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新しい風
久しぶりの再開?!
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双子アイドルが転校してきて、3日目ぐらいだろうか。昼休み、楓磨に
「はなしがあるんだけどいいかな?」
突然言われた。親友の結愛は、
「楓磨くんに告白⁉いいなあー」
などと呑気なことだ。確かに告白はうれしいことだけど、今や注目のアイドルの颯磨と楓磨と恋愛なんかしたら多くの女子ににらまれるだろう。そんなことを考えながら楓磨のあとを歩く。
連れてこられた場所は、屋上。まさに告白する場所にふさわしい。だが屋上には、颯磨もいた。
「やっと出会えた!…妹よー」
っと突然颯磨に抱きつかれた。えっ‼妹?
「ちょっと!!いきなりなに!!」
私は颯磨から離れた。その様子を笑いながら見ていた楓磨は、
「颯磨、いきなりそんなことしたら風莉が、かわいそうだろ」
「ごめん、ごめん!風莉はまだ、何も知らないんだよなー。えーっとね!」
「僕が話すよ。僕たちはね、風莉のお兄ちゃんなんだよ。僕たちは、三つ子なの。颯磨が1番目、僕が2番目、そして風莉が3番目!」
き ょ う だ い …
言葉にならないくらいの衝撃だった。
「嘘だよね…」
「本当だよ。風莉、僕たちは生まれたばかりの頃にお母さんとお父さんが離婚して、僕たちは、お父さんに引き取られたんだ。だから、僕たちも最近妹がいるって知ったんだ!」
楓磨は、落ち着いている。颯磨も、いつも騒いでばかりいるのに落ち着いている。
「そう、なんだ…」
感動の再開って言う場面だろうけど私達は、沈んでいた。
「なあ!久しぶりの再開だってゆうのにぃー!もっと嬉しがれよ風莉!」
こんなときは、頼れる長男。
「うん、そうだね颯磨くん!」
これからの兄弟との生活が、楽しみになってきた。
「はなしがあるんだけどいいかな?」
突然言われた。親友の結愛は、
「楓磨くんに告白⁉いいなあー」
などと呑気なことだ。確かに告白はうれしいことだけど、今や注目のアイドルの颯磨と楓磨と恋愛なんかしたら多くの女子ににらまれるだろう。そんなことを考えながら楓磨のあとを歩く。
連れてこられた場所は、屋上。まさに告白する場所にふさわしい。だが屋上には、颯磨もいた。
「やっと出会えた!…妹よー」
っと突然颯磨に抱きつかれた。えっ‼妹?
「ちょっと!!いきなりなに!!」
私は颯磨から離れた。その様子を笑いながら見ていた楓磨は、
「颯磨、いきなりそんなことしたら風莉が、かわいそうだろ」
「ごめん、ごめん!風莉はまだ、何も知らないんだよなー。えーっとね!」
「僕が話すよ。僕たちはね、風莉のお兄ちゃんなんだよ。僕たちは、三つ子なの。颯磨が1番目、僕が2番目、そして風莉が3番目!」
き ょ う だ い …
言葉にならないくらいの衝撃だった。
「嘘だよね…」
「本当だよ。風莉、僕たちは生まれたばかりの頃にお母さんとお父さんが離婚して、僕たちは、お父さんに引き取られたんだ。だから、僕たちも最近妹がいるって知ったんだ!」
楓磨は、落ち着いている。颯磨も、いつも騒いでばかりいるのに落ち着いている。
「そう、なんだ…」
感動の再開って言う場面だろうけど私達は、沈んでいた。
「なあ!久しぶりの再開だってゆうのにぃー!もっと嬉しがれよ風莉!」
こんなときは、頼れる長男。
「うん、そうだね颯磨くん!」
これからの兄弟との生活が、楽しみになってきた。
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