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第一部
1-3 似た者同士
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「廃村の調査?」
「はい」
冒険者ギルドにて、ヒユウはギルドの受付嬢から渡された一枚のクエスト依頼書を見ながら口を開いた。
「あの、調査というのは、いったい何を調査すればいいのでしょうか?」
ヒユウが持つ依頼書を精一杯背伸びしながらのぞき込むユアが尋ねる。
「ライフスから南西へ三日ほど馬を走らせたところに、『ミニッツ』という村があったそうなのですが、それがつい先日に廃村となっているのが見つかったそうです。その原因を調査するのがクエストの内容ですね」
「原因って……普通に魔物じゃないのですか?」
「それを確かめるのも、俺達冒険者の仕事だ。……馬で三日ならこの辺りか」
説明を聞きながら、ヒユウはポケットから取り出した東大陸の簡易的な地図を広げる。
「しかしなんでそんな依頼がライフスにまで届いてるんだ? ここより『ウィークル』の方が近いんだし、そっちに依頼するだろ、普通」
ヒユウが普段持ち歩いている簡易地図には小さな村は表記されていないが、距離が分かれば大体の位置は割り出すことが出来る。
大体この辺、とあたりをつけた地点の近くには『海上都市ウィークル』という、ライフスほどではないがそれなりの大都市があった。
「それが……このクエスト、他でもないウィークルからの依頼なんですよ」
「――なに?」
受付嬢の言葉に、ヒユウは眉をひそめてもう一度依頼書を確認する。
もともとのクエストは、ミニッツ村が周辺に現れた魔獣の群れの討伐をウィークルの冒険者ギルドに依頼したもの。だが――
「『――だが、冒険者がミニッツ村に到着した時にはすでに廃村となっており、上級魔獣の存在を警戒し複数の冒険者パーティーで連合を組み再度派遣。しかしいまだに帰還したものはおらず、派遣された冒険者の生存は絶望的』……ウィークルの冒険者達はそのほとんどが水系統の魔術を使う実力者の集まりだって聞いたことがあるんだけどな。それでも手に負えなかったのか……で、何でそんなクエストを俺に? 他にもグレイモンドのおっさんとか、扱いやすくて強い冒険者はいるだろ」
「グレイモンドさんのパーティーは現在別のクエストを受注していまして。それに……何よりも、このクエストの難易度が……」
「……いくつなんだ?」
クエストにはギルドが定めた難易度がある。『魔獣と遭遇する恐れのない安全なクエスト』のDランクをはじめとする五段階の難易度だ。
また、冒険者にも同じように五段階の階級があり、ギルドは冒険者の階級に見合った難易度のクエストしか基本的には紹介しない。
「確か、Bランク以上の難易度は『上級冒険者でも達成困難』でしたよね? ま、まさか、そのBランクなのでしょうか?」
「いえ…………ウィークルのギルドが設定した難易度は、『命の保証がなされない』とされるAランクです」
「Aランク!? そ、そんなの、誰も受注しないんじゃ!?」
「……要するに、実質俺への名指し依頼ってことか」
予想以上の難易度の高さにユアが驚愕する隣で、ヒユウは不愉快そうに顔をしかめた。
「す、すみませんアイシーさん。しかしウィークルからはすでにAランク相当の依頼金も支払われてしまっているため……」
「いいじゃないですか、受けましょうよヒユウさん!」
「あ、いえ、まだ冒険者になったばかりでD階級のマイハーさんがこのクエストを受注することはギルドとしても承認しかねるのですが……」
「そ、そんなっ!?」
ユアは抗議するような声をあげるが、受付嬢も意地悪で言っているわけではない。
