226 / 309
第2章
「ルカの声」
しおりを挟む「……ソラ、いつまで触ってる?」
苦笑いのルカ。
「もうちょっと……」
「――――……」
「ルカって、運動とかしてる?」
「運動?」
「筋肉がつくような……?」
してるとこ、見てないけど。
「今までしてた?」
「……筋肉をつけようとしてやったことはない」
「えーじゃあ、オレも剣とか習えばこうなるの?」
「――――……」
「腕もさー、筋肉すごいし」
なんかほんと、すごいなあ。とむにむに触っていると。
脇に入ったルカの手に軽々動かされて、ぽふ、と枕に背を沈められた。
「え?」
「――――……そろそろ良い? なんかあんまり触られてると、エロくて無理」
「……オレの今の触り方に、エロいものなんか一切ないけど」
「触られてるだけで無理。馬鹿だな、ソラ」
「んぐ……」
馬鹿とともに、唇が荒々しく塞がれる。
馬鹿ってなんだよー!
ムカつくから、口、開けてやんない、と思って、かみしめてると。
ふ、とルカが笑う気配。
……笑われるのも、なんかムカつく。
「……んー-……っ」
閉じてるのも苦しくなってきて、首を振って、ちょっと離れようとすると。
顎を捕らえられて、しっかりおもいっきりキスされる。
開いた唇に、ルカの舌が遠慮なく入ってきて、絡む。
「ん、んぅ……っ……」
変に息を吸って、ひく、と喉が引くつく。
狼狽えてる間に、ルカの手が服の下から滑り込んで、胸をなぞられる。
びく、と震えると、胸の先端に、指が触れて。ぞわりと震えて離れた舌をまた捕らえられる。
「……っんぁ……っ …… や……」
ルカに触られるともうすぐにそこは、勝手にぷち、と突起して。
ますます触りやすくなってしまう気がする。
「感じやすいよな……」
服をめくられて、胸を露わにされる。
「……見、るの、やだ」
言うと、ルカは、何言ってんだ?と笑う。
「つか、いつも見てるけど」
「……っ」
言いながら、胸に近づいて、ふ、と息をかける。
そんな刺激で、びくつく体。
「――――……エロい、お前」
クスクス笑う、ルカに、誰のせいだーと、文句を言いたかったのだけれど。
ぱく、と、乳首を口に入れられてしまって、ぎゅ、と唇をかみしめる。
なのに、今度は片方を指でつままれて、あ、と声が漏れた。
「や……っ」
一緒にいじられると、かぁっと一気に体の熱が上がる。
ていうか、口に入れられて、舐められてるとか、無理……!
いつもされてるのかもしれないけど、まだ素面の時には、あんまりされてなかったような気がする。
「やだ、口……」
「――――……やだじゃなくて、気持ちいいって言えよ」
しゃべられると、変に当たる。余計にびくつくハメになった。
きゅ、と指にもつねられて、んん、と声が漏れる。
「――――……っ」
「……早や、ソラ」
「……っ?」
何、と思ったら。
ルカに胸で遊ばれただけで、すっかり反応してたオレに、ルカが服の上から触る。
「……んんん……っ」
「――――……そんな、胸、気持ちよかった?」
クスクス笑われて、なんだか恥ずかしくて、涙が浮かぶ。
「……っっ」
睨んでると、ルカは、ふ、と笑って。
「――――……そういうとこ」
「……?」
「……ソラ、可愛いよな」
クスクス笑いながら、ズボンの中に手を滑らせて、直に触れる。
「……っっっ」
「気持ちいいくせに。すげえエロイくせに、恥ずかしそうで……睨みつけてくるくせに、結局弱すぎとか」
そんな、恥ずかしいことを囁きながら、首筋に舌が這う。
もう、何されてもゾクゾクしか、ない。
でも悔しい。くそー……。
「――――……ほんと、お前、可愛い」
耳元で低く囁くルカの声に、ぴく、と震える。
声、だけなのに。
体の熱が、どんどん、上がってく気が、する。
130
あなたにおすすめの小説
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
世間知らずな山ごもり薬師は、××な騎士団長の性癖淫愛から逃げ出せない
二位関りをん
恋愛
平民薬師・クララは国境沿いの深い山奥で暮らしながら、魔法薬の研究に没頭している。招集が下れば山を下りて麓にある病院や娼館で診察補助をしたりしているが、世間知らずなのに変わりはない。
ある日、山の中で倒れている男性を発見。彼はなんと騎士団長・レイルドで女嫌いの噂を持つ人物だった。
当然女嫌いの噂なんて知らないクララは良心に従い彼を助け、治療を施す。
だが、レイルドには隠している秘密……性癖があった。
――君の××××、触らせてもらえないだろうか?
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる