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第1章
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しおりを挟む「昨日はすまなかった」
「へ?」
予想外の言葉に私は固まる。
「お前の誕生日、だったろ」
ああ、そんな事‥気にしなくていいのに‥
駄々をこねるのは‥1人の時で充分ですわ。
「っ、ふふ‥いいのですよ。もう子どもじゃないんですから、」
「駄目だろっ!!」
「っ、ゆ、ユリオ?」
突然大きな声で否定されて驚く。
な、私、何か悪い事を言ってしまった?
ど、どうすれば‥ユリオ‥俯いて、怒っているのでしょうか‥?
そんな事をあわあわと考えてるうちに、
ユリオが私に近づき、申し訳ない顔をして、
私を見つめた。
「約束、していたのに‥他を優先した‥」
ドキリと胸が高鳴る。
だめ、駄目なのに。
「っ、覚えて‥いてくれたんですね‥」
「当たり前だろ」
嬉しい‥嬉しくて、堪らない
ユリオは‥狡い‥
「それだけで
私は嬉しいんですよ」
自然と頬が上がって、
ありがとうの感謝の気持ちを乗せて微笑んだ。
「ッ!!」
「どうしました?」
「いや、ひさびさに‥ミライナの笑顔を見たな、と‥」
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