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5話
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「いらっしゃいませ!」
まだ不慣れな仕事は大変ではあるけれど、退屈な会社勤めよりもよっぽど充実していた。
『カフェ・玉手箱』は観光客や地元の人たちからもそれなりに人気らしく、場所柄忙しいことは少ないものの、お客様も中々途切れない。
お客様方はゆったりとしたブックカフェで、コーヒーやお茶を愉しみながら本を読んでいる。
私はお客様のご案内や給仕、手が空いたら食器洗いなどの雑務をこなしていた。
料理はまだカゲハさんに教わっている途中だ。あんみつの盛り付けくらいは出来るけれど、流石にまだ軽食作りなんかは担当できていない。
羊羹やわらび餅なんかの手が込んだ和菓子は、出入りの和菓子屋さんが納品してくれているものをお出しする。栗羊羹がいちばんの人気。山に住んでいる栗の木の木霊さんが、虫の入っていない栗を選んで持ってきてくれているのを、材料として和菓子屋さんに渡しているらしい。
木霊というのは、木に宿る精霊だという。この街はいろんなあやかしや古い精霊などが住んでいて、みんなそれぞれに人間社会との関わりを持っていたり持っていなかったりする。
ある日のこと。
店内には、少しぐったりした様子の若い女性が入店してきた。
雪のように白い肌にぬばたまの髪をした、儚げな女性である。
……あやかし、かな。
何となく人間っぽくない雰囲気はしていた。
けれど、注文を受けて抹茶あんみつを配膳すると、とっても嬉しそうににっこりと笑う。その顔は無邪気な人間の女性そのものだ。
勘違いだったのだろうか、と思いつつ、ちらちらと観察していると、その女性は随分と暑さが苦手なようで、パタパタと手で顔を仰いでいた。
そういえば、レジカウンターに扇子が飾ってあるよね。あれ、貸し出したらだめだろうか。熱中症にでもなっていたら、大変だもの。
カゲハさんに相談してみると、「あら、いいアイディアね。ぜひ貸してあげてちょうだい。あの子、雪女なの」と言われた。
雪女! そりゃあ、比較的涼しい長野県とはいえ、初夏の陽気は厳しいはずだ。
「お客様、もしよかったらこちら、お使いになってください」
そう言って扇子を差し出すと、雪女さんは目を丸くした。
「あらあら、あなたが噂の、あやかしが見えるという新人さんですね? どうもありがとうございます。私、本当に暑さが苦手だからとても助かります」
私のこと、噂になっているんだろうか。顔に出ていたのか、雪女さんはクスリと笑ってこう言った。
「あやかしの間では珍しい噂はあっという間に広まるものなのです。ここに人間の店員さんが来るなんて、いつぶりかしら。私は雪女の雪緒というの。常連だから、これからよろしくお願いしますね、心優しい店員さん」
そう言って雪緒さんはしばらく店内で涼んでいくと、来た時よりもしゃっきりした様子で去っていった。
夏は一部のあやかしには厳しい季節らしい。お店に甘酒を卸していく甘酒婆というあやかしも、冬のあやかしだけあって暑さに弱いのだという。
甘酒婆とは、長野県飯田市に伝わる妖怪で、冬の寒い夜に民家の戸を叩いて甘酒を売っていくという土着のあやかしだ。
昔からの地元民だけあって、ここのお店との付き合いも長いらしい。ここの甘酒アイスや冷やし甘酒なんかは、栄養たっぷりで夏バテに最高なのだという話だけれど、当の甘酒婆本人(本あやかし?)は思いっきり夏バテしていた。
そんな折のこと。買い物帰りの私は、いつもの坂道を登っているときに、店のほど近くで倒れているスーツ姿の男性を見かけた。
人間にとってはまだ過ごしやすい初夏なのに倒れているということは、雪男かなんかだろうか。……って、雪男がスーツ着ているわけないか。
と思いつつ、倒れている人をほったらかしにするわけにもいかないので、駆け寄って「大丈夫ですか?」と声をかける。
「うう、日差しが強くて……どこか日陰で休めるところはありませんか……?」
「ああ、それならうちの店で休んでいってください。カフェなんですよ……って、山本くん!?」
山本くん——、山本翔吾は、私の大学の同期生だ。まさかこんな東京から遥か離れた長野くんだりで会うとは思わなかった。日本人離れした派手なイケメンなのに、いつも気だるそうで、頭が良くて、試験前にはみんなから頼られていた山本くん。長野には仕事の出張できたのだろうか?
