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section Magic(魔術)
パラケルスス
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「はぇ~医者になるって大変だねぇ・・・人命をこの手にゆだねられるなんて死にそうだよ」
「ヨハン。でも昔のお医者さんの方がそのプレッシャーって大きかったんじゃないの?」
「そりゃねぇ、医学が進歩していなかった時代だし、『の、呪われたぁ!!!』って言いながら死んでいった人も多いと思うよ。でもね。そんな中世に活躍した医者・・・もとい錬金術師がいるんだよ。」
「中世・・・?とかその辺の時代の?錬金術師兼医者って肩書がエグすぎない?」
「まぁまぁ頭がそれほど良かったって事だよパラケルススさんは。」
「変な名前だね。どこの国の人?思いつかないんだけど・・・」
「確かにジョンとかトニーとかは何となく国がわかってしまいそうだけども、パラケルススって聞きなじみがないし難しいね。彼はスイスの医者だよ。」
「永久中立国か・・・」
「マルガレーテその覚え方は・・・?ま、まぁパラケルススっていう名前は、古代ローマの名医『ケルスス』をしのぐ。っていう意味らしいんだ。古代ローマは技術が栄えた時代。そんな彼をしのぐなんて名前から、彼の実力の高さがうかがえるね。」
「例えば?」
「例えば・・・ねぇ、パラケルススは大学で医学を勉強したみたいだけども、
『いや、理論よりも昔から伝わっている風邪の治し方とかの方がいいはず!』と医者としてお金を稼ぎつつ
各地を回って情報を集めたみたいだよ。理論より結果って感じだったんだね。」
「確かにスイカの皮も体に良いっていうからね。」
「・・・?まぁ彼は軍医を務めたのち、町医者兼スイスにある大学の先生になったんだ。そこで彼はラテン語ではなくドイツ語で講義を行ったんだ。ほら、医学用語ってドイツ語で多いよね」
「ぁ・・・彼の功績の可能性があるって事?」
「無きにしもあらずって感じだと思っているんだよね~まぁドイツは技術が進んでいるから
何も言えないけども。そんなこんなで彼は歴史に名を残しました。めでたしめでたし。」
「待って。錬金術師要素はどこ。」
「聞きたい?」
「うん」
「パラケルススはね自然魔術を用いた治療を行った事でも有名で、その当時絶望的な状態の患者さんを治した事あるらしいけど・・・ここで出てきたのが自然。自分はパラケルスス=四大元素的なイメージがあるんだ。」
「ああゲームとかでよくある・・・『火』『水』『地面』『風』みたいな」
「そうそう、よく知ってるねマルガレーテ。彼は自然は神が作り上げたもので硫黄、水銀、塩の三つから
四大元素が生まれるって考えていたみたいなんだ。まぁ魔術師あるあるマクロコスモスとかなんちゃらはめんどくさいし使えないから省いていくよ。」
「その辺いつもおおざっぱだよね。」
「興味ないからね(キッパリ)そんな自然魔術を提唱した彼はホムンルクスや賢者の石を作ったって言われているんだ。それほど彼のスキルは高かったんだろうね・・ほら凄い人ほど伝説っていくら捏造されても『やってそう!』ってなるのと一緒だよ。」
「でもいくら凄くてもそこまでなるのは・・・」
「いや、彼の主義自体がその時代には少しミスマッチで敵が多かったみたいだし、バッシングで本の出版が厳しかったり、根も葉もない噂を立てられたり、と大変だったみたいだよ。」
「尖った昭和の俳優みたい」
「確かにまぁ・・・そうだねその時代にはミスマッチだったけども、錬金術師兼医者という肩書も相まって
『実力はあるけどスタッフや視聴者からの評判は悪い』って感じの俳優・・・いや錬金術師だったんだろうね」
「ヨハンは?」
「ん?」
「ヨハンは実力と評判どっちが高いって自分で思ってるの?」
