妾の子だった転生勇者~魔力ゼロだと冷遇され悪役貴族の兄弟から虐められたので前世の知識を活かして努力していたら、回復魔術がぶっ壊れ性能になった
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
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第三章
第81話 連絡と出来ること
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離れに戻った俺は奴隷メイド達に報告する。
「予定を早めて遠征に向かうことになった」
側仕えであるイオが皆を代表して質問する。
「ことは急を要すのですか?」
「兄上は民の不安を取り除きたいたらしい」
「危険はないのですか?」
「基本的に回復魔術師は騎士や冒険者の後方にいいて守られる存在だから、騎士や冒険者ほど危険な目には会わないそうだ」
これは前世の経験からも判っていることで、少人数のパーティーでもなければ回復魔術師は、護衛を引き連れた状態でやや後方で控える。
食料などの物資の次に重要な生命線だから安全には配慮されている。
「モンスターが魔術などを使ってきたら飛んでくると私は不安です」
戦闘経験がないイオにとって安全な後方にいるとはいえ、心配は絶えないことだろう。
「そうだな。だがある程度前に居なければ治療は出来致し方がない」
「――!」
アイナリーゼは、何かを言おうとするイオの肩を摑んで首を横に振るとイオに耳打ちをする。
しかしイオは納得が行かないようで顔を背け下を見る。
アイナリーゼは「はぁ」と短い溜息を付くと、筆頭奴隷であるイオの代わりに言葉を締めくくる。
「安全には気を付けて下さい」
「判った……」
こうして俺は遠征までの数日間を奴隷達と楽しむことにした。
◇
楽しむとは言っても遊んでばかりは居られない。
全力を出さない関係上俺が出来ることは少ない。
神殿に出向いて魔術を習い使用できるフリをするとか、ポーションの生産と改良程度しか思いつかなかったからだ。
コッロス公爵家やその配下である騎士や兵士は、基本的に嫌いだが領民に罪はない。
領民を守る騎士や兵士、冒険者・傭兵には領民のために適切な場面でその命を散らして欲しい。
そのためにポーションを改良することにした。
転生とその後のドタバタで、この世界で普通に生活できるように頑張ろうと思った矢先に、兄にボコボコにされ屋敷から追い出された。
逃げ出さなかった理由は単純で今世の母親が屋敷に居たからだ。
彼女に迷惑をかけないために俺は彼らの仕打ちに耐えた。
結局、産みの母親は金子を持って地元に帰り結果的に俺を捨てた。
だから俺も自分らしく生きると決め、コッロス公爵家を壊滅することにした。
前世の母親がいるせいで今世の母親には特別な感情は何もない。
意識の差か共に過ごした時間の差かは判らない。
きっと俺が薄情な人間だからなのだろう。
転生してからずっと不遇な扱いを受けていた。
例外は自分で関係を築いてきた人たちだけ、奴隷達や冒険者の皆、グレテル先生と触れ合ってる間にすっかりここベネチアンの街が好きになった。
だからを彼らを守る人間を助けるものを作るんだ!
俺は過去『万能者』と呼ばれたもののそれは、一流に遠く及ばないことを暗に示している。
そんな自分だから判るのだ。
一人では限界がくると、だから自分以外も回復させられるポーションを作るのだ。
しかしポーションの改良と言っても瓶やレシピは既に改良を終えている。
これ以上となると更なるレシピの改良や、素材の変更しか思いつかない。
例えば煮込んだり原液を希釈する際に使う『水』を、『酒』や『聖水』などの他の液体に変更することが手っ取り早いだろう―――
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【あとがき】
感想欄で新しいコメント頂きましたありがとうございます。
一週間分はストックあるので今日からストーリーを毎日更新していきますのでよろしくお願いします。
愛用のピクセル7Aの背面パネルが捲れて来たのでスマホカバーを買いました。前の5A時代は付けていたのですがカバーなしに慣れると随分と重く感じます。
真・女神転生Ⅴ Vengeance購入予定代金が削れてしまったので読んで応援頂くかカクヨム様から投げ銭で応援頂けると嬉しいです。目指せDLC約2000円込みの一万円!!
「予定を早めて遠征に向かうことになった」
側仕えであるイオが皆を代表して質問する。
「ことは急を要すのですか?」
「兄上は民の不安を取り除きたいたらしい」
「危険はないのですか?」
「基本的に回復魔術師は騎士や冒険者の後方にいいて守られる存在だから、騎士や冒険者ほど危険な目には会わないそうだ」
これは前世の経験からも判っていることで、少人数のパーティーでもなければ回復魔術師は、護衛を引き連れた状態でやや後方で控える。
食料などの物資の次に重要な生命線だから安全には配慮されている。
「モンスターが魔術などを使ってきたら飛んでくると私は不安です」
戦闘経験がないイオにとって安全な後方にいるとはいえ、心配は絶えないことだろう。
「そうだな。だがある程度前に居なければ治療は出来致し方がない」
「――!」
アイナリーゼは、何かを言おうとするイオの肩を摑んで首を横に振るとイオに耳打ちをする。
しかしイオは納得が行かないようで顔を背け下を見る。
アイナリーゼは「はぁ」と短い溜息を付くと、筆頭奴隷であるイオの代わりに言葉を締めくくる。
「安全には気を付けて下さい」
「判った……」
こうして俺は遠征までの数日間を奴隷達と楽しむことにした。
◇
楽しむとは言っても遊んでばかりは居られない。
全力を出さない関係上俺が出来ることは少ない。
神殿に出向いて魔術を習い使用できるフリをするとか、ポーションの生産と改良程度しか思いつかなかったからだ。
コッロス公爵家やその配下である騎士や兵士は、基本的に嫌いだが領民に罪はない。
領民を守る騎士や兵士、冒険者・傭兵には領民のために適切な場面でその命を散らして欲しい。
そのためにポーションを改良することにした。
転生とその後のドタバタで、この世界で普通に生活できるように頑張ろうと思った矢先に、兄にボコボコにされ屋敷から追い出された。
逃げ出さなかった理由は単純で今世の母親が屋敷に居たからだ。
彼女に迷惑をかけないために俺は彼らの仕打ちに耐えた。
結局、産みの母親は金子を持って地元に帰り結果的に俺を捨てた。
だから俺も自分らしく生きると決め、コッロス公爵家を壊滅することにした。
前世の母親がいるせいで今世の母親には特別な感情は何もない。
意識の差か共に過ごした時間の差かは判らない。
きっと俺が薄情な人間だからなのだろう。
転生してからずっと不遇な扱いを受けていた。
例外は自分で関係を築いてきた人たちだけ、奴隷達や冒険者の皆、グレテル先生と触れ合ってる間にすっかりここベネチアンの街が好きになった。
だからを彼らを守る人間を助けるものを作るんだ!
俺は過去『万能者』と呼ばれたもののそれは、一流に遠く及ばないことを暗に示している。
そんな自分だから判るのだ。
一人では限界がくると、だから自分以外も回復させられるポーションを作るのだ。
しかしポーションの改良と言っても瓶やレシピは既に改良を終えている。
これ以上となると更なるレシピの改良や、素材の変更しか思いつかない。
例えば煮込んだり原液を希釈する際に使う『水』を、『酒』や『聖水』などの他の液体に変更することが手っ取り早いだろう―――
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【あとがき】
感想欄で新しいコメント頂きましたありがとうございます。
一週間分はストックあるので今日からストーリーを毎日更新していきますのでよろしくお願いします。
愛用のピクセル7Aの背面パネルが捲れて来たのでスマホカバーを買いました。前の5A時代は付けていたのですがカバーなしに慣れると随分と重く感じます。
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