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第三章
人でなし
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昼ごはんを食べて満腹になったので、再び5人で散歩することになった。
ランチはカフェの雰囲気に似合わずボリューム感たっぷりで、揚げ物とパンと揚げ物とサラダと揚げ物という感じだった。
実際には少し違ったが、イメージとしては定食屋の豚カツに唐揚げ5個ついて更にエビフライ3本みたいな感じだ。
元の私なら絶対途中で胃もたれを起こす。
しかし、5人で誰1人として残さずペロリだった。
エラルドとバレットなんかパンおかわりしてたし。
男の子のお父さんお母さん、お疲れ様です色々と。若いって素晴らしい。
いつかこの体でビュッフェとか行きたい。
そして散歩中、大きな本屋を発見した。
そこで、紫の大きな瞳が遠慮がちにアレハンドロを見る。
「す、少しだけ寄ってもよろしいですか?」
「私は構わない。ところでネルス、今は私に敬語など使わなくて良い」
「本屋は興味無い」
「バレット、戦術の本とかもあるから見に行こう!」
アレハンドロの許可しか取ろうとしないネルスも敬語をやめてもらおうとするアレハンドロも、普通に嫌そうなバレットもそれを宥めるエラルドも。
見ていて楽しい。
実際に本屋に入ると、ネルスは目を輝かせて政治経済法律など、なにやら難しそうな本が並んでいる方に一直線に歩いてゆく。
その様子にバレットは眉を寄せて首を傾げた。
「本なら図書室に腐るほどあるだろう」
「図書室に置いてあるのは自分の本じゃないだろう? 好きな本は手元に置いておきたい!」
めっちゃ分かる――。分かりみが深い――。
バレットの言うことも分かるけどネルスの言うことも分かるー。
買えるなら買っちゃうよねぇ。置けるなら買っちゃうねぇ。
しかし本屋に入ることを促したエラルドも、バレットと同じく首を傾げている。
「でも、ネルスが言えば家に本屋さんが届けてくれそうだけど」
「普段はそうするんだ。でも、せっかく本屋に来れたんだから、ここに並んでるのを直接買いたいだろう?」
「そうか?」
「んー……」
「一緒だろう」と思っているのが分かる表情の2人に、アレハンドロが後ろから静かな声で口を挟んだ。
「本物が並んでいる武器屋や防具屋に直接行って選んだ方が、自室で図面を見て選んで採寸されて、後から届くより気持ちが高まるだろう」
「あー!」
「なるほど」
疑問符を浮かべていた2人が揃って手を打った。
興味って人それぞれだねぇ。
私としては、身につけて使うものと本では実際に見て買いたい度は全然違うけれど、「自分が好きなもの」と置き換えて想像できるのは良いことだ。
注文して待ってる間もドキドキして楽しい。
でも、単純に好きなものがたくさんある空間が嬉しいんだよな。
私も、天井まで届く本棚にぎっちり並べられた本に心が躍る。
4人の雑談を微笑ましく聞きながら、ふとネルスの手元を見て2度見することになった。
両手に溢れんばかりの本を大量に抱え込んでいる。
「いや待てネルス。気持ちは分かるがこの後も動くんだ。2、3冊にしておけ。お前、そんなに持ち歩けないだろう」
「エラルドが持ってくれるから大丈夫だ」
「こら」
よく考えなくても、筋金入りのお坊ちゃまだから自分で全部持つという発想がそもそもなかった。
学校内だと常識的に見えるのになんで今日はこんなにお坊ちゃんを発揮してるんだ。
バレットじゃなくてエラルドっていうのがまたあざとい。甘える相手をきっちり選んでいる。
「俺は良いよ、そのくらいなら」
「甘やかすなエラルド」
笑いながらネルスが持っている本を受け取っているエラルド。優しい。
いや待て渡すな受け取るな。
ジッと眉を寄せて圧力をかけると、ネルスも真っ直ぐ見つめ返してくる。
「選べない」
「選べ」
睨み合いの結果、「自分で持てるから」と言い張ったネルスは全部買っていた。
知らないぞ。私は忠告したぞ。
「シン、やっぱり手伝ってくれ」
店から出た瞬間、2つの皮袋で両手の塞がったネルスが本の詰まった袋を片方差し出してくる。
早すぎる。
お坊ちゃんすぎてそこには羞恥心とか罪悪感とかないのか。誰だこんなに甘やかして育てたの。
エラルドがバレットの肩に顔を隠して笑い声上げるのを全力で耐えてるわ。
「あのな、私がなんでもお前の言うことを聞くと思うな。自分の言動に責任を持て」
買いすぎてやっちまったって経験は私もある。
趣味の本でももちろんあるし、日々のスーパーでの買い物とかも。
10kg以上ある我が子を抱っこ紐で抱きながら、牛乳とかキャベツ丸々一個とかが入ったパンパンの袋を両手に下げて歩いてる時なんか本気で泣きたくなったし。
肩や指が千切れるかと思ったわ。なぜ予定外のものまで買ってしまうんだろうな。
でも、買ったものは仕方ないから持とうね。
と、むくれるネルスの顔かわいいなと思いつつも心を鬼にしていると。
「私が持とう。貸せ」
「……はい……、ん? え?」
命令口調に思わず反応して差し出してしまったネルスがフリーズする。
「……。……? ……! あ! いえ! いえ! 自分で持ちます! 失礼いたしました自分で……っ!」
アレハンドロの人差し指が仰天しているネルスの唇に当てられた。柔らかく深緑の目が細められ、口角が上がる。
「声が大きい。遠慮するな。貴様の勉強は私のためなんだろう?」
かっこいいかよ。イケメンにしか許されないやつ。
渋ってた自分が恥ずかしくなるわ。
別に重いのが嫌だった訳じゃないけど。魔術でなんとでもなるし。
「だ、だだだめですだめです返してくださいぃ!」
正気に戻り涙目のネルスが一生懸命取り返そうと手を伸ばしてパタパタする。
しかしアレハンドロは袋を高く上げてしまっていて届かない。絵面が可愛すぎる。
身長差、20㎝くらいあるから無理でしょうよ。
リーチも全然違う。
「ところでネルス」
「はい」
「敬語は要らないと言ったはずだか?」
「無理です」
背伸びをして精一杯手を突っ張りながらキッパリハッキリ答える様子に、本をプラプラとぶら下げながらアレハンドロが拗ねた声を出す。
「貴様は同い年の友人にそんな話し方をするのか」
「ゆ、友人なんて、畏れ多……っ!」
時折届きそうな場所まで下ろして、ネルスが掴もうとするとまた上げて。
完全に弄びながら大袈裟に顔を覆って溜息を吐いた。
「私はお前を友人だと思っているのに。酷いと思わないかエラルド」
「お、思う思う……!」
腕を口に押し当て、声を出さずに爆笑中で呼吸困難に陥っているエラルドが何度も頷く。
隣でバレットもそれに乗っかった。
「人でなしだな」
「そこまで言うか!? というかエラルド! バレット! 取り返すの手伝ってくれ!!」
「ごめ、無理……!」
「頑張れネルスー」
ツボにハマっているエラルドと、これ以上ない棒読みと気のないガッツポーズで応援するバレット。
ネルスは目を釣り上げて2人の足をゲシゲシと蹴って八つ当たりしている。珍しい。
そういやこの「タメ口で話せ」イベント、前にアンネとやったやつだな。
まさかのアレハンドロとネルスでも発生してしまった。これはBLルートの可能性もあるかもしれない。
「かえ、返せ! 自分で、持ちま……! 持つま、持つ、から……許してください……」
「もう一声だ」
ぴょこぴょこ跳ねながら頑張っていたネルスが力尽きて呼吸が荒くなり、言葉が尻すぼみになっていく。
頬を真っ赤にして可哀想なのにアレハンドロくんは涼しい顔で鬼畜だなぁ。
面白すぎて私は存在感を消して眺めることしか出来ない。
「僕はいつも自分がどんな話し方をしていたか分からなくなってきた!」
ネルスが頭を抱えてしゃがみ込んでしまう。
いや、それがいつもの喋り方。
頑張れネルス。
ランチはカフェの雰囲気に似合わずボリューム感たっぷりで、揚げ物とパンと揚げ物とサラダと揚げ物という感じだった。
実際には少し違ったが、イメージとしては定食屋の豚カツに唐揚げ5個ついて更にエビフライ3本みたいな感じだ。
元の私なら絶対途中で胃もたれを起こす。
しかし、5人で誰1人として残さずペロリだった。
エラルドとバレットなんかパンおかわりしてたし。
男の子のお父さんお母さん、お疲れ様です色々と。若いって素晴らしい。
いつかこの体でビュッフェとか行きたい。
そして散歩中、大きな本屋を発見した。
そこで、紫の大きな瞳が遠慮がちにアレハンドロを見る。
「す、少しだけ寄ってもよろしいですか?」
「私は構わない。ところでネルス、今は私に敬語など使わなくて良い」
「本屋は興味無い」
「バレット、戦術の本とかもあるから見に行こう!」
アレハンドロの許可しか取ろうとしないネルスも敬語をやめてもらおうとするアレハンドロも、普通に嫌そうなバレットもそれを宥めるエラルドも。
見ていて楽しい。
実際に本屋に入ると、ネルスは目を輝かせて政治経済法律など、なにやら難しそうな本が並んでいる方に一直線に歩いてゆく。
その様子にバレットは眉を寄せて首を傾げた。
「本なら図書室に腐るほどあるだろう」
「図書室に置いてあるのは自分の本じゃないだろう? 好きな本は手元に置いておきたい!」
めっちゃ分かる――。分かりみが深い――。
バレットの言うことも分かるけどネルスの言うことも分かるー。
買えるなら買っちゃうよねぇ。置けるなら買っちゃうねぇ。
しかし本屋に入ることを促したエラルドも、バレットと同じく首を傾げている。
「でも、ネルスが言えば家に本屋さんが届けてくれそうだけど」
「普段はそうするんだ。でも、せっかく本屋に来れたんだから、ここに並んでるのを直接買いたいだろう?」
「そうか?」
「んー……」
「一緒だろう」と思っているのが分かる表情の2人に、アレハンドロが後ろから静かな声で口を挟んだ。
「本物が並んでいる武器屋や防具屋に直接行って選んだ方が、自室で図面を見て選んで採寸されて、後から届くより気持ちが高まるだろう」
「あー!」
「なるほど」
疑問符を浮かべていた2人が揃って手を打った。
興味って人それぞれだねぇ。
私としては、身につけて使うものと本では実際に見て買いたい度は全然違うけれど、「自分が好きなもの」と置き換えて想像できるのは良いことだ。
注文して待ってる間もドキドキして楽しい。
でも、単純に好きなものがたくさんある空間が嬉しいんだよな。
私も、天井まで届く本棚にぎっちり並べられた本に心が躍る。
4人の雑談を微笑ましく聞きながら、ふとネルスの手元を見て2度見することになった。
両手に溢れんばかりの本を大量に抱え込んでいる。
「いや待てネルス。気持ちは分かるがこの後も動くんだ。2、3冊にしておけ。お前、そんなに持ち歩けないだろう」
「エラルドが持ってくれるから大丈夫だ」
「こら」
よく考えなくても、筋金入りのお坊ちゃまだから自分で全部持つという発想がそもそもなかった。
学校内だと常識的に見えるのになんで今日はこんなにお坊ちゃんを発揮してるんだ。
バレットじゃなくてエラルドっていうのがまたあざとい。甘える相手をきっちり選んでいる。
「俺は良いよ、そのくらいなら」
「甘やかすなエラルド」
笑いながらネルスが持っている本を受け取っているエラルド。優しい。
いや待て渡すな受け取るな。
ジッと眉を寄せて圧力をかけると、ネルスも真っ直ぐ見つめ返してくる。
「選べない」
「選べ」
睨み合いの結果、「自分で持てるから」と言い張ったネルスは全部買っていた。
知らないぞ。私は忠告したぞ。
「シン、やっぱり手伝ってくれ」
