今世は精霊姫 〜チートで異世界を謳歌する。冒険者？薬師？...側妃！？番！？〜

二章 精霊姫 人間界に降りる

◇人物紹介◇

【主人公】
　○スティーリア
　　精霊姫
　　青みがかった碧の瞳。
　　絹のような美しい白髪はくはつ
　　絶世の美少女(14歳)
　　魔法は制限無く、使い放題。

　　水・聖・時空間魔法が使えると言う事にしている。
　　
　◇◇◇

【マグニート辺境伯家の人々】
　　何度か王女が嫁いでいる為、王族の血が流れている、古き良き家柄。
　　防衛の要。王家に忠誠を誓っている。

　　何代か前の精霊姫が、偶々ここの当主と出会い、懇意にしていた為、のちの精霊姫もお世話になる事に。


　○レオナルド・マグニート
　　当主。金髪・緑目。スティーリアと出会った時は、34歳。

　○マリアベル　妻　亜麻色の髪・琥珀色の瞳。

　○ロイド
　　長男15歳　金髪・緑目。父そっくり。リッドラン辺境伯家の次女と16歳で結婚。
　　氷魔法。

　○ミリアリア
　　次女12歳　亜麻色の髪・緑目。隣の領地の嫡男で幼馴染の婚約者あり。
　　水魔法。

　○サラ
　　スティーリアの専属侍女
　　スティーリアは、基本的に常に人が付いてるとこを嫌がる為、専属とは言いつつも、常に一緒には居ない。
　　ただ、直ぐに対応出来る様に、近くの部屋に待機している。
　　ピアス型の魔道具を渡されており、スティーリアから用がある時は、魔道具を通して話しかけてくる。

　◇◇◇

　○フォルス・サリズリー
　　サリズリー伯爵家嫡男。赤い髪に、真紅の瞳。
　　ミリアリアの婚約者。
　　火魔法。

　◇◇◇

【リッドラン辺境伯領地の人々】

　○ランドール・リッドラン　当主　菫色の髪・紺碧の瞳。レオナルドと同じ年。

　○ティーナ　妻　ふわふわピンクの髪・赤い瞳。

　○アルビレオ　長男　菫色の髪・紺碧の瞳。

　○名前考え中　次男　ピンクの髪・紺碧の瞳。

　○アリスティナ　長女　菫色の髪・紺碧の瞳。マグニート辺境伯家へ嫁いだ。

　○セス　筆頭執事

　◇◇◇

【冒険者ギルド】
　
　○ヨーク　ギルド長
　○リー　補佐


　◇◇◇

【王家】

　王族は、黒髪に金色の瞳が良いとされている。
　金色の瞳は王家のみ。
　現在、黒髪に金色の瞳を持つ王族は、正妃を母に持つ第一王子のみ。
　第二王子と第一王女は、瞳は金色だが、髪は側妃と同じ赤髪。
　その為、第二王子が生まれた時に、第一王子の王太子が確定した。
　もし、第二王子が黒髪だった場合は、二人の成長を待ってから王太子を決めていただろう。

　王族は、魔力量が多く、嫁ぐ令嬢も魔力量が多いものでなければ嫁ぐことが出来ない。
　何故ならば、魔力量が多くなければ、腹の中で子を育てる事が出来ないからである。
　王妃は、当時の令嬢の中で一番の魔力量を誇り、王族の血も入っている公爵家の令嬢であった為、幼少の頃に婚約が決まった。
　王妃が第一王子を出産後、産後の肥立ちが悪く、第二子は望めないと診断が下り、側妃を娶る事になった。
　側妃は、子を産むことだけを求められる為、政には一切干渉出来ない。これは、政権争いを招かない為である。
　王の妃として、表に立てるのは王妃のみと決められている。



　代々の王が、王宮にある守護結界石に魔力を注ぎ、王都の結界を維持している。
　国全体を覆う結界は張れないが、王都までであれば、王族の魔力で結界を張る事ができる。

　王太子は、成人してすぐ婚姻し、今年で結婚して4年が経つが子供は居ない。現在20歳。
　そろそろ側妃を娶れと催促されている。