妖精の支配者

shishamo346

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続く因縁

完璧な解毒って、時間がかかるんだよ

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 過去、不幸な伯爵令嬢サツキの父親の生家のやらかしは表沙汰となった。婚約者の妊娠を不貞と言い張り捨てたことが、表沙汰となったのだ。この事、今更ながら、侯爵家が証拠と証人を出し、伯爵家に謝罪したのである。
 今更のことなんだけど、侯爵家にも、それなりに怒りがあった。
 婚約者である伯爵令嬢を捨てた侯爵家の跡継ぎは、手癖が悪かった。あまりにもひど過ぎて、跡継ぎは、秘密裡に幽閉されたのである。表向きでは、裏切られ続けた傷心で、であるが、実際は、あまりにも不祥事が多すぎたのだ。これ以上の不祥事を出されてはたまったものではない、と侯爵家は跡継ぎを幽閉したわけである。だが、この跡継ぎ、幽閉先でも問題を起こしていた。相手は平民貧民である。貴族という立場で、どうにか相手を黙らせたのだが、それも限界となった。
 もう、こうなったら、と侯爵は、この元跡継ぎに全ての責任をとらせたのである。
「約束が違う!! 私を養うという条件で、貴様は侯爵になれたんだ!!!」
 もちろん、元跡継ぎは引き下がらない。責任をとるって、どんな目にあわされるかわかったものではないからだ。
「ええ、養ってあげます。ただし、あなたの世話をするのは、やはり、息子がいいでしょう」
 侯爵は、元跡継ぎを伯爵ブンガロに引き渡したのである。
「これは、契約違反だ!!! こいつは、血族ではない!!!!」
「今回、筆頭魔法使いハガル様に、彼はあなたの息子であることが認められました。妖精が、あなたとの血縁を認めましたよ。良かったですね。親子仲良くしてください」
「そんな!?」
 どういう契約を交わしたのか、不明であるが、この元跡継ぎを伯爵ブンガロに引き渡すことは、契約違反にならなかったという。
 表向きは、すっかり足腰を悪くした父親を隠し子であった伯爵ブンガロが面倒をみる、という美談で落ち着いたのだった。





「こわっ!!!」
 結果を聞いて、ぞっとした。その後は想像も出来ないよ。ほら、ブンガロは表向きはただの人だが、実際は妖精憑きである。俺は、帝国最強の妖精憑きに、現在進行形で散々なことをされている。
 妖精は万能だ。何でも出来る。そんな妖精を憑けて誕生する妖精憑きは、妖精を使役出来るのだ。契約違反にならない程度に、ブンガロは父親に色々とするのだろう。
 表向きは美談、実際は悪夢のような話を笑顔で話している場に、俺は同席させられている。
 その場には、俺の後見人である筆頭魔法使いハガル、伯爵ブンガロがいる。もう、ハガルも、帝国の憂いがなくなって、良かったはずなんだ。
「ロイドくん、そんな怖がらなくていいんだよ。私だって、血のつながりがないとはいえ、人の親なんだよ。血の繋がりがあるだけの親の面倒をみるだけだよ」
「いいなー」
 ハガルは別視点でブンガロを羨ましがる。ハガルの愛情は狂っているからなー。どうしようもない父親を堕落させた原因はハガルにもある。こいつ、借金はする、働かない、遊び歩く父親に、せがまれるままに金を渡していたのだ。妖精憑きにとって、そういうダメな人間は囲いやすいから、大好物なんだって。俺も気を付けよう。ハガル、ダメ人間製造機だから。
 ハガルとは反対に、伯爵ブンガロは暗く笑っている。実の父親をどう扱っているのやら。こいつ、毒気がなくなった、とハガルは言ってるけど、全然、毒気いっぱいだよ!! 解毒できないくらい毒素をため込んでいたんだ。解毒、手遅れだったんだよ。
 面白味がなくなったはずの伯爵ブンガロとは、まだ、解決していない問題がいくつかあるのだ。そのために、ハガルはわざわざブンガロを呼び出したのである。
「あなたに妖精の契約の仲介をした者を教えてください」
 伯爵ブンガロが妖精の契約を行った経緯をハガルは知りたがった。
 妖精の契約というものは、野良の妖精と人の契約である。願いを叶えたい人側が、妖精と契約を結ぶのだが、これには、対価が必要である。時には命を捧げることとなる妖精との契約なのだが、妖精視点で叶えられるため、人側は不幸となることがほとんどである。そのため、帝国が育てた妖精憑きは、決して、妖精の契約をしないように、と教え込む。
 ただの人も妖精と契約が可能だが、仲介とする妖精憑きが必要である。妖精の契約は、とても危険なものだと有名であるが、最後の手段として、野良の妖精憑きを仲介にして行われることがあるという。野良の妖精憑きは、だいたい、誰かの支配下に置かれているから、仲介料もかなりのものだといわれているから、そうそう、出来るものではない。
「私一人で行ったことだよ。仲介なんていない」
 伯爵ブンガロは妖精憑きであるので、妖精の契約は、単独で可能なのだ。
「妖精の女王との契約なんて、あなたでは不可能です。それなりの能力が高い魔法使いの仲介があったはずです。誰か、教えてください。裏切者を処分しなければなりません」
 しかし、伯爵ブンガロの妖精憑きの格はそこまで高くないという。妖精の女王との繋がりを得るためには、もっと力のある妖精憑きの仲介が必要なのだ。
「いやいや、本当に、そうだと思っているんだよ。ただ、契約をしたのは、ここ、王都だ」
「やはり、魔法使いが関わっていますね」
 ギリギリと歯を噛みしめるハガル。勝手なことをした魔法使いが許せないのだ。
 過去、皇帝ラインハルトの時代、隠された筆頭魔法使いであったハガルの目の前で、魔法使いたちは皇帝に逆らったという。その事に怒りを持っていたハガルは、魔法使いを徹底的に教育し、逆らう魔法使いは粛清したのである。皇帝に逆らう魔法使いをハガルはどうしても許せないのだ。
「ちょっと失礼します」
 ハガルは座ったままの伯爵ブンガロの頭に触れる。
「記憶の改ざんの形跡がありますね。これをやったのは、妖精の女王です。張りぼてのくそババアが!!!」
 怒りで、平民言葉が前に出るハガル。千年に一人必ず誕生する化け物は、負けず嫌いなんだよなー。
 どっかりと椅子に座り、足を組んで、イライラとするハガル。その向かいでは、余裕で笑っている伯爵ブンガロ。
「記憶を覗き見るのはやめておくれよ」
「どうせ、こうなることがわかっていたから、あなたが妖精の女王にやらせたのでしょう。用意周到すぎて、腹が立つ」
 ブンガロ、腹黒すぎて、俺もドン引きするよ。この人の毒気は、もう解毒不可能だな。上手に、この毒気とお付き合いするしかないよ。
「それでは、ここまで私も呼ばれたことだし、こちらも要求していいかな?」
「ロイドは渡しません」
「ロイドくんが欲しいんだがな」
「ダメです」
 要求は俺なんだ。ハガルは色々と思惑があるので、俺を絶対にブンガロに渡さない。俺も泣きついたしな。
 しかし、ブンガロは諦めていないのだ。
「辺境の貧民街の三人の支配者から、君たちが要求する契約書にサインさせてあげるよ」
 まだ、出来てなかったんかい!!!
 大きな問題が解決していなかった。海の貧民街の不可侵の契約である。
 海の貧民街では、俺の次兄ルキエルが引きこもっている。次兄は、帝国で唯一、壊れた魔道具や魔法具を修理出来る男なのだ。帝国では壊れる一方の魔法具や魔道具を修理できるルキエルを保護したい。しかし、ルキエルは海の貧民街を安住の地に選んだのだ。そこで、帝国にある貧民街は、海の貧民街には絶対に手を出さない、という不可侵の条約を結んだのである。
 しかし、辺境の貧民街は支配者の代替わりにより、契約の更新がなされなかった。三人の支配者は皆、契約を拒否したのである。
 今も、辺境の貧民街には、海の貧民街の不可侵の契約は行われていない。いつでも、辺境の貧民街が、海の貧民街を強襲できるのだ。
 もちろん、帝国中の貧民街の支配者は許さない。何より、帝国が絶対に許さないのだ。そんなことをしたら、辺境の貧民街は筆頭魔法使いハガルの魔法によって消失するだろう。
 大変な人死にが出るというのに、辺境の貧民街はわかっていない。ハガルの気分で、今、辺境の貧民街は無事なんだ。
「私は、忙しいですからね。ちょうど、王国が戦争をするということで、魔法使いの派遣を依頼されています。前哨戦で、辺境の貧民街に魔法使いを投入しますか」
 しかし、ハガルは脅しに屈しない。腕を組んで、迎え撃つ構えだ。ハガルじゃなくて、魔法使いにやらせるところが、えぐいな。
 さすがに、伯爵ブンガロも顔を強張らせた。ハガルを脅したって、通じないんだ。こいつの弱味全て、帝国が握っているのだ。ハガルは帝国第一だから、帝国のためならば、何だってやる。
「まあまあ、ハガル様、落ち着いて。戦争に出る前に、心の傷で神殿行きになっちゃう魔法使いが続出しちゃうよ。あっただろう、過去に」
 実際にあったのだ。最後の戦争と言われる、大魔法使いアラリーラが参戦した戦争では、多くの魔法使いが神殿落ちしたのである。
「別に、心の傷とか関係ありませんよ。妖精に見捨てられて、神殿落ちしただけですから」
「そうなの!?」
「心の傷、と言っておけば、戦争って大変なんだー、と同情してもらえるでしょう」
 そんな公表を主導したのも、隠された筆頭魔法使いであったハガルである。まだ子どもであったはずなのに、ハガルの政治判断は非情だな。
 商品である俺が間に入るのは、これ以上、出来ない。俺は大人しく、どこに売られるか待つしかない。
「だいたい、ハガル様はどうして、ロイドくんの身柄を押さえているのですか。彼は、貧民ですよ。帝国で二番目の権力者としては、介入しすぎです」
「帝国なりの裏事情である。彼には、別の役割があります。たかが辺境の領主ごときが知る必要のないことです。もし、知りたければ、もっと上になりなさい。今のお前は、まだまだ下すぎる」
「手厳しいですな。ですが、諦めるわけにはいかない。私もロイドくんのことを気に入っています。養女も、ロイドくんには一目惚れしました」
「あなたの養女は、ただ単に、ロイドの姿が綺麗になったから、受け入れたにすぎません。そこをあなたは利用したのですよね。最初、ロイドとの婚姻を渋っていた、という話を聞いています。見た目が良くても、中身は育ちの悪い貧民ですから。あなたのために、彼女は我慢しているだけです」
「私がロイドくんを気に入っている。彼は、素晴らしい人だ」
「そうです。だから、渡しません。見つけたのは私が先です」
「別に、あなたはあなたで、ロイドくんを使えばいい。我が家は、彼を婿養子にしたい。その中で、あなたとロイドくんとの契約は邪魔するつもりはない」
「どうしても、ロイドでないといけませんか? 不幸な伯爵令嬢には、子が五人います」
「っ!?」
 伯爵ブンガロは椅子から立った。
「ほ、他に、いるのか」
「女が二人、男が三人です。ロイドはダメです」
「男は残るは二人いる」
「一人は売約済みです」
「残る一人は?」
「お見合いしましょう。伯爵オクトに茶会を催させます。その場に、あなたの養女を連れて来てください。まずは、双方の気持ちです。いいですか、お見合いという話は、内緒ですよ」
「わかった」
 そして、ハガルと伯爵ブンガロは固く手を握るのだった。







 密談が終わったけど、俺はハガルの部屋にいる。
「何やってんだよ!? 兄貴は絶対に無理だぞ。あの男は、結婚する気がない」
「ですが、彼女はあなたのような顔が好みなんですよね。いけます」
「何がいけるだよ!!!」
 とんでもない話だ。ハガル、俺の長兄ライホーンを伯爵ブンガロに売るつもりだ。
「辺境の貧民街の支配者からの契約書、俺がぶんどってきてやる。拒否するなら、支配者三人、ぶっ殺して、俺の手下を支配者にあてがってやる。それで解決だ」
 貧民なりの解決方法を俺は提案する。いや、もう、実行しよう。
「そんな解決方法、どこの貧民街でも考えたでしょう。それが出来なかったのは、伯爵ブンガロのせいです。彼を甘く見てはいけませんよ。毒気がそれなりに抜けたといっても、辺境では最強なんですから」
「あの男が支配者になっちまえばいいのに」
「それが出来ないのが、この問題の難しさです。何故か、貴族の当主はなれないのですよ。認められないのです。何か理由があるのでしょう」
 貧民街の支配者となるための仕組みは未だに謎である。その仕組みのせいで、貴族は貧民街の支配者になれないのだ。
 支配者になるには、まず、各地の貧民街にある支配者の建物に認められないといけないのだ。たぶん、過去に貴族もその座につこうとして、出来なかったのだろう。
 貧民街の支配者は、絶対に、貧民でないといけないのだ。
「逆に言えば、あの男が生きている限り、辺境の貧民街は支配者不在のままでしょうね。だったら、穏便な交渉で、彼の協力を得るしかありません。あー、手ぬるい男になったと思ったのにー」
 詰まらない男にならなかった伯爵ブンガロに、ハガルはギリギリとまた歯を噛みしめる。
「このままでは、ブンガロだけが得をして、私は損だ。絶対に、妖精の契約を仲介した魔法使いを突きとめてやる」
「そんなの、ハガルが尋問すればいいだろう。妖精に調べさせるとか」
「妖精は嘘をつくのですよ。野良の妖精たちは、私には教えてくれませんし」
「そこは、ハガル、頑張れ」
「まるで関係ない顔をしていますが、今回の相手は、不幸な伯爵令嬢サツキの復讐に関わっている可能性がありますよ。あなたは、無関係でありません」
「無関係だよ!! 俺が生まれるより昔の話だ。兄貴にも言われた。もう、関わらないほうがいい、と。ハガルも、程々にしたほうがいい」
「あなたはわかっていませんね。敵は、まだ、侯爵家の消滅を諦めていません。最近、破滅した家門は、不幸な伯爵令嬢の義母の生家です」
「まだ残っていたのが驚きだよ」
 逆だ。とっくの昔に破滅しただろう、と思っていた。
「妖精の呪いの刑を行われたのですよ。野良の妖精憑きの命を使ったのでしょう。確実に、一族郎党を滅ぼせますからね」
「っ!?」
 本当の意味で、破滅したのだ。
 さすがに、妖精の呪いの刑で滅んだなんて、帝国は発表出来ない。だから、没落した、と発表して、隠したのだ。
「じゃあ、サリーお嬢さんも危ないな」
「どうでしょうか。復讐の対象が不明です。ただ、一族郎党を破滅させる、というやり方が、力の強い妖精憑きの衝動ですね。復讐をしているのは、間違いなく、妖精憑きです」
「ルキエル兄じゃないからな!!」
「知っています。ルキエルは海の貧民街から一歩も出ていません。ルキエルが本気になれば、全ての血筋は根絶やしですよ。ルキエルにはそれが出来ます。人を使う必要なんてありません」
 俺は次兄ルキエルの隠された実力を知らない。本来は、筆頭魔法使いハガルに匹敵するほどの力を持っているという。
 俺の知っている次兄は、復讐に囚われた、だけど、か弱い人だ。妖精憑きの力だって、そこまで強いわけではない。魔法使いになれる程度という話だ。親父の娼夫をさせられていたから、体を鍛えることが許されず、華奢な体躯をしていた。折れそうなほどか弱い人なのに、復讐心だけで立っていたのだ。
「俺も、野良の妖精たちに聞いてみるよ」
「逆に、あなたは何もしないほうがいいです。自覚がないようですが、あなたには、まだ、ルキエルの妖精が守りついています。運が悪いと、敵を殺してしまいます」
「どんな妖精がついてるんだよ!?」
「そうですね、こう、禍々しいのです」
「えー」
 想像がつかない。俺が知っている妖精って、こう、きゃっきゃうふふしてる、可愛い感じの奴らだ。
 俺は試しに妖精の目を発動させる。途端、それなりの力のある野良の妖精が見える。残念ながら、筆頭魔法使いハガルが持つ、格の高い妖精は見えない。俺、所詮は下っ端みたいな格しかないから。
 つまり、俺に守護としてつけられた妖精もまた、かなり格が高い妖精だということだ。
「ルキエルが持つ格の高い妖精は、格の高い妖精憑きでも視認できません。まず、種類が違います。私が見えるのは、一度、ルキエルに見せられたからです。それでも、私は完璧な視認が出来るわけではありません。たまたま、見えただけですよ」
「いつ、わかったんだ?」
「あなたがサリー嬢に関わってからです。サリー嬢の悪運が、場の空気を乱したのでしょう。その時、たまたま、見えました。敵は、妖精憑きの命を使い捨てにしています。気を付けてください」
「俺は、不幸な伯爵令嬢サツキの子なんだから、狙われたりしないだろう」
「邪魔になれば、やるでしょう」
「なんだ、それ」
 もう、伯爵令嬢サツキの復讐ではない。これは、裏で暗躍している奴の復讐だ。
 ハガルが一番、恐れているのは、俺たち兄弟姉妹が犠牲となることだろう。誰か一人でも、妖精の呪いの刑を受ければ、海の貧民街で過ごしている次兄ルキエルの身が危なくなる。次兄は、帝国でも絶対に生きていてもらわなければならない存在だ。帝国もまた、どうしても守らなければならないのだ。
「これもまた、サリーお嬢さんの悪運が呼び寄せてるのかなー」
「また、別の何かが呼び寄せているのかもしれませんよ。誰も、もう、復讐なんて望んでいないというのに」
「復讐したい奴がいるんだ、仕方がない」
 俺たちの知らない復讐が動いているのだ。
 実際、つい最近は、死んだ母親のため、伯爵ブンガロが、命をかけて復讐しようとしていた。
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