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Side Story
想い出は切なくて。 2
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半年くらい前から幼なじみの大間からよく連絡がくるようになった。
特に仲がよかったわけではないが、気の合う一人といったところで
親友の章夫と3人で昔はよくアホなことをやっっていた。
大間はスーパーに卸す野菜専門の運送会社を経営していたが、その流れでスーパーマーケットのチェーン店を2軒だしていて業績も好調だった。
章夫は国立大をでたのに就職もせず、好きな彫刻の仕事につき、スキーシーズンには長野のスキー場にいってシーズン中のスキーインストラクターをしながら民宿のバイトにも行っていた。家が資産家であることと、トレーダーもしていたようで働く必要がないと言っていた。
だけど、スキーの生徒につかまって関係を持ったところ出来ちゃった結婚をすると言い出した。
よくよく聞くと避妊はしていたらしいが、できちゃったようだ。
避妊は100%できることではないということも本人も理解していて何度もおろしてほしいと説得したがダメだったようだ。
ひょっとしたら素性を調べられた可能性もあるかもしれないとそのときに思った。
僕も大間も反対したが、責任があるからと関東の彼女が関西にくるということもうまくいかなくなる可能性が大きいと思ったので何度も言ったけれど彼女が産みたい、好きだから結婚したいと言い張っているので責任をとると言って結婚してしまった。
結婚を機に家族を養うのだし、定職についたほうがいいといって大間の会社を手伝うようになり、それなりにシアワセそうにしていたはずが・・・
突然奥さんが出て行ったと大間から連絡がはいった。
章夫を問い詰めるとやはりこっちになじめなかったのか、友人をつくることもしないで子育てをしていたようだった。
心配してできることはちゃんとやっていたようだが、出て行ったものはどうしようもなく。帰ってくる気持ちもないようで連絡がとれたときには離婚したいと言ってきて慰謝料と養育費を信じられない金額で請求してきた。ということだった。
勝手に出て行ったとはいえ、理由が章夫にあるならある程度の慰謝料は仕方ない。が、聞いている限りではそもそも慰謝料が発生するのかどうかも微妙だったので間に入らせてもらうことにした。
章夫は大間のもつスーパーのひとつの店長になっていて毎日忙しそうに働いていた。
それがまだ救いのような気がしていた。
・・・・・・・・・・・
正式に章夫の弁護をすることになり、詳細を聞いていると
店長になるのを勧めたのは奥さんだった。
店長になると土日もなく、時間がはっきりしない生活になる。
友人のいない奥さんとこどもを心配していた章夫は断ろうと思ったけれど
奥さんがやったら?というので引き受けたらしい。
とりあえず奥さんの身辺を調査させてもらうことにした。
進行形ではないものの、結婚前と現在と同じ男とひんぱんに会っているようで彼女の周りの人間はできちゃったし、関西の資産家だからいったん結婚して慰謝料もらって帰ってくると聞いたという人がでてきたり、その男がたまに会いに行っていたようだという話まででてきた。
やっぱり金めあてか・・・
確定できる要素はないものの、十分ありえる状態だった。
章夫ともどうやって折り合いをつけるかを何度も相談していた。
そんなある日、突然章夫から付き合おうと思っている人がいるんだけど、問題ないかなと相談された。
一応まだ離婚していないし、彼女ができることで不利になることがあったら困るし、もし彼女を巻き込むようなことになってはいけないからと聞いてきたのだ。
夫婦関係は完全に破綻しているわけだし、問題はないと返事はしたものの、相手はもともと店のバイトに来ていた子だというのでまわりにはできたらナイショにしたほうがいいとアドバイスした。
よくよく聞いてみると、彼女は短大生でまだ未成年だったのだ。
章夫の話を聞いているとヤツはかなり本気で彼女を好きらしい。
だからこそ、場合によっては犯罪だと言われる可能性もあるので慎重に付き合うようクギをさした。
一度会わせてくれと言ってもいやだと言われていたのに、ひょんなことからその彼女に出会うことになった。
特に仲がよかったわけではないが、気の合う一人といったところで
親友の章夫と3人で昔はよくアホなことをやっっていた。
大間はスーパーに卸す野菜専門の運送会社を経営していたが、その流れでスーパーマーケットのチェーン店を2軒だしていて業績も好調だった。
章夫は国立大をでたのに就職もせず、好きな彫刻の仕事につき、スキーシーズンには長野のスキー場にいってシーズン中のスキーインストラクターをしながら民宿のバイトにも行っていた。家が資産家であることと、トレーダーもしていたようで働く必要がないと言っていた。
だけど、スキーの生徒につかまって関係を持ったところ出来ちゃった結婚をすると言い出した。
よくよく聞くと避妊はしていたらしいが、できちゃったようだ。
避妊は100%できることではないということも本人も理解していて何度もおろしてほしいと説得したがダメだったようだ。
ひょっとしたら素性を調べられた可能性もあるかもしれないとそのときに思った。
僕も大間も反対したが、責任があるからと関東の彼女が関西にくるということもうまくいかなくなる可能性が大きいと思ったので何度も言ったけれど彼女が産みたい、好きだから結婚したいと言い張っているので責任をとると言って結婚してしまった。
結婚を機に家族を養うのだし、定職についたほうがいいといって大間の会社を手伝うようになり、それなりにシアワセそうにしていたはずが・・・
突然奥さんが出て行ったと大間から連絡がはいった。
章夫を問い詰めるとやはりこっちになじめなかったのか、友人をつくることもしないで子育てをしていたようだった。
心配してできることはちゃんとやっていたようだが、出て行ったものはどうしようもなく。帰ってくる気持ちもないようで連絡がとれたときには離婚したいと言ってきて慰謝料と養育費を信じられない金額で請求してきた。ということだった。
勝手に出て行ったとはいえ、理由が章夫にあるならある程度の慰謝料は仕方ない。が、聞いている限りではそもそも慰謝料が発生するのかどうかも微妙だったので間に入らせてもらうことにした。
章夫は大間のもつスーパーのひとつの店長になっていて毎日忙しそうに働いていた。
それがまだ救いのような気がしていた。
・・・・・・・・・・・
正式に章夫の弁護をすることになり、詳細を聞いていると
店長になるのを勧めたのは奥さんだった。
店長になると土日もなく、時間がはっきりしない生活になる。
友人のいない奥さんとこどもを心配していた章夫は断ろうと思ったけれど
奥さんがやったら?というので引き受けたらしい。
とりあえず奥さんの身辺を調査させてもらうことにした。
進行形ではないものの、結婚前と現在と同じ男とひんぱんに会っているようで彼女の周りの人間はできちゃったし、関西の資産家だからいったん結婚して慰謝料もらって帰ってくると聞いたという人がでてきたり、その男がたまに会いに行っていたようだという話まででてきた。
やっぱり金めあてか・・・
確定できる要素はないものの、十分ありえる状態だった。
章夫ともどうやって折り合いをつけるかを何度も相談していた。
そんなある日、突然章夫から付き合おうと思っている人がいるんだけど、問題ないかなと相談された。
一応まだ離婚していないし、彼女ができることで不利になることがあったら困るし、もし彼女を巻き込むようなことになってはいけないからと聞いてきたのだ。
夫婦関係は完全に破綻しているわけだし、問題はないと返事はしたものの、相手はもともと店のバイトに来ていた子だというのでまわりにはできたらナイショにしたほうがいいとアドバイスした。
よくよく聞いてみると、彼女は短大生でまだ未成年だったのだ。
章夫の話を聞いているとヤツはかなり本気で彼女を好きらしい。
だからこそ、場合によっては犯罪だと言われる可能性もあるので慎重に付き合うようクギをさした。
一度会わせてくれと言ってもいやだと言われていたのに、ひょんなことからその彼女に出会うことになった。
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