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空飛ぶ巨体
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「お肉ちゃ~ん。どこかなどこかな~?」
シロ君の背に乗って目を凝らすが、障害物が何もない平原のなか、自分の視界にはまだ何も確認ができないがシロ君は分かっているようで、一定方向に一直線に駆け抜ける。
『後、二十秒で接触します』
「りょ~かい」
『ナビ』表示に返事をして、気合を入れると。シロ君がぐぐっと大きくなり、本来の姿で更に加速する。
『訂正 後、十秒です』
─────わお。本当に前方に、大小様々な大きさの獣の群れが見えてきた。
一番のデカ物は、シロ君より大きそうだ。これは、大量にお肉が手に入る予感。
背中の刀を抜きながら、今日は肉祭りに決定だぜぃ!と構える。
「ひゃ─────っ!お肉ちゃんがいっぱい~シロ君行くよっ!」
「─────おうっ!」
発射台よろしく、シロ君の背から高く跳躍し、一番デカいであろうビックボアの脳天から刀を突き刺す。
ギィ─────
「─────『雷・小』」
─────バシィとビックボアの巨体に電撃が走る。
哀れビックボアは、叫び一つ出来ないまま、その巨体を地面に沈めた。
「リオっ!次だ!」
シロ君の声と共に、先ほどの大きさではないが、デカい巨体が飛んでくる。
「ハイよ、おまかせ─────っ!」
落下と同時に、サクッと刺して 先ほどと同じ『雷・小』をお見舞いする。
シロ君捕まえる→飛ばす→刺す→電撃→キレイなお肉ちゃん。はい、簡単な作業でございます。
『雷・小』でないと、消し炭にしてしまうので、そこは細心の注意を払っております。 森の中で何回も消し炭にし、シロ君にキャンキャン文句を言われたのは、いい思い出さ‥‥‥‥。おかげで、完璧な連携プレーとなっております。
「これで全部かなっ!」
最後の一匹にとどめを刺して、残りがいないか確認するが、もう辺りにはいないようだ。
『五頭が逃走図りましたので、以上です』
「全部じゃなかったか~まいっか─────今日は焼肉定食っ!」
お肉の山を目の前にして、グッとガッツポーズを決めると、なぜか知らない人達と目があった。
─────およ?どちら様?
先に走って行ったであろう方角に馬を走らせていると、何かデカいものが、いくつも宙に放り投げられているのが見えた。
「‥‥‥‥おい、嘘だろう」
近付くにつれて、空に飛ばされているのは、ビックボアの巨体と思われた。
「ビックボアって空飛ぶんですね。知りませんでした」
「んなわけねぇだろう‥‥‥‥」
他の隊員たちを待機させ、三騎で追いかけてみれば、そこには常識ではありえない光景が広がっていた。
到着した時には、すでに立っているビックボアはおらず、件の人物と、何故かへたり込んだ五人の冒険者らしき男たちが、無言で見合っていた。
先にこちらに気付いたフェンリルが、ツンツンと背中をつついている。そこでようやくこちらに振り向く。
「─────あ、ねえねえ。この人達の邪魔しちゃった?みたいどうしよう」
「この人達」と言われた男たちは、すごい勢いで首を横に振っていた。
シロ君の背に乗って目を凝らすが、障害物が何もない平原のなか、自分の視界にはまだ何も確認ができないがシロ君は分かっているようで、一定方向に一直線に駆け抜ける。
『後、二十秒で接触します』
「りょ~かい」
『ナビ』表示に返事をして、気合を入れると。シロ君がぐぐっと大きくなり、本来の姿で更に加速する。
『訂正 後、十秒です』
─────わお。本当に前方に、大小様々な大きさの獣の群れが見えてきた。
一番のデカ物は、シロ君より大きそうだ。これは、大量にお肉が手に入る予感。
背中の刀を抜きながら、今日は肉祭りに決定だぜぃ!と構える。
「ひゃ─────っ!お肉ちゃんがいっぱい~シロ君行くよっ!」
「─────おうっ!」
発射台よろしく、シロ君の背から高く跳躍し、一番デカいであろうビックボアの脳天から刀を突き刺す。
ギィ─────
「─────『雷・小』」
─────バシィとビックボアの巨体に電撃が走る。
哀れビックボアは、叫び一つ出来ないまま、その巨体を地面に沈めた。
「リオっ!次だ!」
シロ君の声と共に、先ほどの大きさではないが、デカい巨体が飛んでくる。
「ハイよ、おまかせ─────っ!」
落下と同時に、サクッと刺して 先ほどと同じ『雷・小』をお見舞いする。
シロ君捕まえる→飛ばす→刺す→電撃→キレイなお肉ちゃん。はい、簡単な作業でございます。
『雷・小』でないと、消し炭にしてしまうので、そこは細心の注意を払っております。 森の中で何回も消し炭にし、シロ君にキャンキャン文句を言われたのは、いい思い出さ‥‥‥‥。おかげで、完璧な連携プレーとなっております。
「これで全部かなっ!」
最後の一匹にとどめを刺して、残りがいないか確認するが、もう辺りにはいないようだ。
『五頭が逃走図りましたので、以上です』
「全部じゃなかったか~まいっか─────今日は焼肉定食っ!」
お肉の山を目の前にして、グッとガッツポーズを決めると、なぜか知らない人達と目があった。
─────およ?どちら様?
先に走って行ったであろう方角に馬を走らせていると、何かデカいものが、いくつも宙に放り投げられているのが見えた。
「‥‥‥‥おい、嘘だろう」
近付くにつれて、空に飛ばされているのは、ビックボアの巨体と思われた。
「ビックボアって空飛ぶんですね。知りませんでした」
「んなわけねぇだろう‥‥‥‥」
他の隊員たちを待機させ、三騎で追いかけてみれば、そこには常識ではありえない光景が広がっていた。
到着した時には、すでに立っているビックボアはおらず、件の人物と、何故かへたり込んだ五人の冒険者らしき男たちが、無言で見合っていた。
先にこちらに気付いたフェンリルが、ツンツンと背中をつついている。そこでようやくこちらに振り向く。
「─────あ、ねえねえ。この人達の邪魔しちゃった?みたいどうしよう」
「この人達」と言われた男たちは、すごい勢いで首を横に振っていた。
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