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序章
夢とトキメキと田中
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‥
それは真っ白い空間。
大きな大画面で、何かの映像が流れてて
「明日も、また‥ここで」
銀の髪の女性が、誰かに向かってそう告げる。
「ああ、またここで‥君と会おうーー約束だ。ーーー」
それに答えるように、赤い髪の青年が、女性の手を優しく握りしめて、彼女に微笑んだ。
「はいっ、約束ですっ!リガル!!」
2人の男女が手を取り合い、約束を交わす。
それは将来を誓い合う恋人同士のようで‥
俺は微笑ましくて、大画面の前でその光景を眺めてた。
いいな‥俺も将来こんな風に‥
好きな人と幸せに‥生きたいな‥
刹那、
白い空間がゆっくりと遠ざかっていって
俺は無意識に手を伸ばす。
ふいにその手をギュッと掴まれた感覚かあって、
俺はゆっくりと目を開いた。
‥
「‥ですか!?」
、なにか、声が‥
?
「しっかりしてくださいっ!!」
必死な声‥
なに?なんかあったんか?
「ゔ‥だ、れ‥?」
俺は、眉を寄せながら、声の主を確認する。
「っ、よかった!目覚められたのですね!」
開いた視界に映る女の子。
俺の手を握るその子は嬉しそうに、そして安堵したように頬を緩めた。
「君は‥」
「私は‥この宮殿の清掃の仕事をしていますルクと申します。清掃の時間に宮殿を訪れたのですが、そしたら貴方が宮殿の入り口で倒れていて‥何度も呼びかけましたが、意識が戻らず‥本当に驚きました‥私、心臓が止まるかと‥」
ああ、そういえば俺‥村上に‥
っ、ほんまに‥ひどい男やな‥
あいつどこ行ったんやろか‥
いや、もう関わりたくもない‥
あれ、でも俺ボロボロやったはず‥なんで動けて‥?場所だってギルドの近くに居たはずや
それにあの銀色のドラゴンと話してたんは‥夢?それとも現実?
分からん‥不思議な事が起こりすぎて、
俺の頭ではすぐに整理できひん‥
いや‥とりあえず今は目の前の彼女に迷惑かけたみたいやし、謝らな‥
「そうなんか‥なんかごめんな‥」
「いえ‥本当に‥無事でよかったーー」
「っ!!」
涙ぐむ彼女に心臓がドキドキと高鳴る。
よく見ると紺色の髪はキラキラしてて、優しく細められた瞳は、淡い紫色で‥
うわあ‥なんか、なんかっ、
胸が、苦しいっ
俺、病気?!
「‥?どこか、痛みますか?」
黙った俺が心配になったんか、
不安そうに俺を見つめる彼女に、
俺は慌てて否定する。
「あ、いやっ!違うねん!なんか、心臓が締め付けられてっ、」
「心の臓がっ!?だ、だ大丈夫ですか!?すぐにお医者様にっ」
アワアワする姿も可愛くて、
もう、なんていうか、その
「だ、大丈夫やから!!落ち着いて!」
「は、はい!」
俺の胸は撃ち抜かれてもうた‥
あかん
キュン死に‥しそうや‥
「う、あ‥そ、その‥ありがとうっ!君がおらんかったら、もしかしたら誰も気づかず、そのままずっと放置されてたかも、はは」
うん。笑い事じゃないな。ありえるわ‥
「いえ、当たり前のことをしたまでです。それに、この宮殿で出会えた事も、きっとなにかの縁、私は嬉しく思います!」
「っ、」
俺の手を再度強く握りしめる彼女。
優しく微笑まれ、俺の顔面はたぶん真っ赤やと思う
あかんてえええッ、眩しいっまるで彼女の後ろから光が差してるような神々しさっ
‥女神や‥俺は女神に出会ってしまったのかもしれん‥
それは真っ白い空間。
大きな大画面で、何かの映像が流れてて
「明日も、また‥ここで」
銀の髪の女性が、誰かに向かってそう告げる。
「ああ、またここで‥君と会おうーー約束だ。ーーー」
それに答えるように、赤い髪の青年が、女性の手を優しく握りしめて、彼女に微笑んだ。
「はいっ、約束ですっ!リガル!!」
2人の男女が手を取り合い、約束を交わす。
それは将来を誓い合う恋人同士のようで‥
俺は微笑ましくて、大画面の前でその光景を眺めてた。
いいな‥俺も将来こんな風に‥
好きな人と幸せに‥生きたいな‥
刹那、
白い空間がゆっくりと遠ざかっていって
俺は無意識に手を伸ばす。
ふいにその手をギュッと掴まれた感覚かあって、
俺はゆっくりと目を開いた。
‥
「‥ですか!?」
、なにか、声が‥
?
「しっかりしてくださいっ!!」
必死な声‥
なに?なんかあったんか?
「ゔ‥だ、れ‥?」
俺は、眉を寄せながら、声の主を確認する。
「っ、よかった!目覚められたのですね!」
開いた視界に映る女の子。
俺の手を握るその子は嬉しそうに、そして安堵したように頬を緩めた。
「君は‥」
「私は‥この宮殿の清掃の仕事をしていますルクと申します。清掃の時間に宮殿を訪れたのですが、そしたら貴方が宮殿の入り口で倒れていて‥何度も呼びかけましたが、意識が戻らず‥本当に驚きました‥私、心臓が止まるかと‥」
ああ、そういえば俺‥村上に‥
っ、ほんまに‥ひどい男やな‥
あいつどこ行ったんやろか‥
いや、もう関わりたくもない‥
あれ、でも俺ボロボロやったはず‥なんで動けて‥?場所だってギルドの近くに居たはずや
それにあの銀色のドラゴンと話してたんは‥夢?それとも現実?
分からん‥不思議な事が起こりすぎて、
俺の頭ではすぐに整理できひん‥
いや‥とりあえず今は目の前の彼女に迷惑かけたみたいやし、謝らな‥
「そうなんか‥なんかごめんな‥」
「いえ‥本当に‥無事でよかったーー」
「っ!!」
涙ぐむ彼女に心臓がドキドキと高鳴る。
よく見ると紺色の髪はキラキラしてて、優しく細められた瞳は、淡い紫色で‥
うわあ‥なんか、なんかっ、
胸が、苦しいっ
俺、病気?!
「‥?どこか、痛みますか?」
黙った俺が心配になったんか、
不安そうに俺を見つめる彼女に、
俺は慌てて否定する。
「あ、いやっ!違うねん!なんか、心臓が締め付けられてっ、」
「心の臓がっ!?だ、だ大丈夫ですか!?すぐにお医者様にっ」
アワアワする姿も可愛くて、
もう、なんていうか、その
「だ、大丈夫やから!!落ち着いて!」
「は、はい!」
俺の胸は撃ち抜かれてもうた‥
あかん
キュン死に‥しそうや‥
「う、あ‥そ、その‥ありがとうっ!君がおらんかったら、もしかしたら誰も気づかず、そのままずっと放置されてたかも、はは」
うん。笑い事じゃないな。ありえるわ‥
「いえ、当たり前のことをしたまでです。それに、この宮殿で出会えた事も、きっとなにかの縁、私は嬉しく思います!」
「っ、」
俺の手を再度強く握りしめる彼女。
優しく微笑まれ、俺の顔面はたぶん真っ赤やと思う
あかんてえええッ、眩しいっまるで彼女の後ろから光が差してるような神々しさっ
‥女神や‥俺は女神に出会ってしまったのかもしれん‥
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