「え、待ってくれマルガレーテそれ自覚したら自分の心がこわr」
「私はね・・・」
「ま、マルガレーテ!!や、やめてくださいお願いします!!!」
「ヨハン。でも昔のお医者さんの方がそのプレッシャーって大きかったんじゃないの?」
「そりゃねぇ、医学が進歩していなかった時代だし、『の、呪われたぁ!!!』って言いながら死んでいった人も多いと思うよ。でもね。そんな中世に活躍した医者・・・もとい錬金術師がいるんだよ。」
「中世・・・?とかその辺の時代の?錬金術師兼医者って肩書がエグすぎない?」
「まぁまぁ頭がそれほど良かったって事だよパラケルススさんは。」
「変な名前だね。どこの国の人?思いつかないんだけど・・・」
「確かにジョンとかトニーとかは何となく国がわかってしまいそうだけども、パラケルススって聞きなじみがないし難しいね。彼はスイスの医者だよ。」
「永久中立国か・・・」
「マルガレーテその覚え方は・・・?ま、まぁパラケルススっていう名前は、古代ローマの名医『ケルスス』をしのぐ。っていう意味らしいんだ。古代ローマは技術が栄えた時代。そんな彼をしのぐなんて名前から、彼の実力の高さがうかがえるね。」
「例えば?」
「例えば・・・ねぇ、パラケルススは大学で医学を勉強したみたいだけども、
『いや、理論よりも昔から伝わっている風邪の治し方とかの方がいいはず!』と医者としてお金を稼ぎつつ
各地を回って情報を集めたみたいだよ。理論より結果って感じだったんだね。」
「確かにスイカの皮も体に良いっていうからね。」
「・・・?まぁ彼は軍医を務めたのち、町医者兼スイスにある大学の先生になったんだ。そこで彼はラテン語ではなくドイツ語で講義を行ったんだ。ほら、医学用語ってドイツ語で多いよね」
「ぁ・・・彼の功績の可能性があるって事?」
「無きにしもあらずって感じだと思っているんだよね~まぁドイツは技術が進んでいるから
何も言えないけども。そんなこんなで彼は歴史に名を残しました。めでたしめでたし。」
「待って。錬金術師要素はどこ。」
「聞きたい?」
「うん」
「パラケルススはね自然魔術を用いた治療を行った事でも有名で、その当時絶望的な状態の患者さんを治した事あるらしいけど・・・ここで出てきたのが自然。自分はパラケルスス=四大元素的なイメージがあるんだ。」
「ああゲームとかでよくある・・・『火』『水』『地面』『風』みたいな」
「そうそう、よく知ってるねマルガレーテ。彼は自然は神が作り上げたもので硫黄、水銀、塩の三つから
四大元素が生まれるって考えていたみたいなんだ。まぁ魔術師あるあるマクロコスモスとかなんちゃらはめんどくさいし使えないから省いていくよ。」
「その辺いつもおおざっぱだよね。」
「興味ないからね(キッパリ)そんな自然魔術を提唱した彼はホムンルクスや賢者の石を作ったって言われているんだ。それほど彼のスキルは高かったんだろうね・・ほら凄い人ほど伝説っていくら捏造されても『やってそう!』ってなるのと一緒だよ。」
「でもいくら凄くてもそこまでなるのは・・・」
「いや、彼の主義自体がその時代には少しミスマッチで敵が多かったみたいだし、バッシングで本の出版が厳しかったり、根も葉もない噂を立てられたり、と大変だったみたいだよ。」
「尖った昭和の俳優みたい」
「確かにまぁ・・・そうだねその時代にはミスマッチだったけども、錬金術師兼医者という肩書も相まって
『実力はあるけどスタッフや視聴者からの評判は悪い』って感じの俳優・・・いや錬金術師だったんだろうね」
「ヨハンは?」
「ん?」
「ヨハンは実力と評判どっちが高いって自分で思ってるの?」
「え、待ってくれマルガレーテそれ自覚したら自分の心がこわr」
「私はね・・・」
「ま、マルガレーテ!!や、やめてくださいお願いします!!!」
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