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美容研究家仁科亜美(スピンオフ)
仁科亜美②
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次の日、朝から忙しく華恋の稽古を着ける時間が取れなかった。
「ごめんなさいね。今日はちょっと用事があってお稽古できないの。」
「はい、大丈夫です」
「夕方には戻ると思うけどそれまで一人で稽古出来るかしら?」
「はい、頑張ります!」
「じゃあお昼ご飯作っておいたから食べてね。それと、お風呂掃除お願いね」
「わかりました!行ってらっしゃいませ」
私は朝から講義をこなしてお昼をとる暇もなくエステの予約のお客様を施術していた。
「鳴神さんお元気ないですね、大丈夫ですか?」
「そうなんですよ……息子がね……悪さして停学になってしまって……」
「あら……小さい時は素直なお子さんでしたよね?」
「そうなのよ…夫と離婚してからあの子反抗期になって難しくなりました……」
「それならうちで少しお預かりしましょうか?」
「え?仁科さんの家に?」
「ええ、私は美容に関する仕事をしながら作法や所作のお稽古もしてるので、少し厳しいですが更生は出来ると思いますよ」
「本当ですか?どんな形でもいいのであの子を更生させてください!!」
「わかりました、うちに来てもちゃんとご連絡や報告はいたしますのでご安心下さい」
「あ、ありがとうございます…思いっきり厳しくしても構いませんのでどうか……」
よほど悪さをしたのか鳴神さんは困り果ててる様子だった……
早速明日から息子さんの凛くんを預かる事になった。
「華恋いるかしら?」
「はい、先生」
「鳴神さんの息子さんを暫く家で預かることになったわ」
「え!?」
「私がいない間しっかり指導するようにね」
「はい……わかりました」
華恋は何だか不服そうだ。
「何?そんな顔しないの」
「だって先生との時間減っちゃう……」
「もう、甘えん坊ねぇ。大丈夫よ」
「でも……寂しいです」
「ちゃんと可愛がってあげるわよ」
「はい……♪」
そして翌日……
ピンポーーン
「おはようございます」
「はーい今行きま~す」
玄関を開けると鳴神さん親子がいた。
「あ、先生うちの息子の凛です」
「こんにちは、初めまして。」
「よろしくね、凛くん」
「……します」
「凛!ちゃんと挨拶をしなさい!」
「・・・」
「大丈夫ですよ、鳴神さん」
「じゃあ、よろしくお願いいたします。」
「はい、お任せください」
「・・・」
凛は私をジッと見つめていた。
「じゃあ、荷物置いて2階にきてくれるかしら?」
凛を二階の美容室店舗に連れて髪の長さを選ばせたら長い方がいいと言ったので、結える長さで切って前髪を作って女として教育することにした。
「華恋。凛の髪を結ってメイクしてあげなさい」
「はい」
「誰?」
「華恋よ、あなたのお母さんに頼まれたからしばらくの間あなたを鍛えてあげるわ」
「………いやだ……」
「文句言わない!さぁ座って!」
「はい・・・」
華恋は手際よく凛の髪を編み込んでいった。
「ほら、できたわよ」
「・・・」
鏡を見て驚いた顔をしている。
「凄いな・・・」
「しばらくはやってあげるけど覚えるのよ!」
「は、はい・・・」
華恋はすっかり先輩風吹かせているようだ。
それから私は仕事に没頭した。
夕方になり華恋と凛に稽古をしてあげた。
「華恋、今日はこれくらいにしておきましょう」
「はい、ありがとうございました」
「お疲れ様。凛も頑張ったわね」
「は、はい」
その後華恋が凛に教えながら夕飯の支度をしてくれて3人で夕飯を頂いた。
「凛、お母様に安心して頂けるように頑張るのよ」
「毎日…この格好……するのか?」
「当たり前でしょ。ここはそういう場所よ」
「………………」
ちょっと不満そうな顔をすると華恋が。
「大丈夫よ、私がサポートするから」
「はい……」
華恋は凛の先輩として私のサポートをしてくれている。
しかし翌日凛は学校へ行ったが帰って来るなり騒ぎはじめた。
「こんな髪型で学校行くの嫌だ!切る」
パシン!
「なにしやが……」
パシン!パシン!
「凛、なんでここに来たかわかってないようね、」
「うう……」
「凛、来週から女子の制服で通学しなさい!学校とお母様には私から話しておきます」
凛は叩かれたくないのか黙っている…
「凛、今日はお稽古はお休みにしてあげるから夕飯の後お風呂入ったら私の部屋に来なさい」
「……はい」
華恋が不満そうに私を見ている
「…華恋、いいのよ。これは凛の為なんだから」
「はい、わかりました」
その夜……
コンコン
「入っていいわよ」
ガチャ
「失礼します……」
「そこに座って」
「はい……」
凛は緊張した面持ちで座っている。
「凛、あなたはね………」
厳しいだけの更生ではただ我慢しているだけになるので優しく諭した……
「わかった?これからは素直に謙虚に美しく振る舞うのよ」
「はい……」
「わかればいいの。」
頭を撫でてやったら凛は目を細めて気持ち良さそうだ。
「今日はマッサージしてあげるからうつ伏せになりなさい」
「え?いや……それは……」
「あら?何か問題あるの?それともお仕置きして欲しいのかしら?」
「いえ……そんな事は……」
渋々凛は服を脱いでうつ伏せになった。
「じゃあ始めるわね」
肩を揉んでリンパの流れを促していく……
「どう?痛くないかしら?」
「あ……はい……大丈夫です……んっ」
背中から腰、足をマッサージしていくと凛の身体は力が抜けていった。
「ふぅ~だいぶ凝り固まってるみたいね」
「はぃ・・・」
そのまま浴衣の中に手を入れ脇腹や胸元も解していった。
「あっ・・・そこは・・・」
「どうかしたかしら?」
「なんでも・・・ありません・・・」
「次は仰向けになってくれるかしら?」
「はい・・・」
凛は恥ずかしそうにしている。仰向けに寝かせて少しずつ浴衣を脱がせていき裸にした。
「せ、先生……」
「大丈夫よ…」
マッサージしながらゆっくり顔を近づけて耳たぶを甘噛みし首筋を舐め回してあげた。
「あぁ……先生……」
「凛、綺麗よ……」
「あぁ……ダメ……」
凛の口に指を入れて舌を絡ませてあげた……
凛の顔が紅潮していき目がトロンとしている……
「よく舐めなさい……」
「はい・・・ちゅぷ・・・れろ・・・」
凛の股間を見るとペニスは勃起していた。
「凛、あなたはいけない子ね」
「すみません・・・」
「女の子になるんだからソコは刺激しないわよ」
「でも・・・・・」
舐めさせた指を凛のアナルに挿入した。
「ひゃう!?」
「どう?感じるでしょう」
「あぁ・・・はぃ・・・」
「凛………立派な女の子にしてくださいって言ってごらんなさい」
「え?………ぃゃ………」
「じゃあここで止めようか?」
「うぅ……凛を……立派な……お、女に……してくださ……い」
「いいわよ、今からお尻の穴だけでイキなさい」
「そ、そんな……無理で……す」
「できるまで許さないわよ」
ほぐれてきたアナルを少しづつ激しく
犯してあげた。
「あ!ああ!だめ!せんせい!でちゃいます!」
びく!ビクンビクン!
「いっぱい出たじゃないの。これであなたはもう男ではないのよ」
「はい………」
「もう一度シャワーを浴びて今日は寝なさい」
「はい、ありがとうございます」
翌朝
「華恋、凛に女子の制服着せて少しメイクしてあげて」
「わかりました」
華恋が凛に女子の制服を着せていると、凛は鏡を見て驚いている。
「凄いな、これが僕なのか……」
「凛くん、可愛いわよ♪」
「は、はい……」
そして凛は緊張しながら登校した。
学校では凛の髪型や化粧が話題になっているようだ。
放課後凛が帰宅すると私の部屋に来た。
「先生……あの……学校で皆が僕の事……男のクセにって」
「気にしなくていいのよ、からかってくるのは最初だけ、あなたは女の子なんですもの」
「はい……」
「さ、お着物に着替えて華恋に髪を結ってもらいなさい。お稽古よ」
「はい……」
凛はおとなしく従った。
「華恋、この子の髪の手入れしっかりお願いね」
「はい」
凛の髪の毛は艶々でサラサラだ。
「さ、始めましょうか」
「はい……」
まずは所作の基本からだ。
姿勢や歩き方から言葉遣いなど厳しく指導していく。
「凛、背筋を伸ばして顎を引いて視線は前を見なさい」
「はい……」
「指先も美しく揃えるのよ」
「はい……」
「返事が小さい」
パシンッ
「はい」
厳しい教育方針に最初は戸惑っていた凛だが次第に慣れていき表情も柔らかくなっていった。
「ごめんなさいね。今日はちょっと用事があってお稽古できないの。」
「はい、大丈夫です」
「夕方には戻ると思うけどそれまで一人で稽古出来るかしら?」
「はい、頑張ります!」
「じゃあお昼ご飯作っておいたから食べてね。それと、お風呂掃除お願いね」
「わかりました!行ってらっしゃいませ」
私は朝から講義をこなしてお昼をとる暇もなくエステの予約のお客様を施術していた。
「鳴神さんお元気ないですね、大丈夫ですか?」
「そうなんですよ……息子がね……悪さして停学になってしまって……」
「あら……小さい時は素直なお子さんでしたよね?」
「そうなのよ…夫と離婚してからあの子反抗期になって難しくなりました……」
「それならうちで少しお預かりしましょうか?」
「え?仁科さんの家に?」
「ええ、私は美容に関する仕事をしながら作法や所作のお稽古もしてるので、少し厳しいですが更生は出来ると思いますよ」
「本当ですか?どんな形でもいいのであの子を更生させてください!!」
「わかりました、うちに来てもちゃんとご連絡や報告はいたしますのでご安心下さい」
「あ、ありがとうございます…思いっきり厳しくしても構いませんのでどうか……」
よほど悪さをしたのか鳴神さんは困り果ててる様子だった……
早速明日から息子さんの凛くんを預かる事になった。
「華恋いるかしら?」
「はい、先生」
「鳴神さんの息子さんを暫く家で預かることになったわ」
「え!?」
「私がいない間しっかり指導するようにね」
「はい……わかりました」
華恋は何だか不服そうだ。
「何?そんな顔しないの」
「だって先生との時間減っちゃう……」
「もう、甘えん坊ねぇ。大丈夫よ」
「でも……寂しいです」
「ちゃんと可愛がってあげるわよ」
「はい……♪」
そして翌日……
ピンポーーン
「おはようございます」
「はーい今行きま~す」
玄関を開けると鳴神さん親子がいた。
「あ、先生うちの息子の凛です」
「こんにちは、初めまして。」
「よろしくね、凛くん」
「……します」
「凛!ちゃんと挨拶をしなさい!」
「・・・」
「大丈夫ですよ、鳴神さん」
「じゃあ、よろしくお願いいたします。」
「はい、お任せください」
「・・・」
凛は私をジッと見つめていた。
「じゃあ、荷物置いて2階にきてくれるかしら?」
凛を二階の美容室店舗に連れて髪の長さを選ばせたら長い方がいいと言ったので、結える長さで切って前髪を作って女として教育することにした。
「華恋。凛の髪を結ってメイクしてあげなさい」
「はい」
「誰?」
「華恋よ、あなたのお母さんに頼まれたからしばらくの間あなたを鍛えてあげるわ」
「………いやだ……」
「文句言わない!さぁ座って!」
「はい・・・」
華恋は手際よく凛の髪を編み込んでいった。
「ほら、できたわよ」
「・・・」
鏡を見て驚いた顔をしている。
「凄いな・・・」
「しばらくはやってあげるけど覚えるのよ!」
「は、はい・・・」
華恋はすっかり先輩風吹かせているようだ。
それから私は仕事に没頭した。
夕方になり華恋と凛に稽古をしてあげた。
「華恋、今日はこれくらいにしておきましょう」
「はい、ありがとうございました」
「お疲れ様。凛も頑張ったわね」
「は、はい」
その後華恋が凛に教えながら夕飯の支度をしてくれて3人で夕飯を頂いた。
「凛、お母様に安心して頂けるように頑張るのよ」
「毎日…この格好……するのか?」
「当たり前でしょ。ここはそういう場所よ」
「………………」
ちょっと不満そうな顔をすると華恋が。
「大丈夫よ、私がサポートするから」
「はい……」
華恋は凛の先輩として私のサポートをしてくれている。
しかし翌日凛は学校へ行ったが帰って来るなり騒ぎはじめた。
「こんな髪型で学校行くの嫌だ!切る」
パシン!
「なにしやが……」
パシン!パシン!
「凛、なんでここに来たかわかってないようね、」
「うう……」
「凛、来週から女子の制服で通学しなさい!学校とお母様には私から話しておきます」
凛は叩かれたくないのか黙っている…
「凛、今日はお稽古はお休みにしてあげるから夕飯の後お風呂入ったら私の部屋に来なさい」
「……はい」
華恋が不満そうに私を見ている
「…華恋、いいのよ。これは凛の為なんだから」
「はい、わかりました」
その夜……
コンコン
「入っていいわよ」
ガチャ
「失礼します……」
「そこに座って」
「はい……」
凛は緊張した面持ちで座っている。
「凛、あなたはね………」
厳しいだけの更生ではただ我慢しているだけになるので優しく諭した……
「わかった?これからは素直に謙虚に美しく振る舞うのよ」
「はい……」
「わかればいいの。」
頭を撫でてやったら凛は目を細めて気持ち良さそうだ。
「今日はマッサージしてあげるからうつ伏せになりなさい」
「え?いや……それは……」
「あら?何か問題あるの?それともお仕置きして欲しいのかしら?」
「いえ……そんな事は……」
渋々凛は服を脱いでうつ伏せになった。
「じゃあ始めるわね」
肩を揉んでリンパの流れを促していく……
「どう?痛くないかしら?」
「あ……はい……大丈夫です……んっ」
背中から腰、足をマッサージしていくと凛の身体は力が抜けていった。
「ふぅ~だいぶ凝り固まってるみたいね」
「はぃ・・・」
そのまま浴衣の中に手を入れ脇腹や胸元も解していった。
「あっ・・・そこは・・・」
「どうかしたかしら?」
「なんでも・・・ありません・・・」
「次は仰向けになってくれるかしら?」
「はい・・・」
凛は恥ずかしそうにしている。仰向けに寝かせて少しずつ浴衣を脱がせていき裸にした。
「せ、先生……」
「大丈夫よ…」
マッサージしながらゆっくり顔を近づけて耳たぶを甘噛みし首筋を舐め回してあげた。
「あぁ……先生……」
「凛、綺麗よ……」
「あぁ……ダメ……」
凛の口に指を入れて舌を絡ませてあげた……
凛の顔が紅潮していき目がトロンとしている……
「よく舐めなさい……」
「はい・・・ちゅぷ・・・れろ・・・」
凛の股間を見るとペニスは勃起していた。
「凛、あなたはいけない子ね」
「すみません・・・」
「女の子になるんだからソコは刺激しないわよ」
「でも・・・・・」
舐めさせた指を凛のアナルに挿入した。
「ひゃう!?」
「どう?感じるでしょう」
「あぁ・・・はぃ・・・」
「凛………立派な女の子にしてくださいって言ってごらんなさい」
「え?………ぃゃ………」
「じゃあここで止めようか?」
「うぅ……凛を……立派な……お、女に……してくださ……い」
「いいわよ、今からお尻の穴だけでイキなさい」
「そ、そんな……無理で……す」
「できるまで許さないわよ」
ほぐれてきたアナルを少しづつ激しく
犯してあげた。
「あ!ああ!だめ!せんせい!でちゃいます!」
びく!ビクンビクン!
「いっぱい出たじゃないの。これであなたはもう男ではないのよ」
「はい………」
「もう一度シャワーを浴びて今日は寝なさい」
「はい、ありがとうございます」
翌朝
「華恋、凛に女子の制服着せて少しメイクしてあげて」
「わかりました」
華恋が凛に女子の制服を着せていると、凛は鏡を見て驚いている。
「凄いな、これが僕なのか……」
「凛くん、可愛いわよ♪」
「は、はい……」
そして凛は緊張しながら登校した。
学校では凛の髪型や化粧が話題になっているようだ。
放課後凛が帰宅すると私の部屋に来た。
「先生……あの……学校で皆が僕の事……男のクセにって」
「気にしなくていいのよ、からかってくるのは最初だけ、あなたは女の子なんですもの」
「はい……」
「さ、お着物に着替えて華恋に髪を結ってもらいなさい。お稽古よ」
「はい……」
凛はおとなしく従った。
「華恋、この子の髪の手入れしっかりお願いね」
「はい」
凛の髪の毛は艶々でサラサラだ。
「さ、始めましょうか」
「はい……」
まずは所作の基本からだ。
姿勢や歩き方から言葉遣いなど厳しく指導していく。
「凛、背筋を伸ばして顎を引いて視線は前を見なさい」
「はい……」
「指先も美しく揃えるのよ」
「はい……」
「返事が小さい」
パシンッ
「はい」
厳しい教育方針に最初は戸惑っていた凛だが次第に慣れていき表情も柔らかくなっていった。
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