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花枯れた箱庭の中で
探求の果て
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ジークの従者ライアスは、この日も主の指示を受けて王城内を駆け回っていた。
王太子であるジークは日々忙しく、普段の公務だけでも目が回る程。
それに加えて今は、政の上層部のみが知る秘密裏の事とは言えども、いつ帝国が戦争を仕掛けてくるかも分からない臨戦体制下にある。
いかに優秀な王太子であるとて、ジークの身一つでは足りず、故にライアスは常に彼のサポートに回っている。
「ジーク様、預かっていた書類を大臣にお届けして参りました。 その際、大臣からも至急目を通してほしいとジーク様宛てに国境警備強化案の書類と国費の割り当てについて相談したいと手紙を預かっております」
「ああ……ありがとう、置いといてくれ。 後で目を通しておくよ」
彼の主であるジークは、別件の書類から目を離さぬまま、深い隈を刻む澱んだ瞳で紙面を睨んでいた。
「やはり、少しはお休みになった方がよろしいのでは? それに、空いた時間ですら彼女のために調べ事までして、碌に眠ってもいないのでしょう」
手の付けられた形跡の無い、昨夜届けた夜食のサンドイッチが乗った皿を見て、ライアスはジークに進言する。
しかし、ジークには聞き入れられず、無言の否定が返ってくるのみ。
ジークが無理をする時に身を案ずる進言をしても偶にしか聞き入れてもらえない事は、ライアス自身、長い従者生活の中でよく知っていた。
何より、たかだか従者風情がこれ以上、主人の意志を曲げるような発言は控えるべきだと自覚もしている。
故に、一度だけ口にする。
そしてその代わりに身を粉にして働いて、ジークの負担を多少なれども軽減する事が、彼に出来る唯一の事だった。
たとえこの献身に報いる情が無いとしても、仕えると決めたからには遂行すべきがコルティーニの家に生まれた者の役目である。 彼は、そう肝に銘じている。
けれど今のライアスは、それとは別に個人的な意志でもってジークの身を案じていた。
というのも、ジークが余人に持つ感情が、これほど大きなものだとは思いもしなかったからである。
彼が仕える王太子ジークは、貴族達の中で広く『皆に優しく、優秀な王太子』と評され、浮いた話の一つも無い真面目な好青年という印象を持たれている。
しかし、幼い頃から長年、従者として仕えてきたライアスからすれば、それらの話は見当違いも甚しい。
ジークが皆に優しく優秀であるのは貴族社会で上手く立ち回るための手段でしかなく、浮いた話が無いのは他人に易々と気を許したりはしないから。
比較的距離感が近かったのは、幼い頃からの従者であるライアスと、ほぼ同時期から仕え守る者として親交のあったアルダレートくらいのもの。 それでも、友として一線を引かれて、けして深く交わる事などありはしない。
あくまで、彼は王太子として在るのだから。 私情など、大局を前にすれば霞の如く。
そう受け入れて、ライアスはジークに仕えてきた。 ジークもまた、王太子である事を何よりも優先していた。
そんなジークだったから、ライアスは彼のエリーナに対する態度には心底、驚き、困惑した。
ライアスが敵視する程にジークへと無理矢理に迫る愚かな彼女はあの日、朝の生徒会室で会って以降、淑やかで弁えた令嬢になっていた。
人当たりの良い笑顔を浮かべて好感を持たれるよう万人に優しくしていたジークに心酔する令嬢の1人でしかなかった筈なのに、気付けばエリーナはジークの心の中にいた。
エリーナに何があって変わったのかなどライアスの知るところではないけれど、主が心を開いて、身を削ってでも救おうとする程に執心出来る相手ならばと、ライアスは彼女の事を認めていた。
たとえ、元は敵視していたエリーナであったとしても、自らの感情など些事であると投げ捨てた。
ライアスの務めはジークを支える事。
ならば、それが公的な事であろうと私的な事であろうと手を貸すのみである。
……そう、決意した筈だというのに、今のライアスの心は揺れていた。
ジークは、エイリーン学園にエリーナを救うための手掛かりを探しに行って以降、様子がおかしくなってしまったのだ。
公務は真面目にこなすし、現状、そちらの方面で目立った失敗は無い。
けれど公務を終えるなり、自室に篭って毛布を被り、ベイリン学長より預かった『アルマの日記』を前にして、夕餉にさえ手を付けずそれを読み耽る。
そして夜毎、ジークの私室からは啜り泣く声や呻き声が扉越しに聞こえてくるようになった。
そして日毎、目元の隈は深くなり、生気の失せた瞳は濁っていく。
ライアスは所詮、従者である。
進言はすれど、主の意志を曲げるような事は許されない。
けれどもしかしたら、友としてジークを止める事の方が正しかったのではないか。
隔たれた扉越しに聞こえるジークの嗚咽に、ライアスはそう思った。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
『アルマの日記』の呪いは、ジークの心を侵蝕していった。
王の血族を呪うアルマの遺志は、その裔であるジークには重く、心に昏い影を落とす。
それでも、ジークは日記を読み進めた。
日記は師との別れの日まで書かれていて、その文面には、現世に独り残されるアルマの苦悩と自身を導いてくれた師への想い、そしてこれから向き合う事になる憎しみへの道を歩む覚悟が感じ取れた。
苦悩し、覚悟し、それは今も呪いという形でこの世に残り続けている。
愛する家族を失って、たった独りで死にかけていたところを師に拾われた。 やがて師と共に復讐の道を歩む事を決意して、最後には師とも永遠の別れを告げる事になった。
その時また、アルマは独りになったのだ。
取り残され、独りで怨み、呪って、数百年。
それだけの時を経ても尚、晴れる事のない想いの本質はアルマ自身の未練そのものであった。
見方を変えれば、呪いとはアルマの嘆きの声であり、呪われた者は彼女に寄り添う者でもあったのだ。
そしてジークは、弾劾と怨みの声を聞く中で、アルマの未練を知った。
喪った家族にまた会いたい、離れ離れになってしまった師にまた会いたい。
……もう、独りぼっちは嫌だ!
たったそれだけの事。
呪いだなんて言われて、自らの子孫にさえも忌避されてきた。
そんなアルマの想いとは、実によくある小さな望み。 失った過去を求め、孤独に打ち拉がれた末の懐古の気持ちこそが、呪いの根源にある彼女の未練であった。
でも、死した家族に会えるわけないし、アルマに残されたのは離れ離れになった師のみ。
けれど、それも数百年も前の事で、たとえ賢者と呼ばれていた人物であれども未だ生きているとは到底思えない。
それでも、ジークにはもしかしたらと思う事があった。
夢の中でエリーナとの邂逅を果たし、されど手が届かなかったあの時。
あの時見た夢の光景は、サリーが語った朽ちた庭園によく似通っていた。
あの庭園ならば、もしかしたら……!
ジークは被った毛布を脱ぎ捨てて、急いで外着に着替えると『アルマの日記』を持ったまま部屋の外へと駆け出した。
「ジーク様!? いったい、こんな朝早くからどうしたのです!」
部屋の隅で待機していたライアスが、主の奇行に声を掛ける。
それに、外は白んできた頃で、ジークでさえ常であればまだ寝所の上で微睡んでいる時間帯であった。
「驚かせてしまってすまない、ライアス。 だが行かなければならない! あの庭園に、今ならば辿り着けそうな気がするんだ!」
そう言い切って、ライアスの静止も聞かずに再び走り出した。
それは傍目に、奇行と言えばそうだろう。
頭がおかしくなったと言えば、そう見えるだろう。
けれど秘匿を暴く探求なら、ましてやそれが、神秘だなんて胡散臭くも人智の及ばないものであるのならば尚の事、そうある事こそ正しい姿である。
人の理性の全てをかなぐり捨てた探求の果てにこそ、ジーク/アルマの求める存在は、眠っているのだから。
王太子であるジークは日々忙しく、普段の公務だけでも目が回る程。
それに加えて今は、政の上層部のみが知る秘密裏の事とは言えども、いつ帝国が戦争を仕掛けてくるかも分からない臨戦体制下にある。
いかに優秀な王太子であるとて、ジークの身一つでは足りず、故にライアスは常に彼のサポートに回っている。
「ジーク様、預かっていた書類を大臣にお届けして参りました。 その際、大臣からも至急目を通してほしいとジーク様宛てに国境警備強化案の書類と国費の割り当てについて相談したいと手紙を預かっております」
「ああ……ありがとう、置いといてくれ。 後で目を通しておくよ」
彼の主であるジークは、別件の書類から目を離さぬまま、深い隈を刻む澱んだ瞳で紙面を睨んでいた。
「やはり、少しはお休みになった方がよろしいのでは? それに、空いた時間ですら彼女のために調べ事までして、碌に眠ってもいないのでしょう」
手の付けられた形跡の無い、昨夜届けた夜食のサンドイッチが乗った皿を見て、ライアスはジークに進言する。
しかし、ジークには聞き入れられず、無言の否定が返ってくるのみ。
ジークが無理をする時に身を案ずる進言をしても偶にしか聞き入れてもらえない事は、ライアス自身、長い従者生活の中でよく知っていた。
何より、たかだか従者風情がこれ以上、主人の意志を曲げるような発言は控えるべきだと自覚もしている。
故に、一度だけ口にする。
そしてその代わりに身を粉にして働いて、ジークの負担を多少なれども軽減する事が、彼に出来る唯一の事だった。
たとえこの献身に報いる情が無いとしても、仕えると決めたからには遂行すべきがコルティーニの家に生まれた者の役目である。 彼は、そう肝に銘じている。
けれど今のライアスは、それとは別に個人的な意志でもってジークの身を案じていた。
というのも、ジークが余人に持つ感情が、これほど大きなものだとは思いもしなかったからである。
彼が仕える王太子ジークは、貴族達の中で広く『皆に優しく、優秀な王太子』と評され、浮いた話の一つも無い真面目な好青年という印象を持たれている。
しかし、幼い頃から長年、従者として仕えてきたライアスからすれば、それらの話は見当違いも甚しい。
ジークが皆に優しく優秀であるのは貴族社会で上手く立ち回るための手段でしかなく、浮いた話が無いのは他人に易々と気を許したりはしないから。
比較的距離感が近かったのは、幼い頃からの従者であるライアスと、ほぼ同時期から仕え守る者として親交のあったアルダレートくらいのもの。 それでも、友として一線を引かれて、けして深く交わる事などありはしない。
あくまで、彼は王太子として在るのだから。 私情など、大局を前にすれば霞の如く。
そう受け入れて、ライアスはジークに仕えてきた。 ジークもまた、王太子である事を何よりも優先していた。
そんなジークだったから、ライアスは彼のエリーナに対する態度には心底、驚き、困惑した。
ライアスが敵視する程にジークへと無理矢理に迫る愚かな彼女はあの日、朝の生徒会室で会って以降、淑やかで弁えた令嬢になっていた。
人当たりの良い笑顔を浮かべて好感を持たれるよう万人に優しくしていたジークに心酔する令嬢の1人でしかなかった筈なのに、気付けばエリーナはジークの心の中にいた。
エリーナに何があって変わったのかなどライアスの知るところではないけれど、主が心を開いて、身を削ってでも救おうとする程に執心出来る相手ならばと、ライアスは彼女の事を認めていた。
たとえ、元は敵視していたエリーナであったとしても、自らの感情など些事であると投げ捨てた。
ライアスの務めはジークを支える事。
ならば、それが公的な事であろうと私的な事であろうと手を貸すのみである。
……そう、決意した筈だというのに、今のライアスの心は揺れていた。
ジークは、エイリーン学園にエリーナを救うための手掛かりを探しに行って以降、様子がおかしくなってしまったのだ。
公務は真面目にこなすし、現状、そちらの方面で目立った失敗は無い。
けれど公務を終えるなり、自室に篭って毛布を被り、ベイリン学長より預かった『アルマの日記』を前にして、夕餉にさえ手を付けずそれを読み耽る。
そして夜毎、ジークの私室からは啜り泣く声や呻き声が扉越しに聞こえてくるようになった。
そして日毎、目元の隈は深くなり、生気の失せた瞳は濁っていく。
ライアスは所詮、従者である。
進言はすれど、主の意志を曲げるような事は許されない。
けれどもしかしたら、友としてジークを止める事の方が正しかったのではないか。
隔たれた扉越しに聞こえるジークの嗚咽に、ライアスはそう思った。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
『アルマの日記』の呪いは、ジークの心を侵蝕していった。
王の血族を呪うアルマの遺志は、その裔であるジークには重く、心に昏い影を落とす。
それでも、ジークは日記を読み進めた。
日記は師との別れの日まで書かれていて、その文面には、現世に独り残されるアルマの苦悩と自身を導いてくれた師への想い、そしてこれから向き合う事になる憎しみへの道を歩む覚悟が感じ取れた。
苦悩し、覚悟し、それは今も呪いという形でこの世に残り続けている。
愛する家族を失って、たった独りで死にかけていたところを師に拾われた。 やがて師と共に復讐の道を歩む事を決意して、最後には師とも永遠の別れを告げる事になった。
その時また、アルマは独りになったのだ。
取り残され、独りで怨み、呪って、数百年。
それだけの時を経ても尚、晴れる事のない想いの本質はアルマ自身の未練そのものであった。
見方を変えれば、呪いとはアルマの嘆きの声であり、呪われた者は彼女に寄り添う者でもあったのだ。
そしてジークは、弾劾と怨みの声を聞く中で、アルマの未練を知った。
喪った家族にまた会いたい、離れ離れになってしまった師にまた会いたい。
……もう、独りぼっちは嫌だ!
たったそれだけの事。
呪いだなんて言われて、自らの子孫にさえも忌避されてきた。
そんなアルマの想いとは、実によくある小さな望み。 失った過去を求め、孤独に打ち拉がれた末の懐古の気持ちこそが、呪いの根源にある彼女の未練であった。
でも、死した家族に会えるわけないし、アルマに残されたのは離れ離れになった師のみ。
けれど、それも数百年も前の事で、たとえ賢者と呼ばれていた人物であれども未だ生きているとは到底思えない。
それでも、ジークにはもしかしたらと思う事があった。
夢の中でエリーナとの邂逅を果たし、されど手が届かなかったあの時。
あの時見た夢の光景は、サリーが語った朽ちた庭園によく似通っていた。
あの庭園ならば、もしかしたら……!
ジークは被った毛布を脱ぎ捨てて、急いで外着に着替えると『アルマの日記』を持ったまま部屋の外へと駆け出した。
「ジーク様!? いったい、こんな朝早くからどうしたのです!」
部屋の隅で待機していたライアスが、主の奇行に声を掛ける。
それに、外は白んできた頃で、ジークでさえ常であればまだ寝所の上で微睡んでいる時間帯であった。
「驚かせてしまってすまない、ライアス。 だが行かなければならない! あの庭園に、今ならば辿り着けそうな気がするんだ!」
そう言い切って、ライアスの静止も聞かずに再び走り出した。
それは傍目に、奇行と言えばそうだろう。
頭がおかしくなったと言えば、そう見えるだろう。
けれど秘匿を暴く探求なら、ましてやそれが、神秘だなんて胡散臭くも人智の及ばないものであるのならば尚の事、そうある事こそ正しい姿である。
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