「あれ、あずみじゃん。こんなところで、どうしたの……」
セリフと顔が合っていない。久しぶりに再会した旧友に話すかのような口ぶりだけれど、顔はげっそりとしている。
「いいからちょっと休んで行きなよ、すぐ近くに私が働いているお店があるから」
そう言って肩を貸し、わずかながらに残された坂道を登っていく。
「カゲハさーん。夏バテのお客様をお連れしました」
平日の午前中だからか、他にお客様はいない。
「あれ? ここは、例のあやかしカフェ!?」
連れてきた山本くんがびっくりしながら口走った。
「えっ? 山本くん、ここのことを何か知っているの?」
「知ってるも何も、お前、あやかしカフェに新しく勤め始めたあやかしが視える人間って、お前のことだったのかよ!?」
あやかしが視えるってことまで知っているのか……。なら、もしかして山本くんも?
「なんかあやかしの間では私のことが噂になっているらしいけれど……。その事を知っているなんて、もしかして山本くんも“視える人”なの?」
「視えるっていうか……俺は……」
「視える人もなにも、そいつは吸血鬼だにゃ」
「福富っ?」
しばらく顔を出していなかった福富が、ひらりとレジカウンターの上に飛び乗った。
「今日は晴天にゃ。吸血鬼にはキツい日差しだろうにゃ。よく出歩いたもんだにゃ」
「ええっ、じゃあ昔から気だるげにしているのは、遅れてきた中二病じゃなくて吸血鬼だから、日差しが苦手だったってこと?」
「おい、ふざけんなよお前」
だって本当にそういう思春期症候群な奴なのかと思っていたのだ。いっつも昼間っから気だるそうにしていたし、なんかスカしている感じで苦手だった。
まさか本当に日差しのせいで体調悪かったとは、申し訳ない勘違いしちゃってたな。
「それにしても、なんで日差しが苦手なのにこんな真っ昼間から出歩いているの?」
「仕事だから仕方なかったんだよ」
「仕事って、何をやってるの? 営業とか?」
カゲハさんが淹れてくれたアイスティーを出しつつ、そう尋ねる。グラスにはカットしたレモンのスライスとミントの葉っぱが飾られていて、見るからにさっぱりとしている。キンキンに冷えた紅茶はきっと日差しでバテた体にはよく染みるはずだ。
「芸能人のマネージャーだよ」
「えっ、すごっ。でもなんで芸能人のマネージャーがこんなところに?」
「うーん。説明した方がよさそうだから話すけど、絶対に人に言うなよ?」
「うんうん。大丈夫、私口は堅いから」
山本くんはアイスティーをごくりと一口飲んで、口を開いた。
「お前、三枝百合絵って知ってる?」
「えっあの大女優の? もちろん知ってるけど」
もう50代半ばなのに、見た目はアラサーにしか見えない美魔女の女優さんだ。あまりにも老けないので、それこそ吸血鬼みたいだなんて言われているけれど。
「その三枝百合絵のマネージャーなんだよ、俺は。あの人、先輩吸血鬼なんだけどさ。今、こっちでドラマ撮影する予定だから来ていて、ちょうどあやかしが集まるカフェがあるってんで、行きたいって言い出して。騒ぎにならないように貸切にできないか下見と打診に来てんの」
ええっ? 吸血鬼? 三枝百合絵が!? いや、この場合三枝百合絵もか。
「あら、リリーちゃんこっちに来てるのね。来るのは30年ぶりくらいかしら」
「前にも来たことあるんですか? っていうか、リリーちゃんって?」
「あの子の英語名よ。あの子は元々英国の吸血鬼だったから。日本の映画監督と恋に落ちて日本に渡って来たけれどね」
「そうだったんですね」
それにしても、カゲハさん、50過ぎの三枝百合絵を「あの子」呼びって……。それにカゲハさんは見た目20代くらいだけれど、なんで30年も前から三枝百合絵を知っているんだろう?
まさか……、カゲハさんも人間じゃないの?
そうやって私が疑念の目を向けると、カゲハさんはただ黙って意味深に微笑んでいた。
まだ不慣れな仕事は大変ではあるけれど、退屈な会社勤めよりもよっぽど充実していた。
『カフェ・玉手箱』は観光客や地元の人たちからもそれなりに人気らしく、場所柄忙しいことは少ないものの、お客様も中々途切れない。
お客様方はゆったりとしたブックカフェで、コーヒーやお茶を愉しみながら本を読んでいる。
私はお客様のご案内や給仕、手が空いたら食器洗いなどの雑務をこなしていた。
料理はまだカゲハさんに教わっている途中だ。あんみつの盛り付けくらいは出来るけれど、流石にまだ軽食作りなんかは担当できていない。
羊羹やわらび餅なんかの手が込んだ和菓子は、出入りの和菓子屋さんが納品してくれているものをお出しする。栗羊羹がいちばんの人気。山に住んでいる栗の木の木霊さんが、虫の入っていない栗を選んで持ってきてくれているのを、材料として和菓子屋さんに渡しているらしい。
木霊というのは、木に宿る精霊だという。この街はいろんなあやかしや古い精霊などが住んでいて、みんなそれぞれに人間社会との関わりを持っていたり持っていなかったりする。
ある日のこと。
店内には、少しぐったりした様子の若い女性が入店してきた。
雪のように白い肌にぬばたまの髪をした、儚げな女性である。
……あやかし、かな。
何となく人間っぽくない雰囲気はしていた。
けれど、注文を受けて抹茶あんみつを配膳すると、とっても嬉しそうににっこりと笑う。その顔は無邪気な人間の女性そのものだ。
勘違いだったのだろうか、と思いつつ、ちらちらと観察していると、その女性は随分と暑さが苦手なようで、パタパタと手で顔を仰いでいた。
そういえば、レジカウンターに扇子が飾ってあるよね。あれ、貸し出したらだめだろうか。熱中症にでもなっていたら、大変だもの。
カゲハさんに相談してみると、「あら、いいアイディアね。ぜひ貸してあげてちょうだい。あの子、雪女なの」と言われた。
雪女! そりゃあ、比較的涼しい長野県とはいえ、初夏の陽気は厳しいはずだ。
「お客様、もしよかったらこちら、お使いになってください」
そう言って扇子を差し出すと、雪女さんは目を丸くした。
「あらあら、あなたが噂の、あやかしが見えるという新人さんですね? どうもありがとうございます。私、本当に暑さが苦手だからとても助かります」
私のこと、噂になっているんだろうか。顔に出ていたのか、雪女さんはクスリと笑ってこう言った。
「あやかしの間では珍しい噂はあっという間に広まるものなのです。ここに人間の店員さんが来るなんて、いつぶりかしら。私は雪女の雪緒というの。常連だから、これからよろしくお願いしますね、心優しい店員さん」
そう言って雪緒さんはしばらく店内で涼んでいくと、来た時よりもしゃっきりした様子で去っていった。
夏は一部のあやかしには厳しい季節らしい。お店に甘酒を卸していく甘酒婆というあやかしも、冬のあやかしだけあって暑さに弱いのだという。
甘酒婆とは、長野県飯田市に伝わる妖怪で、冬の寒い夜に民家の戸を叩いて甘酒を売っていくという土着のあやかしだ。
昔からの地元民だけあって、ここのお店との付き合いも長いらしい。ここの甘酒アイスや冷やし甘酒なんかは、栄養たっぷりで夏バテに最高なのだという話だけれど、当の甘酒婆本人(本あやかし?)は思いっきり夏バテしていた。
そんな折のこと。買い物帰りの私は、いつもの坂道を登っているときに、店のほど近くで倒れているスーツ姿の男性を見かけた。
人間にとってはまだ過ごしやすい初夏なのに倒れているということは、雪男かなんかだろうか。……って、雪男がスーツ着ているわけないか。
と思いつつ、倒れている人をほったらかしにするわけにもいかないので、駆け寄って「大丈夫ですか?」と声をかける。
「うう、日差しが強くて……どこか日陰で休めるところはありませんか……?」
「ああ、それならうちの店で休んでいってください。カフェなんですよ……って、山本くん!?」
山本くん——、山本翔吾は、私の大学の同期生だ。まさかこんな東京から遥か離れた長野くんだりで会うとは思わなかった。日本人離れした派手なイケメンなのに、いつも気だるそうで、頭が良くて、試験前にはみんなから頼られていた山本くん。長野には仕事の出張できたのだろうか?
「あれ、あずみじゃん。こんなところで、どうしたの……」
セリフと顔が合っていない。久しぶりに再会した旧友に話すかのような口ぶりだけれど、顔はげっそりとしている。
「いいからちょっと休んで行きなよ、すぐ近くに私が働いているお店があるから」
そう言って肩を貸し、わずかながらに残された坂道を登っていく。
「カゲハさーん。夏バテのお客様をお連れしました」
平日の午前中だからか、他にお客様はいない。
「あれ? ここは、例のあやかしカフェ!?」
連れてきた山本くんがびっくりしながら口走った。
「えっ? 山本くん、ここのことを何か知っているの?」
「知ってるも何も、お前、あやかしカフェに新しく勤め始めたあやかしが視える人間って、お前のことだったのかよ!?」
あやかしが視えるってことまで知っているのか……。なら、もしかして山本くんも?
「なんかあやかしの間では私のことが噂になっているらしいけれど……。その事を知っているなんて、もしかして山本くんも“視える人”なの?」
「視えるっていうか……俺は……」
「視える人もなにも、そいつは吸血鬼だにゃ」
「福富っ?」
しばらく顔を出していなかった福富が、ひらりとレジカウンターの上に飛び乗った。
「今日は晴天にゃ。吸血鬼にはキツい日差しだろうにゃ。よく出歩いたもんだにゃ」
「ええっ、じゃあ昔から気だるげにしているのは、遅れてきた中二病じゃなくて吸血鬼だから、日差しが苦手だったってこと?」
「おい、ふざけんなよお前」
だって本当にそういう思春期症候群な奴なのかと思っていたのだ。いっつも昼間っから気だるそうにしていたし、なんかスカしている感じで苦手だった。
まさか本当に日差しのせいで体調悪かったとは、申し訳ない勘違いしちゃってたな。
「それにしても、なんで日差しが苦手なのにこんな真っ昼間から出歩いているの?」
「仕事だから仕方なかったんだよ」
「仕事って、何をやってるの? 営業とか?」
カゲハさんが淹れてくれたアイスティーを出しつつ、そう尋ねる。グラスにはカットしたレモンのスライスとミントの葉っぱが飾られていて、見るからにさっぱりとしている。キンキンに冷えた紅茶はきっと日差しでバテた体にはよく染みるはずだ。
「芸能人のマネージャーだよ」
「えっ、すごっ。でもなんで芸能人のマネージャーがこんなところに?」
「うーん。説明した方がよさそうだから話すけど、絶対に人に言うなよ?」
「うんうん。大丈夫、私口は堅いから」
山本くんはアイスティーをごくりと一口飲んで、口を開いた。
「お前、三枝百合絵って知ってる?」
「えっあの大女優の? もちろん知ってるけど」
もう50代半ばなのに、見た目はアラサーにしか見えない美魔女の女優さんだ。あまりにも老けないので、それこそ吸血鬼みたいだなんて言われているけれど。
「その三枝百合絵のマネージャーなんだよ、俺は。あの人、先輩吸血鬼なんだけどさ。今、こっちでドラマ撮影する予定だから来ていて、ちょうどあやかしが集まるカフェがあるってんで、行きたいって言い出して。騒ぎにならないように貸切にできないか下見と打診に来てんの」
ええっ? 吸血鬼? 三枝百合絵が!? いや、この場合三枝百合絵もか。
「あら、リリーちゃんこっちに来てるのね。来るのは30年ぶりくらいかしら」
「前にも来たことあるんですか? っていうか、リリーちゃんって?」
「あの子の英語名よ。あの子は元々英国の吸血鬼だったから。日本の映画監督と恋に落ちて日本に渡って来たけれどね」
「そうだったんですね」
それにしても、カゲハさん、50過ぎの三枝百合絵を「あの子」呼びって……。それにカゲハさんは見た目20代くらいだけれど、なんで30年も前から三枝百合絵を知っているんだろう?
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