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第12話 物部幽子という女
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幽霊が去り、消えていた電気も点いて、ようやく部屋に平穏が戻った。
一郎は投げ飛ばしたソファーの位置を戻してその上に座る。
「物部、色々とありがとうな。変なことに巻き込んじゃった上に解決までしてもらって」
「いえいえ、巻き込まれたのは私自身の趣味も兼ねてだからお気になさらず♪」
「で、聞きたいんだけどさ……きみ何者?」
「うちの大学のミスコン女王」
「それで通じると思う?」
「思わないわよさすがに(笑)。聞きたいのはコレのことでしょ?」
右腕を光らせながら幽子が聞き返す。
一郎はその問いに首肯で応えた。
「これは術力。流派や地域によっては霊力と気とか魔力とか言われているわ。簡単に言っちゃうと人間の中に眠っている、ああった存在も殴れちゃうすごい力ね。マンガやゲームでよくあるヤツって思ってくれればいいわ。要はMP消費してなんかするアレね」
「何でそんなものをきみが使えるんだ? もしかしてきみは除霊師なのか?」
「ううん、違うわ。確かに私の実家は江戸の頃から仕事で除霊とかやってる陰陽師だけど、私自身はその免許持ってないし」
「え? ああいうのって免許制なの!?」
「そうよ? じゃなきゃトラブルの元になっちゃうもん」
除霊は莫大な金額が動く。
免許である程度身分を保証し、トラブルを抑制しているのだろうか?
免許制を自分たち一般人が知らないのは、知識のない悪質な偽物を炙り出すためなのかもしれない。
「日本の免許は陰陽科っていう、文科省の非公開部署が発行しているわ。年齢制限はないけど、だいたい取得平均は20代半ばから30代前半あたりが多いかな? 10代から20代前半って大体修行期間って場合が多いのもあるけど、単純に試験がものすごく難しいのよ」
普通の人には見えないし感じない、科学では説明できないものを取り扱う仕事だ。
そんな詐欺に直結しかねない、よくわからないものを取り扱うわけだから、その難易度は推して知るべし。
「でもね、そんな超難しい試験だけど、時々10代で合格しちゃうような天才もいるのもまた事実なのよ。私には絶対無理だわ……」
「あんなすごい力を持っているのにか?」
「田中くんから見ればそうだろうけど、私なんてできる人から見たら中の下くらいの実力しかないわよ。プロ陰陽師の中には陰陽八家っていう、とんでもない力を持ったすごい人たちがいるんだから」
「そうなのか?」
「そうよ。そこの人たちに比べたら私なんて月とスッポンどころか、無双系ゲームの主人公と、出てきて3秒でやられるモヒカンのザコくらいの差があるわ」
「そんなに!?」
その人たちは本当に同じ人間なのだろうか?
「特に序列一位、『阿頼耶識』家の現当主の人なんてぶっちぎりでやばいわね。あれは人間やめてる」
「も、もしかしてその人、手からビームとか出せたりしないか? あと、生身で空を飛んだりとか……?」
「何でちょっとワクワクしてるの!?」
それは男のロマンだからだ。
日本人の男の子なら、誰もが一度はやっただろう。
鏡の前でか〇はめ波の練習とか。
高いところから飛んで舞〇術とか。
「まあ、できるでしょうね。っていうか、そのくらいなら多分一級免許持ってる人なら全員……」
「マジでか!?」
そんな、何ということだ……!
人間は手からビームを出したり、空を飛んだりできたのか……!
「それ、頑張ったら俺もできたり……」
「しない。そもそもこの手の力って生まれついての才能が大きいし。生まれた時からずっと修行していなければ、その領域にまで届くのはほぼ不可能よ」
「……そっか」
「何かメチャクチャがっかりしてない!? 何で!?」
「そうか……俺にはできないのか」
所詮、ロマンはロマンでしかなかったということか。
「ちなみに私も無理。ぶっちゃけ大して才能ないしね。私の妹ならそのうちできるようになるかもしれないけど」
「へえ、妹いるんだ」
「うん。今高校二年生で17歳。写真あるけど見る?」
せっかくなので見せてもらった。
神社の巫女さんのような服を着た、幽子とよく似た雰囲気のある、黒髪ロングの美少女だ。
「かわいい子でしょ?」
「うん」
「私に似て」
「確かにそうだけど自分で言うな」
「あはは♪ あ、ところで田中くんそろそろじゃないかな?」
「え? 何が?」
いったい何が『そろそろ』なのだろう?
「このマンションって、できた当時から出たんだよね?」
「ああ、一部の部屋だけ」
「田中くんが取り憑かれてから、全部の部屋に出るようになったんだよね?」
「ああ、そうだけど?」
「じゃあやっぱりそろそろでしょ」
「だから何がそろそろなんだ?」
「さっきの悪霊が他の霊を取り込んで復讐に来るのが」
――ドオオォォォン!
突然の轟音と共に世界が揺れた。
「地震!?」
「違うわ。空間そのものが揺れているの」
慌てる一郎とは対照的に、幽子はひどく冷静な声でそう言うと、残っていた唐揚げを一つつまんだ。
「マンション全体のゴーストハウス化、多分あいつが原因よ。悪意のない一般的な霊はともかく、悪霊っていうのは群れたがる習性があるからね。仲間たちと住人をいじめてウェーイとかやってたんじゃないの?」
モグモグと口を動かしながら説明する幽子。
「そんな風に生きている人たちに嫌がらせをして、気に入った人間に取り憑きヒャッハーしているような最悪の連中よ? いわば自分勝手なヤンキー。そんな奴にお仕置きして放り出したら、田中くんはどうなると思う?」
「……反省して二度と過ちを繰り返さない?」
「ブーッ! もう、どんだけ良い人なのよ田中くんは! 仲間を呼んで復讐に来るに決まってるでしょ」
――ドオオォォォン!
再び部屋が大きく揺れた。
あまりの振動に、一郎はソファーから転がり落ちた。
「自分勝手な理由でここに住み着き、田中くんを取り殺そうとか思ってたヤツよ? 反省なんてするわけないじゃない」
悪霊は純粋な悪意の塊。
己の行動を省みることなど絶対にしない。
「悪霊になるような性格のやつが、あれだけボコられた上に煽られたら、もうやることは一つよね。ほんとワンパターン」
「お、おいっ!? 冷静に言っているけどそれってっまずいんじゃ……」
――ドオオォォォン!
三度の振動。
空間が大きく揺れて亀裂が入った。
真っ黒な光――物理的にあり得ないものが中から溢れ出る。
『マ、タ、ア、ッ、タ、ナ……』
「ええ、そうね。さっきぶり。ところであなた、二度と戻ってくるなって言われなかった?」
『ハ、ハ、ハ……! ソ、ン、ナ、ヤ、ク、ソ、ク、シ、タ、オ、ボ、エ、ナ、イ!』
「でしょうね。あんた脳みそなさそうだもん。田中くん」
「え?」
幽子は突然一郎に近づくと、唇に軽いキスをした。
――え? え? え?
――この状況で何で?
「私の術力を流し込んだ。これでしばらくの間はあいつはきみに干渉できないわ。部屋の隅にでも座っていて」
「あ、ああ……わかったよ」
言われた通りに移動する。
先ほどの5倍はあろうかという巨大で筋肉質な黒い人影が具現化した。
肩、胸、腹、足――全身に人の顔が張り付き蠢いている。
「仲間を取り込んで集合霊化したのね。あー、かわいそう。仲間だと思っていたのに食べられちゃうとか」
『ナ、カ、マ? タ、ダ、ノ、ト、リ、マ、キ』
「ふーん、そんなこと言うんだ。あんた絶対生きてるとき嫌われてたでしょ? ムーブがネット小説に出てくる典型的な悪役だもん」
『ダ、マ、レ!』
幽霊が威圧する。
全身に張り付いた顔が叫び声を上げた。
『コ、ン、ド、ハ、ユ、ダ、ン、シ、ナ、イ……! オ、マ、エ、コ、ロ、ス……!』
「どうぞ? できるものなら」
幽子は残っていたビールを一気に煽り、空き缶を幽霊に向かって投げた。
「陰陽八家が序列八位――葛覇の分家たる物部、菲才なれどその血を引くこの私に、たかが悪霊程度が何ができるか……よかったらぜひ教えてくれる?」
一郎は投げ飛ばしたソファーの位置を戻してその上に座る。
「物部、色々とありがとうな。変なことに巻き込んじゃった上に解決までしてもらって」
「いえいえ、巻き込まれたのは私自身の趣味も兼ねてだからお気になさらず♪」
「で、聞きたいんだけどさ……きみ何者?」
「うちの大学のミスコン女王」
「それで通じると思う?」
「思わないわよさすがに(笑)。聞きたいのはコレのことでしょ?」
右腕を光らせながら幽子が聞き返す。
一郎はその問いに首肯で応えた。
「これは術力。流派や地域によっては霊力と気とか魔力とか言われているわ。簡単に言っちゃうと人間の中に眠っている、ああった存在も殴れちゃうすごい力ね。マンガやゲームでよくあるヤツって思ってくれればいいわ。要はMP消費してなんかするアレね」
「何でそんなものをきみが使えるんだ? もしかしてきみは除霊師なのか?」
「ううん、違うわ。確かに私の実家は江戸の頃から仕事で除霊とかやってる陰陽師だけど、私自身はその免許持ってないし」
「え? ああいうのって免許制なの!?」
「そうよ? じゃなきゃトラブルの元になっちゃうもん」
除霊は莫大な金額が動く。
免許である程度身分を保証し、トラブルを抑制しているのだろうか?
免許制を自分たち一般人が知らないのは、知識のない悪質な偽物を炙り出すためなのかもしれない。
「日本の免許は陰陽科っていう、文科省の非公開部署が発行しているわ。年齢制限はないけど、だいたい取得平均は20代半ばから30代前半あたりが多いかな? 10代から20代前半って大体修行期間って場合が多いのもあるけど、単純に試験がものすごく難しいのよ」
普通の人には見えないし感じない、科学では説明できないものを取り扱う仕事だ。
そんな詐欺に直結しかねない、よくわからないものを取り扱うわけだから、その難易度は推して知るべし。
「でもね、そんな超難しい試験だけど、時々10代で合格しちゃうような天才もいるのもまた事実なのよ。私には絶対無理だわ……」
「あんなすごい力を持っているのにか?」
「田中くんから見ればそうだろうけど、私なんてできる人から見たら中の下くらいの実力しかないわよ。プロ陰陽師の中には陰陽八家っていう、とんでもない力を持ったすごい人たちがいるんだから」
「そうなのか?」
「そうよ。そこの人たちに比べたら私なんて月とスッポンどころか、無双系ゲームの主人公と、出てきて3秒でやられるモヒカンのザコくらいの差があるわ」
「そんなに!?」
その人たちは本当に同じ人間なのだろうか?
「特に序列一位、『阿頼耶識』家の現当主の人なんてぶっちぎりでやばいわね。あれは人間やめてる」
「も、もしかしてその人、手からビームとか出せたりしないか? あと、生身で空を飛んだりとか……?」
「何でちょっとワクワクしてるの!?」
それは男のロマンだからだ。
日本人の男の子なら、誰もが一度はやっただろう。
鏡の前でか〇はめ波の練習とか。
高いところから飛んで舞〇術とか。
「まあ、できるでしょうね。っていうか、そのくらいなら多分一級免許持ってる人なら全員……」
「マジでか!?」
そんな、何ということだ……!
人間は手からビームを出したり、空を飛んだりできたのか……!
「それ、頑張ったら俺もできたり……」
「しない。そもそもこの手の力って生まれついての才能が大きいし。生まれた時からずっと修行していなければ、その領域にまで届くのはほぼ不可能よ」
「……そっか」
「何かメチャクチャがっかりしてない!? 何で!?」
「そうか……俺にはできないのか」
所詮、ロマンはロマンでしかなかったということか。
「ちなみに私も無理。ぶっちゃけ大して才能ないしね。私の妹ならそのうちできるようになるかもしれないけど」
「へえ、妹いるんだ」
「うん。今高校二年生で17歳。写真あるけど見る?」
せっかくなので見せてもらった。
神社の巫女さんのような服を着た、幽子とよく似た雰囲気のある、黒髪ロングの美少女だ。
「かわいい子でしょ?」
「うん」
「私に似て」
「確かにそうだけど自分で言うな」
「あはは♪ あ、ところで田中くんそろそろじゃないかな?」
「え? 何が?」
いったい何が『そろそろ』なのだろう?
「このマンションって、できた当時から出たんだよね?」
「ああ、一部の部屋だけ」
「田中くんが取り憑かれてから、全部の部屋に出るようになったんだよね?」
「ああ、そうだけど?」
「じゃあやっぱりそろそろでしょ」
「だから何がそろそろなんだ?」
「さっきの悪霊が他の霊を取り込んで復讐に来るのが」
――ドオオォォォン!
突然の轟音と共に世界が揺れた。
「地震!?」
「違うわ。空間そのものが揺れているの」
慌てる一郎とは対照的に、幽子はひどく冷静な声でそう言うと、残っていた唐揚げを一つつまんだ。
「マンション全体のゴーストハウス化、多分あいつが原因よ。悪意のない一般的な霊はともかく、悪霊っていうのは群れたがる習性があるからね。仲間たちと住人をいじめてウェーイとかやってたんじゃないの?」
モグモグと口を動かしながら説明する幽子。
「そんな風に生きている人たちに嫌がらせをして、気に入った人間に取り憑きヒャッハーしているような最悪の連中よ? いわば自分勝手なヤンキー。そんな奴にお仕置きして放り出したら、田中くんはどうなると思う?」
「……反省して二度と過ちを繰り返さない?」
「ブーッ! もう、どんだけ良い人なのよ田中くんは! 仲間を呼んで復讐に来るに決まってるでしょ」
――ドオオォォォン!
再び部屋が大きく揺れた。
あまりの振動に、一郎はソファーから転がり落ちた。
「自分勝手な理由でここに住み着き、田中くんを取り殺そうとか思ってたヤツよ? 反省なんてするわけないじゃない」
悪霊は純粋な悪意の塊。
己の行動を省みることなど絶対にしない。
「悪霊になるような性格のやつが、あれだけボコられた上に煽られたら、もうやることは一つよね。ほんとワンパターン」
「お、おいっ!? 冷静に言っているけどそれってっまずいんじゃ……」
――ドオオォォォン!
三度の振動。
空間が大きく揺れて亀裂が入った。
真っ黒な光――物理的にあり得ないものが中から溢れ出る。
『マ、タ、ア、ッ、タ、ナ……』
「ええ、そうね。さっきぶり。ところであなた、二度と戻ってくるなって言われなかった?」
『ハ、ハ、ハ……! ソ、ン、ナ、ヤ、ク、ソ、ク、シ、タ、オ、ボ、エ、ナ、イ!』
「でしょうね。あんた脳みそなさそうだもん。田中くん」
「え?」
幽子は突然一郎に近づくと、唇に軽いキスをした。
――え? え? え?
――この状況で何で?
「私の術力を流し込んだ。これでしばらくの間はあいつはきみに干渉できないわ。部屋の隅にでも座っていて」
「あ、ああ……わかったよ」
言われた通りに移動する。
先ほどの5倍はあろうかという巨大で筋肉質な黒い人影が具現化した。
肩、胸、腹、足――全身に人の顔が張り付き蠢いている。
「仲間を取り込んで集合霊化したのね。あー、かわいそう。仲間だと思っていたのに食べられちゃうとか」
『ナ、カ、マ? タ、ダ、ノ、ト、リ、マ、キ』
「ふーん、そんなこと言うんだ。あんた絶対生きてるとき嫌われてたでしょ? ムーブがネット小説に出てくる典型的な悪役だもん」
『ダ、マ、レ!』
幽霊が威圧する。
全身に張り付いた顔が叫び声を上げた。
『コ、ン、ド、ハ、ユ、ダ、ン、シ、ナ、イ……! オ、マ、エ、コ、ロ、ス……!』
「どうぞ? できるものなら」
幽子は残っていたビールを一気に煽り、空き缶を幽霊に向かって投げた。
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