店から出た瞬間、2つの皮袋で両手の塞がったネルスが本の詰まった袋を片方差し出してくる。
早すぎる。
お坊ちゃんすぎてそこには羞恥心とか罪悪感とかないのか。誰だこんなに甘やかして育てたの。
エラルドがバレットの肩に顔を隠して笑い声上げるのを全力で耐えてるわ。
「あのな、私がなんでもお前の言うことを聞くと思うな。自分の言動に責任を持て」
買いすぎてやっちまったって経験は私もある。
趣味の本でももちろんあるし、日々のスーパーでの買い物とかも。
10kg以上ある我が子を抱っこ紐で抱きながら、牛乳とかキャベツ丸々一個とかが入ったパンパンの袋を両手に下げて歩いてる時なんか本気で泣きたくなったし。
肩や指が千切れるかと思ったわ。なぜ予定外のものまで買ってしまうんだろうな。
でも、買ったものは仕方ないから持とうね。
と、むくれるネルスの顔かわいいなと思いつつも心を鬼にしていると。
「私が持とう。貸せ」
「……はい……、ん? え?」
命令口調に思わず反応して差し出してしまったネルスがフリーズする。
「……。……? ……! あ! いえ! いえ! 自分で持ちます! 失礼いたしました自分で……っ!」
アレハンドロの人差し指が仰天しているネルスの唇に当てられた。柔らかく深緑の目が細められ、口角が上がる。
「声が大きい。遠慮するな。貴様の勉強は私のためなんだろう?」
かっこいいかよ。イケメンにしか許されないやつ。
渋ってた自分が恥ずかしくなるわ。
別に重いのが嫌だった訳じゃないけど。魔術でなんとでもなるし。
「だ、だだだめですだめです返してくださいぃ!」
正気に戻り涙目のネルスが一生懸命取り返そうと手を伸ばしてパタパタする。
しかしアレハンドロは袋を高く上げてしまっていて届かない。絵面が可愛すぎる。
身長差、20㎝くらいあるから無理でしょうよ。
リーチも全然違う。
「ところでネルス」
「はい」
「敬語は要らないと言ったはずだか?」
「無理です」
背伸びをして精一杯手を突っ張りながらキッパリハッキリ答える様子に、本をプラプラとぶら下げながらアレハンドロが拗ねた声を出す。
「貴様は同い年の友人にそんな話し方をするのか」
「ゆ、友人なんて、畏れ多……っ!」
時折届きそうな場所まで下ろして、ネルスが掴もうとするとまた上げて。
完全に弄びながら大袈裟に顔を覆って溜息を吐いた。
「私はお前を友人だと思っているのに。酷いと思わないかエラルド」
「お、思う思う……!」
腕を口に押し当て、声を出さずに爆笑中で呼吸困難に陥っているエラルドが何度も頷く。
隣でバレットもそれに乗っかった。
「人でなしだな」
「そこまで言うか!? というかエラルド! バレット! 取り返すの手伝ってくれ!!」
「ごめ、無理……!」
「頑張れネルスー」
ツボにハマっているエラルドと、これ以上ない棒読みと気のないガッツポーズで応援するバレット。
ネルスは目を釣り上げて2人の足をゲシゲシと蹴って八つ当たりしている。珍しい。
そういやこの「タメ口で話せ」イベント、前にアンネとやったやつだな。
まさかのアレハンドロとネルスでも発生してしまった。これはBLルートの可能性もあるかもしれない。
「かえ、返せ! 自分で、持ちま……! 持つま、持つ、から……許してください……」
「もう一声だ」
ぴょこぴょこ跳ねながら頑張っていたネルスが力尽きて呼吸が荒くなり、言葉が尻すぼみになっていく。
頬を真っ赤にして可哀想なのにアレハンドロくんは涼しい顔で鬼畜だなぁ。
面白すぎて私は存在感を消して眺めることしか出来ない。
「僕はいつも自分がどんな話し方をしていたか分からなくなってきた!」
ネルスが頭を抱えてしゃがみ込んでしまう。
いや、それがいつもの喋り方。
頑張れネルス。
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