16 / 43
序章
初ギルドと田中
しおりを挟む
‥‥
「ここが、ギルド‥」
先程までのテンションは急激に下がる。
だって、もっとこう、アットホームな感じを想像してたんやけど‥
なんやろ、この高級ビジネスホテル感‥
「ギルド登録ですね?こちらにどうぞ」
これまた綺麗なお姉さんが案内をしてくれる。
異世界って顔が整ってる人多いよな‥
まあ、木下は元からアイドル並みに整ってるし、
村上も木下と並ぶからあれやけど、
単体やと悪くない。
倉本さんは言わずもがな美少女枠やし
俺は‥うん、やめとこ。
「では、この用紙に貴方についての情報の記入をお願いします。」
受付のお姉さんに、ぱっと渡された紙。
文字は日本のカタカナみたいに浮き上がってて、
ちょっと柔らかくした感じ。
なんとなく簡単なものは読めるし意味もわかるからこれまた不思議。
「はい‥えっと‥名前。田中金太郎‥あれ、でも漢字って見たことないしカタカナの方がええんかな?タナカキンタロウ‥年齢は16才、性別男、
で、次は‥魔力量?!なんやそれ‥飛ばして、ぞ、属性‥分からへん‥次は‥レベル‥?‥く、空欄で‥
す、すいません。これでお願いします‥」
受付のお姉さんの目が辛い。
‥、うんやっぱり明日の測定ってやつ終わってから来たかった。はあ、アイツら‥覚えとけよー‥。
「‥‥魔力量と属性、そしてレベルは不明でよろしいですか?」
「はい、それで」
少し動揺しているっぽいけど、それを全面に出さず淡々と仕事を進める受付のお姉さんに尊敬の眼差しを向ける。
助かりますお姉さん‥
「では、魔力量その他を計測致しますので、この水晶に魔力を流してください」
ドンとデスクの中から出された占いとかでよく見る水晶玉。
まって
魔力の流し方って何!?
ワタワタしていると、
俺の後ろに人が並び出す。
や、やばい
受付のお姉さんの、
早くしろという目線が怖くて、
とりあえずそれに触れてみた。
‥。
なんも起こらん‥
「魔力を流してください。」
ひい!!絶対零度の視線きたー!?
こうなればヤケクソや!!
魔力よ流れろ‥流れろ‥流れろ~
流れてええええええ
刹那、ボンというマヌケな音と共に、
一瞬薄い紫に変色した後、
薄っすらと白く色を変えもとの透明な色へと戻っていく水晶。
で、できたんか?
「‥魔力量は平均値。属性は‥う、薄すぎて見にくいのですが‥たぶん‥風?でしょう。」
「たぶん‥」
まって、その判定信じるけど大丈夫?
