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もう一度あの場所へ!
「じゃあ用事も済んだから、ちょっと私出掛けてくるね」
未だ地震の余波の緊張が解けない男二人に、餞別とばかりヒョイヒョイとウィル少年から渡された食料セットとお泊りセットを渡して、代わりに汚れまくった隊服をアイテムボックスに回収していく。
二人は何か言いたいらしいが、無視だ無視。
「お主、どこかへ行くのか?」
「ちょっと、野暮用を思い出してさ。確認してこようと思って」
『異世界初心者』に確認事項があるのか、と言えば自分に限ってはあったのである。
お姫さんと出会った頃に、地震や山の崩落まで自分のせいにされた。という会話のなかに、─────水位が下がった地域がでた。というものである。
山の崩落云々は、ちょっとばかり心当たりがあって心臓がチクチクするが、後悔が塵一つもないのでそこは無視する。
─────問題は、水位が下がったという話の方。
その話を聞いた時、ちょっと引っかかるものがあって気にはなっていたのだが、そんな自然現象に自分は関係ないよね?とは思ったが、この際確認の為あの場所にもう一度行ってみようと思いついたのだ。
「‥‥‥‥あれぇ?」
シロ君の背に乗せてもらい、「ちょっと行ってくる」とユキママと別れて数時間後─────。
「あれれぇ~?」
目の前に広がるのは、一面の湖‥‥‥‥
「この辺りに、こんな水場があったか?」
水際でスンスンと水の匂いを嗅いでいるシロ君の横で、私は目の前に広がる光景に唖然としていた。
あの時の事を思えば、ある程度想像はしていたが─────
「何これ‥‥‥‥デカすぎない?‥‥‥‥琵琶湖?琵琶湖か!?」
そこには自分の想像とは違い、一面『水』という光景が広がっていた。
岸の近くでは風の流れで波が押し寄せ、靴が濡れないように慌てて下がる。
「あ、あれ?こんな所だったかな?私、こっちから来た、かな?あれ?」
─────いやいや。自分はこの土地の初心者なのだから、きっと場所を間違えているんだな。うんうん、きっとそうだ。
「よぅし、久しぶりに『地図』─────うぉ!」
─────ぶぉん、と久しぶり呼び出した『地図』は巨大な一画面だった。
「‥‥‥‥しまった、油断した。しかもまた一面緑‥‥‥‥」
久しぶりに出してみれば、またもや緑一色という、地図としてはありえない絵面。
「ハイハイハイ!現在地、現在地─────っ!拡大拡大!サクッと出しなさいよ─────!詳細にね!」
手をパンパン叩きながら『地図』を急かすと、これまた久しぶりのカーソルがピコっと現れ。 ウロウロと緑の中をあっちへこっちへと動き回り、落ち着きがまるでない。
「‥‥‥‥まさか『地図』が迷子って事はないよね?」
─────ぼそっと呟くと、ハッ!?まままま、まさか そんな事はありませんよ~とばかり画面上をカーソルがグルグル回りだす。
「え~‥‥‥‥」
『地図』ってこんなポンコツだったんだ‥‥‥‥。どうしよう‥‥‥‥。
そんな事を思っていると「あ、わかった!」とばかり矢印カーソルがぐいんぐいんと動き出し、緑一面の中から湖を拡大し、ドヤ顔(?)で『現在地』という赤い丸を点滅させた。
「やっと出たよ。─────うぇ?」
現在地の表示を確認すれば、ここは目的地に間違いなかったようだ。─────ただし
『クレーター湖 NEW! (元 クレーター池 (まだまだ絶賛拡大中!!))』
‥‥‥‥ナニコレ?池から湖に格上げされちゃってるよ‥‥‥‥
未だ地震の余波の緊張が解けない男二人に、餞別とばかりヒョイヒョイとウィル少年から渡された食料セットとお泊りセットを渡して、代わりに汚れまくった隊服をアイテムボックスに回収していく。
二人は何か言いたいらしいが、無視だ無視。
「お主、どこかへ行くのか?」
「ちょっと、野暮用を思い出してさ。確認してこようと思って」
『異世界初心者』に確認事項があるのか、と言えば自分に限ってはあったのである。
お姫さんと出会った頃に、地震や山の崩落まで自分のせいにされた。という会話のなかに、─────水位が下がった地域がでた。というものである。
山の崩落云々は、ちょっとばかり心当たりがあって心臓がチクチクするが、後悔が塵一つもないのでそこは無視する。
─────問題は、水位が下がったという話の方。
その話を聞いた時、ちょっと引っかかるものがあって気にはなっていたのだが、そんな自然現象に自分は関係ないよね?とは思ったが、この際確認の為あの場所にもう一度行ってみようと思いついたのだ。
「‥‥‥‥あれぇ?」
シロ君の背に乗せてもらい、「ちょっと行ってくる」とユキママと別れて数時間後─────。
「あれれぇ~?」
目の前に広がるのは、一面の湖‥‥‥‥
「この辺りに、こんな水場があったか?」
水際でスンスンと水の匂いを嗅いでいるシロ君の横で、私は目の前に広がる光景に唖然としていた。
あの時の事を思えば、ある程度想像はしていたが─────
「何これ‥‥‥‥デカすぎない?‥‥‥‥琵琶湖?琵琶湖か!?」
そこには自分の想像とは違い、一面『水』という光景が広がっていた。
岸の近くでは風の流れで波が押し寄せ、靴が濡れないように慌てて下がる。
「あ、あれ?こんな所だったかな?私、こっちから来た、かな?あれ?」
─────いやいや。自分はこの土地の初心者なのだから、きっと場所を間違えているんだな。うんうん、きっとそうだ。
「よぅし、久しぶりに『地図』─────うぉ!」
─────ぶぉん、と久しぶり呼び出した『地図』は巨大な一画面だった。
「‥‥‥‥しまった、油断した。しかもまた一面緑‥‥‥‥」
久しぶりに出してみれば、またもや緑一色という、地図としてはありえない絵面。
「ハイハイハイ!現在地、現在地─────っ!拡大拡大!サクッと出しなさいよ─────!詳細にね!」
手をパンパン叩きながら『地図』を急かすと、これまた久しぶりのカーソルがピコっと現れ。 ウロウロと緑の中をあっちへこっちへと動き回り、落ち着きがまるでない。
「‥‥‥‥まさか『地図』が迷子って事はないよね?」
─────ぼそっと呟くと、ハッ!?まままま、まさか そんな事はありませんよ~とばかり画面上をカーソルがグルグル回りだす。
「え~‥‥‥‥」
『地図』ってこんなポンコツだったんだ‥‥‥‥。どうしよう‥‥‥‥。
そんな事を思っていると「あ、わかった!」とばかり矢印カーソルがぐいんぐいんと動き出し、緑一面の中から湖を拡大し、ドヤ顔(?)で『現在地』という赤い丸を点滅させた。
「やっと出たよ。─────うぇ?」
現在地の表示を確認すれば、ここは目的地に間違いなかったようだ。─────ただし
『クレーター湖 NEW! (元 クレーター池 (まだまだ絶賛拡大中!!))』
‥‥‥‥ナニコレ?池から湖に格上げされちゃってるよ‥‥‥‥
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