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町医者安藤の非日常的な日々 新人ナース初仕事編①
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此処は町医者安藤医院。
最近、この医院では問題児と言われたナースである金田美咲を迎えいれた。
医療技術・知識では右に出る者はいないのだが、性格に難ありと言われた彼女の登場によって、平和でほのぼのしていたはずの安藤の日常は変わろうとしていた。
そして、今日は電話で診療の予約を受けていた。
子供が発熱したらしく、対応して欲しいとの内容だった。
ガラガラ・・・
「ごめんください・・・あ、こんにちは・・・」
「どうも、こんにちは。あ、僕がお熱あるのかな?こんにちは。どうぞ、中へお入りください」
やってきたのは母親と小学低学年程度の男の子。
電話で発熱したから診てほしいという電話をして、すぐさま安藤医院へやってきたのだった。
安藤の目に映る母親は、疲れているのか少しやつれているように思えた。
子供は発熱の影響なのか、少しオドオドしているようにも見えた。
二人を待合室のソファに案内した後、金田へ指示を出した。
「では金田さん、早速ですが初仕事です。患者様は初診です。検温と問診表を書いていただいてください」
「お任せください!!ははは!!」
「大丈夫かな・・・まぁ、問診表くらいなら大丈夫・・・か?」
金田はバインダーに問診表を挟み、胸元のポケットからペンを取り出し、ペンをバインダーにセットした。
深く深呼吸をすると、患者である親子のもとへ向かった。
「こんにちは。こちらの問診表にご記入いただいても宜しいですか?体温の記入の際にはこの体温計をご使用ください。僕、大丈夫?先生が診てくれるから安心してね」
丁寧な言葉使いと、優しい笑顔で患者に接する姿は、さっき行った酷いロープレからは想像出来ないほどに落ち着いついていた。
看護師としての完璧な振る舞いと対応に、なんだ、普通に出来るじゃあないかと、安藤は安心した。
新人とは思えない対応はベテランの風格さえも感じさせるほどだった。
書き終えた問診表を回収すると、金田は安藤のもとに戻り指示を仰いだ。
「先生、診察室へお二人をご案内しても大丈夫ですか?」
「もちろんです。金田さん、普通にできるじゃないですか。安心しました」
そう言うと、安藤は診察室へと向かった。
金田はニコっと笑うと、親子のもとへ戻り、安藤の待つ診察室へ案内した。
「改めましてこんにちは。安藤と申します。では問診表を確認させていただきながら、胸の音や喉の状態を確認していきましょう」
安藤は聴診器を準備して、問診表に目を通していった。
最近、この医院では問題児と言われたナースである金田美咲を迎えいれた。
医療技術・知識では右に出る者はいないのだが、性格に難ありと言われた彼女の登場によって、平和でほのぼのしていたはずの安藤の日常は変わろうとしていた。
そして、今日は電話で診療の予約を受けていた。
子供が発熱したらしく、対応して欲しいとの内容だった。
ガラガラ・・・
「ごめんください・・・あ、こんにちは・・・」
「どうも、こんにちは。あ、僕がお熱あるのかな?こんにちは。どうぞ、中へお入りください」
やってきたのは母親と小学低学年程度の男の子。
電話で発熱したから診てほしいという電話をして、すぐさま安藤医院へやってきたのだった。
安藤の目に映る母親は、疲れているのか少しやつれているように思えた。
子供は発熱の影響なのか、少しオドオドしているようにも見えた。
二人を待合室のソファに案内した後、金田へ指示を出した。
「では金田さん、早速ですが初仕事です。患者様は初診です。検温と問診表を書いていただいてください」
「お任せください!!ははは!!」
「大丈夫かな・・・まぁ、問診表くらいなら大丈夫・・・か?」
金田はバインダーに問診表を挟み、胸元のポケットからペンを取り出し、ペンをバインダーにセットした。
深く深呼吸をすると、患者である親子のもとへ向かった。
「こんにちは。こちらの問診表にご記入いただいても宜しいですか?体温の記入の際にはこの体温計をご使用ください。僕、大丈夫?先生が診てくれるから安心してね」
丁寧な言葉使いと、優しい笑顔で患者に接する姿は、さっき行った酷いロープレからは想像出来ないほどに落ち着いついていた。
看護師としての完璧な振る舞いと対応に、なんだ、普通に出来るじゃあないかと、安藤は安心した。
新人とは思えない対応はベテランの風格さえも感じさせるほどだった。
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「先生、診察室へお二人をご案内しても大丈夫ですか?」
「もちろんです。金田さん、普通にできるじゃないですか。安心しました」
そう言うと、安藤は診察室へと向かった。
金田はニコっと笑うと、親子のもとへ戻り、安藤の待つ診察室へ案内した。
「改めましてこんにちは。安藤と申します。では問診表を確認させていただきながら、胸の音や喉の状態を確認していきましょう」
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