ヘタレαにつかまりまして

三日月

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9 特別棟

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「俺は別に何を言われてもいい。
カナにベタベタ触られるのはイヤだ」

「あのなぁ、無理をするな。
うなじを噛んでから一ヶ月近く経っているのに、未だに正気に戻れずΩに過剰反応示すような未熟なαなんて、自分でも嫌だろう」


腕の力が緩まったので、頭を後ろに倒しヤマの顎を押してやる。
お前はどんなときも余裕すぎてムカつく眠り王子。
αの才能に胡座をかく大嫌いなα。
この学園の中等部に入学してから、首位を奪還しようと追いかけていた俺の目標だぞ?
αモードはごめんだが、このままのヤマだと手を焼きそうだ。

番になるよう求められてから、調子が狂いっぱなしだ。
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