可愛いΩのナカセカタ

三日月

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168 Ω

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 自分から触れても許されるその背に、傷を避けて指を伸ばす。これは、一度疾風の熱を受け止め空イキしていたとき。「ちゃんと捕まれよ?」と言って立ち上がった疾風に、なんとかしがみつこうと指を滑らせて出来たものだろうな。
 疾風は、一回り以上も体格に差がある自分を軽々と持ち上げる。こうして落ち着いて身体を見たり触ると、改めて驚かされる。まだ肉付きも薄く、全体的な身体の線も細い。どこからあんな力は生まれるんだ?


「由良、誘ってんの?」


 首を反らして尋ねられ、「まさかっ」と即否定。まさか、まさか!急にマックスサイズで揺らされて、自分の腰は開始早々にどうにかなってしまってたんだ!そのあとも容赦なく・・・いや、あの後は自分もねだっていたから疾風ばかりは責められないか。だが、最後は歩けずここまでお姫様だっこで運ばれて、指先まで丁寧に洗われてもされるがまま。先に湯船で呆けていたんだから。


「残念だな。
 由良ってば、覚えがイイから。
 部屋の後に、風呂場でもそのうち出来そうって期待してるのに」


「無茶言うなっ」


 顔をしかめて見せても、疾風は狐目を細めて嗤うだけ。あぁ、冗談じゃなく本気なんだな。この、暴君め!
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