堕ちていく僕

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リコルート

リコルート①

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幼馴染の春奈様に心も体も掌握されて女になった僕(ユウ)は優衣という名になり、春奈様の美容室でアシスタントをしている。


「優衣ちゃん先に待たせてるお客様のシャンプーお願~い」

「あ、はい!わかりました!」

僕は元気よく返事をしてシャンプー台へと急いだ。

そしてお客様に挨拶をし、椅子を倒していく。

「では始めさせていただきますねー。本日担当させていただく優衣です~」

「よろしくお願いします」

と、いつも通りのやり取りを済ませてシャンプーを始める。

「痒いとこないですかぁ?」

「大丈夫でーす」

「かゆいところがあったら遠慮なく言ってくださいねぇ?我慢しちゃダメですよぉ?」

「うんうん。大丈夫だよ」

このお客様とは何度か担当させてもらっている。
毎回同じ会話をしてしまう。
まあ常連さんなので許して欲しい。

そんなこんなでシャンプーを終え、トリートメントを施し流して髪を乾かして行く。


ちなみに僕の髪はボブくらいの長さだが春奈様にエクステをつけて頂いてロングヘアで仕事の時はアップにして纏めている。


そして仕上げにマッサージをしながら春奈様が空くのを待っている。

「はい、お仕事忙しいんですか~?」

「そうなのよ~」

そんな会話をしていると春奈様がやってきた。

「お疲れ様でした。今日はどうしますかー?」

「そうですね……カットだけでいいかな?」

「了解しましたー♪」


こんな感じで昼間は二人で働いている。

そして夜は・・


僕が先に帰り家事をこなし春奈様の帰宅後食事を済ませると。

「優衣ちゃーんお風呂入るよー」

「はい♡春奈様」

「優衣ちゃん頭洗ってー」

「はい喜んで」

そうして毎日のように春奈様と一緒に入浴する。

そして

「優衣・・こっちおいで」

「・・はい」

お風呂上がりにはお互い裸のままベッドに入り奉仕する。


僕はもう完全に春奈様無しでは生きていけない体にされてしまった。

でも後悔はないわけではない。


行き過ぎた春奈様の愛情で僕の体は豊胸され去勢されタトゥーを彫りピアスが無数に空いている。


「優衣・・」

春奈様の顔が近づいて舌を出し絡ませ合い優しく春奈様の舌を唇で包み込む

ようにキスをする。

すると春奈様の手が伸びてきて僕の体を撫で回してくる。

「あっ!だめぇ・・・そこは感じちゃう・・・」

乳首や体の性感帯は全て改造されている為ちょっと触られるだけでもビクビクと感じてしまう。

そして男性器も既に切除されており、小さな突起のような物になっている。

春奈様曰くこれが凄く感じるらしい。

その敏感な部分を指先で摘まれ転がされると、たまらず声が出てしまう。

「ひゃあんっ!あぁん!」

そのまま仰向けに寝かされて足を開かされる。

そして春奈様のペニスバンドがアナルに挿入されると、あまりの快感に意識を失いそうになる。

しかし、それを許さぬかのように激しくピストン運動を繰り返す春奈様。

そしてついにその時が来る。

「ああぁあイクゥウウッ!!」

こうして僕は毎日果てるまでイカされる。

「優衣、可愛いよ」

「はい・・」



その頃

「はぁ~~疲れた……」

………………………………………………

リコは春奈にユウを奪われた後美容師になり地元のチェーン店の美容室で働いていた。


「今日も疲れたなぁ……」


仕事終わりにスマホを見ると通っていた専門学校の近くに聞いた事のない美容室があるのを知る。


「あれ?こんな所に美容室あったっけ?」


3つ先の駅だしたまには自分のお店じゃなくて違う所で髪切って貰おうと思って予約してみた。


翌週の休日。


「さて……と」

準備をして美容室に向かった。


「この辺懐かしいな~♪」


色々思い出しながら歩いた。


「あ、ここだ」


おしゃれなこじんまりとしたお店で扉を開けると……


「いらっしゃいま…………え?」

「ゆ、ゆーくん……なの??」


ゆーくんは付き合っていた頃とはだいぶ変わってしまっていた。金髪で沢山アクセサリーをつけて……

まるで春奈のように……


「リ、リ、リコさん…ぅぅぃ」


ゆーくんは泣き出した。

するとハッとしてゆーくんは店内の方を慌てて見る。何かに怯えてる……


「ゆーくんどうしたの?大丈夫?」


心配した瞬間察した。

春菜がいる。

多分今はたまたまバックヤードにでも行っているだけで、ここに春菜がいる。


だから怯えてるんだ。

私は考える余地なんか無かった。


「ゆーくん!行こう!」


泣いているゆーくんの手を引いて店を飛び出した。

