可愛いΩのナカセカタ

三日月

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番外編

第一回世良会議 2

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「おぉ、小学校まであたしか嵐がしていたから、風花が進行役とかしんせーん!」

「二人が適当に回数増やすから、年明けからの世良会議は何回目かも言わなくなってたもんな」

「中学校から仕切り直しでカウントするのは妥当ですね」


 風音も青嵐も凪も、タイトルコールにそこまで反応しなくても。私も回数よくわからなかっただけだし。もう、一から数え直した方が分かりやすいわって思っただけなんだけど。
 まぁ、第一回からヘビー級の話になっちゃうのは世良ちゃんの発情期も近いお年頃だし仕方ないわよね。


「じゃ、結論からね。
世良ちゃんがΩって言うのは、早くにバレました。
あ、言っとくけど、私じゃないわよ?
同じ小学校出身者がバラしたの。
ほら、世良ちゃんまた背が伸びちゃってあの容姿でしょ?
αかもって目をつけ始めた他の小学校出身者を好きになった子がね。
思春期らしく、後先考えずに見事に暴露しちゃって、ついでにいつものごとく風音の武勇伝もつけちゃって。
遅かれ早かれ、世良ちゃんがΩなのは有名だし、その子へは厳重注意にしといたわ。
世良ちゃんも、友達だしって庇ってね。
知れ渡ってますから、気にしてませんって言いきってね。
その優しさと凛々しさに、Ωってわかっても周りから腫れ物扱いも差別もされず、小学校と同様に人気者になってます」


 早速、ファンクラブも出来てました。多分、どんどん増えてくと思うわ。

 久し振りに帰宅していた風音は、「せっかくの再会なのに、早々に世良ちゃんから怒られるの?」溜め息をついて手にしていたビールを一気に胃袋に納めた。いや、あんたがやり過ぎたから、そもそも世良ちゃんがΩって周りにバレたのよ?知る人ぞ知る、の範囲を、小学校の学区全域まで広げたんだから何回でも頭下げときなさい。過去のことだって、流さないように!
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