37 / 40
新生活
美容サロン⑨
しおりを挟む
サロンのカルテに記載してもらった住所に到着すると二人で暮らしているには大き過ぎる一軒家だった。
「ここね…」
「はい…立派な御宅ですね……」
ピンポーン……
「はーい、どなたでしょうか?」
インターフォンから凛君のお母さんの声が聞こえた。
「すみません、美容サロンの仁科亜美と申しますが……」
亜美さんは恐る恐る言った。
するとドアが勢いよく開いた。
ガチャッ……
「もう、なんですか!!」
(うわ……やっぱり怒ってるし……)
しかし亜美さんが話し出した。
「本日は大変失礼な事を言ってしまって申し訳ございませんでした」
亜美さんは深々と頭を下げた。私も一緒に頭を下げた。
「もう、それで?なんの用ですか?!」
「あの……実はですね……」
亜美さんは、あくまでお母様のご希望を叶えたいと話した。
すると意外にお母さんの態度が変わってきた。
「そ、そう……私また悪い癖が出てしまったみたいね……あの子の事になるとついカッとなってしまって……」
亜美さんが優しく諭した。
「いえ、凛ちゃんの事を大事に思っていらっしゃるならきっと凛ちゃんも、わかってくれますし、もっと可愛らしい娘さんになると思いますよ」
(ん?なんか急にお母様の表情が変わったな)
「そうね……あの子は息子から私の大事な可愛い一人娘になるんだものね……」
そう言うと凛ちゃんのお母さんが家に招き入れリビングに案内され、亜美さんは凛ちゃんの事は触れずに他愛もない話をしながらお母さんのご機嫌を取ることにした。
「それにしてもお母様お肌がどんどん綺麗になられて~」
「ふふっ、本当?嬉しいわ」
それから暫くすると凛くんがリビングにやってきた。
「あら、凛………」
「ママ……ゴメンナサイ…」
「凛ちゃん、こんにち……」
私と亜美さんが凛ちゃんに挨拶しようとした瞬間…
「いいのよ!凛!ママの気持ちわかってくれたのね!!」
と凛ちゃんを抱きしめ頭を撫で、私と亜美さんは唖然としてしまった。
「マ、ママ……」
「仁科さん今からでもサロンお願いしていいかしら?」
「え、ええ…もちろん大丈夫です」
「じゃあちょっと準備してきます!」
そう言うとお母さんは凛ちゃんを連れて二階へ行った。
「ここね…」
「はい…立派な御宅ですね……」
ピンポーン……
「はーい、どなたでしょうか?」
インターフォンから凛君のお母さんの声が聞こえた。
「すみません、美容サロンの仁科亜美と申しますが……」
亜美さんは恐る恐る言った。
するとドアが勢いよく開いた。
ガチャッ……
「もう、なんですか!!」
(うわ……やっぱり怒ってるし……)
しかし亜美さんが話し出した。
「本日は大変失礼な事を言ってしまって申し訳ございませんでした」
亜美さんは深々と頭を下げた。私も一緒に頭を下げた。
「もう、それで?なんの用ですか?!」
「あの……実はですね……」
亜美さんは、あくまでお母様のご希望を叶えたいと話した。
すると意外にお母さんの態度が変わってきた。
「そ、そう……私また悪い癖が出てしまったみたいね……あの子の事になるとついカッとなってしまって……」
亜美さんが優しく諭した。
「いえ、凛ちゃんの事を大事に思っていらっしゃるならきっと凛ちゃんも、わかってくれますし、もっと可愛らしい娘さんになると思いますよ」
(ん?なんか急にお母様の表情が変わったな)
「そうね……あの子は息子から私の大事な可愛い一人娘になるんだものね……」
そう言うと凛ちゃんのお母さんが家に招き入れリビングに案内され、亜美さんは凛ちゃんの事は触れずに他愛もない話をしながらお母さんのご機嫌を取ることにした。
「それにしてもお母様お肌がどんどん綺麗になられて~」
「ふふっ、本当?嬉しいわ」
それから暫くすると凛くんがリビングにやってきた。
「あら、凛………」
「ママ……ゴメンナサイ…」
「凛ちゃん、こんにち……」
私と亜美さんが凛ちゃんに挨拶しようとした瞬間…
「いいのよ!凛!ママの気持ちわかってくれたのね!!」
と凛ちゃんを抱きしめ頭を撫で、私と亜美さんは唖然としてしまった。
「マ、ママ……」
「仁科さん今からでもサロンお願いしていいかしら?」
「え、ええ…もちろん大丈夫です」
「じゃあちょっと準備してきます!」
そう言うとお母さんは凛ちゃんを連れて二階へ行った。
6
あなたにおすすめの小説
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる