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ハイドレンジアが学園に入ってから3年が経った
思った通り学園では成績優秀なようだ
友達も出来たらしい
その中から王太子妃の側近候補を選べば良いだろう
先ずは、ハイドレンジアに話を聞いて家族や本人の調査をしないといけないな……
「殿下、ハイドレンジア様の騎士からの連絡です。昼食はサンドイッチをお召し上がりになったと……」
「うん で 中身は?」
「はい トマトとレタスとベーコンのサンドイッチとフルーツのサンドイッチだそうです」
「うん なら 僕も同じのを食べよう……シェフに頼んでくれる?」
「はい、畏まりました…」
部屋を出て行こうとする侍従に
「ねぇジェームズ その目はやめてって言ったよね」
「私もお願い致しました。おやめ下さいと…殿下のなさっている事は ほぼストーカーでございます。犯罪でございますよ!嫌われてもよろしいのですか?」
「仕方が無いじゃないか!中々一緒にいられないんだ!少しでもジアと繋がっていたいんだ!」
「だから その目はやめろ!」
「無理でございます!」
侍従が出て行くと 1人になる
これまでの事を思い起こせば……確かに犯罪者かも知れない………
5才で王太子の婚約者に据え、毎日の様に呼び出し、膝の上に座らせ 食事もお菓子も食べさせた
その都度、亜子からはやり過ぎだと言われたが仕方が無い 亜子もジアも可愛いのだから……
離したく無かったし、離れたく無かった
そのまま王宮に留めおこうかとも考えたが、周りから止められた
そういえば、あの頃から周りの目が変わった様な………
あぁ、早くジアに会いたいな~
思った通り学園では成績優秀なようだ
友達も出来たらしい
その中から王太子妃の側近候補を選べば良いだろう
先ずは、ハイドレンジアに話を聞いて家族や本人の調査をしないといけないな……
「殿下、ハイドレンジア様の騎士からの連絡です。昼食はサンドイッチをお召し上がりになったと……」
「うん で 中身は?」
「はい トマトとレタスとベーコンのサンドイッチとフルーツのサンドイッチだそうです」
「うん なら 僕も同じのを食べよう……シェフに頼んでくれる?」
「はい、畏まりました…」
部屋を出て行こうとする侍従に
「ねぇジェームズ その目はやめてって言ったよね」
「私もお願い致しました。おやめ下さいと…殿下のなさっている事は ほぼストーカーでございます。犯罪でございますよ!嫌われてもよろしいのですか?」
「仕方が無いじゃないか!中々一緒にいられないんだ!少しでもジアと繋がっていたいんだ!」
「だから その目はやめろ!」
「無理でございます!」
侍従が出て行くと 1人になる
これまでの事を思い起こせば……確かに犯罪者かも知れない………
5才で王太子の婚約者に据え、毎日の様に呼び出し、膝の上に座らせ 食事もお菓子も食べさせた
その都度、亜子からはやり過ぎだと言われたが仕方が無い 亜子もジアも可愛いのだから……
離したく無かったし、離れたく無かった
そのまま王宮に留めおこうかとも考えたが、周りから止められた
そういえば、あの頃から周りの目が変わった様な………
あぁ、早くジアに会いたいな~
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