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ー学生時代ー
名残り。
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あきおさんのお父様の車はベンツだった。
こっちのほうが目立つのでは?
と思ったけれど、あきおさんが運転しているとは思わないか(笑)
さすがにベンツ、乗り心地がよくヤりすぎ(?)なカラダには心地よくてウトウトしてしまった。
「りお?近くに停めたから起きよっか。」
自宅から1ブロック先の公園のそばの民家の少な目のところに車を停めたあきおさんに起こされた。
「あ・・・ごめん。寝ちゃった。」
「ん。。。こっちこそごめん、疲れさせちゃって。。。」
いや、それは・・・私にも原因が(笑)
「そこの十字路まで行くからその先は明るいから大丈夫だよね?」
「うん。」
さすがにベンツを横づけはマズいよね(笑)
「じゃあ・・・・おやすみなさい。」
車を降り際にあきおさんの頬にキスをした。
あきおさんの手が伸びてきそうだったのでさっとそのまま車を降りた。
名残惜しそうに伸ばされた手は仕方なさそうに振られていた。
私も軽く手を振ってから自宅までの道を急いだ。
「ただいまー」
帰宅すると母がリビングにいた。
あきおさんは私が今日ミニスカートなのを覚えていてみえるところにはキスマークはつけていない。首筋も髪の毛をおろしているからみえるはずもない。
玄関の鏡で顔つきもチェックしたから大丈夫なはず。
「おかえりー、お父さんさっき帰ってきて今お風呂はいってるよ。お兄ちゃんはまだだし、お父さんはゴルフ帰りですぐ出るからりおちゃんすぐ入っちゃって?」
ゴルフ場ではいってきたなら家ではいらなくってもいいのにーと思いながら、実は私もお風呂はいってきたなんて言えるわけもなく・・・
「今日ね、友達が知り合いのイチゴ農園にイチゴ狩りに連れて行ってくれたの。ふつうはイチゴ狩りなんてしてなくて、ホテルとかにおろしているイチゴだからめっちゃおいしいねん。向こうでもいただいてこんなにもらってきたから食べよ?」
今朝摘んだイチゴがいっぱい入ったカゴを母に渡す。
あきおさんの家でお風呂にはいったあとにコロンをひかえめにつけたけれどにおいすぎていないかなとドキドキした。
「あら、おいしそうね!じゃあ洗っておくからお風呂上りに食べよっか。」
「うん、じゃあ用意してくる。」
父親がお風呂中なのでキッチンで手を洗ってうがいをしてから部屋に戻った。
・・・・きっとバレてないよね???
自分の部屋に戻って一応部屋着に着替える。
私は頭が痛くなってしまうのでイヤリングはつけない。
ネックレスも肩が凝ってしまうのでたまにしかつけることはない。
なのでもらったネックレスが長時間つけていて大丈夫かわからなかった。
帰る前にお風呂にはいるときにはずしてカバンにいれて持って帰ってきたネックレスを出してみる。
こんな高価なもの、いつつければいいんだろう。
親に見られたらどう言えばいいのかわからない。
だからあまりつけることはできないなぁ。。。
と思って箱に入れてとりあえず引き出しにしまった。
コンコン♪と部屋のドアをノックする音がした。
「莉緒菜、おかえり。風呂あいたからはいっちゃいなさい。」
「はーい。」
父親は私が高校にはいったくらいから私の部屋にはいってくることはなくなった。扉も勝手にはあけない。
こうやって用事があるとノックしてドアの前から声をかけてくれる。
一応配慮してくれているのだろう。
今は特にそれがありがたかった。
鏡に映る自分をチェックする。
うん、キスマークもみえてない。顔つきもたぶん大丈夫。
お風呂上りに簡単に塗るだけの化粧品とパジャマをもって部屋を出た。
階段を降りると父親と母親がイチゴを食べていた。
「りおちゃん、これめっちゃおいしいやん!」
「うん、うまいな。」
「そう、よかった。私はお風呂あがりにもらうね。」
仲良く話している両親を横目にお風呂に向かった。
洗面所の入り口は私が高校生になるときに父親が気を使って鍵付きにしてくれた。
なので私が使うときだけは鍵をかけさせてもらっているので今日も気にせずにお風呂にはいることができる。
父親が寝るまでにはでてこないと歯磨きができないのであまりのんびりとは入れない。
お化粧を落として髪と顔を洗い、カラダをさっと洗ってバスタブに浸かる。
うちのバスタブも標準よりはほんのちょっと大きめだけれど、あきおさんのおうちのお風呂がとても広かったのを思い出す。
また行けたらゆっくりお風呂にはいりたいな・・・
と思っていたらあきおさんの台詞を思いだした。
いやいや、イチャイチャじゃなくって手足をのばしての~んびり浸かりたいんだってば・・・
とちょっと今日のことを思い出してはずかしくなった。
お風呂から出て身体をふきながら鏡をみると、ところどころのキスマークはすでに薄くなっていた。ちょっとホっとしたけれど、見えにくいところはけっこうキツくついている。
ドライヤーで乾かした髪で隠れているところも髪をかきあげて一応チェックする。
うん、おろせば大丈夫。
いろんな意味でのドキドキを持って帰ってしまったなぁ。。。
ドライヤーをすると汗がでてしまうのでいつもドライヤーのあとにパジャマを着る。
一応もう一度キスマークがみえないかチェックをする。
バスタオルを首にかけてリビングに行くと兄も帰ってきていた。
兄は車の免許を取ったばかりだったので友達とドライブしにいっていたらしい。
「莉緒菜、おみやげあるからもらっとき。」
「うん、ありがと。」
母親は私の分のイチゴをだしてきてくれて、兄にも声をかけた。
「お兄ちゃん、りおちゃんがイチゴ狩りしてきたんだって。ホテルにおろすようなイチゴらしいからおいしいけど、食べる?」
「へぇー、うまそう。俺もお風呂上りにもらうわ。お父さん、歯磨きした?」
「まだやけど、お前のんびりはいってるやろ?その間にするからはいっといで。」
「そう?じゃ、お言葉に甘えて・・・」
兄がお風呂にはいっていったのを見送ってから私はイチゴを口にした。
今日はたくさん食べたなぁ。。。と思いながらも香りもよくておいしいイチゴに大満足な私だった。
私は兄とは親の前でしかほとんど話さない。
二人きりになんてならないよう気を付けていた。
親が部屋の鍵をこの家を建てるときにつけておいてくれたので寝るときも必ず鍵をかけていた。
そうするきっかけになった出来事のせいでできてしまったトラウマはだいぶ解消されたけれど、兄に対する恐怖心は消えることがなかったのだ。
その日ももちろん鍵をかけて眠った。
ベッドにはいると今日のことが頭を駆け巡る。
あんなことやこんなこと・・・
思い出すだけではずかしい。
起き上がって鏡をみるとやっぱりちょっと顔つきが・・・(^-^;
思い出さなければとりあえずは大丈夫そう。
土曜日のシフトだけは気を付けないと・・・
あきおさんに会うとダメかもしれないとちょっと思った。
やはりいろいろ思い出してしまってどうしても眠れなくて
自分で少しだけそこに触れてみた。
今日のことを思い出すだけでここはこんなになってしまうのかとビックリした。
だけど・・・自分で少しだけ思い出すように触ると気持ちいい。
あきおさんを思いながらしばらく触れていたら軽くイってしまった。
私ったら・・・(#^^#)
そしてカラダの疲れもあってグッスリと朝まで眠ったのだった。
こっちのほうが目立つのでは?
と思ったけれど、あきおさんが運転しているとは思わないか(笑)
さすがにベンツ、乗り心地がよくヤりすぎ(?)なカラダには心地よくてウトウトしてしまった。
「りお?近くに停めたから起きよっか。」
自宅から1ブロック先の公園のそばの民家の少な目のところに車を停めたあきおさんに起こされた。
「あ・・・ごめん。寝ちゃった。」
「ん。。。こっちこそごめん、疲れさせちゃって。。。」
いや、それは・・・私にも原因が(笑)
「そこの十字路まで行くからその先は明るいから大丈夫だよね?」
「うん。」
さすがにベンツを横づけはマズいよね(笑)
「じゃあ・・・・おやすみなさい。」
車を降り際にあきおさんの頬にキスをした。
あきおさんの手が伸びてきそうだったのでさっとそのまま車を降りた。
名残惜しそうに伸ばされた手は仕方なさそうに振られていた。
私も軽く手を振ってから自宅までの道を急いだ。
「ただいまー」
帰宅すると母がリビングにいた。
あきおさんは私が今日ミニスカートなのを覚えていてみえるところにはキスマークはつけていない。首筋も髪の毛をおろしているからみえるはずもない。
玄関の鏡で顔つきもチェックしたから大丈夫なはず。
「おかえりー、お父さんさっき帰ってきて今お風呂はいってるよ。お兄ちゃんはまだだし、お父さんはゴルフ帰りですぐ出るからりおちゃんすぐ入っちゃって?」
ゴルフ場ではいってきたなら家ではいらなくってもいいのにーと思いながら、実は私もお風呂はいってきたなんて言えるわけもなく・・・
「今日ね、友達が知り合いのイチゴ農園にイチゴ狩りに連れて行ってくれたの。ふつうはイチゴ狩りなんてしてなくて、ホテルとかにおろしているイチゴだからめっちゃおいしいねん。向こうでもいただいてこんなにもらってきたから食べよ?」
今朝摘んだイチゴがいっぱい入ったカゴを母に渡す。
あきおさんの家でお風呂にはいったあとにコロンをひかえめにつけたけれどにおいすぎていないかなとドキドキした。
「あら、おいしそうね!じゃあ洗っておくからお風呂上りに食べよっか。」
「うん、じゃあ用意してくる。」
父親がお風呂中なのでキッチンで手を洗ってうがいをしてから部屋に戻った。
・・・・きっとバレてないよね???
