫ぶからさ、俺がすかさず怪人に斬りかかろうとしたじゃん。同時に放たれたブラックのショットガン弾幕に危うく蜂の巣にされそうになったわ! 連携が心身共にグッダグダなんだよ‼︎」
グリーン「あたしはダァからの愛の弾幕を常に浴びてますけどぉ?」
レッド「俺はお前らの愛に殺されそうになったんですけど⁈」
ブラック「オレが代わりに謝っときます。サーセーーン!」
レッド「余計腹立つわ! あとさ、この業務日誌。担当の時に変な事書くのやめて。『特記事項:今日のダァもイケてた』とか。何てコメントすればいい⁈」
ブラック「そうだぞハニー、毎日イケてるんなら、それはもはや『特記事項』じゃねぇ」
レッド「そこじゃないんだよ! 他にも『ダァとあたしの初めて手繋ぎ記念日』『ダァとあたしの怪人共同撃破100体記念日』『今後の課題:ダァの好物のふろふき大根、次は煮崩れしないようにガンバル⭐︎』……日誌はグリーンの秘密の日記じゃねぇんだよ‼︎」
グリーン「だってぇ。あんまりダァがかっこいいから、記録しておきたくて……」
ブラック「ハニー、大丈夫。ハニーとの記憶はオレの胸にしっかりと刻まれてる……!」
レッド「貴様らをしっかりと切り刻んでやろうか⁈ とにかく2人だけの世界から出て来なさい。こないだなんて戦闘中に痴話喧嘩始めるから参ったよ」
ブラック「あれはハニーが怪人の方ばっか見てるから、つい……」
レッド「逆に聞きますけど、怪人を見ずに一体何を見ればいいんですかね⁈ 怪人を三角関係に巻き込むなよ!」
グリーン「やめて! あたしのために争わないで‼︎」
レッド「君はあの時もそう言ってたよな。しまいにゃ怪人もオロオロしてたよ! 怪人の方がよっぽど空気読めてるよ‼︎」
ブラック「オレが悪いんス……オレの魅力がもっとあれば、ハニーはいつだってオレに釘付けなのに……」
レッド「つまり戦闘中にグリーンとブラックが見つめ合って、その横で俺が雄叫び上げながら怪人を追いかけ回すの⁈ カオスにも程があるだろ‼︎」
グリーン「愛のカオスの真っ只中で、あたしとダァは結ばれる……!」
レッド「昼ドラみたいなキャッチフレーズだな! どっちかと言うと朝ドラみたいに怪人を倒すのが理想なんだよ!」
ブラック「どーゆー意味っスか~?」
グリーン「どぉゆぅ意味ですかぁぁ~?」
(同時発話)
レッド「朝飯前って事だよ! 悪かったな、いつもオチが無理矢理で‼︎」
リーダー・レッドが椅子に座っていると、ドアが開きブラックとグリーンが入って来る)
ブラック「リーダー、オレたちに」
グリーン「リーダー、あたしたちに」
(同時発話)
ブラック「何か用っスか~?」
グリーン「何か用ですかぁぁ~?」
(同時発話)
レッド「のっけからウザいな‼︎ ……まぁ座れ」
ブラック「ほらハニー、上座には君が座りなよ」
グリーン「ダァ(ダーリンの事)ったらぁ! 今日もエスコートは完璧ね‼︎」
レッド「それだよそれ‼︎ 今日は公私を混同するなと言いたくて呼んだんだ。同僚同士で付き合うのは自由だけど、仕事中にイチャコラするのはやめなさい!」
ブラック「……オレが全部悪いんス。オレのことは嫌いでも、ハニーのことは嫌いにならないで下さい!」
グリーン「ダァッ! 漢の中の漢だわ! 好き‼︎」
ブラック「オレも‼︎」
レッド「だからそれをやめろって! 市民の皆さんからも『怪人よりむしろあいつらを爆破して下さいよ』ってご意見が殺到してんだよ!」
ブラック「おかしいスね、こんなにイカしたコスチューム来て頑張ってんのに」
レッド「イカれたペアルックの間違いだろ! 背中にデカデカと『愛羅武勇』って刺繍を施ほどこすな!」
ブラック「俺のもハニーが縫ってくれたんだよな……ハニー、いい妻になりそうだぜ」
グリーン「やだ、ダァったら! こんな所でプロポーズ⁈ 末永くよろしくネ♡」
レッド「コスチュームの勝手な改造による再発注は自費になりますのでよろしくね‼︎ まずお互いの呼び方を変えなさい。戦闘中に『ダァ』って言われたら、『リーダー』と聞き間違えるから紛らわしいの!」
グリーン「じゃあリーダーの事は何て呼べばいいんですかぁ?」
レッド「いや、『ダァ』の方を変更しろよ! 昨日もグリーンが『ダァッ! 今よっ‼︎』て叫ぶからさ、俺がすかさず怪人に斬りかかろうとしたじゃん。同時に放たれたブラックのショットガン弾幕に危うく蜂の巣にされそうになったわ! 連携が心身共にグッダグダなんだよ‼︎」
グリーン「あたしはダァからの愛の弾幕を常に浴びてますけどぉ?」
レッド「俺はお前らの愛に殺されそうになったんですけど⁈」
ブラック「オレが代わりに謝っときます。サーセーーン!」
レッド「余計腹立つわ! あとさ、この業務日誌。担当の時に変な事書くのやめて。『特記事項:今日のダァもイケてた』とか。何てコメントすればいい⁈」
ブラック「そうだぞハニー、毎日イケてるんなら、それはもはや『特記事項』じゃねぇ」
レッド「そこじゃないんだよ! 他にも『ダァとあたしの初めて手繋ぎ記念日』『ダァとあたしの怪人共同撃破100体記念日』『今後の課題:ダァの好物のふろふき大根、次は煮崩れしないようにガンバル⭐︎』……日誌はグリーンの秘密の日記じゃねぇんだよ‼︎」
グリーン「だってぇ。あんまりダァがかっこいいから、記録しておきたくて……」
ブラック「ハニー、大丈夫。ハニーとの記憶はオレの胸にしっかりと刻まれてる……!」
レッド「貴様らをしっかりと切り刻んでやろうか⁈ とにかく2人だけの世界から出て来なさい。こないだなんて戦闘中に痴話喧嘩始めるから参ったよ」
ブラック「あれはハニーが怪人の方ばっか見てるから、つい……」
レッド「逆に聞きますけど、怪人を見ずに一体何を見ればいいんですかね⁈ 怪人を三角関係に巻き込むなよ!」
グリーン「やめて! あたしのために争わないで‼︎」
レッド「君はあの時もそう言ってたよな。しまいにゃ怪人もオロオロしてたよ! 怪人の方がよっぽど空気読めてるよ‼︎」
ブラック「オレが悪いんス……オレの魅力がもっとあれば、ハニーはいつだってオレに釘付けなのに……」
レッド「つまり戦闘中にグリーンとブラックが見つめ合って、その横で俺が雄叫び上げながら怪人を追いかけ回すの⁈ カオスにも程があるだろ‼︎」
グリーン「愛のカオスの真っ只中で、あたしとダァは結ばれる……!」
レッド「昼ドラみたいなキャッチフレーズだな! どっちかと言うと朝ドラみたいに怪人を倒すのが理想なんだよ!」
ブラック「どーゆー意味っスか~?」
グリーン「どぉゆぅ意味ですかぁぁ~?」
(同時発話)
レッド「朝飯前って事だよ! 悪かったな、いつもオチが無理矢理で‼︎」
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