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16歳
12月28日
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ここまで自分のこと勘違いして自分に自惚れてるやつって・・・見たことない。
お試し期間2日目でこう思わざるを得ないとは笑える。
「会いに来るのは定期が全く被ってない俺より多少外れるお前が来てね?金使いたくないし、その方が合理的だろ?」
・・・わぁお。合理的の意味わかってんのかな。初めてだ。男にお前から会いに来いとか言われたの。なにレディーファーストを逆の意味で捉えてるのかなこの人。え?待って。お試し期間なのに、チャンスを与えてあげた私自ら行動しろと?こりゃ誰にもモテないわけだわ。
頭の中で静かにブチ切れながら頭お花畑野郎の最寄りに向かう。そして彼が最初に口にした言葉は。
「ねぇ。ヤんない?」
・・・わぁお。いや何。高校生の思春期真っ只中性欲ももちろん好奇心も旺盛な男子高校生の頭の中身は否定はしないし欲求も理解出来る。けれど、早過ぎないか?無論私が未経験だとは言わない。恐れている訳では無い。ただ。
お前はなんのために私に交際を申し込んだんだ?ヤりたいだけか?ああ。そう。見た目からして未経験だもんな。納得。これ以上にない程に納得した。納得したはいいものの、私はどうすればいい・・・。
よし。成り行きに任せよう。成り行きに任せるなんて私のプライドが許さない。けれど今回はただ単にめんどくさかった。自分が考える時間を頭お花畑野郎に使いたくなかった。
会うとすぐに手を繋ぎたがるし2人っきりになりたがる。これはこれは・・・1つの目的じゃないか。確定だな。案の定、と言わんばかりにキスをせがむ。
いーや待てよ。キスまで私からしろってか。もはや俺様が1番みたいなワガママ放題野郎ってわけだ。
3秒後、私はすごい勢いで顔を背けた。今一瞬自分の身に何が起こったのか把握できなかった。確か・・・しょうがないと思いキスをしたんだが・・・。する場所を間違えたのか?私は、ドラム式洗濯機とキスをしてしまったのか?いや違うこの頭お花畑野郎の口・・・・・・え?
キス・・・ここまで下手くそなやついるんだ!!初知りだわ!!経験上こんな男と出会ったことない!!いやー・・・ここまでくるともはや珍種だな。絶滅危惧種に指定されてもいいのではないか。
自分の中でこの男の存在を完全否定したかった。目の前から爆発でもして消し飛んで欲しかった。まあ実在してしまうのが現実なのだが。そしてそのままこの頭お花畑&ドラム式洗濯機野郎の話を意識が幽体離脱しながら聞き、(もはや聞いてすらいない)この日はバイトだからと言うので駅まで送ってくれた。(この時も俺優しいだろ感満載だった)
「じゃあここで。」と私のあからさまに帰りたそうな顔を見てどう考えてどう思ったのか彼は
「そんな寂しそうな顔してるから明日も会ってあげるよ!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ン?ナニヲドウマチガエレバソノヨウナカンガエニナルンダ?
フリーズしている私なんかに気づかず彼は明日どうしようとプランを立て始めた。今わかった。こいつは。話の通じないやつだ。ダメだこいつ。人間じゃない。人間に擬態してるなにかだ。この時点で私の心の扉の彼へ向けてのドアは完全にシャットアウトされた。去り際にまた明日、も言われて寒気がしたのは、12月の寒さが理由では無いはずだ。
お試し期間2日目でこう思わざるを得ないとは笑える。
「会いに来るのは定期が全く被ってない俺より多少外れるお前が来てね?金使いたくないし、その方が合理的だろ?」
・・・わぁお。合理的の意味わかってんのかな。初めてだ。男にお前から会いに来いとか言われたの。なにレディーファーストを逆の意味で捉えてるのかなこの人。え?待って。お試し期間なのに、チャンスを与えてあげた私自ら行動しろと?こりゃ誰にもモテないわけだわ。
頭の中で静かにブチ切れながら頭お花畑野郎の最寄りに向かう。そして彼が最初に口にした言葉は。
「ねぇ。ヤんない?」
・・・わぁお。いや何。高校生の思春期真っ只中性欲ももちろん好奇心も旺盛な男子高校生の頭の中身は否定はしないし欲求も理解出来る。けれど、早過ぎないか?無論私が未経験だとは言わない。恐れている訳では無い。ただ。
お前はなんのために私に交際を申し込んだんだ?ヤりたいだけか?ああ。そう。見た目からして未経験だもんな。納得。これ以上にない程に納得した。納得したはいいものの、私はどうすればいい・・・。
よし。成り行きに任せよう。成り行きに任せるなんて私のプライドが許さない。けれど今回はただ単にめんどくさかった。自分が考える時間を頭お花畑野郎に使いたくなかった。
会うとすぐに手を繋ぎたがるし2人っきりになりたがる。これはこれは・・・1つの目的じゃないか。確定だな。案の定、と言わんばかりにキスをせがむ。
いーや待てよ。キスまで私からしろってか。もはや俺様が1番みたいなワガママ放題野郎ってわけだ。
3秒後、私はすごい勢いで顔を背けた。今一瞬自分の身に何が起こったのか把握できなかった。確か・・・しょうがないと思いキスをしたんだが・・・。する場所を間違えたのか?私は、ドラム式洗濯機とキスをしてしまったのか?いや違うこの頭お花畑野郎の口・・・・・・え?
キス・・・ここまで下手くそなやついるんだ!!初知りだわ!!経験上こんな男と出会ったことない!!いやー・・・ここまでくるともはや珍種だな。絶滅危惧種に指定されてもいいのではないか。
自分の中でこの男の存在を完全否定したかった。目の前から爆発でもして消し飛んで欲しかった。まあ実在してしまうのが現実なのだが。そしてそのままこの頭お花畑&ドラム式洗濯機野郎の話を意識が幽体離脱しながら聞き、(もはや聞いてすらいない)この日はバイトだからと言うので駅まで送ってくれた。(この時も俺優しいだろ感満載だった)
「じゃあここで。」と私のあからさまに帰りたそうな顔を見てどう考えてどう思ったのか彼は
「そんな寂しそうな顔してるから明日も会ってあげるよ!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ン?ナニヲドウマチガエレバソノヨウナカンガエニナルンダ?
フリーズしている私なんかに気づかず彼は明日どうしようとプランを立て始めた。今わかった。こいつは。話の通じないやつだ。ダメだこいつ。人間じゃない。人間に擬態してるなにかだ。この時点で私の心の扉の彼へ向けてのドアは完全にシャットアウトされた。去り際にまた明日、も言われて寒気がしたのは、12月の寒さが理由では無いはずだ。
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