54 / 54
時価???
エピローグ
しおりを挟む
「愛されておいで、私の可愛い人」
そう言って、ジスランはアオイの額に口付けた。アオイはくすぐったそうに身を捩ると、お返しとばかりにジスランの首元に噛み付く。ジスランに初めて抱かれてから1週間、アオイは幸せの中にいた。もう番の振りをする必要はないのだ。ジスランもジスランで際限なく甘やかしてくるし。
人目を気にせずじゃれ合う2人を、大半の人間は薄目で見てスルーを決め込んでいたが、何事にも例外がある。
「あーもううっざい!!」
ノヴァである。
「ノヴァさん?」
「楽屋でイチャイチャすんな! ポンチども!!」
ノヴァはガタンッと大きな音を立てながら立ち上がった。
「アオイ! 竜神様!」
「はい」
「はい」
「そこに正座!!」
腰に手を当て鬼のような形相のノヴァに睨みつけられれば従うほかない。アオイとジスランが地べたに正座した。後ろに控えていたハトリの顔が青を通り越して白くなっている。
「アオイ、アンタが呪われて何日経ったか覚えてる?」
「1週間ですね……」
「呪いが解けたのは?」
「1週間前……かな?」
「その間、オレに連絡も入れず、何してたわけ?」
「いやあ……それはその……」
「竜神様にも聞いてるんですけど?」
「ノーコメントで」
チィッ! と大きな舌打ち。ハトリは唇を震わせ後ろへ倒れ込んだ。
「ヤッたばっかで浮ついてんのは分かるけど、いや分かりたくないけどもう少しちゃんとしてくんない? 特にアオイ」
「ヤッ……ハイ」
「オレは先に行くけど、リハーサル時間までにその顔どうにかしとけよ!」
「顔……」
「どうにかしとけよ!」
「分かりました了解です!」
「竜神様もあんま余計なことしないでください!」
「……ええ、まあ、はい」
「何ボサっとしてんだよ、行くよハトリ!」
「エッは、はい!」
ノヴァはふん、と鼻を鳴らすと大きな音を立てながら楽屋を出ていった。音が遠ざかり完全に聞こえなくなるまでドアを見ていたアオイは、立ち上がってそっとジスランの顔を見た。ジスランも同じようにアオイを見る。2人は顔を見合わせると、くすくすと笑い合った。
「怒られちゃった」
「それだけアオイが大事なんでしょう。君が呪われた時、私を罵ってきたのは彼だけでした」
「やべえなあの人」
「実際、アオイが呪われたのは私のせいでもありますし」
「いや呪ったのシュテルだし明らかに僕のせいだろ」
かつて娼館のナンバースリーだった男娼の名前だ。禁止されているプレイにまで手を出し、ようやくナンバースリーの座を手に入れたと思ったところにアオイが現れ、水揚げすらせずに身請けされたことが許せなかったらしい。ノヴァには端的に「アンタが悪い」と言われた。このアンタが悪い、とは「敵になる前にボコボコにして分からせず放置してたアンタが悪い」という意味だ。実際ノヴァは向かってくる敵を物理的にも精神的にもボコボコにしてきたというのだから恐れ入る。蛮族じゃん、と言ったら平手打ちが飛んできた。蛮族である。
大丈夫だよ、と言うアオイに向かって、ジスランはゆっくり首を振った。
「それでも私は貴方を傷つけたくなかったんですよ」
「でもそのおかげで僕はジスランの気持ちが知れたからなあ……」
「それもそうなんですが……とにかく、私は君が傷つくところは2度と見たくありません。正直、閉じ込めて私だけのアイドルにしてあげることも考えたのですけど」
「何それ最高じゃん」
そう言うと、ジスランは驚いたように目を見開いた。
「嫌じゃないんですか?」
「ずっと僕だけを見てくれるんだろ? 全然嫌じゃない。ああでも、そしたらノヴァさんとの舞台はできないかな……」
せっかくなら僕だけ見て欲しいし――と思考の海に浸かり始めたアオイを、ジスランは信じられないものを見るような目で見た。
「あの……こんな時に揺らぐようなことを言わないでくれますか」
今日はアオイが呪われたせいでできなかったライブの再演の日だ。数日前から準備を始め、もう1段階パワーアップしたステージを届けることになっていた。
「……ん? あっ今日の舞台は普通にやるよ?! 火がね! いい感じにできそうで! 本当はもう少し火力欲しいけどでも迫力は十分あると思うんだ!」
「ああ……いや分かってましたけど……」
ジスランが天を仰いだ。アオイはきょとんとした顔をしている。
「あれ? ジスラン?」
「いえ、なんでもありません。嫌になったらいつでも言ってくださいね。私が閉じ込めてあげますから」
ジスランは仕方ないな、と言うように眉を下げた。その優しい顔に安心する。アオイは大きく頷いた。
「楽しみにしてる!」
「君、本当心配になるんですけど……。やはりグレースと共にステージに立つ方がいいんでしょうね……」
「何の話?」
「舞台の話です」
「うん? うん」
「そうでした。舞台の話です」
「何かあったの?」
「ええ、ちょうどいいので劇場を建てることにしました」
「エッ」
アオイはまじまじとジスランの顔を見た。男は真剣な顔をしている。マジである。
「今使っている劇場は国のものでしょう? その関係で泣く泣く断念した仕掛けもあったみたいですし」
「ああうん。さすがに屋根は必要だと思って……」
「屋根? えっ屋根ですか? ……ゴホン。まあとにかく、アオイが好きなように舞台を作るため、劇場を建てようとは前々から思っていたんです」
「前々から……」
「はい。建設に私も関わればアオイを守る魔法も付与できますしね」
「ああなるほど……?」
「なので、楽しみに待ていてくださいね」
ジスランはそう言って朗らかに笑った。その愛おしいものを見るような優しい眼差しに、胸がきゅんと締め付けられる。アオイは素早く周囲に視線を走らせ誰もいないことを確認するとジスランの名前を呼んだ。
「どうかしましたか?」
「僕さ、男娼だったとき、ジスランの名前当てられたよね」
とアオイ。ゲームのことだよ、と付け加えるとジスランは「覚えてますよ」と頷いた。
娘と契約した悪魔は、娘に自分の名前を当てるように要求した。当てられなければ娘は悪魔のものになる――ジスランの名前を知らなかったアオイが提案したゲームだ。
「まあ正直、遅かれ早かればれるとは思っていました。ロージーの店ですし、エトワールも居ますしね」
「えっエトさんとも知り合いなの?」
「彼も色々特殊なんですよ」
色々気になるが追及し出したらキリがないのでアオイは構わず話を続けた。
「お伽話の法則でいうと、ジスランの名前を当てられた僕はジスランのものにはならなかったんだよね」
「これもしかして私別れ話されてますか? 絶対認めませんけど」
「そんなのしないよ」
アオイは声を立てて笑った。番契約は死んだら終わりらしいが、そんなの許してやるものか。
「そして、ジスランは僕の名前を当てられなかった――それなら、ジスランは僕のものだよね?」
アオイの言葉遊びに、ジスランは不思議そうに首を傾げながらも頷いた。
「そうですね、私は貴方のジスランです」
アオイはニッと口元を上げると、悪戯っぽく目を細めた。
「あのね、ジスランのものにはならなかった、可愛い僕から一つプレゼント」
アオイはそう言って、ジスランの耳元に口を寄せた。アオイのしたいことを察したジスランがアオイの背に合わせて屈む。アオイは内緒話をするように小さな声で囁いた。
「このステージが終わったら、――って呼んでくれる?」
ジスランが大きく目を見開いた。
「そ、れは……もしかしてアオイの……」
「そ」
アオイは花が咲くような美しい笑みを浮かべた。ジスランの唇が震える。アオイはジスランの胸の中に飛び込んだ。男はよろめくことすらせず、アオイをしっかり抱きとめた。男の厚い胸板に頬をくっつけながら、アオイは気持ちがよさそうに目を細める。
「僕に竜人の鱗はないけど、名前ならあげられる」
「……いいんですか、呼んでも」
ジスランは掠れた声で問いかけた。アオイは顔を上げ、上目遣いでジスランの顔を見た。男の喉仏がゆっくりと上下する。アオイは目を細めた。
「他の誰でもない、ジスランに呼んで欲しいんだよ」
そう言って、ジスランはアオイの額に口付けた。アオイはくすぐったそうに身を捩ると、お返しとばかりにジスランの首元に噛み付く。ジスランに初めて抱かれてから1週間、アオイは幸せの中にいた。もう番の振りをする必要はないのだ。ジスランもジスランで際限なく甘やかしてくるし。
人目を気にせずじゃれ合う2人を、大半の人間は薄目で見てスルーを決め込んでいたが、何事にも例外がある。
「あーもううっざい!!」
ノヴァである。
「ノヴァさん?」
「楽屋でイチャイチャすんな! ポンチども!!」
ノヴァはガタンッと大きな音を立てながら立ち上がった。
「アオイ! 竜神様!」
「はい」
「はい」
「そこに正座!!」
腰に手を当て鬼のような形相のノヴァに睨みつけられれば従うほかない。アオイとジスランが地べたに正座した。後ろに控えていたハトリの顔が青を通り越して白くなっている。
「アオイ、アンタが呪われて何日経ったか覚えてる?」
「1週間ですね……」
「呪いが解けたのは?」
「1週間前……かな?」
「その間、オレに連絡も入れず、何してたわけ?」
「いやあ……それはその……」
「竜神様にも聞いてるんですけど?」
「ノーコメントで」
チィッ! と大きな舌打ち。ハトリは唇を震わせ後ろへ倒れ込んだ。
「ヤッたばっかで浮ついてんのは分かるけど、いや分かりたくないけどもう少しちゃんとしてくんない? 特にアオイ」
「ヤッ……ハイ」
「オレは先に行くけど、リハーサル時間までにその顔どうにかしとけよ!」
「顔……」
「どうにかしとけよ!」
「分かりました了解です!」
「竜神様もあんま余計なことしないでください!」
「……ええ、まあ、はい」
「何ボサっとしてんだよ、行くよハトリ!」
「エッは、はい!」
ノヴァはふん、と鼻を鳴らすと大きな音を立てながら楽屋を出ていった。音が遠ざかり完全に聞こえなくなるまでドアを見ていたアオイは、立ち上がってそっとジスランの顔を見た。ジスランも同じようにアオイを見る。2人は顔を見合わせると、くすくすと笑い合った。
「怒られちゃった」
「それだけアオイが大事なんでしょう。君が呪われた時、私を罵ってきたのは彼だけでした」
「やべえなあの人」
「実際、アオイが呪われたのは私のせいでもありますし」
「いや呪ったのシュテルだし明らかに僕のせいだろ」
かつて娼館のナンバースリーだった男娼の名前だ。禁止されているプレイにまで手を出し、ようやくナンバースリーの座を手に入れたと思ったところにアオイが現れ、水揚げすらせずに身請けされたことが許せなかったらしい。ノヴァには端的に「アンタが悪い」と言われた。このアンタが悪い、とは「敵になる前にボコボコにして分からせず放置してたアンタが悪い」という意味だ。実際ノヴァは向かってくる敵を物理的にも精神的にもボコボコにしてきたというのだから恐れ入る。蛮族じゃん、と言ったら平手打ちが飛んできた。蛮族である。
大丈夫だよ、と言うアオイに向かって、ジスランはゆっくり首を振った。
「それでも私は貴方を傷つけたくなかったんですよ」
「でもそのおかげで僕はジスランの気持ちが知れたからなあ……」
「それもそうなんですが……とにかく、私は君が傷つくところは2度と見たくありません。正直、閉じ込めて私だけのアイドルにしてあげることも考えたのですけど」
「何それ最高じゃん」
そう言うと、ジスランは驚いたように目を見開いた。
「嫌じゃないんですか?」
「ずっと僕だけを見てくれるんだろ? 全然嫌じゃない。ああでも、そしたらノヴァさんとの舞台はできないかな……」
せっかくなら僕だけ見て欲しいし――と思考の海に浸かり始めたアオイを、ジスランは信じられないものを見るような目で見た。
「あの……こんな時に揺らぐようなことを言わないでくれますか」
今日はアオイが呪われたせいでできなかったライブの再演の日だ。数日前から準備を始め、もう1段階パワーアップしたステージを届けることになっていた。
「……ん? あっ今日の舞台は普通にやるよ?! 火がね! いい感じにできそうで! 本当はもう少し火力欲しいけどでも迫力は十分あると思うんだ!」
「ああ……いや分かってましたけど……」
ジスランが天を仰いだ。アオイはきょとんとした顔をしている。
「あれ? ジスラン?」
「いえ、なんでもありません。嫌になったらいつでも言ってくださいね。私が閉じ込めてあげますから」
ジスランは仕方ないな、と言うように眉を下げた。その優しい顔に安心する。アオイは大きく頷いた。
「楽しみにしてる!」
「君、本当心配になるんですけど……。やはりグレースと共にステージに立つ方がいいんでしょうね……」
「何の話?」
「舞台の話です」
「うん? うん」
「そうでした。舞台の話です」
「何かあったの?」
「ええ、ちょうどいいので劇場を建てることにしました」
「エッ」
アオイはまじまじとジスランの顔を見た。男は真剣な顔をしている。マジである。
「今使っている劇場は国のものでしょう? その関係で泣く泣く断念した仕掛けもあったみたいですし」
「ああうん。さすがに屋根は必要だと思って……」
「屋根? えっ屋根ですか? ……ゴホン。まあとにかく、アオイが好きなように舞台を作るため、劇場を建てようとは前々から思っていたんです」
「前々から……」
「はい。建設に私も関わればアオイを守る魔法も付与できますしね」
「ああなるほど……?」
「なので、楽しみに待ていてくださいね」
ジスランはそう言って朗らかに笑った。その愛おしいものを見るような優しい眼差しに、胸がきゅんと締め付けられる。アオイは素早く周囲に視線を走らせ誰もいないことを確認するとジスランの名前を呼んだ。
「どうかしましたか?」
「僕さ、男娼だったとき、ジスランの名前当てられたよね」
とアオイ。ゲームのことだよ、と付け加えるとジスランは「覚えてますよ」と頷いた。
娘と契約した悪魔は、娘に自分の名前を当てるように要求した。当てられなければ娘は悪魔のものになる――ジスランの名前を知らなかったアオイが提案したゲームだ。
「まあ正直、遅かれ早かればれるとは思っていました。ロージーの店ですし、エトワールも居ますしね」
「えっエトさんとも知り合いなの?」
「彼も色々特殊なんですよ」
色々気になるが追及し出したらキリがないのでアオイは構わず話を続けた。
「お伽話の法則でいうと、ジスランの名前を当てられた僕はジスランのものにはならなかったんだよね」
「これもしかして私別れ話されてますか? 絶対認めませんけど」
「そんなのしないよ」
アオイは声を立てて笑った。番契約は死んだら終わりらしいが、そんなの許してやるものか。
「そして、ジスランは僕の名前を当てられなかった――それなら、ジスランは僕のものだよね?」
アオイの言葉遊びに、ジスランは不思議そうに首を傾げながらも頷いた。
「そうですね、私は貴方のジスランです」
アオイはニッと口元を上げると、悪戯っぽく目を細めた。
「あのね、ジスランのものにはならなかった、可愛い僕から一つプレゼント」
アオイはそう言って、ジスランの耳元に口を寄せた。アオイのしたいことを察したジスランがアオイの背に合わせて屈む。アオイは内緒話をするように小さな声で囁いた。
「このステージが終わったら、――って呼んでくれる?」
ジスランが大きく目を見開いた。
「そ、れは……もしかしてアオイの……」
「そ」
アオイは花が咲くような美しい笑みを浮かべた。ジスランの唇が震える。アオイはジスランの胸の中に飛び込んだ。男はよろめくことすらせず、アオイをしっかり抱きとめた。男の厚い胸板に頬をくっつけながら、アオイは気持ちがよさそうに目を細める。
「僕に竜人の鱗はないけど、名前ならあげられる」
「……いいんですか、呼んでも」
ジスランは掠れた声で問いかけた。アオイは顔を上げ、上目遣いでジスランの顔を見た。男の喉仏がゆっくりと上下する。アオイは目を細めた。
「他の誰でもない、ジスランに呼んで欲しいんだよ」
102
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(21件)
あなたにおすすめの小説
のほほんオメガは、同期アルファの執着に気付いていませんでした
こたま
BL
オメガの品川拓海(しながわ たくみ)は、現在祖母宅で祖母と飼い猫とのほほんと暮らしている社会人のオメガだ。雇用機会均等法以来門戸の開かれたオメガ枠で某企業に就職している。同期のアルファで営業の高輪響矢(たかなわ きょうや)とは彼の営業サポートとして共に働いている。同期社会人同士のオメガバース、ハッピーエンドです。両片想い、後両想い。攻の愛が重めです。
稀代の英雄に求婚された少年が、嫌われたくなくて逃げ出すけどすぐ捕まる話
こぶじ
BL
聡明な魔女だった祖母を亡くした後も、孤独な少年ハバトはひとり森の中で慎ましく暮らしていた。ある日、魔女を探し訪ねてきた美貌の青年セブの治療を、祖母に代わってハバトが引き受ける。優しさにあふれたセブにハバトは次第に心惹かれていくが、ハバトは“自分が男”だということをいつまでもセブに言えないままでいた。このままでも、セブのそばにいられるならばそれでいいと思っていたからだ。しかし、功を立て英雄と呼ばれるようになったセブに求婚され、ハバトは喜びからついその求婚を受け入れてしまう。冷静になったハバトは絶望した。 “きっと、求婚した相手が醜い男だとわかれば、自分はセブに酷く嫌われてしまうだろう” そう考えた臆病で世間知らずなハバトは、愛おしくて堪らない英雄から逃げることを決めた。
【堅物な美貌の英雄セブ×不憫で世間知らずな少年ハバト】
※セブは普段堅物で実直攻めですが、本質は執着ヤンデレ攻めです。
※受け攻め共に、徹頭徹尾一途です。
※主要人物が死ぬことはありませんが、流血表現があります。
※本番行為までは至りませんが、受けがモブに襲われる表現があります。
異世界で勇者をやったら執着系騎士に愛された
よしゆき
BL
平凡な高校生の受けが異世界の勇者に選ばれた。女神に美少年へと顔を変えられ勇者になった受けは、一緒に旅をする騎士に告白される。返事を先伸ばしにして受けは攻めの前から姿を消し、そのまま攻めの告白をうやむやにしようとする。
【本編完結】転生先で断罪された僕は冷酷な騎士団長に囚われる
ゆうきぼし/優輝星
BL
断罪された直後に前世の記憶がよみがえった主人公が、世界を無双するお話。
・冤罪で断罪された元侯爵子息のルーン・ヴァルトゼーレは、処刑直前に、前世が日本のゲームプログラマーだった相沢唯人(あいざわゆいと)だったことを思い出す。ルーンは魔力を持たない「ノンコード」として家族や貴族社会から虐げられてきた。実は彼の魔力は覚醒前の「コードゼロ」で、世界を書き換えるほどの潜在能力を持つが、転生前の記憶が封印されていたため発現してなかったのだ。
・間一髪のところで魔力を発動させ騎士団長に救い出される。実は騎士団長は呪われた第三王子だった。ルーンは冤罪を晴らし、騎士団長の呪いを解くために奮闘することを決める。
・惹かれあう二人。互いの魔力の相性が良いことがわかり、抱き合う事で魔力が循環し活性化されることがわかるが……。
【完結】執着系幼馴染みが、大好きな彼を手に入れるために叶えたい6つの願い事。
髙槻 壬黎
BL
ヤンデレ執着攻め×鈍感強気受け
ユハン・イーグラントには、幼い頃から共に過ごしてきた幼馴染みがいる。それは、天使のような美貌を持つミカイル・アイフォスターという男。
彼は公爵家の嫡男として、いつも穏やかな微笑みを浮かべ、凛とした立ち振舞いをしているが、ユハンの前では違う。というのも、ミカイルは実のところ我が儘で、傲慢な一面を併せ持ち、さらには時々様子がおかしくなって頬を赤らめたり、ユハンの行動を制限してこようとするときがあるのだ。
けれども、ユハンにとってミカイルは大切な友達。
だから彼のことを憎らしく思うときがあっても、なんだかんだこれまで許してきた。
だというのに、どうやらミカイルの気持ちはユハンとは違うようで‥‥‥‥?
そんな中、偶然出会った第二王子や、学園の生徒達を巻き込んで、ミカイルの想いは暴走していく────
※旧題「執着系幼馴染みの、絶対に叶えたい6つの願い事。」
天使の分け前
ゆなな
BL
勉強ができることしか取り柄がない陽也は、天使みたいに清らかな学園の人気者である綾人が好きだった。
地味で勉強ばかりしている陽也とも友人として優しく付き合ってくれる綾人に劣情を抱いてしまうことに陽也は罪悪感を感じていたが───
普段は天使みたいなのに、ベッドでは野獣に変身する攻めが書いてみたかっただけのお話。お気軽にお読み下さい。
相性最高な最悪の男 ~ラブホで会った大嫌いな同僚に執着されて逃げられない~
柊 千鶴
BL
【執着攻め×強気受け】
人付き合いを好まず、常に周囲と一定の距離を置いてきた篠崎には、唯一激しく口論を交わす男がいた。
その仲の悪さから「天敵」と称される同期の男だ。
完璧人間と名高い男とは性格も意見も合わず、顔を合わせればいがみ合う日々を送っていた。
ところがある日。
篠崎が人肌恋しさを慰めるため、出会い系サイトで男を見繕いホテルに向かうと、部屋の中では件の「天敵」月島亮介が待っていた。
「ど、どうしてお前がここにいる⁉」「それはこちらの台詞だ…!」
一夜の過ちとして終わるかと思われた関係は、徐々にふたりの間に変化をもたらし、月島の秘められた執着心が明らかになっていく。
いつも嫌味を言い合っているライバルとマッチングしてしまい、一晩だけの関係で終わるには惜しいほど身体の相性は良く、抜け出せないまま囲われ執着され溺愛されていく話。小説家になろうに投稿した小説の改訂版です。
合わせて漫画もよろしくお願いします。(https://www.alphapolis.co.jp/manga/763604729/304424900)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
完結おめでとうございます!の気持ちと、まだまだ2人のお話を読んでいたかったよ〜の気持ちが入り混じっていますが、とりあえず、アオイくんがめちゃくちゃ幸せそうで良かったです!素敵なお話をありがとうございました♪
ありがとうございます!連載中からたくさん感想ありがとうございました!!とっても励みになりました😭
また機会があればアオイとジスランの話を読んでいただけると嬉しいです🥰
完結されてから、2日間かけて読了しました。
アオイが上手に甘えることの出来なくなってしまった生い立ちや、心情にずびずびと鼻を鳴らしながら読み進めて、ジスランと心身共に結ばれたシーンは思ったよりエチエチでめっちゃ性癖にぶっ刺さり本当にとんでもない作品で、完結されてから読み始めたのにしばらくロスに苦しみそうな心に残る作品でした。
今から2周目行ってきます。
素敵な作品をありがとうございます。
ありがとうございます〜!!
色々格闘しながら書き上げた作品だったので本当にすごく嬉しいです!!😭
最後まで読んでくださったこと、感想まで下さりありがとうございました!
完結おめでとうございます!!!
めちゃくちゃ良かったです…幸せになって良かった…!!🥺💖
最後もう名台詞のオンパレード過ぎて萌え死にました😭「愛されておいで、私の可愛い人」って…!!最高すぎます🥹💕
出てくるキャラみんな魅力的でほんと大好きです!!
この世界のお話をまた読めたらいいなと思いました☺️✨はらぺこ淫魔の方もめちゃくちゃ面白かったので…!!
最初から通しで読み直してこようと思います!!ありがとうございました!!
ありがとうございます〜!
そのセリフは私も気に入っているのでそう言って頂けると嬉しいです!!😭
ありがとうございます!はらぺこ淫魔の方まで…!
こちらこそ連載中から応援してくださり本当にありがとうございました!