嫌われ者の皇族姫

shishamo346

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妖精殺し

敗北

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「お迎え、ありがとうございます」
「寿命が縮んだ」
「日陰に生きてるから、日の当たる世界は眩しいね」
 文官ナックルは身震いして、伯爵マッシュは憂鬱な顔をした。文官側の気持ちは理解出来るけど、伯爵の気持ちは、よくわからないわ。
「そのまま、世話になれば良かっただろう。皇族と同じ生活が出来るぞ」
 ナックルとしては、宰相と大臣たちのお誘いは、わたくしのためにはいいことに見えた。
「妖精憑きから逃げる方法としては、悪手です。このままでは、ナインはわたくしに寿命を捧げ、わたくしよりも先に死んでしまうでしょう。ナインから離れるために城を出たのに、宰相と大臣たちの身内に嫁いでしまったら、すぐ、ナインに捕まってしまいます。筆頭魔法使いの屋敷には、執着を強く持つ者を閉じ込めるための部屋があります。そこに連れて行かれたら、わたくしの意思なんて、ナインの都合のいいように塗り変えられてしまいます」
 皇帝位を皇族メフノフに移譲してすぐ動いたのは、ナインに捕まってしまうからだ。女帝であったら、まだ、そんな力づくは出来ない。だけど、一皇族となれば、力づくが可能となる。
「シーア嬢、妖精憑きに警戒しすぎだ。筆頭魔法使い殿の気持ちは、長い年月によって培われたものかもしれないぞ。きちんと話し合えば、どうにかなるだろう」
「マッシュは軽く考えすぎです。力の強い妖精憑きに理屈は通じません。子飼いにしている、平凡な妖精憑きと同じように見ないように。力が強ければ強くなるほど、妖精寄りの感性なんですから!!」
 四六時中、べったりくっついてた筆頭魔法使いナイン。その行動を普通に受け止めていたけど、皇族エッセンに注意されて、目が覚めた。やっぱり、わたくしは、世間知らずの皇族だ。あれが普通、と亡き先帝シオンに騙されてたんだ。
 もう、騙されるものか。わたくしは過去の失敗を二度と繰り返さないことを心に決めた。
 やっと、城を出れば、伯爵マッシュ所有の馬車に乗ることとなった。貴族の学校の知り合いがいるという話、嘘だ。ここから、わたくしは、マッシュの協力で、逃げるのだ。
「シーア嬢のこと、頼む」
 ここで、文官ナックルとはお別れだ。ナックルは、マッシュに念押しして、馬車のドアを閉めた。
 すぐに、馬車は走り出す。乗り心地は、まあ、一貴族だから、こんなものなんでしょうね。皇族所有の馬車は、魔道具だから、乗り心地は良かったです。
 乗った経験がないわけではない。貴族の学校に通っている時、寄り道で、知り合いの貴族の馬車に乗せてもらったりした。長期休暇でも、馬車で移動した。荷馬車にも乗ったなー。
 だから、一貴族の馬車に乗っても、大したことがない。過去、城を見上げたことはいっぱいだ。だから、今更、外を物珍しいと馬車から見ることもない。
 改めて、わたくしは伯爵マッシュに頭を下げた。
「ありがとうございます」
「僕は、シーア嬢の下僕だからね。シーア嬢の望みは叶えられるものは叶えるよ」
「妖精憑きには絶対に見つからない場所があるという話ですが、大丈夫ですか? 部外者に教えていい場所ではないでしょう」
「その場所は、あの呪われた禁則地みたな場所だからな。まず、妖精憑きは近づくことすら出来ないだろう」
「えー、わたくしが行ったら、その場所、崩壊しちゃうじゃないですか」
「妖精がいないから、心配ない。あの呪われた禁則地には妖精がいたから、崩壊したんだろう」
「そうですか。そんな場所で、わたくしは、どれだけ生きていけるのかしら」
 筆頭魔法使いナインは、何かとわたくしにくっついて、ナインの寿命を捧げてきた。だけど、それは、ただの人には見えない行為だ。
「シーア嬢の寿命は、そこら辺の妖精憑きにはわからないだろう。妖精の魔法が届かないんだ。シーア嬢の寿命を調べるのは、妖精憑きでも困難だろう。ただ、死に様は知ってる」
 暗く笑う伯爵マッシュ。その死に様は、きっと、歴代の妖精殺しの貴族と同じなのだろう。
 一応、どこに向かっているか、わたくしが認識しないように、途中、馬車の外が見えないようにされた。
「今日は、我が家で一泊してもらいます。あの場所は、馬車での移動でも時間がかかります」
「そんなに遠いのですか!? 移動中に、見つかったりしないかしら」
「我が家は、何かと妖精を狂わせる香を使うから、妖精憑きは無意識に避けるでしょうね。でなければ、我が家はとっくの昔に帝国に捕まっていただろう」
「確かに」
 わたくしは、たまたま、貴族の学校で妖精殺しの貴族に知り合っただけだ。しかも、伯爵マッシュは嘘つきなので、信じていなかったけど。
 亡き先帝シオンからも、妖精殺しの貴族がどこの誰かという話はなかった。歴代の皇帝が口伝で残していなかったのだから、見つけ出す手段がなかったのだろう。
「あー、でもー、貧民街と連絡をとる伝手はありますよねー」
 妖精殺しの貴族を呼んだのは、王都の貧民街の支配者コウエンだ。見つけられなくても、呼び出す伝手を使えば、伯爵マッシュは帝国に捕縛されちゃうな。
「普段は、僕は表に出ない。城に召喚されたって、適当に誤魔化すさ。僕を殺せば、永遠にその場所は見つけられない。筆頭魔法使いも、そこまでバカじゃない」
「命を張るようなことはやめてください」
「そんなことより、いいのか? 辺境の妖精憑きのこと、気になってるのだろう」
「………わたくしは、皇族アーシャになるつもりはない」
「いや、同じじゃないだろう。体質を受け継いでいるだけだ。見た目や生き方まで同じになることはない」
「………」
 歴代の皇帝しか知らない真実を伯爵マッシュが知るわけではない。
 皇族アーシャの夫は、ただの野良の妖精憑きではない。伝説の皇族アーサーがいうには、アーシャの夫は凶星の申し子だったという。
 凶星の申し子は、皇族アーシャに一目惚れして、寿命全てを捧げたのだ。本来であれば、帝国を滅ぼすほどの凶事を起こしたのだ。なんと、禁則地を呪って滅ぼそうとしたという。それをしなかったのは、皇族アーシャのためだ。皇族アーシャが困ることだと知って、凶星の申し子は禁則地を呪うことをやめた。そして、皇族アーシャのために残った寿命全てを捧げたという。
 辺境の貧民街の支配者エンジは、実は、凶星の申し子だという。それを知って、気持ち悪くなった。まるで、皇族アーシャの歴史を繰り返しているみたいだ。
「妖精憑きは命をかければ、何でも叶えられます。また、生まれながらの妖精殺しが誕生してしまいますよ」
「どうせ、我が隠された領土に封じ込めしてしまえば、すぐ死ぬ」
「………そうですね」
 妖精憑きを近づけなければ、生まれながらの妖精殺しは体が弱いので、すぐ死んでしまうという。
 他愛無い会話をしていると、気づかない内に、王都を出ていた。伯爵マッシュは、体感でそれがわかったようで、馬車の外を見せてくれた。
「うわー、城がまだ見えるんだー」
 遠いほうが、障害物がないので、王都の城が見えた。
「すごーいー!! 外だー!!!」
 王都の外に出たのは、これが初めてのことだった。






 だけど、伯爵マッシュは、貧民街の支配者というものを甘く見ていた。
「エンジがどうして!?」
 伯爵の別邸で一泊して、外に出れば、辺境の貧民街の支配者エンジがわたくしに抱きついてきた。
「妖精だけで頼るのは、筆頭魔法使いだ。俺様は、人も使う」
「シーア嬢から離れろ」
 そこに、朝の一服をしていた伯爵マッシュが、煙草の煙を吐き出した。
「お前、何をっ!!」
「それ、ただの人だって、気分悪くなりますよ!!」
 エンジはわたくしを抱きしめたまま、伯爵マッシュから距離をとった。わたくし、香水とか煙草とか、頭が痛くなるのにぃ。
 それも、エンジが魔法を使ったのか、すっと気分が良くなる。体の表面についた煙草の臭いも綺麗になくなった。
「油断した。囮の馬車をいくつか出しておけば良かった」
「俺様の弟の妖精を目くらまし出来ただけで十分だ。さあ、シーア、俺様と一緒に、辺境で暮らそう」
「マッシュから聞いたでしょう。わたくしの側にいたら、エンジはあっという間に死んでしまいます。エンジが死んだら、悲しむ人がいるでしょう」
「そんなものはいない」
「ナインが悲しみますよ!!」
「もう、立派な大人だ。お互い、元気な姿が見れたんだ。それで十分だ。何より、今のあいつは、俺様からシーアを奪う敵だ」
「………」
 帝国中を生き別れの弟であるナインを探していたくせに、わたくしの取り合いで、兄弟喧嘩みたいなことが起こってるよー。どっちも妖精憑きだから、嬉しくないけど。
 大衆小説で読む分には、素敵な話だ。だけど、現実は、そうではない。わたくしの妖精殺しの体質で、筆頭魔法使いナインも、野良の妖精憑きエンジも、わたくしに好意を寄せているだけだ。それが、どうしても、引っかかってしまう。わたくしがもっとバカだったら、喜んだんだろうなー。
「もう、いっそのこと、この男の寿命全てを捧げさせて殺してしまえばいいだろう。筆頭魔法使いは、さすがに帝国を滅ぼすこととなるが、この男が死んでも、帝国が滅ぶことはあるまい」
「………」
 むしろ、帝国を救うことになっちゃうよ。凶星の申し子は神が帝国に与えた試練だ。わたくしがエンジの寿命全てを捧げさせて、死なせれば、伝説通りなら、一万年は平和だ。
 エンジはナインと違って、無理強いはしない。わたくしが抵抗すれば、すんなり、離してくれる。
「もう、わたくしがどういう存在か、知っているでしょう。わたくしは、エンジの運命ではありませんでした」
 わたくしがどういう存在か、エンジは知っている。エンジがわたくしに抱いている好意は、わたくしの体質に惹かれただけだ。
「いや、シーアこそ、俺様の運命だ」
「どうして、そう思うのですか?」
 エンジは、出会った時から、わたくしのことを運命扱いしていた。一目惚れ、と言われてしまえはそれまでだが、エンジはナインよりもうんと長生きで、貧民として生きているから、世間知らずというわけではない。妖精に全てを任せず、きちんと人を使う優秀な為政者の顔を今回の逃走劇で見せてくれた。
 わたくしはエンジを真っすぐ見上げる。エンジは、いつもの大人の余裕で笑って、わたくしに熱い視線を返してくれた。
「こういうことは、一度、見たほうが早い」
 そう言って、エンジは、わたくしをひょいっと抱き上げた。
「待て!!」
 伯爵マッシュが手を伸ばすが、妖精憑きは待ってくれない。
 エンジは、転移の魔道具を使って、どこかに転移した。一瞬だ。目の前にいた伯爵マッシュはいなくなり、見知らぬ、緑豊かな場所にぽつんとわたくしとエンジが立っていた。人一人いない。
「こ、ここは?」
「辺境にある禁則地だ」
「そんな場所に、魔道具を使ったら、妖精の復讐を受けますよ!!」
 皇族皇帝教育で教えられたことだ。禁則地周辺で魔道具を使うだけで、妖精に復讐されるという。
 わたくしは、ついつい、エンジにしがみついた。目に見えない何かが復讐するんじゃないか、と警戒した。
 エンジは笑って、歩き出した。
「マッシュの元に返してください!!」
「ほんのわずかな時間だ」
「力の強い妖精憑きにとってはわずかでも、ただの人はそうじゃないの!!」
「シーアの中の寿命が、俺様の寿命で満たされた。残された時間が増えたな」
「………」
 確かに、気分が良くなったし、体のだるさがなくなった。
 改めて、妖精憑きを遠ざけてみて、わたくしの体は危ない状態になっていたことを自覚した。ゆるやかに、わたくしは妖精憑きから捧げられた寿命をむさぼって生きてる。
 どんどんと奥深くへと進んでいくエンジ。どこに向かって行っているのかわからない。
「大丈夫ですか? 禁則地は、妖精憑きでも迷うと聞いています」
「俺様は、禁則地周辺の生まれなんだ。ガキの頃から、禁則地を遊び場にしていた」
「そうなのですか」
 禁則地周辺の領地は、大昔、妖精憑きに酷いことをされたという。そのため、妖精憑きを嫌う文化がずっと続いている。
 本来、子どもが誕生したら、神殿に連れて行き、儀式を行うのだが、妖精憑きを忌避する禁則地周辺の領地民は、儀式を行わないのだ。だから、エンジのように、野良の妖精憑きが誕生することがあるのだ。
「昔は、妖精憑きだとわかると、酷いことをされたと聞いています」
「俺様が妖精憑きだと、誰も気づかなかったからな。それに、禁則地の妖精が、隠すように教えてくれた」
「凶星の申し子だけど、禁則地とは、仲良くしていたのですね」
「禁則地の妖精どもがいうんだ。禁則地を呪わないでくれ、と。だが、俺様の妖精は禁則地を呪えという。どっちも煩くて、俺様は辺境を出たんだ。禁則地から離れれば、俺様の妖精も静かになると思った。だから、王都の貧民街の支配者になった」
 力の強い妖精憑きであるエンジには、王都の貧民街の支配者になるのは造作もないことだっただろう。
「それでは、王都では静かに過ごしたのですね」
「それが、そうでもない。俺様の妖精は、凶星の妖精だから、何事かあると、悪さするように導こうとする。人並の善悪を持っていたが、貧民街では、その善悪が狂う。シーアには言えない悪事はたくさんした」
「もしかして、人身売買もしましたか? あと、誘拐とか、暗殺とか、しましたか?」
「そんな、目を輝かせて聞かれても」
「えー、教えてください!! 貧民と聞いても、大衆小説で読むくらいの知識しかありません。わたくし、本当に世間知らずなんです」
「純粋というんだ。いいな、俺様の色に染め上げられる楽しみがあるな」
「もう、どれほどの女を弄んだのですか」
「………」
 いっぱいいるんだ。実は、筆頭魔法使いナインから色々と聞いている。
 ナインが貧民街でエンジと暮らしている頃、エンジはナインの母親代わり、姉代わり、といっぱいの女を連れてきたという。その全てが、エンジと関係を持つ女であった。連れていかれた女たちは、エンジの弟だと紹介されたナインを邪魔者扱いした。そのことを知ったエンジは、連れて来た女全てを王都の貧民街から追放して、二度と、ナインが見ることはなかったという。
「色々と王都でも悪事を働いたのに、どうして、禁則地では我慢したのですか?」
「それをこれから見せる」
 話すよりも見せたほうが早いというエンジ。わたくしは、エンジの腕の中で大人しくした。エンジは簡単に歩いていくが、その道のりは険しい。ぴょんぴょんと足場の悪い、道でない道を歩いていくのだ。わたくしでは、一歩も進めないな。
 そこは、深淵のように深い場所だ。どんどんと奥へ、深くへと行った先に、綺麗な花畑があった。そこで、やっと、エンジはわたくしを下ろしてくれた。
 地面に足を付けると、体がふわふわしている感じだ。少し、体が揺れるのをエンジが支えてくれた。
「これが、シーアを運命だと信じた理由だ」
「………」
 そこには、二体の骨だけとなった遺体が横たわっていた。綺麗な花畑の中心で、華奢な女だと思われる骨を長身の男の骨が抱きしめていた。
「そっくりだ」
「っ!?」
 笑っていうエンジ。だけど、わたくしは頷けない。
 エンジには、この二つの遺体は、受肉されて見えるのだろう。だけど、わたくしの目には、ただの骸骨だ。
 どうして、こんなふうに見え方が違うのか、なんとなく予想出来る。わたくしは妖精殺しの体質だから、妖精の魔法が届かない。だから、ここに施された幻視がわたくしには通じないのだ。
「俺様は、この女を見て育ったんだ」
 エンジは愛おしそうに、女の骸骨の顔に手を添える。触れても、エンジはそれが、骸骨だとは気づかない。
「エンジの家族は、どうなったのですか?」
 ふと、おかしなことに気づいた。エンジは禁則地で遊んで成長した、と言ったが、家族のことは語らない。領地では、エンジが妖精憑きだと気づかれなかった、というが、本当だろうか。
「親父はクズだ。酒を飲み、気に入らないとすぐ、ガキを殴る。俺様の弟は、親父に殴り殺された」
「………」
「大家族だ。すぐにガキは増えるから、一人死んだって、誰も嘆いたりしない。ただ、次は誰の番か、と恐れていた。だから、俺様は禁則地に逃げたんだ」
 話で聞いていたが、人の命は軽い。神と妖精、聖域の教えでは、命は大事で平等だというが、そんなのは嘘だ。命は平等ではない。生まれた時に、命の価値が決まる。
 平民の、子だくさんの家庭だという。いくらでも増える子どもの命なんて、失ったって、悲しむことはない。それどころか、子どもが一人減ったから、食いぶちが減って良かった、なんて考えるのだろう。大衆小説で、そんな感じの話も読んだ。
 もしかしたら、エンジは、この花畑に横たわっている二つの遺体を骸骨と見ていたのかもしれない。でも、辛い現実を見たくなくて、自らに魔法を使ったのだろう。
「では、この女性は、エンジにとって、理想なんですね」
「その理想が、俺様の目の前で動いていた。それが、シーアだ。最初は、砂糖菓子のように甘い女かと思った。ところが、育ててくれた家族は処刑するし、生き別れの身内すら容赦なく泣かせるし、戦場には行くし、大事な筆頭魔法使いの保護をなくす失格紋を他人から移し替えるし、極めつけは、妖精憑きから逃げようと妖精殺しの貴族を利用するし、とんでもない女だ。こんな女、帝国中、探しても、シーアだけだ」
 エンジはわたくしの前に膝をついて、わたくしの手を握った。
「凶星の申し子の俺様こそ、シーアの夫に相応しい。シーア、俺様を殺して生きろ」
「なんだか、わたくし、とんでもない悪女みたいに聞こえるのですが」
「そうだ、帝国一の悪女だ!!」
「貴族の学校でも、散々、言われましたが、そうなのですね。わたくしは、普通にしようと努力したのですが」
「神が帝国に与えた試練を殺せるほどの悪女でいいじゃないか!! 俺様の運命だ!!!」
「もう、負けました」
 エンジは、子どものように笑って、わたくしを高く抱き上げた。
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