23 / 74
第13話 剣術
しおりを挟む
父は短めの木剣を送ってくれた。
「貴族である前に俺達は騎士である。民を守り家族を守るそのためには武芸を磨く必要がある――」
父の長い薫陶をニコニコとした笑みを浮かべながら聞き流す。
これは接客業をやっていた時に身に着けたスキルだ。
恐らく父が伝えたかったのは剣を持つことへの自覚と覚悟だろう。
翌日から剣の稽古が開始された。
基本は素振りや足運びと言った型稽古を中心としたもので、訓練場に立った丸太に打ち込んむ。
農作業で培った足腰それに振り下ろしは剣を振る動作によく似ていた。
ときどき従士や父と打ち合いの指導が入って、フォームや足運びや体重移動、体捌きと言った対人でないと学べないことを学んだりと言った感じだ。
この世界での剣は騎士の必須技能の一つになる。
戦国以前では馬術や弓術が重要視されていたように、この世界でも馬術と弓術が占める比重《ウエイト》は大きいものの騎士の象徴のように扱われている。
個人的には槍の方が馬上に向いていると思うのだが、歩兵戦では剣と槍、そして弓の三種が重要になるから学ぶようだ。
それにこの世界は魔法があるせいか武芸全般のレベルが高い岩を斬ったり、剣閃を飛ばして遠くの相手を攻撃できたりする。
まさにファンタジーって感じ。
俺も斬撃を飛ばしてみたい!
SIDE:従士
「では素振りを見せてください」
剣術とは、詰るところ「いかに効率よく命を奪うか?」と言う技術に過ぎず。
騎士道だの貴族としての誇りなんてものは実践では何の役にも立たない。
そして、魔物相手の剣術と人型相手への剣術は全く異なる。
四つ足や空を飛ぶのを相手にする剣と人間を相手にする剣が同じ訳がないのだから。
しかし共通している部分が存在する。
「正しい姿勢で正しい力で剣を振るう」これは師匠に習ったことだが、先人達が時間と労力、果てはその身を賭して研究したことを、先の戦争で身を持って実感した。
だから打ち合いで身を持って腕を確認することよりも、地味な素振りや型稽古を見せて貰った方が客観的に判断出来る分助かった。
さてエルさまはどうだろうか?
息が整えられ、木剣がゆっくりと振り上げられ中段から上段に構える。
柄を握る両の手はまるで包み込むように柔らかで、その段階で既に高いレベルにいることを痛感させられる。
余計な力を抜ぬいてまるで自然体で一歩前に踏み込むと、雷光の如き速さで木剣が真っ向に振り下ろされた。
ヒュン!
木剣は空を斬り、風斬り音を立て剣圧が土煙を巻き上げる。
だがその威力に反して切っ先が、一切ブレる事無くピタリと静止する。
力任せに叩き斬るのではなく、技術を持って斬るための術《すべ》、これこそまさに剣術、剣技だ。
通常この年の子供がこれほど強い効果を生む場合、循環系と放出系その両方の魔術を用いていることが考えられる。
しかし魔術を使っている形跡は存在しない。
それほどまでに循環系魔術の扱いが巧なのか、私が至っていない領域では、これほどの絶技が当たり前なのかどうか、推し量ることも出来ないほどに隔絶している。
脚運び、重心移動、柄の握りや力加減、呼吸そう言った人生をかけて習得していく所作を、弱い幾ばくも無い少年は既に体得しているように見えた。
しかしどうしてあんなにピタリと切っ先が止まるんだ?
