5 / 26
僕らの日常?
魔王城で?
しおりを挟む
─────はい、やってまいりました 魔族領。
久しぶりに見たよ。あらゆるとろこがオドロオドロしい雰囲気、空気まで汚染されているような光景。空は暗雲たちこめ、生ぬるい風が吹き、なんか雲の中で雷がビカビカしている。
さて、俺たちのお仕事はここ魔族領にいる自称四天王とか、自称魔王とか言っているやつをバチバチにしばいて、一方的に指導をくわえるという簡単なお仕事です。
なお、これには建物の破壊工作も加わります。─────ええはい、異世界勇者なんてもんはこんなもんですよ。
人の家に土足で上がって、やりたい放題で撤収。え?ひどい?なんとでも~
恨むなら人任せ(異世界人)にした、自分達の女神様に言ってね~。
「 ここらじゃない? 」
委員長とタブレット上の地図と見比べながら、現在地を確認していると。
「 もうちょっと先─────あ!あれだ THE魔王城 !! 」
「「「「「「 おお─────っっ 」」」」」」
ホントに物語に出てくるような『THE魔王城』の登場にある意味皆、感動している。
「うわ~ホントに魔王城だ」
「 ホントだ。ちょっと感動するわ、ちょっと撮っておこう 」
「 感動しているところ悪いけど─────来るぞ !! 」
下からこちらに向かって一斉射撃された。
なんかでっかい岩みたいな物まで飛んで来る。
「 あっぶねっ!! 」
「 押し返せッ! 」
委員長との合図で、皆一斉に大量の攻撃陣が浮かぶ。「どっせーい」という掛け声とともにバレー部の九条が岩を打ち返した。なんか炎引いてる。え、なにアレ魔球的なやつなの?
狙撃された以上にドコドコどかどか上からを攻撃すれば、ちょっと静かになった。
「 ─────あっと 行き過ぎた」
委員長様先頭に上空から攻撃しているうちに、魔王城上空を通過してしまった。
───おわあああぁぁぁ 急に下りないでええ~てか、もう離してええぇぇぇ~。
はい、 やっと委員長様から解放されましたモブ要員です。
ちょっと魔王城の後方になってしまいましたが、小高い丘に全員降り立ちました。
黒い小山に見えるのが魔物の集団でしょう。本日も満員御礼だな。
グッグッとスクワットしながら。
「よっしゃいっちょやるか~」
と、和泉君がやる気を出しております。直接魔物と相対する皆様はそれぞれエモノを片手に出陣です。えっお前らまたポーズすんの?え?魔王城背後に?記念撮影かよッ!
お触りしたくない女子なんかは遠距離魔法とかですが、その「さすまた」はどこから持ってきたの。
「うぉぉりゃあああぁぁぁ」とか叫びながら、サンドバックみたいにデカ物を飛ばしている子がいる。
どうしたんだろう、何がイヤなことでもあったのかな。ストレス発散みたいにぶっ飛ばされる魔物が、ちょっとだけ不憫。
「田中、田中。あれ出してよ」
後衛の仲間がご所望なのは、俺お手製の陣幕セットである。
はいはい、お待たせしませんよ~。試しに作ってみたら意外に快適で使えるとの事で、毎回後衛の陣地に設置するのである。
ちなみに、何もないとちょっと寂しいから幕には校章をあしらってます。
戦国時代っぽく家紋を入れようとしたら,贔屓の武将争いでそれはそれは恐ろしいことになったので、皆様納得のうえこうなりました。
後は掲揚旗ポールを出して、旗をなびかせれば、はい俺特製、結界陣地の完成である!ふふん、モブの俺にもこれぐらいできるんだよね。
結界の出来に満足しながら、なびく旗を見ると端っこに『2-C参上!』となぐり書きされていた。‥‥‥‥あいつらか‥‥‥‥いつの間に。 とりあえず今日はこのままか‥‥‥‥。
久しぶりに見たよ。あらゆるとろこがオドロオドロしい雰囲気、空気まで汚染されているような光景。空は暗雲たちこめ、生ぬるい風が吹き、なんか雲の中で雷がビカビカしている。
さて、俺たちのお仕事はここ魔族領にいる自称四天王とか、自称魔王とか言っているやつをバチバチにしばいて、一方的に指導をくわえるという簡単なお仕事です。
なお、これには建物の破壊工作も加わります。─────ええはい、異世界勇者なんてもんはこんなもんですよ。
人の家に土足で上がって、やりたい放題で撤収。え?ひどい?なんとでも~
恨むなら人任せ(異世界人)にした、自分達の女神様に言ってね~。
「 ここらじゃない? 」
委員長とタブレット上の地図と見比べながら、現在地を確認していると。
「 もうちょっと先─────あ!あれだ THE魔王城 !! 」
「「「「「「 おお─────っっ 」」」」」」
ホントに物語に出てくるような『THE魔王城』の登場にある意味皆、感動している。
「うわ~ホントに魔王城だ」
「 ホントだ。ちょっと感動するわ、ちょっと撮っておこう 」
「 感動しているところ悪いけど─────来るぞ !! 」
下からこちらに向かって一斉射撃された。
なんかでっかい岩みたいな物まで飛んで来る。
「 あっぶねっ!! 」
「 押し返せッ! 」
委員長との合図で、皆一斉に大量の攻撃陣が浮かぶ。「どっせーい」という掛け声とともにバレー部の九条が岩を打ち返した。なんか炎引いてる。え、なにアレ魔球的なやつなの?
狙撃された以上にドコドコどかどか上からを攻撃すれば、ちょっと静かになった。
「 ─────あっと 行き過ぎた」
委員長様先頭に上空から攻撃しているうちに、魔王城上空を通過してしまった。
───おわあああぁぁぁ 急に下りないでええ~てか、もう離してええぇぇぇ~。
はい、 やっと委員長様から解放されましたモブ要員です。
ちょっと魔王城の後方になってしまいましたが、小高い丘に全員降り立ちました。
黒い小山に見えるのが魔物の集団でしょう。本日も満員御礼だな。
グッグッとスクワットしながら。
「よっしゃいっちょやるか~」
と、和泉君がやる気を出しております。直接魔物と相対する皆様はそれぞれエモノを片手に出陣です。えっお前らまたポーズすんの?え?魔王城背後に?記念撮影かよッ!
お触りしたくない女子なんかは遠距離魔法とかですが、その「さすまた」はどこから持ってきたの。
「うぉぉりゃあああぁぁぁ」とか叫びながら、サンドバックみたいにデカ物を飛ばしている子がいる。
どうしたんだろう、何がイヤなことでもあったのかな。ストレス発散みたいにぶっ飛ばされる魔物が、ちょっとだけ不憫。
「田中、田中。あれ出してよ」
後衛の仲間がご所望なのは、俺お手製の陣幕セットである。
はいはい、お待たせしませんよ~。試しに作ってみたら意外に快適で使えるとの事で、毎回後衛の陣地に設置するのである。
ちなみに、何もないとちょっと寂しいから幕には校章をあしらってます。
戦国時代っぽく家紋を入れようとしたら,贔屓の武将争いでそれはそれは恐ろしいことになったので、皆様納得のうえこうなりました。
後は掲揚旗ポールを出して、旗をなびかせれば、はい俺特製、結界陣地の完成である!ふふん、モブの俺にもこれぐらいできるんだよね。
結界の出来に満足しながら、なびく旗を見ると端っこに『2-C参上!』となぐり書きされていた。‥‥‥‥あいつらか‥‥‥‥いつの間に。 とりあえず今日はこのままか‥‥‥‥。
45
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
勇者の隣に住んでいただけの村人の話。
カモミール
ファンタジー
とある村に住んでいた英雄にあこがれて勇者を目指すレオという少年がいた。
だが、勇者に選ばれたのはレオの幼馴染である少女ソフィだった。
その事実にレオは打ちのめされ、自堕落な生活を送ることになる。
だがそんなある日、勇者となったソフィが死んだという知らせが届き…?
才能のない村びとである少年が、幼馴染で、好きな人でもあった勇者の少女を救うために勇気を出す物語。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる