《R18》 想い出だったはずなのに 【完結】

神野ひなた

文字の大きさ
55 / 104
ー学生時代ー

プレゼント 13

しおりを挟む
「ん・・・・・」

遠くの方で軽やかな音が聞こえてきてふと気づいたらあきおさんがいない。
あれ?あきおさん??・・・・・

どこかからカチャカチャと音がして音のする方を見るとバスローブを羽織ったあきおさんがペットボトルとコップを持ってきた。

「あ、気が付いた?」

「うん。。。。」

あきおさんはサイドテーブルにそれを置いてコップにお茶を注いでいれてくれた。
もらおうと起き上がると私のナカから流れ出てくるモノを感じた。

あっ・・・・そうだった・・・・・

その瞬間にそのままシたいと言ったところからあとのことを思い出してめちゃくちゃ恥ずかしくなっって顔を手で覆った。

「やだ・・・・わたし・・・・・」

そんな私をみてあきおさんはフッと笑った。

「めちゃめちゃエロくてきれいやったで?」

ギッと音がしてあきおさんがベッドに腰をかけ、私を抱き寄せた。
おでこにキスを落としたあきおさんは私の肩を抱いてまた言った。

「ボクも初めての経験さしてもらってしまったわ・・・ほんまに君って子は・・・・」

「あきおさん・・・・」

あきおさんの顔が近づいてくる。目を閉じた瞬間に唇が重なった。
それは一瞬で離れたのだけれど。

「よしっ、お湯もたまったし、お風呂はいろっか。とりあえずこれで先に・・・拭かな立たれへんやろ・・・・」

そう言ってバスタオルを肩にかけてくれ、お茶をもらってからフェイスタオルを一枚目の前に差し出された。

「あ・・・・・」

うわ、はずかしい・・・
どんどんそこから流れ出てくるものを感じてあわててタオルをあてがった。このまま立ち上がって大丈夫かなと少し不安になってサイドテーブルのティッシュを少しもらっておさえてからバスルームに向かった。

バスルームの入り口には当たり前だけど洗面所があって、いったん羽織っていたバスタオルをはずしてあてがっていたティッシュもビニール袋にいれてゴミ箱にいれた。
その瞬間に鏡に映る自分をみてハッとした。
この間もそうだったけど、服を着ればみえないところにはあきおさんがつけた跡があちこちにある。
それをみて恥ずかしいと思ったのだけれど、それよりも自分が今までみたことがないような目つきをしていたのだ。
後ろにいたあきおさんが止まって自分の顔をみている私を後ろから抱きしめて言った。

「りお、めっちゃオンナの顔してると思えへん?  このカラダも・・・」

そう言いながら鏡に全身を映すようにしながらあきおさんの手が私のカラダを這い回る。

「あっ・・・」

後ろから首筋にキスを落としながら、耳の後ろあたりでまた痛みが走った。
そのままあきおさんは耳を食み、私の胸を両手で包み、優しく揉みながら言った。

「ほら、みてみ??めっちゃエロいりおがいてんで?」

「やっ・・・・」

「ふふっ・・・ベッドの上でもっとエロいのにはずかしいん?」

「だって・・・自分で見るなんてっ・・・・」

あきおさんはクスクスと笑いながらもう一度私をギュッと抱きしめてから腕をほどいた。

「ほら、はいるよ?」

あきおさんの手にエスコートされてバスルームに入った。
さっきはシャワーを浴びにはいっただけだったのであまりバスタブまでは確認していなかったが、けっこう大きなバスタブでバスルーム自体がよくあるおうちのそれよりも広かった。

「広いでしょ?お風呂はゆったり入りたいから特注したんだ。水道光熱費かかるけどね(笑)だから今は週イチくらいしかお湯はらないんだけど。。。」

あきおさんが言った今はっていうところが胸に引っかかる。

先にカラダをシャワーでざっと流してボディーソープを泡立ててそれぞれ自分のカラダを洗う。

「ほんとはここでイチャイチャしたかったんだけどなー、もう時間ないし。。。」

あきおさんがボソっと言った(笑)

恥ずかしくてかえすコメントが浮かばなくて髪の毛はざっとお湯で流すだけにした。あきおさんは髪を洗いながら私に先にバスタブに浸かるように言ってくれたのでお言葉に甘えてそうっとバスタブにはいった。

ほんの少し、カラダにお湯がしみた。
バスタブは私ひとりが浸かるだけではまだまだ余裕があっておうちでこんなゆったりできるなんてすごいなぁ。。。と思いながらお湯をパシャパシャしていた。

あきおさんもバスタブにはいってきて私を後ろから抱きしめるように浸かった。
あきおさんの手がまた胸にのびてきた。

「あきおさん・・・もう時間ないからね?」

「わかってる・・・お風呂でこうしたかってん・・・・」

少しだけ、ほんとに少しだけでお風呂からあがって帰る準備をした。

私もこのお風呂にはもっとゆっくり浸かってみたいなと思った。

髪を乾かして簡単にお化粧をしてペットボトルのお茶を飲んでから帰る準備をした。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...