思い返してみれば腕は伸びきっておらず、手首、腕、腰、膝……全身で衝撃を吸収し、鍔《つば》側の指で衝撃を抑えたのだろう……
思わずゴクリと喉が鳴る。
剣を振り下ろす姿はとても少年とは思えない程に完成――否、老成していた。
その姿は兄や父のような平和な時代の剣ではなく、魔王が支配する乱世の時代を生きた祖父を想起させた。
―――神童、天才、麒麟児。
唐突にそんな言葉が脳裏を過った。
―――否、偉才や奇才、鬼才と言うべきだろう。
まるで何十年も修行し、死線を潜り抜け技を磨いた歴戦の剣士のような熟練された技を年端も行かない少年から感じる。
まさに規格外《イレギュラー》だ。
この時私は悟った。
私が教えるのではない私が教わるのだと。
「……お見事です。私が教えられる剣を精一杯お教えしましょうエル様には不要だと思いますが……」
SIDE:ファーザ・ステップド
「まずはチャンバラでもしてみよう。」
何かを教える時には楽しさを教えることが大切だと、ステップド家の兵法では説いている。
なので俺はその基本に従ってチャンバラを提案したのだが……
「俺の実力が分らないので手合わせをしようということ?」
ウチの息子は違った。
自分の力量を測るためだと考えたようだ。
「いや、純粋に剣術の楽しさを理解して欲しいからだ」
「じゃあやろう!」
息子は大きな声で返事を返した。
「寸止めするつもりだが、当たってしまうことはあるから気を付けるんだぞ?」
「はーい」
当たることがあるかもしれない。とはいったものの、当てるつもりは毛頭ない。
せいぜい頭か体にポンと一撃入れる程度だ。
エルに持たせたのは、俺が使う木剣の半分ほどの長さの木剣だ。
倍の刀身に腕と身長分リーチが伸びるのだから簡単に捌くだけで済む。
ハズだった……
俺はその瞬間のことを思い出す。
互いに木剣を構え、エルが打ち込むために踏み込んだ瞬間、木剣が伸びたように感じた。
神器や魔剣と呼ばれる魔術が込められた道具を使うか魔法を用いれ、そういった変化をもたらすことは可能だ。
しかし、木剣はその辺の木で作った物で特別性なんかじゃない。
であるのならば木剣が伸びたように感じたのは技術や体捌きに由来するものだ。
その時気が付いた。
「片手打ちか!」
通常、剣術は両手で柄を持ち操作する『諸手打ち』が基本となる。
しかし不安定な足場の上や一部流派は異なり、片手で剣を持ち操作する『片手打ち』を使う場面がある。
同じ長さの木剣同士では刃部が伸びるのは腕の長さと同じ木剣の半分程度だが、子供用の木剣ではおよそ二倍~三倍程度に刃部が伸びる。
大人同士の場合、構えだけで通常の木剣との間合いの差はほぼ完全になくなる。
そして、構えたときエルは半身に構えダンと力強く踏み込んだかと思えば、既に死角に入っていた。
まるで一角ウサギのようだった。
子供だから背が小さく、上段に構えた木剣を振り下ろすまでに胴に一撃食らういそうになって、つい足で払ってしまった。
ゴツン。
顔面から地面に倒れた。
頭を抱え痛がっている。
そしてエルの手から砂が落ちた。
「ごめん、大丈夫か?」
俺はすぐさま駆け寄ると、魔法を使いエルの痛みを取り除いた。
気を抜いていたのはもちろんだが教えてもいない闘気を使ってくるとは予想外だった。
この子は魔術の才だけではなく、剣術の才能もある。
騎士としての強さと指揮官としての強さは異なる。
エル、お前はどこまで成長できる?
「貴族である前に俺達は騎士である。民を守り家族を守るそのためには武芸を磨く必要がある――」
父の長い薫陶をニコニコとした笑みを浮かべながら聞き流す。
これは接客業をやっていた時に身に着けたスキルだ。
恐らく父が伝えたかったのは剣を持つことへの自覚と覚悟だろう。
翌日から剣の稽古が開始された。
基本は素振りや足運びと言った型稽古を中心としたもので、訓練場に立った丸太に打ち込んむ。
農作業で培った足腰それに振り下ろしは剣を振る動作によく似ていた。
ときどき従士や父と打ち合いの指導が入って、フォームや足運びや体重移動、体捌きと言った対人でないと学べないことを学んだりと言った感じだ。
この世界での剣は騎士の必須技能の一つになる。
戦国以前では馬術や弓術が重要視されていたように、この世界でも馬術と弓術が占める比重《ウエイト》は大きいものの騎士の象徴のように扱われている。
個人的には槍の方が馬上に向いていると思うのだが、歩兵戦では剣と槍、そして弓の三種が重要になるから学ぶようだ。
それにこの世界は魔法があるせいか武芸全般のレベルが高い岩を斬ったり、剣閃を飛ばして遠くの相手を攻撃できたりする。
まさにファンタジーって感じ。
俺も斬撃を飛ばしてみたい!
