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第三章反逆王子
獣王国対ネリーキア王国2
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「ほう、案外冷静なものだ。」
「意外でした。なかなか戦慣れしているようです。」
「あの獣の陣を見る限り奴らは獣ではないようだ。」
老将の感心したような声に賛同する2将。語り合う将帥は現ネリーキア王の叔父ヴァムード公爵と彼の戦友の貴族である。
彼らは血統と王権と秩序を重んじる国王派(中立派、無所属とも言う)と呼ばれる貴族たちである。ヴァムード公爵自身は若かりし日にはネリーキア・エカルム戦争で戦った歴戦の老将だ。戦友の2将もネリーキア・エカルム戦争を生き抜いており、現在はそれぞれ第2、第3騎士団の団長を務める。
今でこそ公爵という臣下の身になったが、父は先々代ネリーキア王という産まれとその長年に渡る軍歴、そして先王から信頼されていたヴァムード公であればこそ宰相ネルキンやストラス辺境伯ジョシュアなどの強豪貴族と渡り合う…というより無関心で居られるのだ。
彼らの身の上話についてはここで終わりにする。彼らは先日から果敢に攻め寄せる獣王軍が戦術を変えてきたことに少々意外に思っていた。
どう変わったかと言うと、今までは兵士がまともな攻城兵器などなく、堀に橋を架け、梯子を担いで運んで壁を越えようとし、城門に杭を打ち付けて破壊しようとしてきた。だが、エルキュール関はそれらを全て跳ね返した。堀は広く深く、壁は高く、城門は鉄で補強されており、杭だけで破壊するのは現実的ではない。
それが、今ではかなり遠くから塹壕を掘って攻撃の構えを見せていた。斥候に寄れば木を切って盾や攻城兵器を作っている。
それが意外だった。
確かに関所でこれまでの勢いは止められた。だが、苦戦と判断するのはまだ早い。ネリーキア王国には未だに集結してない貴族も沢山いる。獣王軍に獣人しか居ないのならこちらの事情を知らないのはまだ理解できるが、獣王軍にはネリーキア人も居る…どころか獣王自身とその側近がそうであるのだ。ならばこの関所の堅牢さと軍が集まるまでの時間くらい知っているはず。
奴らが準備に時間を費やせば費やすほどネリーキア軍は集結し守りも更に強化される。当然、これまでの攻撃で損傷した部分も修復される。それどころか急造ではあるものの櫓とかを増築されるかも知れないのだ。そもそも獣人の強みである騎兵が攻城戦では全く役に立たない。
また、魔法の使い方も獣人と人族では異なる。
人族に魔法のイメージを尋ねると、『火の玉を撃ったり地面から壁を生やしたり』…と答えるだろう。
一方で獣人は『腕や爪に纏うもの』と答えるに違いない。やるとしても矢に纏わせるくらいで、遠距離攻撃に使うことはあんまりない。他種族との交流が豊富な獅子人なら少しは回答が異なるかもしれないが、現在攻めているのは狼人である。
人族でもたま~に武器に魔法を纏わせる者もいるが、『魔法が使えるのに近接戦闘をしてる変わり者』扱いである。
これだけ聞けば、僅差でも何でもなく圧倒的にネリーキア軍が有利に違いない。
(それではなぜ奴らは時間をかけるのか…。)
血迷ったと一蹴してしまえばそれまでだ。
「ヴァムード公!このまま奴らの思い通りにさせることはありますまい!城門を開き!打って出て徹底的に破壊してやろうではありませぬか?!」
「「「そうだそうだ!!!!」」」
