20 / 139
5度目の世界で
王都のバザー・前編
バザー当日、私は王都の教会で長椅子に座ってピューラと子供達を待っていた。
傍らには子供達と食べるお昼ご飯の入ったバスケット。 中身はサンドイッチで、シンプルな卵サンドやハムレタスサンドを多く詰めている。 主に沢山食べるワイリーを想定して用意したものだ。
前日からジークにからかわれる原因となった時のような気分の高揚は抑えられず、結果として少し寝不足ではあるものの早起きしてお昼ご飯を作って、約束の時間より1時間も早くから皆を待っていた。
自分の事ながらなんとも浮かれトンチキな事だと思う。 ジークに知れたら、またからかわれてしまうだろう。
今日は遊びに来た、というのも間違いではないけれど、根本はピューラから頼まれた、子供達の引率がメインの目的なのだ。 子供達5人から目を離さないようにしっかり見ている事が、今日の私の仕事である。
「あら、ラナちゃんおはよう。 ふふ、今日はいつもよりずっと早いのね」
聞き覚えのある声に振り向けば、そこにはいつも声をかけてくれるご婦人、ケリーさんの姿があった。 ケリーさんはなぜか、楽しそうに笑顔を浮かべている。
「ケリーさん、おはようございます。 ……あの、どうかしましたか?」
「いえいえ、こんなにも早くからラナちゃんが楽しそうな顔して誰かを待っているみたいだから、好い人でも待っているのかと思ってねぇ」
言われて、一瞬何の事かと首を傾げて、しかしすぐに何を言われたのか意味を理解して、なぜか浮かんだ先日のジークのからかいを思い出した。
「ちっ、違います! 何を言うんですかケリーさん!」
「あらあら、婆はお節介だったかしらねぇ」
違うそうじゃない、と弁明したいが熱を帯び始めた頰につられて思考も上手く回らない。
なぜこんなにも最近からかわれる事が多いのか。 浮かれているからか、浮かれているからいけないのか。
「け、ケリーさんこそお早いですねっ! バザーにはまだ早いのに」
強引な話の方向転換にケリーさんはニコニコと笑顔を崩さず楽しそうにしている。
さすがに強引すぎた気しかしないが、ここでさらに言い訳を重ねてもさらに勘違いを深めそうなだけなので私からは何も言えない。
「婆はいつも通り、教会にいようかと思ってねぇ。 バザーが始まったら教会も人で溢れるから先に席を取っておこうと早く来たのよ。 バザーのお祭り騒ぎは活気があっていいのだけれど、この老体には少ししんどくてねぇ。 神様に祈りを捧げながら、雰囲気だけ楽しむ事にするわ。 去年までなら可愛い孫娘と一緒に屋台を見て回っていたんだけれどねぇ」
ちょうどラナちゃんくらいの年頃なんだけどねぇ、とケリーさんの孫娘話が始まり、子供達を待つ間暇をしていた私としてもケリーさんと話をできるのは嬉しいので、話に花が咲く。
ケリーさんの話には思ったよりも共感できる箇所が多く、曰く小さい頃は手のかかる子だったとか、やんちゃで元気な子だったから追いかけっこをよくせがまれて次の日には体の節々が痛かったとか。
つい最近までの孤児院に居る時の時間を思い返して、同じように(主にワイリーに)追いかけっこをせがまれて子供達の体力は限りが無いと感じたり、追いかけっこの次の日にはまともに歩けないくらい全身が痛かったり、子供達に学問を教えていて皆頑張って勉強してくれる事が嬉しかったり、私もそんな出来事を話した。
「おーいラナねぇー!」
話の途中に届いた元気な声に、私はパッと振り向く。
そこには大手を振ってこちらに駆けてくるワイリーと、その後を追ってくるエルマ。 さらにその先にはいつもの修道服を着たピューラと、手を繋いでいるダイとアン兄妹、そして子供達の中で一番大人びた雰囲気のヤーラもいる。
「まあワイリーくん、おはよう。 朝から元気いっぱいね。 エルマちゃんも、おはよう」
「おうラナ姉! おはよう!」
「おはようございます、ラナさん。 ……もうっ、ワイリーのバカ! いきなりはしっていかないでよ」
「えー、だってラナ姉といっしょならそとでられるんだそ? はやくそとでてあそびたいじゃん!」
目をキラキラさせてはしゃぐワイリーと、頬を紅潮させて勝手に一人で突っ走るワイリーに文句を言うエルマ。 この図式はもはや様式美で、さらにエルマの気持ちも知っている私としてはとても微笑ましい。
他の子やピューラとしても、いつもの事なので2人のやり取りを流して、こちらにやって来る。
「ラナさん、おはようございます。 今日はこの子たちの事を、よろしくお願いしますね」
「よろしくおねがいします」
「「よろしくおねがいしまーす!」」
「ええ、私の方こそよろしくね。 それじゃあみんな、行きましょうか」
子供達を連れて教会を出る。
その前に、ついさっきまで談笑していたケリーさんに挨拶を。
「ケリーさん、今日はこれで失礼させていただきますね。 でもまた今度、今日の話の続きをしましょう」
「ええ、こんな婆の話に付き合ってくれてありがとうねぇ、またラナちゃんとお話できるの楽しみにしているわ。 それとね、ラナちゃんが前よりもいい笑顔をするようになって婆は嬉しいわぁ」
「っ! はいっ! ではまた、ケリーさん」
「ええ、またねぇ。 楽しんでいらっしゃいねぇ」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
教会でケリーさんとピューラと別れて、子供達5人を連れ立って歩くのは、まず大通り。 人の通りも多いし、出店を出しやすい広場もあるので、ここに一番出店が集中する。
そもそも始まりは、教会が各家庭から不用品を集めてリサイクル品を手頃な価格で販売していたのが起こりなのだが、そこに周辺の商店や料理屋が乗っかり、次第に規模も大きくなっていき、今のようなお祭り騒ぎにまで発展したとの事らしい。 と事前に調べた情報で知った。
「おー、すっげぇたくさんひとがいる!」
所感としては、私もワイリーと同意見だ。 辺りを見回せばとにかく人、人、人の大群である。
話に聞いて想像していた、良家の社交パーティー程度の規模など遥かに凌駕する人の群れはまさしく圧巻の一言に尽きる。
「みんな、はぐれないように気をつけて見て回りましょう」
「……ラナさん」
「なあに、エルマちゃん」
問い返すと、エルマは私の手を掴んでギュッと握る。 どうしたのかと思えば、エルマは上目遣いに真っ赤なリンゴのように染まった頰で必死そうに訴えてきた。
「て、てっ! つないだほうがはぐれずにすむとおもう。 だめ?」
「っ~~~!!! もちろん、いいよ!」
あ~~もう、なんて可愛らしいのかしら!
思わず弛緩する頰を自制しようと思っても上手くいかない。 だって、とてもエルマが可愛いのだもの。
「わ、ワイリーも、てをつなご? ここでまいごになったらたいへんだし…」
思った通り、自然にワイリーと手を繋ぐための口実作りだった。
そのエルマの可愛らしい作戦に、私としては乗っかる他にない。 お節介にならない程度に協力してあげたいし、可愛い妹みたいなエルマには幸せになってもらいたいもの。
恥ずかしさのあまり、ワイリーに手を差し出しながらそっぽをツーンと向くエルマは顔が真っ赤だ。 そっぽを向いた先が私の方だからとてもよく分かる。
まあ仕方ないわよね、恥ずかしいものね。 とエルマに同情しつつ、ワイリーはどうするのかと内心ドキドキしながら動向を見守る。
「わかったー。 じゃあおれ、ラナ姉のはんたいのて~」
そう言って、ワイリーは差し出されたエルマの手をスルーして、なぜかバスケットを下げている私の手を取る。
ちょっと待ちなさいワイリーくん、貴方はそれでいいの!? せっかく勇気を出してエルマちゃんが手を繋いでって言ってたのに、少しは意を汲んであげて!!
そんな思いとは裏腹に、ワイリーは無邪気に握った私の手ごとブンブン振っている。 ちょっと待って、バスケットの中身がグチャグチャになるからやめて。
そして反対の手を握るエルマは、文字通り握っているだけだった。 力強く、握っているだけだった。 痛いし跡になるから今すぐやめてね。 あと、子供の力って意外と強い。
「兄さん兄さん、てをつなぎましょう!」
「うん、まいごになったらたいへんだから、てをつながないとね!」
「じゃあわたしはアンちゃんと、てをつなごうかな。 ほらアンちゃん、あっちとおそろいだよー」
「じゃあアンがふたりのおねえさんです! ふたりとも、かってにどっかいっちゃだめですよ!」
あっちの3人は和やかで羨ましい。
お願いだからワイリーに私を隔てて絶賛不機嫌なエルマの乙女心に少しでも気付いてくれればと思わないでもないけれど、8歳の子供にそんな気遣いを求めるのもどうかと思うので今回は私が不機嫌エルマの機嫌とりに尽力した。 具体的に言うと、頰をぷっくりさせているエルマにこっそりと手持ちの飴玉(いちご味)をあげてなだめすかした。
そうしてエルマが落ち着いてから、私達は改めてバザーを見て回る。 子供達はピューラにいくらかお小遣いをもらっているので、一通り出店を見て回ってそれぞれ欲しい物を買っていた。
ワイリーは出店の串焼きをたくさん。
ヤーラは小さなアクセサリーを。
ダイとアンはそれぞれ別々に焼き菓子とフルーツを買って分け合っていた。
そしてエルマはバザーで売りに出されていた本を数冊買って「まだぜんぶよめないから、こんどラナさんによんでもらう」と少しは機嫌も直ったようだ。
大通りの出店を堪能し、人混みに辟易してきた私達は広場に出た。 時刻はちょうどお昼時で、なるべく人の少ない場所を見つけてお昼ご飯をいただく事にした。
「みんな、サンドイッチを作ってきたからたくさん食べてね」
「おー、なんだこれ、ぐちゃぐちゃ~!」
「それはさっきワイリーくんが私の手を引っ張って振り回したからです! 本当はもっと綺麗に作ってたんだからね?」
最初にワイリーが私の手を振り回した時に案の定中身はシェイクされて形が崩れていたり中身の具が散っていたりと散々だ。
「まあまあ、ワイリーはあとでしっかりおこっておきますからそこまでで。 それよりもはやくたべましょう、おなかすきましたから」
ヤーラが仲介してくれて、ワイリーの頭を一つペシリと叩いて話はそこまで。 続きのお説教は帰ってからヤーラがするのだろうか、ヤーラはワイリーより年下のはずなのだけど。
少し気にはなるが、それはそれとして確かにお腹も空いた。
なので私達はいつもの教会での食事前のように胸の前で両手を組んで食事の挨拶をする。
「いだいなるわれらがしゅよ、おめぐみをわけあたえてくださることにかんしゃいたします」
「「「「かんしゃいたします」」」」
「感謝いたします」
なぜかヤーラが主導での挨拶だったけれど、そこは子供達の中で一番しっかりしているからだろう。 ……孤児院での子供達間のヒエラルキーとかあったりするのだろうか。
少し考えたが、まあ気にする事もないと思い直して、組んだ両手を解いて少し形の崩れたタマゴサンドに手を伸ばす。
その時、不意に聞いたことのある声がしてきた。
「あれ、ひょっとして君は」
もしやと思って振り向くと、普通に考えてこの場に居るはずのない、さらに言うとこの場に相応しくない人物、ジークがいた。
あなたにおすすめの小説
「私に愛まで望むとは、強欲な女め」と罵られたレオノール妃の白い結婚
きぬがやあきら
恋愛
「私に愛まで望むな。褒賞に王子を求めておいて、強欲が過ぎると言っている」
新婚初夜に訪れた寝室で、レオノールはクラウディオ王子に白い結婚を宣言される。
それもそのはず。
2人の間に愛はないーーどころか、この結婚はレオノールが魔王討伐の褒美にと国王に要求したものだった。
でも、王子を望んだレオノールにもそれなりの理由がある。
美しく気高いクラウディオ王子を欲しいと願った気持ちは本物だ。
だからいくら冷遇されようが、嫌がらせを受けようが心は揺るがない。
どこまでも逞しく、軽薄そうでいて賢い。どこか憎めない魅力を持ったレオノールに、やがてクラウディオの心は……。
すれ違い、拗れる2人に愛は生まれるのか?
焦ったい恋と陰謀+バトルのラブファンタジー。
全てを捨てて、わたしらしく生きていきます。
彩華(あやはな)
恋愛
3年前にリゼッタお姉様が風邪で死んだ後、お姉様の婚約者であるバルト様と結婚したわたし、サリーナ。バルト様はお姉様の事を愛していたため、わたしに愛情を向けることはなかった。じっと耐えた3年間。でも、人との出会いはわたしを変えていく。自由になるために全てを捨てる覚悟を決め、わたしはわたしらしく生きる事を決意する。
彼は亡国の令嬢を愛せない
黒猫子猫
恋愛
セシリアの祖国が滅んだ。もはや妻としておく価値もないと、夫から離縁を言い渡されたセシリアは、五年ぶりに祖国の地を踏もうとしている。その先に待つのは、敵国による処刑だ。夫に愛されることも、子を産むことも、祖国で生きることもできなかったセシリアの願いはたった一つ。長年傍に仕えてくれていた人々を守る事だ。その願いは、一人の男の手によって叶えられた。
ただ、男が見返りに求めてきたものは、セシリアの想像をはるかに超えるものだった。
※同一世界観の関連作がありますが、これのみで読めます。本シリーズ初の長編作品です。
※ヒーローはスパダリ時々ポンコツです。口も悪いです。
忘れ去られた婚約者
かべうち右近
恋愛
『僕はレベッカしか選ばない』
甘い声音でそう話したはずの王太子サイラスは、レベッカを忘れてしまった。
レベッカは、王太子サイラスと付き合っていることを、ある事情により隠していた。舞踏会で関係を公表し、婚約者に指名される予定だったのに、舞踊会の夜にサイラスは薬を盛られて倒れ、記憶喪失になってしまう。
恋人が誰なのかわからないのをいいことに、偽の恋人が次々と名乗りをあげ王太子の婚約者の座を狙ってくる。おかげで不信に陥ったサイラスに、レベッカは自分が恋人だと名乗り出せなくなってしまった。
サイラスの記憶喪失を解消するため、薬師兼魔女であるレベッカは恋人であることを隠しながら、事件調査を協力することになった。そうして記憶が戻らないまま二人の距離は再び近づいていく。だが、そんなおりにサイラスの偽の恋人を名乗りでた令嬢たちが、次々と襲われる事件も起き始めて……!?
※他のサイトにも掲載しています。
毎日更新です。
妹に一度殺された。明日結婚するはずの死に戻り公爵令嬢は、もう二度と死にたくない。
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
恋愛
婚約者アルフレッドとの結婚を明日に控えた、公爵令嬢のバレッタ。
しかしその夜、無惨にも殺害されてしまう。
それを指示したのは、妹であるエライザであった。
姉が幸せになることを憎んだのだ。
容姿が整っていることから皆や父に気に入られてきた妹と、
顔が醜いことから蔑まされてきた自分。
やっとそのしがらみから逃れられる、そう思った矢先の突然の死だった。
しかし、バレッタは甦る。死に戻りにより、殺される数時間前へと時間を遡ったのだ。
幸せな結婚式を迎えるため、己のこれまでを精算するため、バレッタは妹、協力者である父を捕まえ処罰するべく動き出す。
もう二度と死なない。
そう、心に決めて。
公爵家の養女は静かに爪を研ぐ 〜元々私のものですので、全て返していただきます〜
しましまにゃんこ
恋愛
リヴィエール公爵家に養女として引き取られた少女、アリサ・リヴィエール。
彼女は華やかな公爵家の嫡子マリアとは対照的に、家でも学園でもひっそりと息を潜めて生きていた。
養女とは言っても、成人と同時に修道院へ入ることが決まっており、アリサに残された時間は僅かだった。
アリサはただ静かに耐えていた。
——すべてを取り戻す、その時まで。
実は彼女こそが、前公爵が遺した真の娘であり、水の加護を持つリヴィエール公爵家の正統なる後継者だった。不当に奪い取られた地位と立場。
アリサは静かに時を待つ。
一方、王太子リュシアン・ルミエールは、傲慢な婚約者マリアに違和感を抱きつつ、公爵家に隠された不正の匂いを嗅ぎ取っていく。
やがて二人の思惑は重なり、運命の卒業パーティーが幕を開ける。
奪われた名前も、地位も、誇りも——
元々、私のものなので。まとめて返してもらいます。
静かに爪を研いできた養女の、逆転ざまぁと溺愛ロマンス。
完結保証&毎日2話もしくは3話更新。
最終話まで予約投稿済み。
婚約破棄を申し入れたのは、父です ― 王子様、あなたの企みはお見通しです!
みかぼう。
恋愛
公爵令嬢クラリッサ・エインズワースは、王太子ルーファスの婚約者。
幼い日に「共に国を守ろう」と誓い合ったはずの彼は、
いま、別の令嬢マリアンヌに微笑んでいた。
そして――年末の舞踏会の夜。
「――この婚約、我らエインズワース家の名において、破棄させていただきます!」
エインズワース公爵が力強く宣言した瞬間、
王国の均衡は揺らぎ始める。
誇りを捨てず、誠実を貫く娘。
政の闇に挑む父。
陰謀を暴かんと手を伸ばす宰相の子。
そして――再び立ち上がる若き王女。
――沈黙は逃げではなく、力の証。
公爵令嬢の誇りが、王国の未来を変える。
――荘厳で静謐な政略ロマンス。
(本作品は小説家になろう、カクヨムにも掲載中です)
【本編完結】婚約者を守ろうとしたら寧ろ盾にされました。腹が立ったので記憶を失ったふりをして婚約解消を目指します。
しろねこ。
恋愛
「君との婚約を解消したい」
その言葉を聞いてエカテリーナはニコリと微笑む。
「了承しました」
ようやくこの日が来たと内心で神に感謝をする。
(わたくしを盾にし、更に記憶喪失となったのに手助けもせず、他の女性に擦り寄った婚約者なんていらないもの)
そんな者との婚約が破談となって本当に良かった。
(それに欲しいものは手に入れたわ)
壁際で沈痛な面持ちでこちらを見る人物を見て、頬が赤くなる。
(愛してくれない者よりも、自分を愛してくれる人の方がいいじゃない?)
エカテリーナはあっさりと自分を捨てた男に向けて頭を下げる。
「今までありがとうございました。殿下もお幸せに」
類まれなる美貌と十分な地位、そして魔法の珍しいこの世界で魔法を使えるエカテリーナ。
だからこそ、ここバークレイ国で第二王子の婚約者に選ばれたのだが……それも今日で終わりだ。
今後は自分の力で頑張ってもらおう。
ハピエン、自己満足、ご都合主義なお話です。
ちゃっかりとシリーズ化というか、他作品と繋がっています。
カクヨムさん、小説家になろうさん、ノベルアッププラスさんでも連載中(*´ω`*)
表紙絵は猫絵師さんより(。・ω・。)ノ♡