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ハイドレンジアは、10才になった
この春から学園に入る
本当なら13才からなのだが ハイドレンジアは15才で結婚が決まっている
5才から始まった妃教育に加え、学園の勉強もしていた
日本の高度教育を受けていた記憶があるハイドレンジアは
とても優秀な生徒だ
学園に入学して
すぐに卒業試験を受けられる程だろう
「ジア、学園は、寮に入らず王宮から通えば良いだろう」
「………」
「お前はまだそんな事を言っているのか!」
「しかし 父上……」
「ハイドレンジアには ハイドレンジアの世界がある!」
「そんな事は分かっています!」
「分かっていないからそんな言葉が出るのだろう!」
「5年ですよ!これから5年 寮に入ってしまったら中々会えなくなってしまうのです!
しかも、ハイドレンジアは女子学園に入るのですよ!男の僕は 入れないのですよ!」
「仕方が無いだろう!大体、女子学園に入れたのはお前だろう!」
父と息子の言い合いを少し離れた場所で見ている
「ハイドレンジア、貴女に付ける護衛騎士だけど、女性騎士を3人付けるから」
「はい、お義母様 ありがとうございます」
「何であの子は………」
「くすくすくすっ りゅう様はとても優しいです」
何て良い子なのかしら
この子に何かあってはならないわね!
常に騎士を張り付けておこうかしら?
まずは、リュウゼインから守らないとね……
ハイドレンジアはまだ10才なのだから
気をつけておかないと………
「……母上、何でそんな目で見るのですか……?」
「あら、とても正しい視線だと思うわよ……」
「止めてください……」
「無理よ!」
この春から学園に入る
本当なら13才からなのだが ハイドレンジアは15才で結婚が決まっている
5才から始まった妃教育に加え、学園の勉強もしていた
日本の高度教育を受けていた記憶があるハイドレンジアは
とても優秀な生徒だ
学園に入学して
すぐに卒業試験を受けられる程だろう
「ジア、学園は、寮に入らず王宮から通えば良いだろう」
「………」
「お前はまだそんな事を言っているのか!」
「しかし 父上……」
「ハイドレンジアには ハイドレンジアの世界がある!」
「そんな事は分かっています!」
「分かっていないからそんな言葉が出るのだろう!」
「5年ですよ!これから5年 寮に入ってしまったら中々会えなくなってしまうのです!
しかも、ハイドレンジアは女子学園に入るのですよ!男の僕は 入れないのですよ!」
「仕方が無いだろう!大体、女子学園に入れたのはお前だろう!」
父と息子の言い合いを少し離れた場所で見ている
「ハイドレンジア、貴女に付ける護衛騎士だけど、女性騎士を3人付けるから」
「はい、お義母様 ありがとうございます」
「何であの子は………」
「くすくすくすっ りゅう様はとても優しいです」
何て良い子なのかしら
この子に何かあってはならないわね!
常に騎士を張り付けておこうかしら?
まずは、リュウゼインから守らないとね……
ハイドレンジアはまだ10才なのだから
気をつけておかないと………
「……母上、何でそんな目で見るのですか……?」
「あら、とても正しい視線だと思うわよ……」
「止めてください……」
「無理よ!」
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