軍議で何人かの貴族がそう進言したが、ヴァムード公は受け入れることはなかった。
「これは奴らの罠だ。奴らはここを落とせぬと見て我らを野戦に引き込む算段だ。打って出てはならぬ!」
というヴァムード公の反論に第2、第3騎士団長も賛同するとさすがに退かざるをえないのだ。
<3日後>
こちらの攻撃が届かないギリギリの位置まで少しずつ前進してきた獣王軍は盾をズラリと並べて前進してきた。
それを援護するように投石機やバリスタがエルキュール関に降り注ぐ。カモフラージュのつもりか、雪や白い布が被せられたた破城槌と攻城塔が接近する。
「なにも…そう何も問題はない。」
(ただの定石じゃないか…。)
失望した…と言いたげな目で眼下の獣王軍を見下ろした。
攻城兵器に防衛側の魔法を集中させ、攻城兵器の破壊を目論む。攻城兵器の護衛を担当していた兵士は武器や体にに魔法を纏い、降り注ぐ魔法を払い落としながら進む。
「力技かそれも嫌いではない。」
第2騎士団長が飛来したバリスタの矢を一刀両断する。
とくに意味はない。張り合ってみただけだ。
この3日間で第2王子ラントを擁するザラーフ侯爵一派の軍が到着していた。ストラス辺境伯ジョシュアの軍勢も本隊はまだではあるが、先鋒は到着した。他にも続々と集結していた。
いくつかの攻城塔が壁まで辿り着いたが、高さが足りなかった。どうするのか見ていると、梯子をかけて登ろうとしていた。
壁の上まで辿り着いた狼人を騎士が次々に壁の下に叩き落とす。いくら狼人が強かろうが頑張ろうが多勢に無勢。梯子からでは人数に限界があるし、こうしている間も攻城塔は魔法使いに攻撃されている。
獣王軍も獅子王国から来たと思われる獅子人、兎人、栗鼠人、その他複数の種族が到着したようだが、あちらも獅子王の主力はまだ到着していない。
「本番はまだまだ先じゃの~う。」
第3騎士団長がゆったり言う。
彼は相手を見ることなく攻城兵器を守る狼人を魔法で撃ち抜く。
その目は遠い北の空に向いていた。慎重さで有名な彼は同盟国エカルム王国を幾度も跳ね返した獅子王をネリーキア軍が恐れないわけがなかった。
(ますます、わからん…。獅子王の援軍を待って全軍総攻撃を仕掛けるわけでもなく、なぜ…なぜ、今なのだ!)
まあ、そのことがヴァムード公爵をさらなる謎に追い込んだのだが。
ドゴ!!!
「たおれる!たおれるぞぉおー!」
「しゃ、車輪が…くそ!うごかねぇ!」
護衛の守備を突破した魔法により破壊され、周囲の狼人を巻き込みながら倒壊していく。
また、攻城兵器を破壊するために撃ち込まれた火魔法が地面の雪を溶かし、地面を柔らかくする。そのため、一部では破城槌の車輪が沈み込んでしまい、足が止まっていた。
ヴァムード公は次々に舞い込む吉報に満足そうに髭を撫でる。一方で押し寄せる兵数と報告に上がる攻城兵器の数からして、これが総攻撃だということは間違いない。
(もしや…援軍として獅子王が来る前にここを突破し、大功を独占したいがために攻め込んだのではないか?!)
ネリーキア王国に関わらず、人族にはよくある話だった。
援軍が来てしまうと、どうしても武功が縮小されてしまう…どころか『援軍に手間を掛けさせた』とか仲間の足を引っ張ったとか言われて武功を取り消されることも少なくない。だからそれを防ぐために自軍のみで落とそうとはやまった行動をとることがあるのだ。
(とくに獣人は血気盛んと聞く。そのうえ狼王もまだまだ少女というではないか。どんなに才女であっても誇りがかかると冷静さを欠く。配下に無理言って聞かせたのではないか?)
「閣下!西方が少々押されております。」
側近の報告を受け西へ目を向ける。
「あの辺りは…第4騎士団の持ち場だったな。」
第4騎士団は武闘派筆頭のヴァムード公から見てもそこそこ優秀な者たちではあるものの流石に狼人は一筋縄ではいかないみたいだ。
「増援を送ってやれ。後方で休息を取らせていた我が騎士をな。」
「ははっ!」
ヴァムード公の見事な指揮もあって日が沈むまで狼人は誰一人として関所を越えることはできなかった。
獅子王の到着に備えて少しでも敵兵を減らすため退却する狼人の追撃も行い、それなりの成果を上げた。
「意外でした。なかなか戦慣れしているようです。」
「あの獣の陣を見る限り奴らは獣ではないようだ。」
老将の感心したような声に賛同する2将。語り合う将帥は現ネリーキア王の叔父ヴァムード公爵と彼の戦友の貴族である。
彼らは血統と王権と秩序を重んじる国王派(中立派、無所属とも言う)と呼ばれる貴族たちである。ヴァムード公爵自身は若かりし日にはネリーキア・エカルム戦争で戦った歴戦の老将だ。戦友の2将もネリーキア・エカルム戦争を生き抜いており、現在はそれぞれ第2、第3騎士団の団長を務める。
今でこそ公爵という臣下の身になったが、父は先々代ネリーキア王という産まれとその長年に渡る軍歴、そして先王から信頼されていたヴァムード公であればこそ宰相ネルキンやストラス辺境伯ジョシュアなどの強豪貴族と渡り合う…というより無関心で居られるのだ。
彼らの身の上話についてはここで終わりにする。彼らは先日から果敢に攻め寄せる獣王軍が戦術を変えてきたことに少々意外に思っていた。
どう変わったかと言うと、今までは兵士がまともな攻城兵器などなく、堀に橋を架け、梯子を担いで運んで壁を越えようとし、城門に杭を打ち付けて破壊しようとしてきた。だが、エルキュール関はそれらを全て跳ね返した。堀は広く深く、壁は高く、城門は鉄で補強されており、杭だけで破壊するのは現実的ではない。
それが、今ではかなり遠くから塹壕を掘って攻撃の構えを見せていた。斥候に寄れば木を切って盾や攻城兵器を作っている。
それが意外だった。
確かに関所でこれまでの勢いは止められた。だが、苦戦と判断するのはまだ早い。ネリーキア王国には未だに集結してない貴族も沢山いる。獣王軍に獣人しか居ないのならこちらの事情を知らないのはまだ理解できるが、獣王軍にはネリーキア人も居る…どころか獣王自身とその側近がそうであるのだ。ならばこの関所の堅牢さと軍が集まるまでの時間くらい知っているはず。
奴らが準備に時間を費やせば費やすほどネリーキア軍は集結し守りも更に強化される。当然、これまでの攻撃で損傷した部分も修復される。それどころか急造ではあるものの櫓とかを増築されるかも知れないのだ。そもそも獣人の強みである騎兵が攻城戦では全く役に立たない。
また、魔法の使い方も獣人と人族では異なる。
人族に魔法のイメージを尋ねると、『火の玉を撃ったり地面から壁を生やしたり』…と答えるだろう。
一方で獣人は『腕や爪に纏うもの』と答えるに違いない。やるとしても矢に纏わせるくらいで、遠距離攻撃に使うことはあんまりない。他種族との交流が豊富な獅子人なら少しは回答が異なるかもしれないが、現在攻めているのは狼人である。
人族でもたま~に武器に魔法を纏わせる者もいるが、『魔法が使えるのに近接戦闘をしてる変わり者』扱いである。
これだけ聞けば、僅差でも何でもなく圧倒的にネリーキア軍が有利に違いない。
(それではなぜ奴らは時間をかけるのか…。)
血迷ったと一蹴してしまえばそれまでだ。
「ヴァムード公!このまま奴らの思い通りにさせることはありますまい!城門を開き!打って出て徹底的に破壊してやろうではありませぬか?!」
「「「そうだそうだ!!!!」」」
軍議で何人かの貴族がそう進言したが、ヴァムード公は受け入れることはなかった。
「これは奴らの罠だ。奴らはここを落とせぬと見て我らを野戦に引き込む算段だ。打って出てはならぬ!」
