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「由良」
耳元で響いた名前は、耳馴れた明るく物怖じしない龍生の口調とは違い、掠れ緊張に震えさえしていた。
「俺がこれから支えたい。
俺は、ずっと言い出せないでいたが、由良を前から番にしたいと思っていたんだ。
由良が消えて、一緒に会場に入り守れなかったこと、俺が由良に選手としても一人の人間としても好きだ言わずにいたことを後悔してきた。
相手がいないなら・・・俺に噛ませて。
一生、大切にするから俺を番に選んでくれないか」
首に触れた指が熱く、龍生の本気が、熱が、あまりに近すぎてなにも考えられない。自分をそんな風にみるαなんて、いるはずないと思ってた。俺を、番に、なんて。
耳元で響いた名前は、耳馴れた明るく物怖じしない龍生の口調とは違い、掠れ緊張に震えさえしていた。
「俺がこれから支えたい。
俺は、ずっと言い出せないでいたが、由良を前から番にしたいと思っていたんだ。
由良が消えて、一緒に会場に入り守れなかったこと、俺が由良に選手としても一人の人間としても好きだ言わずにいたことを後悔してきた。
相手がいないなら・・・俺に噛ませて。
一生、大切にするから俺を番に選んでくれないか」
首に触れた指が熱く、龍生の本気が、熱が、あまりに近すぎてなにも考えられない。自分をそんな風にみるαなんて、いるはずないと思ってた。俺を、番に、なんて。
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