自分の部屋に戻って一応部屋着に着替える。
私は頭が痛くなってしまうのでイヤリングはつけない。
ネックレスも肩が凝ってしまうのでたまにしかつけることはない。
なのでもらったネックレスが長時間つけていて大丈夫かわからなかった。
帰る前にお風呂にはいるときにはずしてカバンにいれて持って帰ってきたネックレスを出してみる。
こんな高価なもの、いつつければいいんだろう。
親に見られたらどう言えばいいのかわからない。
だからあまりつけることはできないなぁ。。。
と思って箱に入れてとりあえず引き出しにしまった。
コンコン♪と部屋のドアをノックする音がした。
「莉緒菜、おかえり。風呂あいたからはいっちゃいなさい。」
「はーい。」
父親は私が高校にはいったくらいから私の部屋にはいってくることはなくなった。扉も勝手にはあけない。
こうやって用事があるとノックしてドアの前から声をかけてくれる。
一応配慮してくれているのだろう。
今は特にそれがありがたかった。
鏡に映る自分をチェックする。
うん、キスマークもみえてない。顔つきもたぶん大丈夫。
お風呂上りに簡単に塗るだけの化粧品とパジャマをもって部屋を出た。
階段を降りると父親と母親がイチゴを食べていた。
「りおちゃん、これめっちゃおいしいやん!」
「うん、うまいな。」
「そう、よかった。私はお風呂あがりにもらうね。」
仲良く話している両親を横目にお風呂に向かった。
洗面所の入り口は私が高校生になるときに父親が気を使って鍵付きにしてくれた。
なので私が使うときだけは鍵をかけさせてもらっているので今日も気にせずにお風呂にはいることができる。
父親が寝るまでにはでてこないと歯磨きができないのであまりのんびりとは入れない。
お化粧を落として髪と顔を洗い、カラダをさっと洗ってバスタブに浸かる。
うちのバスタブも標準よりはほんのちょっと大きめだけれど、あきおさんのおうちのお風呂がとても広かったのを思い出す。
また行けたらゆっくりお風呂にはいりたいな・・・
と思っていたらあきおさんの台詞を思いだした。
いやいや、イチャイチャじゃなくって手足をのばしての~んびり浸かりたいんだってば・・・
とちょっと今日のことを思い出してはずかしくなった。
お風呂から出て身体をふきながら鏡をみると、ところどころのキスマークはすでに薄くなっていた。ちょっとホっとしたけれど、見えにくいところはけっこうキツくついている。
ドライヤーで乾かした髪で隠れているところも髪をかきあげて一応チェックする。
うん、おろせば大丈夫。
いろんな意味でのドキドキを持って帰ってしまったなぁ。。。
ドライヤーをすると汗がでてしまうのでいつもドライヤーのあとにパジャマを着る。
一応もう一度キスマークがみえないかチェックをする。
バスタオルを首にかけてリビングに行くと兄も帰ってきていた。
兄は車の免許を取ったばかりだったので友達とドライブしにいっていたらしい。
「莉緒菜、おみやげあるからもらっとき。」
「うん、ありがと。」
母親は私の分のイチゴをだしてきてくれて、兄にも声をかけた。
「お兄ちゃん、りおちゃんがイチゴ狩りしてきたんだって。ホテルにおろすようなイチゴらしいからおいしいけど、食べる?」
「へぇー、うまそう。俺もお風呂上りにもらうわ。お父さん、歯磨きした?」
「まだやけど、お前のんびりはいってるやろ?その間にするからはいっといで。」
「そう?じゃ、お言葉に甘えて・・・」
兄がお風呂にはいっていったのを見送ってから私はイチゴを口にした。
今日はたくさん食べたなぁ。。。と思いながらも香りもよくておいしいイチゴに大満足な私だった。
私は兄とは親の前でしかほとんど話さない。
二人きりになんてならないよう気を付けていた。
親が部屋の鍵をこの家を建てるときにつけておいてくれたので寝るときも必ず鍵をかけていた。
そうするきっかけになった出来事のせいでできてしまったトラウマはだいぶ解消されたけれど、兄に対する恐怖心は消えることがなかったのだ。
その日ももちろん鍵をかけて眠った。
ベッドにはいると今日のことが頭を駆け巡る。
あんなことやこんなこと・・・
思い出すだけではずかしい。
起き上がって鏡をみるとやっぱりちょっと顔つきが・・・(^-^;
思い出さなければとりあえずは大丈夫そう。
土曜日のシフトだけは気を付けないと・・・
あきおさんに会うとダメかもしれないとちょっと思った。
やはりいろいろ思い出してしまってどうしても眠れなくて
自分で少しだけそこに触れてみた。
今日のことを思い出すだけでここはこんなになってしまうのかとビックリした。
だけど・・・自分で少しだけ思い出すように触ると気持ちいい。
あきおさんを思いながらしばらく触れていたら軽くイってしまった。
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