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28 おしっこは急に止まらない
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二十八話 おしっこは急に止まらない
『何をしていた……答えろ!!』
魔王の手下の一人が私を見下しながら怒鳴りつける。
ーー…やばい。どうにか誤魔化さないと!!
「あ、あのー……ちょっと迷っちゃって。」
『では何故ここでしゃがんでいた!?』
「それはー……ええと、漏らしそうでおしっこをしようかなと思ってたら通りかかられたもので。」
『はぁ!?』
手下の一人が長い爪を私の首元に突き立てる。
『見られてしまっては仕方ない。ここで殺す!』
「えぇ!?」
もう終わっちゃうの私の人生!
まだ好きな人も出来たことないし、キスしたこともないのに!?
ーー…ここで死ぬわけにはいかない!
私は杖を強く握りしめた。
『やめんか!!!』
急に魔王が大きな声で怒鳴る。
その声に手下たちはビクッと体を震わせる。
ちなみに私もビックリした反動でアソコからおしっこが出始める。
チョロロロー…。
ー…やばい、止まらない。
『お嬢さん、すまないね我のしもべ達が。』
魔王がゆっくり私に近づいてくる。
チョロロロ…。
『ほら、お前達、怖がっているだろう。離れなさい。』
『ーー…御意。』
手下たちはすんなり私から数歩下がって距離をとる。
『怖がらせたお詫びにこれを…。』
魔王は私のおしっこなど気にも止めず、優しい口調で指輪と禍々しいオーラを放った漆黒の杖を渡す。
その後に私の顔に向けて手をかざした。
チョロロ…チョロー…ピチョン。
「ーー…え?」
『せっかくだ、我好みにステータスを書き換えてやろう。』
魔王に手から黒い瘴気が溢れ、それが私の全身を包み込む。
ーー…なんて言えばいいんだろう、フワフワするというか…夢見心地というか…。
私はそのまま意識を失い、その場で倒れてしまった。
『何をしていた……答えろ!!』
魔王の手下の一人が私を見下しながら怒鳴りつける。
ーー…やばい。どうにか誤魔化さないと!!
「あ、あのー……ちょっと迷っちゃって。」
『では何故ここでしゃがんでいた!?』
「それはー……ええと、漏らしそうでおしっこをしようかなと思ってたら通りかかられたもので。」
『はぁ!?』
手下の一人が長い爪を私の首元に突き立てる。
『見られてしまっては仕方ない。ここで殺す!』
「えぇ!?」
もう終わっちゃうの私の人生!
まだ好きな人も出来たことないし、キスしたこともないのに!?
ーー…ここで死ぬわけにはいかない!
私は杖を強く握りしめた。
『やめんか!!!』
急に魔王が大きな声で怒鳴る。
その声に手下たちはビクッと体を震わせる。
ちなみに私もビックリした反動でアソコからおしっこが出始める。
チョロロロー…。
ー…やばい、止まらない。
『お嬢さん、すまないね我のしもべ達が。』
魔王がゆっくり私に近づいてくる。
チョロロロ…。
『ほら、お前達、怖がっているだろう。離れなさい。』
『ーー…御意。』
手下たちはすんなり私から数歩下がって距離をとる。
『怖がらせたお詫びにこれを…。』
魔王は私のおしっこなど気にも止めず、優しい口調で指輪と禍々しいオーラを放った漆黒の杖を渡す。
その後に私の顔に向けて手をかざした。
チョロロ…チョロー…ピチョン。
「ーー…え?」
『せっかくだ、我好みにステータスを書き換えてやろう。』
魔王に手から黒い瘴気が溢れ、それが私の全身を包み込む。
ーー…なんて言えばいいんだろう、フワフワするというか…夢見心地というか…。
私はそのまま意識を失い、その場で倒れてしまった。
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