可愛いΩのナカセカタ

三日月

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 尻を蹴られ、頭を床に打ち付け視界が歪む。抵抗する間を与えられず、足首に足枷をつけられる。逃げようとしているのに、長時間吊り上げられていた身体は痺れて自由が効かない。両足首についたリングに、1m程の拘束棒が接続され足を閉じる自由まで奪われた。
 芹沢は、動かない自分の背中を蹴飛ばすと一度壁際まで離れる。壁際の拘束台から伸びた鎖を手に戻ってきた芹沢は、自分の背面で手枷についたリングにそれを取り付けた。


「はーい、正装完了」


 自分の腰に踵をめり込ませ、満足げに嗤う。地面に押し潰された自分を見下ろし、もう片方の足でわき腹を連打。悲鳴を上げる自分を見て、また嗤い声が大きくなる。


「ほーら、思い出せよ。
 由良ちゃんの仕事は、リングじゃないだろ?
 地下でαに痛みつけられるのが仕事だろ?」
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