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第一部
1-2 “生殺与奪”のヒユウ・アイシー
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魔術――それは、冒険者になるために必要とされる最低限の技術である。
炎魔術、強化魔術、防御魔術など、魔術にはさまざまな種類があるものの、使える魔術は一人につき一つだけというのが世界の常識だ。
というのも、魔術を行使するためには魔力を消費し『変換』させなければならない。そのため宿す魔力の性質によって使える魔術は変わり、また魔力の性質に依存する関係上、別の種類の魔術を覚えることは不可能とされている。
だから冒険者たちは自分の魔術を応用することで複数の技を使うなどの工夫を凝らしているのだが、それはさておき。
“生殺与奪”のヒユウ・アイシーが使用する【即死魔術】。
魔術そのものよりも『そんな魔術に変化する性質の魔力を身に宿している』という事実が、彼を周囲の人物が畏怖する最もな理由である。
「魔術を使用するたびに周囲から無差別に生命を削り取る――お前が言った通りだよ。しかもそれは魔術ではなく、魔術を使った際に漏れた、ただの魔力の余波だ。それだけ強力で、何よりデメリットが大きい……それを知って上で、仲間にしてくれなんて言うのか?」
「だからこそ、仲間にしていただきたいのです」
ヒユウは首をかしげる。
『近くにいると死ぬ』と言ったはずなのに、それに『だからこそ』と返してくるとはどういうことなのか。ユアが自殺志願者であるようにも見えず、仮にそうだとしてもこんな回りくどい手段をとる必要はないはずだ。
そんなヒユウの疑問に答えるかのように、ユアは口を開いた。
「私は【吸収魔術】の使い手です」
初めて聞く種類の魔術に、ヒユウは口を挟まずユアの言葉を待つ。
「……いえ、使い手というのはおこがましいですね。今まで一度も、この魔術を使いこなせたことなどないのですから」
「吸収魔術……名前からそのまま推測するなら、魔力の吸収ってところか?」
「はい。周囲の魔力を吸収し、私の魔力に変化させる。それが私の魔術です。しかし問題なのは、これが常に無条件で発動してしまっていること、そして吸収が無差別なことです」
そこまで聞いて、ヒユウはようやく納得することが出来た。
つまり、ユアは自分と似たもの同士なのだ。
周囲から無差別で魔力を吸収するということは、真っ先に被害にあうのはユアの仲間であろう。それも無条件で発動したままというのだから、吸収は相手の魔力が尽きるまで終わらないはずだ。
魔力が尽きれば魔術は使えない。
魔獣や魔物と渡り合うために必要なそれが使えないということは、そのまま死を意味する。
「――だが、俺なら問題ない」
「その通りです。無限の魔力が尽きることはあり得ない」
ヒユウに限り、ユアの魔術のデメリットを完全に無視できる。
「なるほどな。確かに仲間になるには十分な理由だ。お前にとって――そして、俺にとっても」
「……さすがです、ヒユウさん。私が言うまでもなかったですね」
「まあ、ああも詳しく魔術の説明をされれば嫌でもわかるさ」
魔術を使うたびに溢れた魔力が周囲の生命を削り取る【即死魔術】。
ユアはそのデメリットを完全に無視できる、恐らく世界で唯一の存在である。
「吸収した魔力が自分の魔力に変化するってのがポイントだな。それなら吸収した時点ですでに俺の魔力ではなくユアの魔力になる。つまり、生命を削り取られることはない」
「私のデメリットをヒユウさんが、ヒユウさんのデメリットを私が。互いが互いを犠牲にし、代償にしあえば、他の誰かが犠牲になることはありません」
互いが互いを犠牲にし、代償にしあう。
そうすれば、他の誰かを犠牲にすることはない。
「……本当に、仲間になるには十分すぎる理由だよ」
「で、ではっ!」
「ああ」
ヒユウは立ち上がると、ユアに手を差し出した。
