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第三章

第84話 『ちっぱい』や『ロリ』は味変要素

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 指向性の無い魔力は周囲の影響を受け変質する特性を生かして、ポーション内部にエセ回復魔術を内包したポーションを作ると言う訳だ。
 これで奴隷たちにもしものことがあった場合に、勇者時代にやったポーションむりやり回復魔術をかけて、治療すると言う荒業を俺が来るまでの間にさせなくてもよくなりそうだ。
 
 失敗すると爆発して大変危険なのだ。
 一応回復能力を改良したポーション開発にめどがたったので、次は形態性の向上に目を向けてみることにした。


………
……



 この世界にも当然『ポーション』以外の魔法薬は存在する。
 ハリポタやRPGなどファンタジー作品の影響で、『ポーション』と訊けば魔法薬を想像するが本来『ポーション』とは水薬のことである。

 なぜ水薬ポーション――内服薬を主に使用するかと言えば、症状の判断が多少甘くても効果を発揮することが出来ると言うのが主な理由だ。
 『切り傷』など表層であれば塗薬の方がよほど効く、今回作ったポーションの携帯性を上げるために俺は魔術を使った。

「風よ、別れろ」

 並々と注がれたポーションは風によって攪拌されると魔術によって分離される。
 そのまま水分を抜き乾燥させることで板ガムほどの大きさのポーションが出来上がった。
 これで腐敗的な意味合いでの保存期間が向上し、オマケに携帯性も向上した。
 魔力が抜けるまでは濃縮したポーションとして使える。

「それは?」

 好奇心旺盛なキルケーは覗き込むように顔を近づけ質問する。
 サイズが合っていないせいか、メイド服の胸元はカパカパでその小さな膨らみが丸見えで、さらには綺麗な桜色のグラデーションと小粒な突起まで確認出来る。

ゴクリ。

 思わず喉が鳴り、下半身に血が巡るのが判った。
 こういう時には円周率を数えるのだと、どこかの主人公が言っていた。
 追い詰められた神父の素数を数えていたので、きっと効果があるのだろう。
 とりあえずうろ覚えのお経を頭の中で唱える。

……観自在菩薩かんじざいぼさつ行深般若波羅蜜多時ぎょうしんはんにゃはらみったじ照見五蘊皆空しょうけんごうんかいくう度一切苦厄どいっさいくやく舎利子しゃりし色不異空しきふいくう空不異色くうふいしき空即是色くうそくぜしき受想行識亦復如是じゅそうぎょうしきやくぶにょぜ舎利子しゃりし――

 般若心経を脳内で唱えることで、思考を逸らすことが出来たのでかなり落ち着くことが出来た。
 手を出すにしても、今はまだその時ではない。
 顔を背けると背中から流れる赤い長髪が鼻先に触れ、シャンプーの良い匂いが漂ってくる。

 しかし一五〇センチ程度の小柄な躰と言うこともあってか、子供らしい仕草が良く似合うものの彼女の、年齢は見た目通りではない。
 ハーフエルフである彼女の齢は二十歳を優に超えている。
 いわば合法ロリである。
 一時期話題になった言い換えで言えば、『ひよこババア』もとい『つるぺたババア』である。


 基本的に女体であれば好きだ。特に巨乳であればなおのこと好きだ。だがしかし、巨乳ばかりでは飽きる。
 百合作品は苦手だが、女の子どおしのそう言うシーンは嫌いじゃない。



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【あとがき】
インセンティブがもう少しで100円を下回りそうです。
一週間以上ストックがあるので安心して読めると思います。
ラストバトル編早く書きたいなぁ
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感想 22

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