階級も難易度もあくまで目安とはいえ、冒険者が不幸な事故に会うのを防ぐためにこのような取り決めをしているのだ。これもひとえに冒険者の身を案じてのことである。
「わ、私がDランクなのは、魔術の特性故にパーティーを組めず、クエストを受けられなかったからで!」
「申し訳ありません、確かに我々ギルド職員は冒険者方の実力を正確に測ることは出来ません。ですが、不測の事態に対応できるよう、実力以上に経験を重視しているため……」
「でも!」
「まあ待て二人とも。ユアも落ち着けって。……なあユア、何がお前をそこまで駆り立てるんだ? 危険だってことは分かってるんだろ?」
受付嬢に必死に食い下がるユアを宥めるように、ヒユウは間に入る。
ヒユウは腰を下げ視線をユアと合わせると、ユアを試すかのように問いを投げかけた。
「……【吸収魔術】のせいで、私は今まで多くの方に迷惑をかけ続けていました。このまま誰かに迷惑をかけるだけの存在なのだと思ってました。ですが、ヒユウさんと出会えたおかげで…………ヒユウさんに仲間にしてもらえて、私は嬉しかった! 『お前は迷惑じゃない』と言われたみたいで幸せだった! ようやく誰かの為になれるのだと、誰かを守るためにこの力をふるえるのだと、そう思いました…………危険なのは分かってます。命の保証がないのは覚悟の上です。しかし私は、誰かが苦しみ、悲しんでいるというのに、ただ傍観者でいることの方が――死ぬよりも、ずっとつらい」
蒼い瞳に涙を浮かべながら、ユアはその身に秘めた感情を吐き出した。
「身の程を弁えぬ発言であることを、先に謝罪します。――私は、ヒユウさんの仲間です。仲間が危機に立ち向かうというのなら、私をこの身を賭して力になりましょう」
「……人は死ぬぞ。お前が思っているより、簡単に」
「覚悟の上です」
「そうか…………なら、俺がお前を死なせないさ。絶対に。覚悟を見せてもらったんだ、俺も覚悟で答えなきゃな」
ぐしぐしと乱雑にユアの頭を撫でると、ヒユウは依頼書をテーブルにたたきつけ、受付嬢に向かって口を開いた。
「ユア・マイハーをクエストに同行させる。有無は言わせん。この条件がのめなければ依頼は受けない」
「こ、困りますアイシーさん! ギルドとして、そのようなことを容認するわけには――」
「俺とユアは仲間……つまりはパーティーだ。今ここでパーティーランクをつけてくれ。……それなら問題ないだろ?」
「うっ……」
ヒユウの指摘に、受付嬢は思わず言葉を詰まらせる。
冒険者は階級に見合ったクエストしか受注できない……基本的には、だ。
例外として、所属するパーティーの『パーティーランク』がクエストに見合っていれば、階級が低くともクエストに同行することが出来るという、抜け道同然の規則がある。
もちろん、冒険者の安全を考慮するギルド側としてはあまり認めたくない例外ではあるが――しかし、例外と言えども、規則は規則である。
「はぁ……そんなの、アイシーさんが所属している時点で決まっているようなものじゃないですか。一応、もう一度言っておきますが、このクエストは命の保証がなされていませんからね? ……アイシーさん、マイハーさんを守れますか?」
「当たり前だ。俺を誰だと思ってやがる。仲間一人守れないようじゃ、世界最強の魔術師なんて称号、恥ずかしいだけだ」
困ったように笑う受付嬢に、ヒユウもにやりと笑ってそう返した。
「分かりました。ユア・マイハーさんのクエスト同行を許可します」
「ほ、本当ですかっ! あ、ありがとうございます!」
「――と、その前にパーティー登録しなければですね。パーティー名はお決まりですか?」
「そうだな……」
ユアをちらりと見て考える。
互いが初めての仲間で、初めてのパーティー。
それは、どちらも同じようにデメリットを持つが故の縁。
「――『似た者同士』。それが俺達のパーティー名だ」
それは、後に伝説と呼ばれるパーティー。
互いが互いを代償にしあう、そんな馴れ合いのパーティーが結成した瞬間だった。
「はい」
冒険者ギルドにて、ヒユウはギルドの受付嬢から渡された一枚のクエスト依頼書を見ながら口を開いた。
「あの、調査というのは、いったい何を調査すればいいのでしょうか?」
ヒユウが持つ依頼書を精一杯背伸びしながらのぞき込むユアが尋ねる。
「ライフスから南西へ三日ほど馬を走らせたところに、『ミニッツ』という村があったそうなのですが、それがつい先日に廃村となっているのが見つかったそうです。その原因を調査するのがクエストの内容ですね」
「原因って……普通に魔物じゃないのですか?」
「それを確かめるのも、俺達冒険者の仕事だ。……馬で三日ならこの辺りか」
説明を聞きながら、ヒユウはポケットから取り出した東大陸の簡易的な地図を広げる。
「しかしなんでそんな依頼がライフスにまで届いてるんだ? ここより『ウィークル』の方が近いんだし、そっちに依頼するだろ、普通」
ヒユウが普段持ち歩いている簡易地図には小さな村は表記されていないが、距離が分かれば大体の位置は割り出すことが出来る。
大体この辺、とあたりをつけた地点の近くには『海上都市ウィークル』という、ライフスほどではないがそれなりの大都市があった。
「それが……このクエスト、他でもないウィークルからの依頼なんですよ」
「――なに?」
受付嬢の言葉に、ヒユウは眉をひそめてもう一度依頼書を確認する。
もともとのクエストは、ミニッツ村が周辺に現れた魔獣の群れの討伐をウィークルの冒険者ギルドに依頼したもの。だが――
「『――だが、冒険者がミニッツ村に到着した時にはすでに廃村となっており、上級魔獣の存在を警戒し複数の冒険者パーティーで連合を組み再度派遣。しかしいまだに帰還したものはおらず、派遣された冒険者の生存は絶望的』……ウィークルの冒険者達はそのほとんどが水系統の魔術を使う実力者の集まりだって聞いたことがあるんだけどな。それでも手に負えなかったのか……で、何でそんなクエストを俺に? 他にもグレイモンドのおっさんとか、扱いやすくて強い冒険者はいるだろ」
「グレイモンドさんのパーティーは現在別のクエストを受注していまして。それに……何よりも、このクエストの難易度が……」
「……いくつなんだ?」
クエストにはギルドが定めた難易度がある。『魔獣と遭遇する恐れのない安全なクエスト』のDランクをはじめとする五段階の難易度だ。
また、冒険者にも同じように五段階の階級があり、ギルドは冒険者の階級に見合った難易度のクエストしか基本的には紹介しない。
「確か、Bランク以上の難易度は『上級冒険者でも達成困難』でしたよね? ま、まさか、そのBランクなのでしょうか?」
「いえ…………ウィークルのギルドが設定した難易度は、『命の保証がなされない』とされるAランクです」
「Aランク!? そ、そんなの、誰も受注しないんじゃ!?」
「……要するに、実質俺への名指し依頼ってことか」
予想以上の難易度の高さにユアが驚愕する隣で、ヒユウは不愉快そうに顔をしかめた。
「す、すみませんアイシーさん。しかしウィークルからはすでにAランク相当の依頼金も支払われてしまっているため……」
「いいじゃないですか、受けましょうよヒユウさん!」
「あ、いえ、まだ冒険者になったばかりでD階級のマイハーさんがこのクエストを受注することはギルドとしても承認しかねるのですが……」
「そ、そんなっ!?」
ユアは抗議するような声をあげるが、受付嬢も意地悪で言っているわけではない。
階級も難易度もあくまで目安とはいえ、冒険者が不幸な事故に会うのを防ぐためにこのような取り決めをしているのだ。これもひとえに冒険者の身を案じてのことである。
「わ、私がDランクなのは、魔術の特性故にパーティーを組めず、クエストを受けられなかったからで!」
「申し訳ありません、確かに我々ギルド職員は冒険者方の実力を正確に測ることは出来ません。ですが、不測の事態に対応できるよう、実力以上に経験を重視しているため……」
「でも!」
「まあ待て二人とも。ユアも落ち着けって。……なあユア、何がお前をそこまで駆り立てるんだ? 危険だってことは分かってるんだろ?」
受付嬢に必死に食い下がるユアを宥めるように、ヒユウは間に入る。
ヒユウは腰を下げ視線をユアと合わせると、ユアを試すかのように問いを投げかけた。
「……【吸収魔術】のせいで、私は今まで多くの方に迷惑をかけ続けていました。このまま誰かに迷惑をかけるだけの存在なのだと思ってました。ですが、ヒユウさんと出会えたおかげで…………ヒユウさんに仲間にしてもらえて、私は嬉しかった! 『お前は迷惑じゃない』と言われたみたいで幸せだった! ようやく誰かの為になれるのだと、誰かを守るためにこの力をふるえるのだと、そう思いました…………危険なのは分かってます。命の保証がないのは覚悟の上です。しかし私は、誰かが苦しみ、悲しんでいるというのに、ただ傍観者でいることの方が――死ぬよりも、ずっとつらい」
蒼い瞳に涙を浮かべながら、ユアはその身に秘めた感情を吐き出した。
「身の程を弁えぬ発言であることを、先に謝罪します。――私は、ヒユウさんの仲間です。仲間が危機に立ち向かうというのなら、私をこの身を賭して力になりましょう」
「……人は死ぬぞ。お前が思っているより、簡単に」
「覚悟の上です」
「そうか…………なら、俺がお前を死なせないさ。絶対に。覚悟を見せてもらったんだ、俺も覚悟で答えなきゃな」
ぐしぐしと乱雑にユアの頭を撫でると、ヒユウは依頼書をテーブルにたたきつけ、受付嬢に向かって口を開いた。
「ユア・マイハーをクエストに同行させる。有無は言わせん。この条件がのめなければ依頼は受けない」
「こ、困りますアイシーさん! ギルドとして、そのようなことを容認するわけには――」
「俺とユアは仲間……つまりはパーティーだ。今ここでパーティーランクをつけてくれ。……それなら問題ないだろ?」
「うっ……」
ヒユウの指摘に、受付嬢は思わず言葉を詰まらせる。
冒険者は階級に見合ったクエストしか受注できない……基本的には、だ。
例外として、所属するパーティーの『パーティーランク』がクエストに見合っていれば、階級が低くともクエストに同行することが出来るという、抜け道同然の規則がある。
もちろん、冒険者の安全を考慮するギルド側としてはあまり認めたくない例外ではあるが――しかし、例外と言えども、規則は規則である。
「はぁ……そんなの、アイシーさんが所属している時点で決まっているようなものじゃないですか。一応、もう一度言っておきますが、このクエストは命の保証がなされていませんからね? ……アイシーさん、マイハーさんを守れますか?」
「当たり前だ。俺を誰だと思ってやがる。仲間一人守れないようじゃ、世界最強の魔術師なんて称号、恥ずかしいだけだ」
困ったように笑う受付嬢に、ヒユウもにやりと笑ってそう返した。
「分かりました。ユア・マイハーさんのクエスト同行を許可します」
「ほ、本当ですかっ! あ、ありがとうございます!」
「――と、その前にパーティー登録しなければですね。パーティー名はお決まりですか?」
「そうだな……」
ユアをちらりと見て考える。
互いが初めての仲間で、初めてのパーティー。
それは、どちらも同じようにデメリットを持つが故の縁。
「――『似た者同士』。それが俺達のパーティー名だ」
それは、後に伝説と呼ばれるパーティー。
互いが互いを代償にしあう、そんな馴れ合いのパーティーが結成した瞬間だった。
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