「俺は【即死魔術】の使い手、ヒユウ・アイシー。ユア、どうか俺の仲間になってくれないか?」
「――はいっ! よろしくお願いします!」
感極まった表情でユアはその手をしっかりと握り、そして――ギルドに割れんばかりの大歓声が響いた。
『うぉおお! おめでとうお二人さん!』
『すげぇ! “生殺与奪”と“略奪の魔女”が手を組んだ!』
『こりゃあ伝説の始まりだ! ほら、みんなもっと騒げ騒げ!』
「こいつら……盗み聞きしてやがったな」
「わ、私って“略奪の魔女”なんて呼ばれてたんですか!? 初耳なんですけど!」
呆れるようにため息を吐くヒユウと自分の二つ名にショックを受けるユア。
そんな二人のもとへ、体格のいい中年の男が歩み寄って来た。
「よう、ヒユウ。まさかお前に仲間が出来るとはな」
「……何の用だよグレイモンドのおっさん。茶化しに来たのか?」
「おいおい、冷たいねぇ。一年前に冒険者になったばかりのお前の面倒を見てやったのは俺だぜ?」
「それも二、三日ですぐやめたじゃねぇか」
「はは、まあな。お前ほど強い奴の戦闘を見守る必要もなかったからな」
グレイモンドは十年以上冒険者を続けてきたベテランであり、またヒユウの魔術を知っても態度を変えることのなかった数少ない人物である。
余談ではあるが、ヒユウ本人から頼まれてヒユウの魔術のデメリットを冒険者に広めたのも、このグレイモンドだったりする。
そんな二人は、いまだショックから立ち直っていないユアをよそに会話を続ける。
「しかし、まさかヒユウが仲間を作るとは思ってもなかったぜ」
「ユアは俺の近くにいても死なない。それだけだ」
「……本当にそれだけか? 仲間でパーティーを組むってのは、足りないものを補うためだ。だから格上の敵にも勝てる。だから格上なんて存在しないお前が、仲間を作るなんて以外にもほどがある」
「何言ってんだおっさん。あんた今、自分で言っただろ。仲間を足りないものを補うためにあるって」
ヒユウはユアに目を向ける。
その顔は、長年望んでいたものが手に入ったかのような、そんな満ち足りた表情だった。
そして、ヒユウは少し照れくさそうに口を開いた。
「いくら強くても。いくら気丈に振る舞っても。――仲間がいないってのは、意外と寂しいもんなんだよ」
炎魔術、強化魔術、防御魔術など、魔術にはさまざまな種類があるものの、使える魔術は一人につき一つだけというのが世界の常識だ。
というのも、魔術を行使するためには魔力を消費し『変換』させなければならない。そのため宿す魔力の性質によって使える魔術は変わり、また魔力の性質に依存する関係上、別の種類の魔術を覚えることは不可能とされている。
だから冒険者たちは自分の魔術を応用することで複数の技を使うなどの工夫を凝らしているのだが、それはさておき。
“生殺与奪”のヒユウ・アイシーが使用する【即死魔術】。
魔術そのものよりも『そんな魔術に変化する性質の魔力を身に宿している』という事実が、彼を周囲の人物が畏怖する最もな理由である。
「魔術を使用するたびに周囲から無差別に生命を削り取る――お前が言った通りだよ。しかもそれは魔術ではなく、魔術を使った際に漏れた、ただの魔力の余波だ。それだけ強力で、何よりデメリットが大きい……それを知って上で、仲間にしてくれなんて言うのか?」
「だからこそ、仲間にしていただきたいのです」
ヒユウは首をかしげる。
『近くにいると死ぬ』と言ったはずなのに、それに『だからこそ』と返してくるとはどういうことなのか。ユアが自殺志願者であるようにも見えず、仮にそうだとしてもこんな回りくどい手段をとる必要はないはずだ。
そんなヒユウの疑問に答えるかのように、ユアは口を開いた。
「私は【吸収魔術】の使い手です」
初めて聞く種類の魔術に、ヒユウは口を挟まずユアの言葉を待つ。
「……いえ、使い手というのはおこがましいですね。今まで一度も、この魔術を使いこなせたことなどないのですから」
「吸収魔術……名前からそのまま推測するなら、魔力の吸収ってところか?」
