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34 反則の王子様
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ふにゃふにゃの力を無くしたおちんちんを、清人様は舌を使って自分の上顎に押し付けて、牙が引っ掛からないように歯を閉じず、くにくに唇に力を加えて側面を刺激し続ける。
もう一度勃たせようとされているのがわかるくらいに露骨なんだけど、無理ですっ
俺、そこまで神経が図太く出来てないですっ
「清人様、もぉ、離してくださぃっ」
うっかり頭に触れないように、両手を組んで真下の清人様に懇願。
なのに、清人様は全然聞き届けてくださらない。
お尻から足のつけねに移動した指で、皮膚の薄いそこばかりなぞるからくすぐったくって身を捩る。
そうすると、ちょっと腰が浮いて。
思ったよりも、拘束されてないことに気付くことができた。
清人様の頭を触らずに逃げるとしたら、うん、腰を引いて、そのまま抜いちゃえばいいんだよ!
俺は、背中のすぐ後ろに鏡が迫っているくらい狭い机の上になんとか立ち上がろうとしたんだけど。
ガシッ
足に力を入れた瞬間、清人様の手が俺の腰をつかんでそのまま座ることを強制。
ジュルッて、おちんちんを包んでる布ごと奥まで吸い込まれて。
慌てて口を両手で覆った。
へ、変な声がまた出ちゃうところだった!
清人様の熱い口内に含まれて。
上目使いに俺の反応を伺われて。
これまで、清人様からいろんなことをしていただいたり、されたり、色々あったんだけどね。
有り得ない構図に、現実味が段々薄れてくる。
これ、夢とか、じゃ、ないかな?
もう一度勃たせようとされているのがわかるくらいに露骨なんだけど、無理ですっ
俺、そこまで神経が図太く出来てないですっ
「清人様、もぉ、離してくださぃっ」
うっかり頭に触れないように、両手を組んで真下の清人様に懇願。
なのに、清人様は全然聞き届けてくださらない。
お尻から足のつけねに移動した指で、皮膚の薄いそこばかりなぞるからくすぐったくって身を捩る。
そうすると、ちょっと腰が浮いて。
思ったよりも、拘束されてないことに気付くことができた。
清人様の頭を触らずに逃げるとしたら、うん、腰を引いて、そのまま抜いちゃえばいいんだよ!
俺は、背中のすぐ後ろに鏡が迫っているくらい狭い机の上になんとか立ち上がろうとしたんだけど。
ガシッ
足に力を入れた瞬間、清人様の手が俺の腰をつかんでそのまま座ることを強制。
ジュルッて、おちんちんを包んでる布ごと奥まで吸い込まれて。
慌てて口を両手で覆った。
へ、変な声がまた出ちゃうところだった!
清人様の熱い口内に含まれて。
上目使いに俺の反応を伺われて。
これまで、清人様からいろんなことをしていただいたり、されたり、色々あったんだけどね。
有り得ない構図に、現実味が段々薄れてくる。
これ、夢とか、じゃ、ないかな?
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