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第三章
お姫様のわがまま 1
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野田さんと2人で近所のスーパーへと行き、醤油の他にも人参やピーマン、焼きのり等を購入した。
荷物はもちろん須和君(私)が持っている。
「もうこれで買い物は終わりですか?」
「うん。ごめんなさい、付き合わせてしまって」
結局、須和君はそのまま野田さんを家まで送り届けた。
「――姫。お願いがあるんですが」
「え?」
「出来るだけ、人通りの少ない所には行かないで下さい。もちろん遅い時間の外出も。奴らも人が大勢いる中で、無茶なことはしないと思いますから」
須和君がそう言うと、なぜか野田さんは考える素振りを見せた。
「姫?」
「いいわ。その代わり……、明日2人っきりでデートしてくれる? ちょうど休みだし。もちろん八木さんは抜きよ」
……んだとー!? この女ぁ!
ていっ!!
私は須和君を思いっきり表から引きはがして、体の主導権を自分へと戻した。
「ざーんねーんでーした。それは無理ね。須和君にそんな危険な事させられないわ。敵に正体ばれちゃうもーん」
真面目な表情を作っていた須和君からコロッと高飛車な表情に変えて、喧嘩を売ってやった。
だって、めちゃくちゃ不愉快だったんだもん。
案の定、野田さんは急に入れ替わった私にびっくりしたようだ。
「や、八木さん?」
「そうでーす」
「……な、なんで八木さんが出てくるのよ!? 私は須和君と話してるのよ!」
「だって私の体だもーん」
へらへら笑って答えると、野田さんの顔がみるみる怒りで赤くなる。
『おい、八木……』
困って戸惑った須和君の声が聞こえてきたけど、とりあえず無視をしておこう。
「馬鹿にしないでよ! 私だって須和君の正体がバレないようにって事くらい、ちゃんと考えてるんだから!」
「へー? どうやって?」
腰に手を当てて呆れた口調で言い放つと、野田さんは「ちょっと待ってて」と言って家の中に入って行った。
荷物はもちろん須和君(私)が持っている。
「もうこれで買い物は終わりですか?」
「うん。ごめんなさい、付き合わせてしまって」
結局、須和君はそのまま野田さんを家まで送り届けた。
「――姫。お願いがあるんですが」
「え?」
「出来るだけ、人通りの少ない所には行かないで下さい。もちろん遅い時間の外出も。奴らも人が大勢いる中で、無茶なことはしないと思いますから」
須和君がそう言うと、なぜか野田さんは考える素振りを見せた。
「姫?」
「いいわ。その代わり……、明日2人っきりでデートしてくれる? ちょうど休みだし。もちろん八木さんは抜きよ」
……んだとー!? この女ぁ!
ていっ!!
私は須和君を思いっきり表から引きはがして、体の主導権を自分へと戻した。
「ざーんねーんでーした。それは無理ね。須和君にそんな危険な事させられないわ。敵に正体ばれちゃうもーん」
真面目な表情を作っていた須和君からコロッと高飛車な表情に変えて、喧嘩を売ってやった。
だって、めちゃくちゃ不愉快だったんだもん。
案の定、野田さんは急に入れ替わった私にびっくりしたようだ。
「や、八木さん?」
「そうでーす」
「……な、なんで八木さんが出てくるのよ!? 私は須和君と話してるのよ!」
「だって私の体だもーん」
へらへら笑って答えると、野田さんの顔がみるみる怒りで赤くなる。
『おい、八木……』
困って戸惑った須和君の声が聞こえてきたけど、とりあえず無視をしておこう。
「馬鹿にしないでよ! 私だって須和君の正体がバレないようにって事くらい、ちゃんと考えてるんだから!」
「へー? どうやって?」
腰に手を当てて呆れた口調で言い放つと、野田さんは「ちょっと待ってて」と言って家の中に入って行った。
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