そして

少し遠くの公園まで連れてきた。

「ゆーくん大丈夫?」

「はい……」


私は我慢できずゆーくんを抱きしめた。

強く抱きしめた。


「ごめんね……」

そう言いながら涙を流していた。

私のせいでこんなになってしまったゆーくん。

「もう離さないから」

そう言ってまた抱きしめる。

ゆーくんも泣いている。


するとゆーくんのスマホが鳴る。

春菜だ。

「出ちゃダメだよ」

電話に出るゆーくんの手を握り制止する。


「ゆーくんうちに行こう!今の部屋は春奈は知らないから安全だよ!」

「はい」

私達は涙を拭いて帰った。


そして、家に着くとゆーくんを落ち着かせた。

「ゆーくん、とりあえず紅茶でいいかな?」

「はい」

「砂糖とミルクはどうする?」

「両方お願いします」

「うん」


見た目はギャルだけど、仕草、言葉遣いは前のゆーくんのままだった。そして出された紅茶を飲み終えると、ゆーくんは話し始めた。


「僕……………春奈様に捕まってしまったんです。それからはもう春奈様の奴隷です。春奈様の言うことは絶対です。逆らう事はできません。春奈様が喜ぶならどんなことでもします。」


ゆーくんは震えながら話している。


「ゆーくん……もう大丈夫だからね」


そう話すと目に涙を溜めているゆーくんを優しく抱き寄せた。


「ゆーくん涙でメイクくしゃくしゃだよ」

「あ、えへへ…リコさんもくしゃくしゃだよ♪」


やっと笑顔になってくれた。


「ゆーくん、とりあえずメイク落としてきたら?」

「あ、はい」

洗面台に向かうゆーくん。

そして戻ってきたゆーくんに話しかける。

「ねぇ、ゆーくん……もしよかったらうちに住んでくれない?」

「え!?」

驚くゆーくん。

「あの、でも迷惑じゃないですか?」

「そんなわけないじゃない!また一緒に居よ」

「でも、春奈様が……」

「大丈夫!今度こそ私がゆーくんを守ってあげるから!」

「はい…」


そんな話をしていたら夜になっていた。


「ゆーくんお風呂に入っておいで、着替の服は私ので我慢してね」

「あ、ありがとうございます」

お風呂場へ向かうゆーくんを見送ると部屋の掃除をする。

お昼に使った食器や調理器具の洗い物や洗濯物を片付ける。

しばらくすると、ゆーくんが出てきた。


「ゆーくん、ちゃんと体も髪の毛もしっかり乾かさないと風邪ひくよ~」

と言いながらタオルで頭をわしゃわしゃする。

「ゆーくんエクステ着けてるんだねー」


「はい、春奈様に言われて……」

「そっか……明日取ってあげようか?」

「え?取れるんですか?」

「うん。結構簡単に外せるから」

「あ、じゃあ……お願いしてもいいですか?」

「もちろん♪」

そして次の日。

ヘアカット用のケープを着せて椅子に座らせ、丁寧に取り始める。

「痛かったら言ってね」

「はい」

「どう?大丈夫?」

「あ、はい……もう少し強くても平気です」

「わかった」

「結構地毛も伸びたね」

「え?そうですね」

「春奈に染められたの?」

「はい、似合わないから金髪にしろって……あと、ピアスとかタトゥーも…」

「そうなんだ……やっぱり春菜最低だなぁ」

「春奈様に逆らう事はできないんです……それに春菜様は優しいところもあるんですよ?」

「ゆーくんは洗脳されてるんだよ……だから普通になれればきっと幸せになれるよ!」

「はい、リコさんに会えて良かったです。春奈様には悪いけど、このままだとずっと春菜様の奴隷のままだから……」

「ゆーくん……」

「リコさん……ありがとうございます」

「どういたしまして」

そうこうしているうちにエクステが取れた。

「せっかくだから少しカットしてヘアカラーもしよっか?前みたいに戻す感じで」

「あ、はい。お願いします」

そして綺麗になったゆーくん。

「リコさん本当にありがとうございました」

「いえいえ♪」

ゆーくんは安心したのか目に涙を溜めて話し始めた。

「またあの頃に戻れるなんて夢にも思わなかったから嬉しかったです」

「私もだよ。これからは二人で頑張ろうね!」

「はい!」


そしてゆーくんは恐る恐る電源を切っていたスマホの電源を入れた



すると……

『優衣どこ行ったの?』

『優衣早く帰ってきなさい』

『優衣出てこい!』

春菜からの着信とメールが大量に来ていた。

「春菜様から沢山連絡来てます……」

怯えているゆーくん。

「とりあえず無視しよう!大丈夫!私が守ってあげるから」

「はい!」

その夜不安で布団の中で震えているゆーくんを抱き寄せていた。

「大丈夫だよ」


徐々にゆーくんは落ち着いていった。

そして眠りについた。
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