SIDE:従士
「では素振りを見せてください」
剣術とは、詰るところ「いかに効率よく命を奪うか?」と言う技術に過ぎず。
騎士道だの貴族としての誇りなんてものは実践では何の役にも立たない。
そして、魔物相手の剣術と人型相手への剣術は全く異なる。
四つ足や空を飛ぶのを相手にする剣と人間を相手にする剣が同じ訳がないのだから。
しかし共通している部分が存在する。
「正しい姿勢で正しい力で剣を振るう」これは師匠に習ったことだが、先人達が時間と労力、果てはその身を賭して研究したことを、先の戦争で身を持って実感した。
だから打ち合いで身を持って腕を確認することよりも、地味な素振りや型稽古を見せて貰った方が客観的に判断出来る分助かった。
さてエルさまはどうだろうか?
息が整えられ、木剣がゆっくりと振り上げられ中段から上段に構える。
柄を握る両の手はまるで包み込むように柔らかで、その段階で既に高いレベルにいることを痛感させられる。
余計な力を抜ぬいてまるで自然体で一歩前に踏み込むと、雷光の如き速さで木剣が真っ向に振り下ろされた。
ヒュン!
木剣は空を斬り、風斬り音を立て剣圧が土煙を巻き上げる。
だがその威力に反して切っ先が、一切ブレる事無くピタリと静止する。
力任せに叩き斬るのではなく、技術を持って斬るための術《すべ》、これこそまさに剣術、剣技だ。
通常この年の子供がこれほど強い効果を生む場合、循環系と放出系その両方の魔術を用いていることが考えられる。
しかし魔術を使っている形跡は存在しない。
それほどまでに循環系魔術の扱いが巧なのか、私が至っていない領域では、これほどの絶技が当たり前なのかどうか、推し量ることも出来ないほどに隔絶している。
脚運び、重心移動、柄の握りや力加減、呼吸そう言った人生をかけて習得していく所作を、弱い幾ばくも無い少年は既に体得しているように見えた。
しかしどうしてあんなにピタリと切っ先が止まるんだ?
思い返してみれば腕は伸びきっておらず、手首、腕、腰、膝……全身で衝撃を吸収し、鍔《つば》側の指で衝撃を抑えたのだろう……
思わずゴクリと喉が鳴る。
剣を振り下ろす姿はとても少年とは思えない程に完成――否、老成していた。
その姿は兄や父のような平和な時代の剣ではなく、魔王が支配する乱世の時代を生きた祖父を想起させた。
―――神童、天才、麒麟児。
唐突にそんな言葉が脳裏を過った。
―――否、偉才や奇才、鬼才と言うべきだろう。
まるで何十年も修行し、死線を潜り抜け技を磨いた歴戦の剣士のような熟練された技を年端も行かない少年から感じる。
まさに規格外《イレギュラー》だ。
この時私は悟った。
私が教えるのではない私が教わるのだと。
「……お見事です。私が教えられる剣を精一杯お教えしましょうエル様には不要だと思いますが……」
SIDE:ファーザ・ステップド
「まずはチャンバラでもしてみよう。」
何かを教える時には楽しさを教えることが大切だと、ステップド家の兵法では説いている。
なので俺はその基本に従ってチャンバラを提案したのだが……
「俺の実力が分らないので手合わせをしようということ?」
ウチの息子は違った。
自分の力量を測るためだと考えたようだ。
「いや、純粋に剣術の楽しさを理解して欲しいからだ」
「じゃあやろう!」
息子は大きな声で返事を返した。
「寸止めするつもりだが、当たってしまうことはあるから気を付けるんだぞ?」
「はーい」
当たることがあるかもしれない。とはいったものの、当てるつもりは毛頭ない。
せいぜい頭か体にポンと一撃入れる程度だ。
エルに持たせたのは、俺が使う木剣の半分ほどの長さの木剣だ。
倍の刀身に腕と身長分リーチが伸びるのだから簡単に捌くだけで済む。
ハズだった……
俺はその瞬間のことを思い出す。
互いに木剣を構え、エルが打ち込むために踏み込んだ瞬間、木剣が伸びたように感じた。
神器や魔剣と呼ばれる魔術が込められた道具を使うか魔法を用いれ、そういった変化をもたらすことは可能だ。
しかし、木剣はその辺の木で作った物で特別性なんかじゃない。
であるのならば木剣が伸びたように感じたのは技術や体捌きに由来するものだ。
その時気が付いた。
「片手打ちか!」
通常、剣術は両手で柄を持ち操作する『諸手打ち』が基本となる。
しかし不安定な足場の上や一部流派は異なり、片手で剣を持ち操作する『片手打ち』を使う場面がある。
同じ長さの木剣同士では刃部が伸びるのは腕の長さと同じ木剣の半分程度だが、子供用の木剣ではおよそ二倍~三倍程度に刃部が伸びる。
大人同士の場合、構えだけで通常の木剣との間合いの差はほぼ完全になくなる。
そして、構えたときエルは半身に構えダンと力強く踏み込んだかと思えば、既に死角に入っていた。
まるで一角ウサギのようだった。
子供だから背が小さく、上段に構えた木剣を振り下ろすまでに胴に一撃食らういそうになって、つい足で払ってしまった。
ゴツン。
顔面から地面に倒れた。
頭を抱え痛がっている。
そしてエルの手から砂が落ちた。
「ごめん、大丈夫か?」
俺はすぐさま駆け寄ると、魔法を使いエルの痛みを取り除いた。
気を抜いていたのはもちろんだが教えてもいない闘気を使ってくるとは予想外だった。
この子は魔術の才だけではなく、剣術の才能もある。
騎士としての強さと指揮官としての強さは異なる。
エル、お前はどこまで成長できる?
581
あなたにおすすめの小説
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2025年12月に第4巻が発売されました
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
1歳児天使の異世界生活!
春爛漫
ファンタジー
夫に先立たれ、女手一つで子供を育て上げた皇 幸子。病気にかかり死んでしまうが、天使が迎えに来てくれて天界へ行くも、最高神の創造神様が一方的にまくしたてて、サチ・スメラギとして異世界アラタカラに創造神の使徒(天使)として送られてしまう。1歳の子供の身体になり、それなりに人に溶け込もうと頑張るお話。
※心は大人のなんちゃって幼児なので、あたたかい目で見守っていてください。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【死に役転生】悪役貴族の冤罪処刑エンドは嫌なので、ストーリーが始まる前に鍛えまくったら、やりすぎたようです。
いな@
ファンタジー
【第一章完結】映画の撮影中に死んだのか、開始五分で処刑されるキャラに転生してしまったけど死にたくなんてないし、原作主人公のメインヒロインになる幼馴染みも可愛いから渡したくないと冤罪を着せられる前に死亡フラグをへし折ることにします。
そこで転生特典スキルの『超越者』のお陰で色んなトラブルと悪名の原因となっていた問題を解決していくことになります。
【第二章】
原作の開始である学園への入学式当日、原作主人公との出会いから始まります。
原作とは違う流れに戸惑いながらも、大切な仲間たち(増えます)と共に沢山の困難に立ち向かい、解決していきます。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
没落港の整備士男爵 ~「構造解析」スキルで古代設備を修理(レストア)したら、大陸一の物流拠点になり、王家も公爵家も頭が上がらなくなった件~
namisan
ファンタジー
大陸の南西端に位置するベルナ子爵領。
かつては貿易で栄えたこの港町も、今は見る影もない。
海底には土砂が堆積して大型船は入港できず、倉庫街は老朽化し、特産品もない。借金まみれの父と、諦めきった家臣たち。そこにあるのは、緩やかな「死」だけだった。
そんな没落寸前の領地の嫡男、アレン(16歳)に転生した主人公には、前世の記憶があった。
それは、日本で港湾管理者兼エンジニアとして働き、現場で散った「整備士」としての知識。
そして、彼にはもう一つ、この世界で目覚めた特異な能力があった。
対象の構造や欠陥、魔力の流れが設計図のように視えるスキル――【構造解析】。
「壊れているなら、直せばいい。詰まっているなら、通せばいい」
アレンは錆びついた古代の「浚渫(しゅんせつ)ゴーレム」を修理して港を深く掘り直し、魔導冷却庫を「熱交換の最適化」で復活させて、腐るだけだった魚を「最高級の輸出品」へと変えていく。
ドケチな家令ガルシアと予算を巡って戦い、荒くれ者の港湾長ゲンと共に泥にまみれ、没落商会の女主人メリッサと手を組んで販路を開拓する。
やがてその港には、陸・海・空の物流革命が巻き起こる。
揺れない「サスペンション馬車」が貴族の移動を変え、「鮮度抜群の魚介グルメ」が王族の胃袋を掴み、気性の荒いワイバーンを手懐けた「空輸便」が世界を結ぶ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる