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俺の名前は一ノ瀬 碧
自分で言うのもなんだが俺はクラスで一番モテる
けど学年で一位ではない。
隣のクラスの朝霧 連は学年で一位だ。
学年だけではない全クラスからモテている。
そんなあいつを、俺は嫌いだった
───ある日…
俺は3人の友達とトランプ(大富豪)をしていた。
ただの遊びでは面白くなく、大貧民になった人は大富豪の命令を聞くという設定にし、遊んだ。
命令では10万円よこせなど大金の命令はなしにした。
だが、500円ならいいということになった。
1回目、2回目は俺は大貧民になることなく終わった。
3回目、最後に弱いカードを持っていたのがいけなかった。大貧民になってしまった。
どうせ、お金だろうと思ったが、命令は違った。
『氷瀬 美鈴を傷つけてくれないか』
だった。
どうやら、大富豪になったやつの彼女が氷瀬を嫌いなのが理由らしい。
お金じゃないのか、ラッキーくらいに思っていた。
氷瀬 美鈴は同じクラスでさえない女子、だが、朝霧 連の許嫁だった。
昨日、朝霧 連と氷瀬 美鈴は許嫁じゃなくなった。
そう、俺を取り囲む女子たちが言っていた。
まあ、あの見た目なら納得だな。
『告白でも、何でもいいからさ、とにかく傷つけてよ。』
とのことだが、俺は気軽に女子に告白するタイプではない
それに、どう傷つけるかという作戦があった。
作戦では、
朝の時間や休み時間中に
「ちょっと、いいかな?」
と声をかけ、
「大したことじゃないんだけど、あの、学校一モテる朝霧 連の許嫁だから、氷瀬さんも眼鏡外したら可愛いのかな~って、」
「ちょっと、外してみてくれる?」
と言って、眼鏡をはずしてもらう
そして、その顔を見て、
「ごめん、正直もうちょい雰囲気変わるかと思ってた。いや、悪い意味じゃなくて……あ、でもちょっとガッカリはしたかも。」
と言い、傷つけさせるつもりだった。
ーーー朝
氷瀬 美鈴がいたので、声をかけた。
作戦通りに。
そして、眼鏡をはずしてもらった。
ここまでは、良かった。
作戦通りにできたから。
どうせ、あの見た目だ。眼鏡をはずしても地味でさえないだろう。
そう、思っていた。
眼鏡でそれほど、印象は変わらない。
そう、思っていた。
だけど、その思いを覆すような見た目だった。
眼鏡でこんなに変わるなんて、思わなかった。
眼鏡がないとこんなに、可愛いんだ。
思わず、
「え…?」
と声が出てしまった。
その、見た目にやられたのかもしれない。
この子に
「ごめん、正直もうちょい雰囲気変わるかと思ってた。いや、悪い意味じゃなくて……あ、でもちょっとガッカリはしたかも。」
なんて言えるはずもなかった。
「わざわざ外してくれてありがとう。」
そういって、その場を離れた。
俺は、この時、氷瀬 美鈴のことを好きになったのかもしれない。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
一ノ瀬 碧の行動、皆さんはどう思いましたか?
よかったら、感想を一言でも書いてもらえると励みになります!
自分で言うのもなんだが俺はクラスで一番モテる
けど学年で一位ではない。
隣のクラスの朝霧 連は学年で一位だ。
学年だけではない全クラスからモテている。
そんなあいつを、俺は嫌いだった
───ある日…
俺は3人の友達とトランプ(大富豪)をしていた。
ただの遊びでは面白くなく、大貧民になった人は大富豪の命令を聞くという設定にし、遊んだ。
命令では10万円よこせなど大金の命令はなしにした。
だが、500円ならいいということになった。
1回目、2回目は俺は大貧民になることなく終わった。
3回目、最後に弱いカードを持っていたのがいけなかった。大貧民になってしまった。
どうせ、お金だろうと思ったが、命令は違った。
『氷瀬 美鈴を傷つけてくれないか』
だった。
どうやら、大富豪になったやつの彼女が氷瀬を嫌いなのが理由らしい。
お金じゃないのか、ラッキーくらいに思っていた。
氷瀬 美鈴は同じクラスでさえない女子、だが、朝霧 連の許嫁だった。
昨日、朝霧 連と氷瀬 美鈴は許嫁じゃなくなった。
そう、俺を取り囲む女子たちが言っていた。
まあ、あの見た目なら納得だな。
『告白でも、何でもいいからさ、とにかく傷つけてよ。』
とのことだが、俺は気軽に女子に告白するタイプではない
それに、どう傷つけるかという作戦があった。
作戦では、
朝の時間や休み時間中に
「ちょっと、いいかな?」
と声をかけ、
「大したことじゃないんだけど、あの、学校一モテる朝霧 連の許嫁だから、氷瀬さんも眼鏡外したら可愛いのかな~って、」
「ちょっと、外してみてくれる?」
と言って、眼鏡をはずしてもらう
そして、その顔を見て、
「ごめん、正直もうちょい雰囲気変わるかと思ってた。いや、悪い意味じゃなくて……あ、でもちょっとガッカリはしたかも。」
と言い、傷つけさせるつもりだった。
ーーー朝
氷瀬 美鈴がいたので、声をかけた。
作戦通りに。
そして、眼鏡をはずしてもらった。
ここまでは、良かった。
作戦通りにできたから。
どうせ、あの見た目だ。眼鏡をはずしても地味でさえないだろう。
そう、思っていた。
眼鏡でそれほど、印象は変わらない。
そう、思っていた。
だけど、その思いを覆すような見た目だった。
眼鏡でこんなに変わるなんて、思わなかった。
眼鏡がないとこんなに、可愛いんだ。
思わず、
「え…?」
と声が出てしまった。
その、見た目にやられたのかもしれない。
この子に
「ごめん、正直もうちょい雰囲気変わるかと思ってた。いや、悪い意味じゃなくて……あ、でもちょっとガッカリはしたかも。」
なんて言えるはずもなかった。
「わざわざ外してくれてありがとう。」
そういって、その場を離れた。
俺は、この時、氷瀬 美鈴のことを好きになったのかもしれない。
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