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第一章
第39話 デポ吉君 登場!! その1
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トンテン、トンテン、トンテン、トンテン
「すいませーん、ベイルさん、ここ切ってください」
「チェーンソー カッター!!」
カンコン、カンコン、カンコン、カンコン
「あっ、すいません、ベイルさん、ここもお願いしまーす」
「チェーンソー アターック!!」
トントン、トントン、トントン、えーっと、今私が何をしてるかというと、秘密基地で木材を使って荷車を作っているところですなのです。
「あっ、すいません、ベイルさん、ここもー」
「チェーンソー スマッシュ!!」
というのもですね、最近ダンジョンで戦うときにアイテムが色々増えすぎてしまいまして、今までのバッグや台車だけだとちょっと限界に来てしまってたんですよ。
ちなみに今思いつくだけでも、エルウッドさんの「ガスボンベ」と「火炎瓶」、ナジームさんの「チェーンソーのガソリン」、ノエルさんの「カーボン矢」、ナジームさんの「カットソー」と「ペットボトルロケット」。
それ以外にも通常のアイテムやらなんやら、戦力は上がったのですがそれに比例して荷物の量も増えとりまして……
これまでは、ベイルさんに手伝ってもらいながらなんとか運んでいたのですが、そろそろ限界だということで、私のDIYスキルを用いまして、『グランド デポ』でいろいろ材料を買ってきて今までよりも大きめの荷車を作っていたのです。
「よーっし、ヒーラートンカチ、えいえいえい!!」
……二時間後、
「おおー、スゲーじゃん、サファイヤ、しっかりした荷車じゃん」とエルウッドさん。
「うんうん、新しい荷車買おうって話になったら『じゃあ、私、自分で作りますから』って言ったときにはどうなるかとおもったけど」と私の作った荷車をしげしげみながらノエルさん。
「いやー、感服です。私なんかじゃ、到底つくれません」と感動しながらナジームさん。
ちなみに、この荷車のポイントは、ゴツゴツの地面でも大丈夫なように、ちょっと大きめのゴムタイヤを取り付けたところですね。エッヘン!!
これなら、ダンジョンの中でも倒れることなく運べますよ。
「これだったら、俺のガスボンベと火炎瓶、今度からもっとたくさん持ってけるよな」とエルウッドさん。
「なにいってんだよ、エルウッド。俺の斧やスレッジハンマー持ってくために作ったんだぞコレ」とベイルさん。
「いやいやいやいや、通常戦闘で使うために、今まで使っていた俺の弓矢セットを運ぶために、サファイヤちゃんは作ってくれるっていったんだぞ」とノエルさん。
「えーっと、私の「カットソー」とペットボトルロケットの数も増やしていただけると聞いてたのですが……」とナジームさん。
「えーっと、えーっと、えーっと……」
「俺が」、「僕が」、「俺様が」、「私が」みんな自分の意見を通そうと喧々囂々の議論が始まった。
「私も自分のアイテムをもっと持ってきたいんですけど……」
いつまでたっても議論の結論が出ないし、こんな時間があったら『グランド デポ』でも行って買い物したいなー……なんて、思ったら、そういや、『グランド デポ』にも台車売ってたよなー。なんかいいアイデア無いかなー。そうだ、こういう時には『グランド デポ』に行こう!!
「ストップ、ストップ、ストップー」
「「「「ハイッ!?」」」」
「ちょっとこれから、『グランド デポ』行って、台車とか荷車見て来ますんで、えーっと……そうだ、ベイルさん一緒に来てもらえませんか?」と私。
「えー、たまには俺も連れてってよー」とエルウッドさん。そういやエルウッドさん、最初の一回目以降一度も連れてってないなー。
でも……「いや、この荷車運ぶのベイルさんじゃないですか、だから、ベイルさんの意見を聞きたいので付き合ってもらうんですけど……エルウッドさん、今度からベイルさんの代わりに、荷車引いてくれますか?」
すると、「…………いってらっしゃい」と、おとなしく引き下がるエルウッドさん。
「えーっと、他の人はどうですか?今度から荷車引っ張ってくれるんだったらベイルさんの代わりに来てもらっても全然いいですよー」と、ちょっと意地悪に私。
「いってらっしゃい」とニッコリを振るノエルさん。
「それではお気をつけて」とペコリと頭を下げるナジームさん。
「ったく、どいつもこいつも」とブツブツ文句を言うベイルさん。
そんなわけで、『グランド デポ』へ、レッツらGO!!
