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第二章
デートの約束1
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全ての競技が終わり、後は閉会式を残すだけとなっていた。
閉会式はパフォーマンスメンバーはそのままの格好でもいい事になっていたので、佐藤も着替えずに執事の格好のままだった。なので女子が群がる、群がる。
佐藤は笑顔を何とか取り繕っているようだったが、疲れている様子が垣間見える。
モテるって案外大変な事なんだなー。
ポケーッとそんなことを考えながら佐藤を何気に見ていると、背後からおぞましく強い視線を感じた。
「…梓、腕つかんでいい?」
背後の怨霊(?)の気配を少しでも軽くしたくて、梓に聞いてみる。男とばれる以前だったらそのまま腕を掴んだんだろうけど、今はちゃんと聞いた方が良いかなと思ったんだ。
「…良いけど?」
どうしたの?という表情を見せたので、背後から怖い視線を感じると伝えると、それだけで納得してくれたようだった。
「どうぞ、苦労するね」
苦笑気味に梓に腕を差し出される。
僕は、ありがたく梓の腕に手を回した。
「梓だけー? まどかの腕もとって良いよ?」
横からニコニコとまどかが声をかけて来た。
僕は一瞬「え?」と思いはしたが、これで断るのも却って変かと思い直し、まどかの腕にもう一方の空いている手を絡めることにする。
まあ、女の子なら有の構図だけど、男がやるとちょっとキモいだろう。
「はあっ」
小さく梓のため息がこぼれてきた。
ん?と思って梓の顔を見ると、パチッと目が合ってなぜかそらされてしまう。
え!?と思って焦って回した手を緩めようとしたら、梓の空いているもう一方の手が僕の手を押さえてきた。
…えっと、これは嫌がられているわけでは無いんだよな?
僕はそう判断をして、梓に回している手をそのままにしておくことにした。
あの溜息は、何だったんだろう?
なんとなく聞いてはいけない雰囲気だったので、僕は首を傾げる事しかできなかった。
閉会式はパフォーマンスメンバーはそのままの格好でもいい事になっていたので、佐藤も着替えずに執事の格好のままだった。なので女子が群がる、群がる。
佐藤は笑顔を何とか取り繕っているようだったが、疲れている様子が垣間見える。
モテるって案外大変な事なんだなー。
ポケーッとそんなことを考えながら佐藤を何気に見ていると、背後からおぞましく強い視線を感じた。
「…梓、腕つかんでいい?」
背後の怨霊(?)の気配を少しでも軽くしたくて、梓に聞いてみる。男とばれる以前だったらそのまま腕を掴んだんだろうけど、今はちゃんと聞いた方が良いかなと思ったんだ。
「…良いけど?」
どうしたの?という表情を見せたので、背後から怖い視線を感じると伝えると、それだけで納得してくれたようだった。
「どうぞ、苦労するね」
苦笑気味に梓に腕を差し出される。
僕は、ありがたく梓の腕に手を回した。
「梓だけー? まどかの腕もとって良いよ?」
横からニコニコとまどかが声をかけて来た。
僕は一瞬「え?」と思いはしたが、これで断るのも却って変かと思い直し、まどかの腕にもう一方の空いている手を絡めることにする。
まあ、女の子なら有の構図だけど、男がやるとちょっとキモいだろう。
「はあっ」
小さく梓のため息がこぼれてきた。
ん?と思って梓の顔を見ると、パチッと目が合ってなぜかそらされてしまう。
え!?と思って焦って回した手を緩めようとしたら、梓の空いているもう一方の手が僕の手を押さえてきた。
…えっと、これは嫌がられているわけでは無いんだよな?
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なんとなく聞いてはいけない雰囲気だったので、僕は首を傾げる事しかできなかった。
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