おっさん部隊長のマッサージ係になってしまった新米騎士は好奇心でやらかした

虎ノ威きよひ

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「あっ……ヤだ……! ソコぉ!」
「ん? またイキそう、なのか……っ、元気だな……くぅ」
「そんな、したらイク……ぅぁ、キッツ……締めないでぇ」

 ベッドの軋む音とフリシェスの高い啼き声が部屋に響き渡る。

 一糸纏わぬ姿で布団に仰向けになったフリシェスは、荒い息遣いで腰を打ち付けてくるアルターを見上げて涙ながらに懇願する。
 耐え難い快感に飲み込まれていくのが恐ろしかった。

 しかし、フリシェスに馬乗りになり、起立した若いモノをその後孔に咥え込んだアルターは歯を見せて笑った。

「我慢、すんなって……!」

 アルターが膝立ちになり、勢いよくしゃがむ。
 絡みついてくる内壁がフリシェスのモノの先端から根元までを強く抜いた。

「ん、ぁあ……っ」
「……ッあちぃ」

 三度目だった。
 フリシェスの腰が浮くとともに、熱がアルターの胎内に放出される。
 ズルリと力を無くしたモノが抜けると、穴からドロリと白濁も滴り落ちた。

 早鐘のようになる心臓を抑えながら、フリシェスは眉を寄せる。
 呼吸は乱れ、胸は小刻みに上下する。

「ハ、ぁ……なんで、私ばっか……!」
「若いってことだろ?」
「ん……っ」

 入れられる方の負担が大きいが気持ちも良いと、チラ見した本には図と共に記してあった気がするのだが。
 一度も達していないアルターは、余裕の表情でフリシェスの中心を指先で撫でてきた。

 甘い吐息を零したフリシェスは、目の前の弧を描いた口元を歪ませたくなった。
 腹筋と腕に力を込めて飛び起きる。

「体勢が、悪いと思います……!」
「おわぁ!」

 アルターの肩を掴むと、勢いよく押し倒す。
 油断していたアルターの背中は、そのまま弾力のあるシートへと着地した。
 振動でベッドが揺れる。

「これなら私が、好きに動けます……!」
「はいはい、やってみろ……って、もう復活してんのかよ」
「若いので」

 硬度を取り戻した中心を見て、アルターの顔が僅かに焦りを見せた。そのことに気を良くしてフリシェスは微笑む。
 筋肉質な腿を割り開くと、入口はフリシェスが出したもので濡れそぼり物欲しそうにヒクついている。
 フリシェスは喉を鳴らすと、そこに熱を充てがった。
 そして、緩んでいるソコを一気に貫く。

「ぅ゛っ……ぐ……」
「もっ、と、かわいい声は出ないんですか? 萎えます……ッ」

 マッサージをしている時のような低い声なのに、フリシェスの中心は言葉とは裏腹に膨張した。
 それに気が付いてはいたが指摘せず、アルターは奥に感じる快楽を抑え込んで笑ってみせた。

「や゛かまし……っ、お前みたいにはいかねぇよ……!」
「ひん……っ」

 腰を器用に引いたアルターの内壁は、フリシェスの先端だけを締め付ける。
 思い通りにならない刺激に、フリシェスは艶やかな声を漏らさずにはいられなかった。

「くぅ……んっ、は」

 それでもなんとかアルターに絶頂を迎えさせたいと、今まで反応が良かったところに当たるよう下半身を動かす。
 最早意地だった。

 敏感な箇所を上手く行き来し始めると、アルターの声が次第に湿っていく。

「あ゛んッ……! ふ、ぁ……飲み込み、早えな……っ、そ、う……ソコだッ!」
「アぁんっ! こ、ここ……?」
「ん……! 上手、だな」

 良いところに当たれば、締め付けは強くなる。
 フリシェスは快感を貪るように、一点を突くことに集中した。

 緑の瞳に欲を孕んだ涙が滲む。それを見て目を細めたアルターの足がフリシェスの腰に巻き付き、強く引き寄せられた。
 奥に先端が届き、熱全体を締め上げられる。
 フリシェスは目を見開いて、思わず腰を引こうとした。
 快楽の大波が、すぐそこまで迫ってきていた。

「ヤ、ぁあ!! またイっ……! ダメまってぇっ」
「良い子だから……っ、こい!」

 逃げることが叶わず、促されるままに一際強く最奥を突き上げた。

「ぅあ、んんぅッ」
「……ッッ!!」

 フリシェスの精が奥に届くと共に、アルターも白濁を吐き出した。
 
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