「はい。周囲の魔力を吸収し、私の魔力に変化させる。それが私の魔術です。しかし問題なのは、これが常に無条件で発動してしまっていること、そして吸収が無差別なことです」
そこまで聞いて、ヒユウはようやく納得することが出来た。
つまり、ユアは自分と似たもの同士なのだ。
周囲から無差別で魔力を吸収するということは、真っ先に被害にあうのはユアの仲間であろう。それも無条件で発動したままというのだから、吸収は相手の魔力が尽きるまで終わらないはずだ。
魔力が尽きれば魔術は使えない。
魔獣や魔物と渡り合うために必要なそれが使えないということは、そのまま死を意味する。
「――だが、俺なら問題ない」
「その通りです。無限の魔力が尽きることはあり得ない」
ヒユウに限り、ユアの魔術のデメリットを完全に無視できる。
「なるほどな。確かに仲間になるには十分な理由だ。お前にとって――そして、俺にとっても」
「……さすがです、ヒユウさん。私が言うまでもなかったですね」
「まあ、ああも詳しく魔術の説明をされれば嫌でもわかるさ」
魔術を使うたびに溢れた魔力が周囲の生命を削り取る【即死魔術】。
ユアはそのデメリットを完全に無視できる、恐らく世界で唯一の存在である。
「吸収した魔力が自分の魔力に変化するってのがポイントだな。それなら吸収した時点ですでに俺の魔力ではなくユアの魔力になる。つまり、生命を削り取られることはない」
「私のデメリットをヒユウさんが、ヒユウさんのデメリットを私が。互いが互いを犠牲にし、代償にしあえば、他の誰かが犠牲になることはありません」
互いが互いを犠牲にし、代償にしあう。
そうすれば、他の誰かを犠牲にすることはない。
「……本当に、仲間になるには十分すぎる理由だよ」
「で、ではっ!」
「ああ」
ヒユウは立ち上がると、ユアに手を差し出した。
「俺は【即死魔術】の使い手、ヒユウ・アイシー。ユア、どうか俺の仲間になってくれないか?」
「――はいっ! よろしくお願いします!」
感極まった表情でユアはその手をしっかりと握り、そして――ギルドに割れんばかりの大歓声が響いた。
『うぉおお! おめでとうお二人さん!』
『すげぇ! “生殺与奪”と“略奪の魔女”が手を組んだ!』
『こりゃあ伝説の始まりだ! ほら、みんなもっと騒げ騒げ!』
「こいつら……盗み聞きしてやがったな」
「わ、私って“略奪の魔女”なんて呼ばれてたんですか!? 初耳なんですけど!」
呆れるようにため息を吐くヒユウと自分の二つ名にショックを受けるユア。
そんな二人のもとへ、体格のいい中年の男が歩み寄って来た。
「よう、ヒユウ。まさかお前に仲間が出来るとはな」
「……何の用だよグレイモンドのおっさん。茶化しに来たのか?」
「おいおい、冷たいねぇ。一年前に冒険者になったばかりのお前の面倒を見てやったのは俺だぜ?」
「それも二、三日ですぐやめたじゃねぇか」
「はは、まあな。お前ほど強い奴の戦闘を見守る必要もなかったからな」
グレイモンドは十年以上冒険者を続けてきたベテランであり、またヒユウの魔術を知っても態度を変えることのなかった数少ない人物である。
余談ではあるが、ヒユウ本人から頼まれてヒユウの魔術のデメリットを冒険者に広めたのも、このグレイモンドだったりする。
そんな二人は、いまだショックから立ち直っていないユアをよそに会話を続ける。
「しかし、まさかヒユウが仲間を作るとは思ってもなかったぜ」
「ユアは俺の近くにいても死なない。それだけだ」
「……本当にそれだけか? 仲間でパーティーを組むってのは、足りないものを補うためだ。だから格上の敵にも勝てる。だから格上なんて存在しないお前が、仲間を作るなんて以外にもほどがある」
「何言ってんだおっさん。あんた今、自分で言っただろ。仲間を足りないものを補うためにあるって」
ヒユウはユアに目を向ける。
その顔は、長年望んでいたものが手に入ったかのような、そんな満ち足りた表情だった。
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