----------------------------◇◇◇◇◇◇-----------------------------
作者の相沢です。
作品を気に入って下さった方は『いいね』や『お気に入り』に登録していただけたら幸いです。
あと、感想も書いてくれたらうれしいなー。
本日より、私が書いているもう一つの小説、
『フットボールのギフト ~底辺Jリーガーの俺がフットボールの神様からもらったご褒美とは~』
をアルファポリスさんでも上げ始めました。
フットボールにご興味がある人も、あんまし無い人も是非に一度読んでみてください!!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/550563455/381927583
(フットボールのギフト)
「すいませーん、ベイルさん、ここ切ってください」
「チェーンソー カッター!!」
カンコン、カンコン、カンコン、カンコン
「あっ、すいません、ベイルさん、ここもお願いしまーす」
「チェーンソー アターック!!」
トントン、トントン、トントン、えーっと、今私が何をしてるかというと、秘密基地で木材を使って荷車を作っているところですなのです。
「あっ、すいません、ベイルさん、ここもー」
「チェーンソー スマッシュ!!」
というのもですね、最近ダンジョンで戦うときにアイテムが色々増えすぎてしまいまして、今までのバッグや台車だけだとちょっと限界に来てしまってたんですよ。
ちなみに今思いつくだけでも、エルウッドさんの「ガスボンベ」と「火炎瓶」、ナジームさんの「チェーンソーのガソリン」、ノエルさんの「カーボン矢」、ナジームさんの「カットソー」と「ペットボトルロケット」。
それ以外にも通常のアイテムやらなんやら、戦力は上がったのですがそれに比例して荷物の量も増えとりまして……
これまでは、ベイルさんに手伝ってもらいながらなんとか運んでいたのですが、そろそろ限界だということで、私のDIYスキルを用いまして、『グランド デポ』でいろいろ材料を買ってきて今までよりも大きめの荷車を作っていたのです。
「よーっし、ヒーラートンカチ、えいえいえい!!」
……二時間後、
「おおー、スゲーじゃん、サファイヤ、しっかりした荷車じゃん」とエルウッドさん。
「うんうん、新しい荷車買おうって話になったら『じゃあ、私、自分で作りますから』って言ったときにはどうなるかとおもったけど」と私の作った荷車をしげしげみながらノエルさん。
「いやー、感服です。私なんかじゃ、到底つくれません」と感動しながらナジームさん。
ちなみに、この荷車のポイントは、ゴツゴツの地面でも大丈夫なように、ちょっと大きめのゴムタイヤを取り付けたところですね。エッヘン!!
これなら、ダンジョンの中でも倒れることなく運べますよ。
「これだったら、俺のガスボンベと火炎瓶、今度からもっとたくさん持ってけるよな」とエルウッドさん。
「なにいってんだよ、エルウッド。俺の斧やスレッジハンマー持ってくために作ったんだぞコレ」とベイルさん。
「いやいやいやいや、通常戦闘で使うために、今まで使っていた俺の弓矢セットを運ぶために、サファイヤちゃんは作ってくれるっていったんだぞ」とノエルさん。
「えーっと、私の「カットソー」とペットボトルロケットの数も増やしていただけると聞いてたのですが……」とナジームさん。
「えーっと、えーっと、えーっと……」
「俺が」、「僕が」、「俺様が」、「私が」みんな自分の意見を通そうと喧々囂々の議論が始まった。
「私も自分のアイテムをもっと持ってきたいんですけど……」
いつまでたっても議論の結論が出ないし、こんな時間があったら『グランド デポ』でも行って買い物したいなー……なんて、思ったら、そういや、『グランド デポ』にも台車売ってたよなー。なんかいいアイデア無いかなー。そうだ、こういう時には『グランド デポ』に行こう!!
「ストップ、ストップ、ストップー」
「「「「ハイッ!?」」」」
「ちょっとこれから、『グランド デポ』行って、台車とか荷車見て来ますんで、えーっと……そうだ、ベイルさん一緒に来てもらえませんか?」と私。
「えー、たまには俺も連れてってよー」とエルウッドさん。そういやエルウッドさん、最初の一回目以降一度も連れてってないなー。
でも……「いや、この荷車運ぶのベイルさんじゃないですか、だから、ベイルさんの意見を聞きたいので付き合ってもらうんですけど……エルウッドさん、今度からベイルさんの代わりに、荷車引いてくれますか?」
すると、「…………いってらっしゃい」と、おとなしく引き下がるエルウッドさん。
「えーっと、他の人はどうですか?今度から荷車引っ張ってくれるんだったらベイルさんの代わりに来てもらっても全然いいですよー」と、ちょっと意地悪に私。
「いってらっしゃい」とニッコリを振るノエルさん。
「それではお気をつけて」とペコリと頭を下げるナジームさん。
「ったく、どいつもこいつも」とブツブツ文句を言うベイルさん。
そんなわけで、『グランド デポ』へ、レッツらGO!!
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作者の相沢です。
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あと、感想も書いてくれたらうれしいなー。
本日より、私が書いているもう一つの小説、
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