というヴァムード公の反論に第2、第3騎士団長も賛同するとさすがに退かざるをえないのだ。
<3日後>
こちらの攻撃が届かないギリギリの位置まで少しずつ前進してきた獣王軍は盾をズラリと並べて前進してきた。
それを援護するように投石機やバリスタがエルキュール関に降り注ぐ。カモフラージュのつもりか、雪や白い布が被せられたた破城槌と攻城塔が接近する。
「なにも…そう何も問題はない。」
(ただの定石じゃないか…。)
失望した…と言いたげな目で眼下の獣王軍を見下ろした。
攻城兵器に防衛側の魔法を集中させ、攻城兵器の破壊を目論む。攻城兵器の護衛を担当していた兵士は武器や体にに魔法を纏い、降り注ぐ魔法を払い落としながら進む。
「力技かそれも嫌いではない。」
第2騎士団長が飛来したバリスタの矢を一刀両断する。
とくに意味はない。張り合ってみただけだ。
この3日間で第2王子ラントを擁するザラーフ侯爵一派の軍が到着していた。ストラス辺境伯ジョシュアの軍勢も本隊はまだではあるが、先鋒は到着した。他にも続々と集結していた。
いくつかの攻城塔が壁まで辿り着いたが、高さが足りなかった。どうするのか見ていると、梯子をかけて登ろうとしていた。
壁の上まで辿り着いた狼人を騎士が次々に壁の下に叩き落とす。いくら狼人が強かろうが頑張ろうが多勢に無勢。梯子からでは人数に限界があるし、こうしている間も攻城塔は魔法使いに攻撃されている。
獣王軍も獅子王国から来たと思われる獅子人、兎人、栗鼠人、その他複数の種族が到着したようだが、あちらも獅子王の主力はまだ到着していない。
「本番はまだまだ先じゃの~う。」
第3騎士団長がゆったり言う。
彼は相手を見ることなく攻城兵器を守る狼人を魔法で撃ち抜く。
その目は遠い北の空に向いていた。慎重さで有名な彼は同盟国エカルム王国を幾度も跳ね返した獅子王をネリーキア軍が恐れないわけがなかった。
(ますます、わからん…。獅子王の援軍を待って全軍総攻撃を仕掛けるわけでもなく、なぜ…なぜ、今なのだ!)
まあ、そのことがヴァムード公爵をさらなる謎に追い込んだのだが。
ドゴ!!!
「たおれる!たおれるぞぉおー!」
「しゃ、車輪が…くそ!うごかねぇ!」
護衛の守備を突破した魔法により破壊され、周囲の狼人を巻き込みながら倒壊していく。
また、攻城兵器を破壊するために撃ち込まれた火魔法が地面の雪を溶かし、地面を柔らかくする。そのため、一部では破城槌の車輪が沈み込んでしまい、足が止まっていた。
ヴァムード公は次々に舞い込む吉報に満足そうに髭を撫でる。一方で押し寄せる兵数と報告に上がる攻城兵器の数からして、これが総攻撃だということは間違いない。
(もしや…援軍として獅子王が来る前にここを突破し、大功を独占したいがために攻め込んだのではないか?!)
ネリーキア王国に関わらず、人族にはよくある話だった。
援軍が来てしまうと、どうしても武功が縮小されてしまう…どころか『援軍に手間を掛けさせた』とか仲間の足を引っ張ったとか言われて武功を取り消されることも少なくない。だからそれを防ぐために自軍のみで落とそうとはやまった行動をとることがあるのだ。
(とくに獣人は血気盛んと聞く。そのうえ狼王もまだまだ少女というではないか。どんなに才女であっても誇りがかかると冷静さを欠く。配下に無理言って聞かせたのではないか?)
「閣下!西方が少々押されております。」
側近の報告を受け西へ目を向ける。
「あの辺りは…第4騎士団の持ち場だったな。」
第4騎士団は武闘派筆頭のヴァムード公から見てもそこそこ優秀な者たちではあるものの流石に狼人は一筋縄ではいかないみたいだ。
「増援を送ってやれ。後方で休息を取らせていた我が騎士をな。」
「ははっ!」
ヴァムード公の見事な指揮もあって日が沈むまで狼人は誰一人として関所を越えることはできなかった。
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