「レベルはステータスを開いてご自身で確認を、」
「ステータス?」
またよく分からん言葉が出てきて戸惑う。
ど、どうしよ‥
俺が困惑していると、お姉さんが不審そうに俺に問いかけてきた。
「‥ステータスはステータスオープンと唱えることで、見ることができます‥貴方、学園には通っていないのですか?」
「は、はい!お、親の事情とかそんな感じで!はは‥」
「そうですか‥それは大変でしたね‥」
「と、唱えるんでしたね!!す、ステータスオープン!うお!?なにこれ!?‥あ、すみません‥
えっと、レベルは‥1‥」
「‥」
いや、分かるよ‥分かるけどさ‥
その、ええ‥まじか‥って顔やめてえええ
「レベル1で‥お願いします」
「‥かしこまりました。それでは貴方に適した仕事をお渡ししますーーー」
お姉さんがテキパキと仕事の流れや
依頼主について教えてくれる。
俺は頷きながら、そっと頭でこう思ってた。
うん。やっぱ俺はどこに行っても
一般ピーポー田中やねんな。
逆に安心したわ。
ちょっと期待してたとか、そんなん
全然ないんやからなッ
「ここが、ギルド‥」
先程までのテンションは急激に下がる。
だって、もっとこう、アットホームな感じを想像してたんやけど‥
なんやろ、この高級ビジネスホテル感‥
「ギルド登録ですね?こちらにどうぞ」
これまた綺麗なお姉さんが案内をしてくれる。
異世界って顔が整ってる人多いよな‥
まあ、木下は元からアイドル並みに整ってるし、
村上も木下と並ぶからあれやけど、
単体やと悪くない。
倉本さんは言わずもがな美少女枠やし
俺は‥うん、やめとこ。
「では、この用紙に貴方についての情報の記入をお願いします。」
受付のお姉さんに、ぱっと渡された紙。
文字は日本のカタカナみたいに浮き上がってて、
ちょっと柔らかくした感じ。
なんとなく簡単なものは読めるし意味もわかるからこれまた不思議。
「はい‥えっと‥名前。田中金太郎‥あれ、でも漢字って見たことないしカタカナの方がええんかな?タナカキンタロウ‥年齢は16才、性別男、
で、次は‥魔力量?!なんやそれ‥飛ばして、ぞ、属性‥分からへん‥次は‥レベル‥?‥く、空欄で‥
す、すいません。これでお願いします‥」
受付のお姉さんの目が辛い。
‥、うんやっぱり明日の測定ってやつ終わってから来たかった。はあ、アイツら‥覚えとけよー‥。
「‥‥魔力量と属性、そしてレベルは不明でよろしいですか?」
「はい、それで」
少し動揺しているっぽいけど、それを全面に出さず淡々と仕事を進める受付のお姉さんに尊敬の眼差しを向ける。
助かりますお姉さん‥
「では、魔力量その他を計測致しますので、この水晶に魔力を流してください」
ドンとデスクの中から出された占いとかでよく見る水晶玉。
まって
魔力の流し方って何!?
ワタワタしていると、
俺の後ろに人が並び出す。
や、やばい
受付のお姉さんの、
早くしろという目線が怖くて、
とりあえずそれに触れてみた。
‥。
なんも起こらん‥
「魔力を流してください。」
ひい!!絶対零度の視線きたー!?
こうなればヤケクソや!!
魔力よ流れろ‥流れろ‥流れろ~
流れてええええええ
刹那、ボンというマヌケな音と共に、
一瞬薄い紫に変色した後、
薄っすらと白く色を変えもとの透明な色へと戻っていく水晶。
で、できたんか?
「‥魔力量は平均値。属性は‥う、薄すぎて見にくいのですが‥たぶん‥風?でしょう。」
「たぶん‥」
まって、その判定信じるけど大丈夫?
「レベルはステータスを開いてご自身で確認を、」
「ステータス?」
またよく分からん言葉が出てきて戸惑う。
ど、どうしよ‥
俺が困惑していると、お姉さんが不審そうに俺に問いかけてきた。
「‥ステータスはステータスオープンと唱えることで、見ることができます‥貴方、学園には通っていないのですか?」
「は、はい!お、親の事情とかそんな感じで!はは‥」
「そうですか‥それは大変でしたね‥」
「と、唱えるんでしたね!!す、ステータスオープン!うお!?なにこれ!?‥あ、すみません‥
えっと、レベルは‥1‥」
「‥」
いや、分かるよ‥分かるけどさ‥
その、ええ‥まじか‥って顔やめてえええ
「レベル1で‥お願いします」
「‥かしこまりました。それでは貴方に適した仕事をお渡ししますーーー」
お姉さんがテキパキと仕事の流れや
依頼主について教えてくれる。
俺は頷きながら、そっと頭でこう思ってた。
うん。やっぱ俺はどこに行っても
一般ピーポー田中やねんな。
逆に安心したわ。
ちょっと期待してたとか、そんなん
全然ないんやからなッ
0
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる